JPS6045394A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明に洗い槽の内下部に容器状の攪拌体を配設して該
攪拌体を正逆回転させることにより効果的な洗濯をする
洗濯機に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来の洗ａ機のうち、回転羽根（（より水流を生じさせ
て洗浄作用を得る四極羽根方式のものに洗濯物を水流に
より流動させることを木質とするから布量に対して大き
な洗い信容積を必要とし、これは−回で洗濯し得る量が
少ないこと全意味する。

また布量が少ないときは水流が極端に強くなって過剰洗
浄気味になる一方、布量が増加するとこれに伴い水流速
度が匠下して洗浄効果が急速に四下する傾向がある。更
に洗濯物と回転羽根との硬触は偶発的でしかも部分的に
しか生じないので洗曜物全俸にわたる擦り洗い効果を期
待することができないし、逆に部分的に洗濯物を傷める
ことＫなる。

一方最近になって回転羽根を除去した新しい方式のもの
として、洗い槽全体を水と洗浦物を収容したまま間欠的
に回転させ′Ｃ水と洗濯物との間の速度差により洗浄作
用を得ようとするものが提ｚＰＯされているが、このも
のは洗櫂物全傷めない利点を有するものの洗？和物と水
との間の速度差が小さく且つ単純なｆｆ、７１　％とな
つ′Ｃ洗浄効果が低いと云う嬌点がある。

〔発明の目的〕

本発明は上述の事情に鑑みなされたものであり、従って
その目的は、従来の＠Ｊ転羽根或いに洗い槽全体の回転
によらずとも従来以上の洗浄効果及び布傷み防止を期待
で紗ると共に一回で洗濯し得る景を多くでき、しかも適
切な洗浄効果を維持できる布最範囲？広くでき、併せて
すすぎ効果等も充分なもの全得ることのできる洗Ｍ機を
提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明は、洗い槽の下部内方に洗い軸に連結され−Ｃ正
逆回転駆動される容器状攪拌体を配設し、該洗い槽内に
洗濯物を水と共に収容してその洗ａ物を、前記容器状攪
拌体の正逆回転に伴う該容器状（え押体周壁との災触摩
擦力及び前記洗い槽の上部周壁から受けるＰ振力との相
乗作用により洗濯するようにしたものであって、且つそ
の洗い僧の上部周壁に下端の口部が前記容器状攪拌体の
周壁部に臨み上端の口部が洗い槽の上部内方に臨む送水
路を設け、以て洗面物の上記洗い槽周壁及び容器状攪拌
体局壁の間の摩擦及び洗濯物どうしの摩擦による擦り洗
い効果と洗濯物が洗い槽周壁と容器状攪拌体局壁とから
異方向の力を受けてもまれることによる所謂もみ洗い効
果とを期待でき、併せて洗い槽内の上下の水の入れ替え
も盛んに行なう様にしたことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下本発明を脱水兼用洗擢機に適用したーヲＪ　ｌ：ｆ
ｉ例について図面を参照しながら説明する。

先ず第１図に於いて、１は外箱であり、内部には水受槽
２を配設しこれ全吊り棒機構６によって揺動自在に弾性
支持している。４は洗い槽であり、これを上記水受槽２
内に配設して、該水受槽２の内底部に突出した脱水軸５
の上端フフンジ部５ａ従って脱水軸５に取着している。

６は１拡がりのテーパ状を成す外状など容器状を成す攪
拌体で、これを上記洗い槽４の下部内方に配設し、上記
脱水軸５を貫通して洗い槽４の内底部に突出した洗い輔
７に取着している。さて、斯様な容器状攪拌体乙にはそ
の周側部内面に多数の夫々上下方向に延びる突起８を設
け、又、底部内面には複数の夫々放射状に延びる突起９
を設は−Ｃいて、更に底部には複数の水抜き孔１０を設
けている。一方、斯様な容器状攪拌体６に対し、前記洗
い槽４は詳細にぺ槽下部４ａと槽上部４ｂとから成るも
ので、その槽上部４ｂＫは図中左側の周壁内面に第２図
に示す様な断面反く字状のカバー１１を取着することに
よつ′Ｃ該恰上部４ｂの下端から上端近くまで真直ぐに
延びる送水路１２を形設している。而してこの折り、カ
バー１１の下端底部径つ′Ｃ送水路１２の下端底部には
多数の小孔から成る流入口１６全形設していＣ１これが
前記容器状攪拌体６の７？！壁部に臨み、他方、上端部
に形設した流出口１４け槽下部４ｂの内方に臨んでいて
、其処にはリント捕獲用の例えば網袋から成るフイルタ
１５を装％ｊｆ　Ｌ−Ｃいる。この他、上記槽上部４ｂ
にに周壁に多数の脱水孔１６を、又、上端部にはバラン
スリング１７を夫々形設しており、加えて槽上部４ａに
も七の周壁には多数の脱水孔１８を形設している。そし
て１９は動力制御機構であり、モータ２０の回転力を洗
い時に（，１洗いｌ１ＩＩ７に減速して且つ交互に反転
するよう（て伝え、また脱水時には脱水軸５及び洗い軸
７に伝えて洗い檜４全谷器伏攪拌体６と一体に回転させ
るために減速機（ＩＱ　ｏ　クラッチ機構及びブレーキ
機構等を内蔵し′Ｃいる。

２１は排水弁で、洗い槽４１ηの水を水受槽２の底部か
ら排水ホース２２を介し一〇機外に排出し得ふようにな
っている。２３はタイマーであり、このタイマー２３に
よって洗いから最終脱水までの各行程を順次自動的に制
御するようにしている。

次に上記構成の作用につい−Ｃ説明する。洗い時には水
受槽２円従って洗い槽４内に従来の回転羽根方式の洗ａ
機と同程度の量の水を供給し且つ洗濯物と必要量の洗剤
とを投入する。そして洗い運転に洗い槽４を回転しない
ようにブレーキ機構により拘束した状態で容器状攪拌体
６のみを正逆回私駆動することによって行なう。この実
施例では容器状攪拌体６の回転数を毎分１２０乃至１８
０回転の範囲以内とし且つ略２〜３回転毎に回転方向全
反転させるようにし′Ｃいる。

さてこのような洗い運転において、洗濯物は容器状攪拌
体６の正逆回転によりその周壁と洗い槽４の上ｇうの周
壁とにわたって接触するため下方の部分では容器状攪拌
体６からこれとの摩擦接触により回転力があたえられ、
上部位では洗い槽４の上部との摩擦接触により拘束力を
曵け、こうした異方向摩擦力を同時に受けることに、Ｊ
：り洗濯物にねじれ或いに圧迫作用を与えしかもこれが
容器状攪拌体６の回転方向の反転により繰返し行なわれ
ると共に容器状攪拌体６の回転に伴う遠心力によって洗
濯物が容器状攪拌体６の周壁一方向に押されその反作用
を洗い槽４上部の周壁から内方に向けて受けることによ
り上下艮反転する作用をも生じ複雑な動きが与えられる
。従って洗濯物にこのような複雑な動きによる布どうし
の大きな摩擦、並びに洗い槽４の上部及び容器状攪拌体
６０周壁との大きな摩擦により擦り洗い作用を受けるか
たわら、ｉねじれや圧迫の繰返しによる一種のもみ洗い
作用をも受けて洗われるものであり、その洗浄効果が優
れていることに爾３図に比Ｖ実験結果の一例として示し
た如くであり、即ち、爾６図において夫々、曲線へは本
考案による場合、Ｂは従来の回転羽根方式による場合、
Ｃ１−１，この考案に先行して考えられた洗い槽回転方
式による場合の洗浄化特注を示し、本考案による洗浄効
果が高いことが判る。

更に前述のように洗面物は洗い槽４の上部及び容器状攪
拌体６の周壁との摩擦接触によって殉かされるので布量
が多くなるにつれ摩擦力も大きくなり布量増加による洗
濯物の動き度合の匹下が少なく従って洗浄効果の凹下率
が小さい。しかも洗濯物は布量が少ないときは容器状攪
拌体６の周壁に対する接触頻度が匹い上に仄触摩擦力が
旨めて小さく、主に表面積の大なる容器状攪拌体６の低
速回転により洗い槽４内金体に生起された水流により流
動されて洗われることになるため、従来の回転羽根方式
の様に水流が過激に強くならないので過剰どｕ浄に虹な
らず布量の多少に拘らず適切な洗浄度合が確保できる。

これらのこと（１適切な洗浄効果を維１″、テできる布
ｉの範囲が前述の先行技術による場合よりも広いこと全
意味するものである（酊６図参照）。

而し′Ｃ上述の洗い時並びにそれと同様の運転を行なう
すすぎ時には、容器状攪拌体６の回転によジ該谷；：、
↓伏（４Ｌ拌体６円の水がその周壁に沼って上シ・“Ｌ
し送水路１２下端の流入口１３から該送水路１２内に入
って更に此処を昇り、そしてその送水路１２上端の流出
口１４からフイ〃り１５を経て洗い＜７；　４の上部（
イａ上部４ｂ）内方へと流出されることを繰返すもので
、これにより洗い槽４内の上下の水の入れ替えを促進で
きて洗い時の洗液についての洗剤濃度のむらを速やかに
消去できるというばかりでなく、特にはすすぎ時の洗液
全体の希釈を早めることができ、斯くして効果的で且つ
効率の良いすすぎを行なうことができ、殊に洗濯物のｎ
が多く−ｒ洗液全体の希釈が進み難い場合に効果を奏す
る。加えて斯様な木実施例によれば、上記送水路１２上
端部の流出口１４から吐出される水により洗い槽４内の
上部に存する洗ａｌ物を下方へ押え付けることができ、
同時にその洗ｌΩ物に直接洗液をかけた９或い（１それ
から直１隻洗剤分を洗い流したりする効果まで得られる
もので、更には洗いの開始時点等では洗濯物の上に載っ
た洗剤を溶かし流す様な効果まで得ることができる。

尚、送水路２上端部の流出口１４にリント捕獲用のフイ
／ｌ／夕５を装蕾し−Ｃ有する上記実施例に於いて鉱、
洗濯物から離散して水中に浮遊するリントの捕獲まで効
果的に行ない得る利点を有する。

但し、このことは必ずしも必要な事柄ではなく、従つ−
ＣＣビイり１５も東際には具えられていなくても良い・
そして上記実施例の場合、脱水運転は排水弁２１の開放
による排水後、図示しないクフツテ砲（ｊ等を作画させ
て洗い桶４及び容器状攪拌体６を一俸に一方向に高速回
転せしめることにより行なわれるものであるが、然し、
本発明は脱水機能を有しない洗い槽に適用し一〇も艮い
もので、このことから洗い（Ｉｈ０周壁を無孔状にし−
にれ自、ｆｉ一種部品は具えられでなくても良い。

〔発明の効果〕

以上に一〇明らかな様に本発明の洗ａ機に、洗い楢の下
部内方に洗い軸に連結されて正逆回転駆動される容器状
（ｋ押体を配設し、該洗い槽内に洗濯物を水と共に収容
してその洗濯物を、前記容器状攪拌体の正逆四極に伴う
該容器状攪拌体周壁との１−、：触厚振力及び前記洗い
僧の上部周壁から受ける１）、コ振力との相乗作用によ
り洗謂するようにしたものであって、且つその洗い槽の
上部周壁に下端の口部が前記容器状攪拌体の周壁部に臨
み上端の口部が洗い槽の下部内方に臨む送水路を設けた
ことを特徴とするものであり、以て従来の回転羽根或い
は洗い槽全体の回転によらずとも従来以上の洗浄効果及
び布傷み防止を期待できると共に一回で洗面し得る量を
多くでき、しかも適切な洗浄効果を維持てきる布量範囲
を広くでき、併せてすすき゛効果等も充分なものを得る
ことができ、又、洗濯物の押え付けや該洗濯物への洗液
の通し或いは該洗液の洗い流し並びに洗剤の溶解等にも
効果があるなど、種々の優れた効果を奏するものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した縦断側面図、第２図
は第１図のＩ−Ｘ線に沿う横断面図、第３図は洗浄比特
性図である。 図中、４は洗い４ｉｇ　−、６は容器状攪拌体、１２は
送水路、１３は流入口（送水路下兎の口部）、１４は流
出口（送水路上端の口部）、１５はフィルタ、１９は動
力制御＠借、２０はモータである。 出願人　東京芝浦電気株式会社 ｒ−−−） 代理人　弁理士　佐　藤　強： ’；ｌ 第１図 ３ 第２図 第　３　図 Ｓ九濯／ａ量□

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　洗い槽の下部内方に洗い軸に連結されて正逆回転
   駆動される容器伏攪拌体を配設し、該洗い槽内に洗濯物
   を水と共に収容してその洗濯物を、前記容器伏攪拌体の
   正逆回転に伴う該容器伏攪拌体周壁との接触摩擦力及び
   前記洗い槽の上部周壁から受ける摩擦力との相乗作用に
   より洗勲するようにしたものであって、且つその洗い槽
   の上部周壁に下端の口部が前記容器伏攪拌体の周壁部に
   臨み上端の口部が洗い楢の上部内方に臨む送水路を設け
   たこと全特徴とする洗濯機。 ２　送水路は上端の口部にリント捕獲用のフイ／Ｖりを
   装着し一〇有することを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載の洗７伎機。