JPS60156490A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents
脱水兼用洗濯機Info
- Publication number
- JPS60156490A JPS60156490A JP1378584A JP1378584A JPS60156490A JP S60156490 A JPS60156490 A JP S60156490A JP 1378584 A JP1378584 A JP 1378584A JP 1378584 A JP1378584 A JP 1378584A JP S60156490 A JPS60156490 A JP S60156490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- laundry
- washing
- tub
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
（発明の技術分野）
本発明は洗い時に制止され脱水時に回転される槽体の内
下部に、洗い時に正逆回転され脱水時に１￥Ｊ休と共に
一体的に回転される容器状撹拌体を配設したＤＩ２水兼
用洗雇機に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来の脱水兼用洗濯機にあっては、脱水槽を兼ねる洗い
槽の内底部に回転羽根を設け、この回転羽根によって水
流を生じさせて洗浄作用を得る方式としている。この回
転羽根方式のものは洗濯物を水流により流動させること
を本質とするがら布量に対して大きな洗い槽容積を必要
とし、これは−回で洗濯し得る量が少ないことを意味覆
−る。また布量が少ないとぎは水流が極端に強くなって
過剰洗浄気味になる一方、イＩｊｆｆｌが増加するとこ
れに伴い水流速度が低下して洗浄効果が急速に低下づる
傾向がある。更に洗濯物と回転羽根との接触は偶発的で
しかも部分的にしか生じないので洗）Ｖ物全体にわたる
擦り洗い効果を期待することかできないし、逆に部分的
に洗濯物を傷めることになる。 一方最近になって回転羽根を除去した新しい６式のもの
として、洗い槽全体を水と洗濯物を収容したまま間欠的
に回転させて水と洗濯物との間の速度差により洗浄作用
を得ようどするものが提案されているが、このものは洗
濯物を傷めない利点を有するも洗濯物と水との間の速度
差が小さく且つ単純な動きとなって洗浄効果が低いと云
う難点がある。 〔発明の目的〕 そこで本発明の目的は従来の回転羽根或いは洗い槽全体
の回転によらずとも従来以上の洗浄効果及び布傷み防止
を期待できると共に一回で洗濯し得る母が多く且つ適切
な洗浄効果を維持できる布量範囲が広くなる１ｊ）（水
兼用洗濯機を提供することにある。 〔発明のＩｌ！要〕 本発明は洗い時に制止され脱水時に回転される槽体の内
下部に、洗い時に正逆回転され脱水時に槽体と共に一体
的に回転される容器状撹拌体を配設し、前記槽体内に洗
濯物を水と共に収容してその洗）Ｗ物を、主に前記容器
状撹拌体との接触摩擦力により流動させるようにすると
共に前記槽体の上部周壁から受ける接触摩擦力との相乗
作用により洗濯するようにし、これにて洗濯物と前記槽
体の上部周壁及び容器状撹拌体どの間の摩擦及び洗濯物
どうしの摩擦による擦り洗い効果と洗濯物が槽体の上部
周壁と容器状撹拌体とから層方向の力を受けてもまれる
ことによる所謂もみ洗い効果とを期待できるようにし、
加えて槽体の内周面のうち容器状撹拌体の上端と略同−
の高さ位置に上向きの段部面を設
下部に、洗い時に正逆回転され脱水時に１￥Ｊ休と共に
一体的に回転される容器状撹拌体を配設したＤＩ２水兼
用洗雇機に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来の脱水兼用洗濯機にあっては、脱水槽を兼ねる洗い
槽の内底部に回転羽根を設け、この回転羽根によって水
流を生じさせて洗浄作用を得る方式としている。この回
転羽根方式のものは洗濯物を水流により流動させること
を本質とするがら布量に対して大きな洗い槽容積を必要
とし、これは−回で洗濯し得る量が少ないことを意味覆
−る。また布量が少ないとぎは水流が極端に強くなって
過剰洗浄気味になる一方、イＩｊｆｆｌが増加するとこ
れに伴い水流速度が低下して洗浄効果が急速に低下づる
傾向がある。更に洗濯物と回転羽根との接触は偶発的で
しかも部分的にしか生じないので洗）Ｖ物全体にわたる
擦り洗い効果を期待することかできないし、逆に部分的
に洗濯物を傷めることになる。 一方最近になって回転羽根を除去した新しい６式のもの
として、洗い槽全体を水と洗濯物を収容したまま間欠的
に回転させて水と洗濯物との間の速度差により洗浄作用
を得ようどするものが提案されているが、このものは洗
濯物を傷めない利点を有するも洗濯物と水との間の速度
差が小さく且つ単純な動きとなって洗浄効果が低いと云
う難点がある。 〔発明の目的〕 そこで本発明の目的は従来の回転羽根或いは洗い槽全体
の回転によらずとも従来以上の洗浄効果及び布傷み防止
を期待できると共に一回で洗濯し得る母が多く且つ適切
な洗浄効果を維持できる布量範囲が広くなる１ｊ）（水
兼用洗濯機を提供することにある。 〔発明のＩｌ！要〕 本発明は洗い時に制止され脱水時に回転される槽体の内
下部に、洗い時に正逆回転され脱水時に槽体と共に一体
的に回転される容器状撹拌体を配設し、前記槽体内に洗
濯物を水と共に収容してその洗）Ｗ物を、主に前記容器
状撹拌体との接触摩擦力により流動させるようにすると
共に前記槽体の上部周壁から受ける接触摩擦力との相乗
作用により洗濯するようにし、これにて洗濯物と前記槽
体の上部周壁及び容器状撹拌体どの間の摩擦及び洗濯物
どうしの摩擦による擦り洗い効果と洗濯物が槽体の上部
周壁と容器状撹拌体とから層方向の力を受けてもまれる
ことによる所謂もみ洗い効果とを期待できるようにし、
加えて槽体の内周面のうち容器状撹拌体の上端と略同−
の高さ位置に上向きの段部面を設
【ノることにより、特
に脱水１１４に遠心力で槽体の内周面に押付りられる洗
濯物が槽体と容器状撹拌体との間の隙間に侵入すること
のないようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下″本発明の一実施例について第１図乃至第３図を参
照しながら説明づる。 まず第１図において、１は外箱であり、内部には水受槽
２を配設しこれを吊り捧機描３を介して揺動自在に弾性
支持している。、４は）１１３水槽を」にねる洗い槽で
あり、これは洗い時に制止され脱水時に回転されるプラ
スチック製の槽体５と、洗い助に正逆回転され脱水時に
槽体５と共に一体的に回転されるプラスチック製の浅底
容器状の撹拌体６とから構成しており、以下このことを
詳述するに、槽体５は水受槽２内に配置してその外底部
を中空の脱水軸７に連結し、そして容器状撹拌体６は槽
体５の内下部に配置しその外底部を洗い軸８に連結しＣ
いる。このとき容器状撹拌体６の周壁高さを槽体５の略
半分の高さ即ち深さとし直径を槽体５内で回転し得る範
囲の大ぎさにしている。また槽体５は容器状撹拌体６の
上端と略同−の高さ位置を境にしてそれよりも下方部を
径小部５ａとし上方部を径大部５ｂとしており、これに
より槽体５の内周面のうら容器状撹拌体６の上端と略同
−の高さ位置にその内周面を一周する環状の水平上向き
の段部面９を形成している。１０は槽体５の上端部に取
（＝Ｊりた環状のバランサで、内部に所定ｆｆｉの液体
１１を封入している。１２及び１３は槽体５及び容器状
撹拌体６の周壁に夫々形成したＩ］ｊ２水孔である。１
４は動力制御ｉ横であり、洗濯機モータ１５の回転ツノ
を洗い時には洗い軸８に減速して且つ交互に反転するよ
うに伝え、また脱水時には脱水軸７及び洗い軸８に伝え
て槽体５を容器状撹拌体６ど一体的に回転させるために
減速機構。 クラッチ機構及びブレーキ機構等を内蔵している。 １６は排水弁で、洗い槽４内の水を水受槽２の底部から
Ｕ［水ホース１７を介して機外に排出し得るようにして
いる。１８はタイマーであり、これによって洗いから最
終脱水までの各行程を自動的に制御するようにしている
。 以上の構成において、洗い運転では槽体５を回転しない
ようにブレーキ’ａ ４ｆｉ５ににり拘束し容器状撹拌
体６を正逆回転させることから容器状撹拌体６の周壁よ
りも上りに突出した槽体５の径大部゛５ｂの周壁部分を
洗い槽４の周壁のうちの固定周壁部として機能させ、ま
た容器状撹拌体６の周壁を可動周壁部として機能させる
こととしている。 次に上記構成の作用について説明する。洗い時には水受
槽２従って洗い槽４内に従来の回転羽根方式の洗濯機と
略同等量の水を供給し且つ洗濯物を投入する。そして洗
い運転は槽体５を回転しないようにブレーキ機構により
拘束した状態で容器状撹拌体６のみを正逆回転駆動する
ことによって行なう。この実施例では容器状撹拌体６の
回転数を毎分１２０乃至１８０回転の範囲以内とし且つ
略２〜３回転毎に回転方向を反転させるようにしている
。 さてこのような洗い運転において、洗濯物は容器状撹拌
体６の周壁と槽体５の周壁とにわたって接触Ｊ−るため
下方の部分では容器状撹拌体６からこれとの摩擦接触に
より回転力があたえられ、上部位では槽体５の周壁との
摩擦接触により拘束力を受【ブ、こうした周方向摩擦力
を同時に受けることにより洗濯物にねじれ或いは圧迫作
用を与えしかもこれが容器状撹拌体６の回転方向の反転
により繰返し行なわれると共に容器状撹拌体６の回転に
伴う遠心力によって洗濯物が容器状撹拌体６の周壁方向
に押されその反作用を上部の槽体５の周壁から内方に向
（ブて受けることにより上下に反転りる作用をも生じ複
雑な動ぎが与えられる。従って、洗濯物はこのＪ：つな
複雑な動きによる布どうしの大きな摩擦、並びに、槽体
５の周壁及び容器状撹拌体６の周壁との人ぎな摩擦によ
り擦り洗い作用を受けるかたわら、ねじれや圧迫の繰返
しによる一種のもみ洗い作用をも受けて洗われるもので
あり、その洗浄効果は第２図に比較実験結果の一例とし
て示した如く、即ち、第２図に８３いて夫々、曲線Ａは
本発明による場合、Ｂは従来の回転羽根方式による場合
、Ｃはこの発明に先行し−Ｃ考えられた洗い槽回転方式
による場合の洗浄比特性を示し、本発明による洗浄効果
が優れていることが判る。 更に前述のように洗濯物は槽体５及び容器状撹拌体６の
周壁との摩擦接触によって動かされるので布団が多くな
るにつれ厚擦力も人きくなり布ψ増加による洗濯物の動
き度合の低下が少なく従って洗浄効果のｆｌＬｌ重下率
さい。しかも洗濯物は布団が少ないときは容器状撹拌体
６の周壁に対する接触頻度が低い上に接触厚１察力が極
めて少さく主として表面積の大なる容器状撹拌（Ａ６の
低速回転により槽体５内の略全体に生起された水流によ
り流動されて洗われることになるため、従来の回転羽根
方式のように水？１ｆｆｆｉが過激に強く４＾らないの
で過剰洗浄にはならず布量の多少に係らず、適切な洗浄
度合が確保できる。これらのことは適切な洗浄効果を維
持できる布ωの範囲が前述の先行技術による場合よりも
広いことを意味するものである（第２図参照〉。 一方、脱水運転は排水弁１６のｆ？Ｕ放による排水後、
図示しないクラッヂ機描等を作動して槽体５及び容器状
撹拌体６を一体的に即ら１１）２水槽を兼ねる洗い槽４
仝体を一方向に高速回転せしめることにＪζり行なうも
のである。この場合、洗濯物等にはくつ下や下着類等の
薄物が第３図に示すように例えば槽体５ど容器状撹拌体
６とに跨るように存在していたとするど、その洗濯物り
は洗い槽４の回転に伴う遠心力或いは振動等によって槽
体５の内周面に強く押ｆ」けられ、第３図に二点鎖線で
示Ｊ如く槽体５の内周Ｗ１に治つ′Ｃ上下左右の各方向
に広がるようになる。このとき、槽体５の内周面が上か
ら下まで段差のない連続する円筒部で容器状撹拌体６の
上端に対応づる部分に本実施例の如き段部面９が設りら
れていないと仮定すると、上下左右に広がる洗濯物りの
うら下方に広がる部分は槽体５の内周面に治ってそのま
ま容器状撹拌体６との間の隙間内に侵入してしまう。斯
かる現象が洗剤洗い後に行なわれる脱水運転時に生じた
場合には、次に行なわれるりすぎ洗い運転で洗濯物りが
容器状撹拌体６の回転により強く擦られ破れるという問
題を生じ、またすすぎ洗い後にｆ：ｊなわれる脱水運転
時に生じた場合には、肌水後、洗濯物りを取出１際、こ
れを槽体巳５と容器状ｌｊ＆拌体６との間から引張り出
さねばならず、使用者に洗（ｒｒ（幾の性能そのものに
疑問を抱かｌ−る結果どなる。 然るに本実施例によれば、槽体５の内周面のうち容器状
撹拌体６の上端と略同−の高さ位置に上向きの段部面９
を設けたので、洗（Ｍ物１）が１１５１水時に遠心力或
いは振動等で槽体５の内周面に強く押イ」りられ−Ｃ上
下左右に広がっても、そのうら−ドアｊに広がろうと一
す−る部分は第３図に二点鎖線Ｃ′小りように段部面９
に当ってそれ以−ＬＦ力に広がることを阻止され、これ
にて洗（Ｖ物Ｄ ｂ＜槽体５と容器状撹拌体６との間の
隙間内に侵入づることが防止される。ちなみに洗濯物が
槽体５の内周面に冶つ−（広がろうとづる傾向は、洗い
時に洗濯物が容器状撹拌体６の回転に伴う遠心力により
槽体５の内周面に押（＝Ｊりられることによっても生ず
るが、この場合にあっても上述したと同様に段部面９に
より洗濯物が槽体５と容器状撹拌体６との間の隙間内に
侵入り−ることを防止される。 尚、段部面９とし−Ｃは、水平上向きに限らず斜め上向
きのものであってもよく、また槽体５の内周面を連続的
に一周する環状のものに限らず周方向に沿って間欠的に
形成したものであってもよい。 更には本発明の他の実施例を示す第４図のように、槽体
５の内周面のうち容器状撹拌体６上端と略同−の高さ位
置に別途形成したリング状部材１９を取着し、このリン
グ状部材１９の上面を洗）Ｔ物侵入防止用の段部面２０
とする構成のものであってもよい。 〔発明の効果〕 本発明によれば、以上述べたように洗濯物は、主に容器
状撹拌体と槽体の上部周壁とにわたって接触してその各
摩擦力の相乗作用により動かされるので洗濯づるに必要
な動きをイ１】但が多くても確保でき、従って洗い槽の
容積が同一の場合−回で洗濯し得る量が従来のものより
もはるかに多く、しかも、従来以上の洗浄効果を期ｂ“
できる上に布傷みも少なく適切な洗浄効果を維持１でき
る布量の範囲が広いので布ωにＪこる洗浄効果の過不足
を避（ブ得る。更に本発明によれば、槽体の内周面のう
ち容器状撹拌体の上端と略同−の高さ位置に上向ぎの段
部面を設りる構成としたので、特に脱水時に遠心力によ
り槽体の内周面に押付けられて該槽体の内周面に冶っ−
Ｃ広がろうとりる洗濯物を段部面によりそれ以上下方に
広がることを釘１止でき、これにＪ：り洗濯物が４１々
体と容器状１霞拌体との間の隙間内に侵入することを防
止できるという優れた効果を奏するものである。
に脱水１１４に遠心力で槽体の内周面に押付りられる洗
濯物が槽体と容器状撹拌体との間の隙間に侵入すること
のないようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下″本発明の一実施例について第１図乃至第３図を参
照しながら説明づる。 まず第１図において、１は外箱であり、内部には水受槽
２を配設しこれを吊り捧機描３を介して揺動自在に弾性
支持している。、４は）１１３水槽を」にねる洗い槽で
あり、これは洗い時に制止され脱水時に回転されるプラ
スチック製の槽体５と、洗い助に正逆回転され脱水時に
槽体５と共に一体的に回転されるプラスチック製の浅底
容器状の撹拌体６とから構成しており、以下このことを
詳述するに、槽体５は水受槽２内に配置してその外底部
を中空の脱水軸７に連結し、そして容器状撹拌体６は槽
体５の内下部に配置しその外底部を洗い軸８に連結しＣ
いる。このとき容器状撹拌体６の周壁高さを槽体５の略
半分の高さ即ち深さとし直径を槽体５内で回転し得る範
囲の大ぎさにしている。また槽体５は容器状撹拌体６の
上端と略同−の高さ位置を境にしてそれよりも下方部を
径小部５ａとし上方部を径大部５ｂとしており、これに
より槽体５の内周面のうら容器状撹拌体６の上端と略同
−の高さ位置にその内周面を一周する環状の水平上向き
の段部面９を形成している。１０は槽体５の上端部に取
（＝Ｊりた環状のバランサで、内部に所定ｆｆｉの液体
１１を封入している。１２及び１３は槽体５及び容器状
撹拌体６の周壁に夫々形成したＩ］ｊ２水孔である。１
４は動力制御ｉ横であり、洗濯機モータ１５の回転ツノ
を洗い時には洗い軸８に減速して且つ交互に反転するよ
うに伝え、また脱水時には脱水軸７及び洗い軸８に伝え
て槽体５を容器状撹拌体６ど一体的に回転させるために
減速機構。 クラッチ機構及びブレーキ機構等を内蔵している。 １６は排水弁で、洗い槽４内の水を水受槽２の底部から
Ｕ［水ホース１７を介して機外に排出し得るようにして
いる。１８はタイマーであり、これによって洗いから最
終脱水までの各行程を自動的に制御するようにしている
。 以上の構成において、洗い運転では槽体５を回転しない
ようにブレーキ’ａ ４ｆｉ５ににり拘束し容器状撹拌
体６を正逆回転させることから容器状撹拌体６の周壁よ
りも上りに突出した槽体５の径大部゛５ｂの周壁部分を
洗い槽４の周壁のうちの固定周壁部として機能させ、ま
た容器状撹拌体６の周壁を可動周壁部として機能させる
こととしている。 次に上記構成の作用について説明する。洗い時には水受
槽２従って洗い槽４内に従来の回転羽根方式の洗濯機と
略同等量の水を供給し且つ洗濯物を投入する。そして洗
い運転は槽体５を回転しないようにブレーキ機構により
拘束した状態で容器状撹拌体６のみを正逆回転駆動する
ことによって行なう。この実施例では容器状撹拌体６の
回転数を毎分１２０乃至１８０回転の範囲以内とし且つ
略２〜３回転毎に回転方向を反転させるようにしている
。 さてこのような洗い運転において、洗濯物は容器状撹拌
体６の周壁と槽体５の周壁とにわたって接触Ｊ−るため
下方の部分では容器状撹拌体６からこれとの摩擦接触に
より回転力があたえられ、上部位では槽体５の周壁との
摩擦接触により拘束力を受【ブ、こうした周方向摩擦力
を同時に受けることにより洗濯物にねじれ或いは圧迫作
用を与えしかもこれが容器状撹拌体６の回転方向の反転
により繰返し行なわれると共に容器状撹拌体６の回転に
伴う遠心力によって洗濯物が容器状撹拌体６の周壁方向
に押されその反作用を上部の槽体５の周壁から内方に向
（ブて受けることにより上下に反転りる作用をも生じ複
雑な動ぎが与えられる。従って、洗濯物はこのＪ：つな
複雑な動きによる布どうしの大きな摩擦、並びに、槽体
５の周壁及び容器状撹拌体６の周壁との人ぎな摩擦によ
り擦り洗い作用を受けるかたわら、ねじれや圧迫の繰返
しによる一種のもみ洗い作用をも受けて洗われるもので
あり、その洗浄効果は第２図に比較実験結果の一例とし
て示した如く、即ち、第２図に８３いて夫々、曲線Ａは
本発明による場合、Ｂは従来の回転羽根方式による場合
、Ｃはこの発明に先行し−Ｃ考えられた洗い槽回転方式
による場合の洗浄比特性を示し、本発明による洗浄効果
が優れていることが判る。 更に前述のように洗濯物は槽体５及び容器状撹拌体６の
周壁との摩擦接触によって動かされるので布団が多くな
るにつれ厚擦力も人きくなり布ψ増加による洗濯物の動
き度合の低下が少なく従って洗浄効果のｆｌＬｌ重下率
さい。しかも洗濯物は布団が少ないときは容器状撹拌体
６の周壁に対する接触頻度が低い上に接触厚１察力が極
めて少さく主として表面積の大なる容器状撹拌（Ａ６の
低速回転により槽体５内の略全体に生起された水流によ
り流動されて洗われることになるため、従来の回転羽根
方式のように水？１ｆｆｆｉが過激に強く４＾らないの
で過剰洗浄にはならず布量の多少に係らず、適切な洗浄
度合が確保できる。これらのことは適切な洗浄効果を維
持できる布ωの範囲が前述の先行技術による場合よりも
広いことを意味するものである（第２図参照〉。 一方、脱水運転は排水弁１６のｆ？Ｕ放による排水後、
図示しないクラッヂ機描等を作動して槽体５及び容器状
撹拌体６を一体的に即ら１１）２水槽を兼ねる洗い槽４
仝体を一方向に高速回転せしめることにＪζり行なうも
のである。この場合、洗濯物等にはくつ下や下着類等の
薄物が第３図に示すように例えば槽体５ど容器状撹拌体
６とに跨るように存在していたとするど、その洗濯物り
は洗い槽４の回転に伴う遠心力或いは振動等によって槽
体５の内周面に強く押ｆ」けられ、第３図に二点鎖線で
示Ｊ如く槽体５の内周Ｗ１に治つ′Ｃ上下左右の各方向
に広がるようになる。このとき、槽体５の内周面が上か
ら下まで段差のない連続する円筒部で容器状撹拌体６の
上端に対応づる部分に本実施例の如き段部面９が設りら
れていないと仮定すると、上下左右に広がる洗濯物りの
うら下方に広がる部分は槽体５の内周面に治ってそのま
ま容器状撹拌体６との間の隙間内に侵入してしまう。斯
かる現象が洗剤洗い後に行なわれる脱水運転時に生じた
場合には、次に行なわれるりすぎ洗い運転で洗濯物りが
容器状撹拌体６の回転により強く擦られ破れるという問
題を生じ、またすすぎ洗い後にｆ：ｊなわれる脱水運転
時に生じた場合には、肌水後、洗濯物りを取出１際、こ
れを槽体巳５と容器状ｌｊ＆拌体６との間から引張り出
さねばならず、使用者に洗（ｒｒ（幾の性能そのものに
疑問を抱かｌ−る結果どなる。 然るに本実施例によれば、槽体５の内周面のうち容器状
撹拌体６の上端と略同−の高さ位置に上向きの段部面９
を設けたので、洗（Ｍ物１）が１１５１水時に遠心力或
いは振動等で槽体５の内周面に強く押イ」りられ−Ｃ上
下左右に広がっても、そのうら−ドアｊに広がろうと一
す−る部分は第３図に二点鎖線Ｃ′小りように段部面９
に当ってそれ以−ＬＦ力に広がることを阻止され、これ
にて洗（Ｖ物Ｄ ｂ＜槽体５と容器状撹拌体６との間の
隙間内に侵入づることが防止される。ちなみに洗濯物が
槽体５の内周面に冶つ−（広がろうとづる傾向は、洗い
時に洗濯物が容器状撹拌体６の回転に伴う遠心力により
槽体５の内周面に押（＝Ｊりられることによっても生ず
るが、この場合にあっても上述したと同様に段部面９に
より洗濯物が槽体５と容器状撹拌体６との間の隙間内に
侵入り−ることを防止される。 尚、段部面９とし−Ｃは、水平上向きに限らず斜め上向
きのものであってもよく、また槽体５の内周面を連続的
に一周する環状のものに限らず周方向に沿って間欠的に
形成したものであってもよい。 更には本発明の他の実施例を示す第４図のように、槽体
５の内周面のうち容器状撹拌体６上端と略同−の高さ位
置に別途形成したリング状部材１９を取着し、このリン
グ状部材１９の上面を洗）Ｔ物侵入防止用の段部面２０
とする構成のものであってもよい。 〔発明の効果〕 本発明によれば、以上述べたように洗濯物は、主に容器
状撹拌体と槽体の上部周壁とにわたって接触してその各
摩擦力の相乗作用により動かされるので洗濯づるに必要
な動きをイ１】但が多くても確保でき、従って洗い槽の
容積が同一の場合−回で洗濯し得る量が従来のものより
もはるかに多く、しかも、従来以上の洗浄効果を期ｂ“
できる上に布傷みも少なく適切な洗浄効果を維持１でき
る布量の範囲が広いので布ωにＪこる洗浄効果の過不足
を避（ブ得る。更に本発明によれば、槽体の内周面のう
ち容器状撹拌体の上端と略同−の高さ位置に上向ぎの段
部面を設りる構成としたので、特に脱水時に遠心力によ
り槽体の内周面に押付けられて該槽体の内周面に冶っ−
Ｃ広がろうとりる洗濯物を段部面によりそれ以上下方に
広がることを釘１止でき、これにＪ：り洗濯物が４１々
体と容器状１霞拌体との間の隙間内に侵入することを防
止できるという優れた効果を奏するものである。
第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示し、第１図は
縦断側面図、第２図は洗浄化性４１曲線図、第３図は作
用説明用の要部の拡大縦断面図であり、第４図は本発明
の他の実施例を示す要部の縦断面図である。 図中、５は槽体、６は容器状撹拌体、９，２０は段部面
である。 出願人 東京芝浦電気株式会社 第 １ 図 １８ 第 ２ 図 洗濯物！（に９）→ 第 ３１ 第 ４ 図
縦断側面図、第２図は洗浄化性４１曲線図、第３図は作
用説明用の要部の拡大縦断面図であり、第４図は本発明
の他の実施例を示す要部の縦断面図である。 図中、５は槽体、６は容器状撹拌体、９，２０は段部面
である。 出願人 東京芝浦電気株式会社 第 １ 図 １８ 第 ２ 図 洗濯物！（に９）→ 第 ３１ 第 ４ 図
Claims (1)
- １、洗い時に制止され脱水時に回転される槽体の内下部
に、洗い時に正逆回転され脱水時に槽体と共に一体的に
回転される容器状撹拌体を配設し、前記槽体内に洗濯物
を水と共に収容してその洗濯物を、主に前記容器状撹拌
体との接触摩擦力により流動させるようにすると共に前
記槽体の上部周壁から受ける接触摩擦力との相乗作用に
より洗濯するようにしたものであって、前記槽体の内周
面のうち前記容器状撹拌体の上端と略同−の高さ位置に
上向ぎの段部面を設けたことを特徴と°する脱水兼用洗
濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1378584A JPS60156490A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 脱水兼用洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1378584A JPS60156490A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 脱水兼用洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60156490A true JPS60156490A (ja) | 1985-08-16 |
Family
ID=11842902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1378584A Pending JPS60156490A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 脱水兼用洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60156490A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5373715A (en) * | 1992-12-03 | 1994-12-20 | Whirlpool Corporation | Rotatable wash basket for an automatic washer |
-
1984
- 1984-01-27 JP JP1378584A patent/JPS60156490A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5373715A (en) * | 1992-12-03 | 1994-12-20 | Whirlpool Corporation | Rotatable wash basket for an automatic washer |
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