JPS6015592Y2 - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具

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JPS6015592Y2
JPS6015592Y2 JP14875980U JP14875980U JPS6015592Y2 JP S6015592 Y2 JPS6015592 Y2 JP S6015592Y2 JP 14875980 U JP14875980 U JP 14875980U JP 14875980 U JP14875980 U JP 14875980U JP S6015592 Y2 JPS6015592 Y2 JP S6015592Y2
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JP
Japan
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frame
main body
body frame
traveling
protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP14875980U
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English (en)
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JPS5770389U (ja
Inventor
昌喜 池田
Original Assignee
株式会社トミー
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は走行玩具に関し、さらに詳しくは、上下に分割
された枠ボディのうち、上側のボディが上下動して、二
階だで走行体になったり、普通の一階だで走行体になっ
てその外観が変化しながら走行するようにしたものであ
る。
従来この種の走行玩具としては、レール上を走行する汽
車玩具において、人形とか煙突を上下動させるものが知
られている。
これは、汽車玩具にモーターを内蔵し、その回転力を複
数の歯車群に伝達し、前記歯車群の1つと連動する歯車
をカムと共に同軸上に取付け、前記軸が回転されること
により、カムの山部で人形等を押し上げると共に、前記
山部を越えたとき人形等を付勢したバネ力で復帰させる
機構である。
したがって、従来のものは汽車玩具の一部である人形と
か煙突を上下動させて人形が実際に汽車を運転している
様子を現わし、また燃料が勢いよくもえている様子を煙
突で現わした点で興味があった。
これに対して、本考案は従来行われていないボディを動
作させる点に着目して、ボディを上下動させる動作と、
走行体が一階建であるいは二階建ての状態で旅回する動
作とを連続動作で行う走行玩具を提供することを目的と
する。
以下本考案の実施例を図を参照して説明するが、この実
施例の概要を説明すると、走行体の一例としてバスが示
されており、駆動力を内蔵した前記バスが直進しながら
一階建てバスから二階建てバスに変化し、次いで二階建
てのまま数回旅回し、その後直進しながら二階建てから
一階建てに戻り、次いで一階建てのまま数回旋回すると
いう一連の動作を1サイクルとして順次繰り返すように
構成されている。
以下図において全体を符号1で示す走行車は第1図にお
いては一階建てのバスの外観を有し、第2図においては
二階建てのバスに変化した外観を呈している。
すなわち、走行車1は下部枠体である本体枠2と、これ
に対して昇降自在に嵌合された2階部分である上部昇降
枠3とからなる。
本体枠2はその内部に嵌合固定される中枠20を有して
シャシ−4に取付けられる。
シャシ−4にはその前側の車軸5が回転自在に横架され
ており、その両側には車輪6が取付けられている。
そして、シャシ−4上には駆動機構としてのゼンマイユ
ニット7が固定されている。
ゼンマイユニツドアには、本体枠2の外側にまで引き出
され、つまみ8aを取付けた巻込み軸8が設けられてい
る。
このゼンマイユニット7の内部にはゼンマイと、ゼンマ
イ軸に固着した歯車と噛合っている複数個の歯車列が収
容されており、任意の歯車の回転軸をゼンマイケースの
外側に出力軸として突出させることにより必要な減速比
を有する回転力を取出すことができるように構成されて
いる。
そして、巻込み軸8にゼンマイユニット7のケース外側
近くに位置するよう円板9が固定されている。
この円板9の外側面には、回転カムの一例として示すほ
ぼ半円状に形成された突条10,10が間隙10a、1
0aを有して対向して配設されている。
円板9の内側にも回転カムの一例として示す半円弧状の
カム11が設けられている。
一方、前輪側に相当する軸5には、パイプ12が遊嵌さ
れており、これと一体にレバー13が設けられている。
レバー13は、下方斜め方向に伸びており、その腕部1
3aの先端部には前記円板9方向に延びる突片14が設
けられている。
この突片14の先端部−側面にはピン15aが突設して
あってこれにローラ15が挿入しである。
ローラ15は円板9の外側面に形成された円弧状の突条
10,10の内周面と接するように設けられている。
さらに、レバー13の下方には、パイプ12から突起1
3bが突設してあって、該突起13bの先端突出部13
cはシャシ−4の側部に形成した開口4aを介し下方に
突出可能に設けられている。
そして、このパイプ12にはレバー13と突起13bが
取付けられていることにより、該突起13bの突出部1
3cが常に床面上に接触し得るような回動力が与えられ
ている。
次に走行バスが2階建てとなる構成を説明する。
まず2階部分を構成する上部昇降枠3は、全体として下
方が開放された筐体状に形成され、本体枠2に対して昇
降自在に嵌合される。
さらに、上部昇降枠3のルーフ3bの内側に複数本のガ
イド筒16,16を突設しである。
このガイド筒16.16は本体枠2のルーフに設けられ
た案内筒17中に摺動自在に嵌合される。
また、本体枠2の左右両側面にはウィンド2aが印刷ま
たは開口されて設けられており、2階部分となる上部昇
降枠3の外周面にも窓3aが設けられている。
18は揺動レバーで、本体枠2のルーフに設けた開口部
2bに揺動自在に配設される。
そして、揺動レバー18の一端は本体枠2の上部前端に
設けた軸受枠2cにおいて、その内側に位置する中枠2
0の突片21,21に支軸18dを介して支承されてい
る。
揺動レバー18の先端部−側からは突出部18aと突出
部18cが伸びており、一方の突出部18aの先端から
は円弧状に形成された突片18bが下方に向って伸びて
いる。
この突片18bは前記円板9の内側面に突設されている
半円状のカム11と係脱自在に設けである。
また、揺動レバー18の他方の突出部18cには上部昇
降枠3のルーフの下面から下方に突設した突起19の下
端が接触している。
なお、第3図において、中枠20はシャシ−4に固定さ
れるが、これはゼンマイユニット7や車軸等をシャシ−
4に固着する上で好都合なため設けたもので、本体枠2
をシャシ−4に直接に固定してもよい。
また図においてはゼンマイユニット7の出力軸を後輪6
aの車軸5として取出している。
さらに、16aも上部昇降枠3のルーフ裏面に設けたガ
イド突起で、本体枠2の天井部に形成したガイド筒17
aに昇降自在に挿入される。
次に、以上のように構成された本実施例の動作について
説明する。
まず、つまみ8aを持って巻込み軸8を回すことにより
、ゼンマイユニット7内のゼンマイを十分に巻込み走行
車1を床面上に置く。
するとゼンマイの解読に伴い後輪の車軸5が回転され、
後輪6aが回転し走行車1は走行する。
それと同時にゼンマイの巻込み軸8も回転され、円板9
も回転する。
このときレバー13の一端に設けられたローラ15が円
板9の外側面に形成された突条10,10の内側に接触
していると、レバー13は全体として第3図中時計方向
に回動され、レバー13の下端突起13cが床面に押し
つけられるため、このレバー13側の前輪6は床面から
離れ、それにも拘わらず走行車は前進しようとするため
、本体枠2にはこの突起13cを支点として数回旋回す
る。
次に円板9の回転がすすみ、ローラ15が突条10.1
0を設けていないところ、つまり図示例の場合間隙10
aに位置するとレバー13は自由状態となり、下端の突
起13cは床面上に接してはいるが、床面を強制的にけ
ることはなく、それ故走行車1は直進する。
そして、前記動作により走行車は直進と旋回運動を行な
う。
また、前記走行車1の走行に伴ない、円板9の内側に設
けたカム11が回転しなから揺動レバー18の突片18
bを間欠的に押上げる。
それにより、揺動レバー18はその軸承部を支点として
第3図中反時計方向に回動され、突片18cが上昇され
る。
この結果突片18cに接触している上部昇降枠3の突起
19が押上げられ、二階建てバスの二階部分をなす前記
上部昇降枠3は、ガイドピン16の案内筒17に沿って
スライドし、安定して上昇する。
このようにして、走行車1は第4図に示すように、直進
しながら一階建てのバスから二階建てのバスに変化し、
次いで二階建てのまま数回旋回して、その後直進しなが
ら、二階建てから一階建てに戻り、次いで一階建てのま
ま数回旋回するという一連の動作を1サイクルとして繰
返してめまぐるしく走行し、子供にとってきわめて興味
ある動作を行ない、尽きない興味を与える。
なお、上記の実施例においては、走行車は二階建でのバ
スの外形を有するものとして説明したが、二階建てのバ
スに限らず、下部の本体枠に対し上部の昇降枠が昇降す
る構造の他の走行車、例えば鉄道車両等に対しても本考
案は適用することができ、大きく変化する動作を与える
ことができる。
以上説明したように、本考案によると、駆動機構を収納
した下側の枠体と、これに対して昇降自在に嵌合された
上部枠体とからなり、走行中に上側の枠体を昇降させる
ことができて、今までになかった大きな変化のある動作
を走行車に付与することができる。
しかも、構造が極めて簡単であるため、限られたスペー
ス内に収容することができて、小型でコンパクトな興味
ある走行玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図および第2図はそ
れぞれ動作を説明するための外観斜視図、第3図は分解
斜視図、第4図は走行体の走行態様を示す説明図である
。 1・・・・・・走行体(バス)、2・・・・・・本体枠
、3・・・・・・上部昇降枠、4・・・・・・シャシ−
16・・・・・・車輪、7・・・・・・ゼンマイユニッ
ト、8・・・・・・巻込み軸、9・・・・・・円板、1
0・・・・・・突条、11・・・・・・カム、13・・
・・・・レバ、18・・・・・・揺動レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪を有し、駆動機構の駆動力で走行する本体枠と、本
    体枠に対して昇降自在に嵌合されており、上昇したとき
    は二階だで走行体の上部のボディとなり、下降したとき
    は一階だての走行体のボディの一部となる上部昇降枠と
    から構成され、前記本体枠には、前記駆動機構と連動し
    て回転し、側面に回転カムを有する円板を設けるととも
    に、上部枠体には、そのルーフに設けた開口部に位置し
    ていて前記回転カムに当って上下方向に揺動する揺動レ
    バーを枢支し、上部昇降枠には前記揺動レバーに係合す
    るガイド突起を設けたことを特徴とする走行玩具。
JP14875980U 1980-10-18 1980-10-18 走行玩具 Expired JPS6015592Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14875980U JPS6015592Y2 (ja) 1980-10-18 1980-10-18 走行玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14875980U JPS6015592Y2 (ja) 1980-10-18 1980-10-18 走行玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5770389U JPS5770389U (ja) 1982-04-28
JPS6015592Y2 true JPS6015592Y2 (ja) 1985-05-16

Family

ID=29508180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14875980U Expired JPS6015592Y2 (ja) 1980-10-18 1980-10-18 走行玩具

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59166180A (ja) * 1983-03-10 1984-09-19 株式会社 バンダイ 形態変化する走行玩具
JPS6047595U (ja) * 1983-09-09 1985-04-03 株式会社 タカラ 走行玩具
JPH0354790Y2 (ja) * 1985-10-31 1991-12-04

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JPS5770389U (ja) 1982-04-28

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