JPS60156761A - サフラワ−イエロ−粉末色素の製造法 - Google Patents
サフラワ−イエロ−粉末色素の製造法Info
- Publication number
- JPS60156761A JPS60156761A JP1294584A JP1294584A JPS60156761A JP S60156761 A JPS60156761 A JP S60156761A JP 1294584 A JP1294584 A JP 1294584A JP 1294584 A JP1294584 A JP 1294584A JP S60156761 A JPS60156761 A JP S60156761A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safflower
- yellow
- dyestuff
- water
- cyclodextrin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、サフラワーイエロー粉末色素の製造法に関す
る。
る。
e−、′
、サフラワーイエローは、日本薬局法に収載されている
コウカ(紅花)の花期の管伏花より水抽出した黄色色素
である。そしてこのサフラワーイエローの性状は黄褐色
の粉末で僅かに砂糖様の甘い奥がする。又その性質は冷
水(アルカリ性、酸性)、熱水、希エチルアルコール、
希プロピレンクリコールには容易に溶解するが、無水エ
チルアルコールには殆んど溶けず、油脂類やアセトン、
エーテル等には全く溶けない性質をもっている。
コウカ(紅花)の花期の管伏花より水抽出した黄色色素
である。そしてこのサフラワーイエローの性状は黄褐色
の粉末で僅かに砂糖様の甘い奥がする。又その性質は冷
水(アルカリ性、酸性)、熱水、希エチルアルコール、
希プロピレンクリコールには容易に溶解するが、無水エ
チルアルコールには殆んど溶けず、油脂類やアセトン、
エーテル等には全く溶けない性質をもっている。
古くから紅の原料として利用されている紅花は、その色
素の含有量分析試験の結果、60係が黄色色素(サフラ
ワーイエロー)であり、有効に利用されている紅色素(
カルサミン)は僅かに0.4〜0.6係の含有量である
ことが判明した。
素の含有量分析試験の結果、60係が黄色色素(サフラ
ワーイエロー)であり、有効に利用されている紅色素(
カルサミン)は僅かに0.4〜0.6係の含有量である
ことが判明した。
そしてこの多量に含有されているにも拘らず、一部の染
色家が絹織物の黄染めに使用しているのみで全くといっ
てもいい程利用されずに廃棄されているサフラワーイエ
ロー液は、 1、 サフラワーイエロー液が発酵して悪臭が発生する
。
色家が絹織物の黄染めに使用しているのみで全くといっ
てもいい程利用されずに廃棄されているサフラワーイエ
ロー液は、 1、 サフラワーイエロー液が発酵して悪臭が発生する
。
2、 サフラワーイエロー液中の褐変酵素、糖分等の化
学変化により短時間で黄色から褐色化して使用に向かな
い。
学変化により短時間で黄色から褐色化して使用に向かな
い。
3、 サフラワーイエロー液を乾喋して粉末化した場合
吸混性が強く保存性が悪い。
吸混性が強く保存性が悪い。
という理由によるものである。
又前記のプ、ロピレングリコール等で溶、、解した液状
色素も褐変を防ぐことができず長期の保存が不4能であ
□った− □゛ 発明者、らは、地元、山形系の県花である紅花の利用拡
大について種々研究を続け、特に色素の抽出液の中に多
量に含有されているにも拘らず廃棄されているサフラワ
ーイエローの利用を研究した結果、サイクロデキス)
IJンを添加、混合、溶解したものをスプレードライヤ
ーか真空冷凍乾燥機にて乾燥して安定化させた粉末黄色
色素を得るものである。
色素も褐変を防ぐことができず長期の保存が不4能であ
□った− □゛ 発明者、らは、地元、山形系の県花である紅花の利用拡
大について種々研究を続け、特に色素の抽出液の中に多
量に含有されているにも拘らず廃棄されているサフラワ
ーイエローの利用を研究した結果、サイクロデキス)
IJンを添加、混合、溶解したものをスプレードライヤ
ーか真空冷凍乾燥機にて乾燥して安定化させた粉末黄色
色素を得るものである。
本発明に添加使用されるサイクロデキストリ □グルコ
ース基の孜によりα−サイクロデキストリン(6(IW
)、β−サイクロデキストリン(フイ固)、γ−サイク
ロデキストリン(81固)のそれぞれのものが使用され
る。
ース基の孜によりα−サイクロデキストリン(6(IW
)、β−サイクロデキストリン(フイ固)、γ−サイク
ロデキストリン(81固)のそれぞれのものが使用され
る。
このような特異な分子構造をもつサイクロテキストリン
は有機化合物の分子空洞内に取込んで優れた物性を持つ
包接物を形成する。
は有機化合物の分子空洞内に取込んで優れた物性を持つ
包接物を形成する。
したがして米発明において、サイクロテキストリンを添
加することによってサイクロテキストリンが粉末色素に
対して、包接、被覆および抗酸化などの顕著な効果があ
り、さらに食品の乾燥基剤や乾燥助剤と共に使用すると
吸湿性の少い安定した乾燥製品を作ることができる。
加することによってサイクロテキストリンが粉末色素に
対して、包接、被覆および抗酸化などの顕著な効果があ
り、さらに食品の乾燥基剤や乾燥助剤と共に使用すると
吸湿性の少い安定した乾燥製品を作ることができる。
次に本発明の・製造法を説明すると、原料として使用さ
゛れる紅花は、生紅花、乾燥した紅花、あるいは人工的
に紅変させた餅紅でもよい。、これらの紅花を水抽出す
るには、例えば1回に生紅□花の16〜1′5倍量の水
を使用しぞ圧搾機を用いて゛2〜i回抽出する。次けこ
れを′濾過して夾雑物を除去して紅花の抽出液サフラワ
ーイエロー液を得る。
゛れる紅花は、生紅花、乾燥した紅花、あるいは人工的
に紅変させた餅紅でもよい。、これらの紅花を水抽出す
るには、例えば1回に生紅□花の16〜1′5倍量の水
を使用しぞ圧搾機を用いて゛2〜i回抽出する。次けこ
れを′濾過して夾雑物を除去して紅花の抽出液サフラワ
ーイエロー液を得る。
又生紅花に水を加えて餅練・凌ですり消し圧搾・機を使
用して抽出してサフラワーイエロー液を得ることもでき
る。
用して抽出してサフラワーイエロー液を得ることもでき
る。
このようにして得られたサフラワーイエロー液ベサイク
ロデキストリンを20〜4・0係添加して混合、溶解し
てスプレードライ、ヤーか真空冷凍乾燥機にて乾燥し粉
末黄色色素サフラワーイエロー粉末色素を得るものであ
る。
ロデキストリンを20〜4・0係添加して混合、溶解し
てスプレードライ、ヤーか真空冷凍乾燥機にて乾燥し粉
末黄色色素サフラワーイエロー粉末色素を得るものであ
る。
、このサフラワー粉末色素は
(イ)水溶性で、その上親油性の明るい黄色色素、であ
る。・ 、。
る。・ 、。
(ロ)・・サフラワーイエロー液特有の悪臭がサイクロ
デキストリンの包接化合物により消されて気にならない
程度になる。:、、・ e→・吸湿性の少ない、褐変の進まない安定した粉末製
品である。
デキストリンの包接化合物により消されて気にならない
程度になる。:、、・ e→・吸湿性の少ない、褐変の進まない安定した粉末製
品である。
へ悼ノ、 耐熱性がすぐれたものである。
−)lという性質を有し、天然着色料として菓子、漬物
、ンユース等の食品への利用や、染料として絹、木綿等
の黄染めに、又浴用剤の着色料として広く利用が可能で
ある。 、:。
、ンユース等の食品への利用や、染料として絹、木綿等
の黄染めに、又浴用剤の着色料として広く利用が可能で
ある。 、:。
実施例1
生紅花IK2.乾燥紅花3009′、(、共に花のみ)
に水201を加えながら大型圧搾機で搾り、さらに水を
加えて再び搾ってこの搾り操作を3回繰返してサフラワ
ーイエロー液を抽出して不溶物・と分離する。このサフ
ラワーイエロー液を濾過機にかけて濾過して夾雑物を除
き、これにサイクロテキストリン1oorを加えてミキ
サーで混合溶解した後スプレードライヤーに約2時間か
けて乾燥させ篩別し240fのサフラワーイエロー粉末
色素を得ることができた。
に水201を加えながら大型圧搾機で搾り、さらに水を
加えて再び搾ってこの搾り操作を3回繰返してサフラワ
ーイエロー液を抽出して不溶物・と分離する。このサフ
ラワーイエロー液を濾過機にかけて濾過して夾雑物を除
き、これにサイクロテキストリン1oorを加えてミキ
サーで混合溶解した後スプレードライヤーに約2時間か
けて乾燥させ篩別し240fのサフラワーイエロー粉末
色素を得ることができた。
実施例2 ・
生紅花(花のみ)IKgに水10tを加えて餅練機にか
けてすり潰し、この操作を7回繰返して完全な泥状物と
する。この泥状物を圧搾機にかにサイクロデキストリン
8(lを加えてミキサーで混合溶解させた後真空冷凍乾
燥機で乾燥し篩別して130)のサフラワーイエロー粉
末色素を得ることができた。 ・
けてすり潰し、この操作を7回繰返して完全な泥状物と
する。この泥状物を圧搾機にかにサイクロデキストリン
8(lを加えてミキサーで混合溶解させた後真空冷凍乾
燥機で乾燥し篩別して130)のサフラワーイエロー粉
末色素を得ることができた。 ・
Claims (1)
- 紅花から水抽出したサフラワーイエロー液に粉末化安定
剤としてサイクロデキストリン全20〜40係添加、混
合、溶解してスプレードライヤーか真空冷凍乾燥機にて
乾燥し黄色粉末色素を製造することを特徴としたサフラ
ワーイエロー粉末色素の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1294584A JPS60156761A (ja) | 1984-01-26 | 1984-01-26 | サフラワ−イエロ−粉末色素の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1294584A JPS60156761A (ja) | 1984-01-26 | 1984-01-26 | サフラワ−イエロ−粉末色素の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60156761A true JPS60156761A (ja) | 1985-08-16 |
Family
ID=11819417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1294584A Pending JPS60156761A (ja) | 1984-01-26 | 1984-01-26 | サフラワ−イエロ−粉末色素の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60156761A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62100557A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-11 | Mitsubishi Electric Corp | 染料包接化合物の製造方法 |
US4808189A (en) * | 1987-02-04 | 1989-02-28 | Hoyu Co., Ltd. | Powdered hair dye containing cyclodextrin inclusion complex |
JP2001335716A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Sanei Gen Ffi Inc | 脱臭ベニバナ黄色素 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5064320A (ja) * | 1973-10-09 | 1975-05-31 | ||
JPS53114987A (en) * | 1977-03-17 | 1978-10-06 | Toppan Printing Co Ltd | Printing of structure comprising cellulose fiber and fiber containing said cellulose fiber |
JPS54117536A (en) * | 1978-03-04 | 1979-09-12 | Kawashima Fumio | Stabilization of natural coloring material |
JPS54158941A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-15 | Toyo Pulp Co Ltd | Method of producing heat sensitive paper paint |
JPS55108299A (en) * | 1979-02-14 | 1980-08-20 | Iwaki Seiyaku Kk | Reagent for measuring amylase activity and method of measuring amylase activity |
-
1984
- 1984-01-26 JP JP1294584A patent/JPS60156761A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6936292B2 (en) * | 2000-05-26 | 2005-08-30 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Deodorized yellow colorant of safflower |
JP4510230B2 (ja) * | 2000-05-26 | 2010-07-21 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | 脱臭ベニバナ黄色素 |
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