JPH0334228Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0334228Y2
JPH0334228Y2 JP1984008276U JP827684U JPH0334228Y2 JP H0334228 Y2 JPH0334228 Y2 JP H0334228Y2 JP 1984008276 U JP1984008276 U JP 1984008276U JP 827684 U JP827684 U JP 827684U JP H0334228 Y2 JPH0334228 Y2 JP H0334228Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
gear
machine frame
bearing hole
sector gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984008276U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60122195U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP827684U priority Critical patent/JPS60122195U/ja
Publication of JPS60122195U publication Critical patent/JPS60122195U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0334228Y2 publication Critical patent/JPH0334228Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本案は、ぜんまい動力にて走行する動物玩具の
ぜんまい巻締装置に関する。
従来の技術 特開昭54−108751号公報には、尾体の基端を直
接ぜんまい軸に固着し、これを回動させてぜんま
いを巻き締める機構が記載される。また実開昭52
−7780号公報には、胴部に頭体を開閉自在に枢着
し、胴部内にこの頭部の開閉作動でぜんまいを巻
き締める機構を設け、その動力で車輪を回転し、
車輪に連結する脚を前後に揺動させる玩具が記載
される。また実公昭9−14191号公報には、巻上
げ軸の一端に引きばね掛け、一端軸受け孔を中心
に回動し、巻上げ軸をその巻上げ時以外ぜんまい
軸上の歯車との係合を外すようにしたものが記載
される。また実公昭30−9421号の公報には、原動
機構のぜんまいをレバーにより巻き締めることが
開示されている。
考案が解決しようとする課題 特開昭54−108751号公報は、ターゲツト玩具で
あり、尾体はぜんまい巻締レバーとして基端を巻
締軸に固着していることは明らかであるが、どの
ように回動させてぜんまい巻き締めるかは明らか
でない。実開昭52−7780号公報には、胴部に頭体
を開閉自在に枢着しするので、開閉作動の際に指
を挟む危険があり、幼児向け玩具には不向きであ
る。実公昭9−14191号および実公昭30−9421号
は、一般的ぜんまい巻締め単位の技術を示すもの
であつて、それ自体で、趣向に富むアクシヨンを
奏するものではない。
従来、ぜんまい動力にて走行する動物玩具のぜん
まい巻締めは、古くは殆どが巻鍵を使用してい
た。この巻鍵によるぜんまいの巻締めは相当指先
の力を要し、子供等には十分巻締めることは困難
である。従つて巻締めは自然中途半端に終り勝
で、ぜんまい動力を十分発揮させることができな
かつた。本案はこのぜんまいの巻締めを、幼児・
子供等でも容易に、而も十分巻締めることので
き、その巻締めが一種の遊びであつて、構成が簡
単で価格も安価で、趣向に富む動物玩具の提供を
目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段 一端部を機枠一側壁の横長軸受孔に軸支せる伝
動中間軸上に、入力歯車に係脱する中介歯車と、
ピニオンとを取付けると共に、この伝動中間軸の
反対端部を機枠一側壁の軸受孔に枢支し、かつこ
の軸端を機枠一側壁の外方に突出し、この突出部
に押しばねを連接し、伝動中間軸を軸受孔を中心
に横長軸受孔の一端に付勢移動するように設け、
その移動時に中介歯車を入力歯車より離脱させ、
その伝動中間軸の付勢移動側に、機枠に回転自在
に支承された支軸に基端を取り付けられる扇形歯
車を配設し、この扇形歯車と前記伝動中間軸上の
ピニオンとが常時噛合するように、前記横長軸受
孔を弧状に形成し、前記扇形歯車の基端に延長柄
杆を一体に設け、この延長柄杆に尾体状操作杆を
取付け、前記扇形歯車の一側に切起爪を設け、こ
れを機枠の一側に支軸を中心として開口した弧状
案内長孔に嵌入し、この弧状案内長孔内を扇形歯
車の回動角とすると共にともに切起爪の外端に扇
形歯車を一方に回動復帰させるコイルばねを掛止
めたことを特徴とする、動力走行動物玩具のぜん
まい巻締装置。
作 用 本案は上記のように構成されているから、常態
では、扇形歯車11と、尾体状操作杆15は起立
し、中介歯車8は入力歯車7より離脱し、巻軸6
上のぜんまいは解弾自由となり、玩具体の推進駆
動装置を作動する。ぜんまいが解弾した時、尾体
状操作杆15を手でもち起伏作動すると、扇形歯
車11はそれが押し伏せられるとき、中介歯車8
は入力歯車7に噛合して巻軸6を巻き、尾体状操
作杆15を起す際は中介歯車8は入力歯車7より
離脱するので、ぜんまい巻軸6を逆転させること
なく、従つて、尾体状操作杆15をもつて数回起
伏作動を反復すると容易にぜんまいは巻締めら
れ、この際尾体状操作杆15を起伏作動する力は
梃の原理で軽快に行うことができるので、幼児に
ても容易に巻締めができき、またそれが遊びとな
る。
実施例 次に本案を図面に示す実施例によつて説明する
と、1は外形を適宜の動物に象つた玩具体にし
て、這行するような進行をなす装置を有し、胴体
内にぜんまい動力装置2を装備した機枠3が取付
けられている。4は一端部を機枠一側壁3aの横
長軸受孔5aに軸支せる伝動中間軸にして、軸上
にぜんまい巻軸6上の入力歯車7に係脱する中介
歯車8と、ピニオン9とが取付けられていると共
に、この伝動中間軸4の反対端部を機枠一側壁3
bの軸受孔5bに枢支し、かつこの軸端を機枠一
側壁3bの外方に突出し、この突出部に押しばね
10を連接し、伝動中間軸4を軸受孔5bを中心
に横長軸受孔5aの一端に移動させ、中介歯車8
を入力歯車7より離脱させる。11はピニオン9
に噛合させた扇形歯車にして、基端を機枠3の後
部上端隅部に支軸12で軸支している。扇形歯車
の基端に連らなる延長柄杆13は、玩具胴体の後
部に設けた長孔14を通して胴体外方に延長さ
れ、この延長部に尾体状操作杆15を固く連結
し、扇形歯車11の一側に突設した切起爪16
は、機枠の一側壁3aに支軸12を中心として開
口した弧状案内長孔17に嵌入し、この切起爪1
6の外端に一端を引掛けたコイルばね18の他端
を機枠3の後部下端に掛け止め、常時扇形歯車を
起立の状態に保持させると共に、尾体状操作杆1
5を起上した状態に保持するようにしたものであ
る。
本案は上記のように構成されているから、常態
では第1図に示すように扇形歯車11と、尾体状
操作杆15を起立したような状態に保持され、中
介歯車8は第4図に示すように入力歯車7より離
脱し、巻軸6上のぜんまいは解弾自由となり、玩
具体の推進駆動装置を作動する。かくしてぜんま
いが解弾し終り玩具体の作動が停止した時、尾体
状操作杆15を手でもち起伏作動すると、扇形歯
車11は尾体状操作杆15が押し伏せられるとき
中介歯車8は入力歯車7に噛合して巻軸6を巻
き、尾体状操作杆15を起す際は中介歯車8は入
力歯車7より離脱するので、(第4図参照)ぜん
まい巻軸を逆転させることなく、従つて尾体状操
作杆15をもつて数回起伏作動を反復すると容易
にぜんまいは巻締められ、この際尾体状操作杆1
5を起伏作動する力は軽快に行うことができるの
で、幼児にても容易に巻締めができる。
かくしてぜんまいを巻締めた後、尾体状操作杆
から手を離すとコイルばねによつて扇形歯車は第
1図に示すように起立位置に移動し、尾体状操作
杆を起立した状態となるので玩具体は尾体状操作
杆を立て進行し、動物本来の姿を出現するのであ
る。
効 果 このように本案によれば、従来のぜんまい動力
のように一々巻鍵を巻締める不便はなく、容易に
ぜんまいを巻締めることができるばかりでなく、
そのこと自体が遊びとなり、趣向に富む安価な動
物玩具を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示すものにして、第1図
は玩具体の胴体を切断し要部の構造を示す側面
図、第2図は尾体状操作杆と関連した扇形歯車の
作動説明図、第3図は機枠の側面図、第4図はぜ
んまい動力装置を装備した機枠の平面図である。 1……玩具体、2……ぜんまい動力装置、3
a,3b……機枠側壁、4……伝動中間軸、5a
……横長軸受孔、5b……軸受孔、6……ぜんま
い巻軸、7……入力歯車、8……中介歯車、10
……押しばね、11……扇形歯車、13……延長
柄杆、15……尾体状操作杆、17……案内長
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部を機枠一側壁3aの横長軸受孔5aに軸
    支せる伝動中間軸4上に、入力歯車7に係脱する
    中介歯車8と、ピニオン9とを取付けると共に、
    この伝動中間軸4の反対端部を機枠一側壁3bの
    軸受孔5bに枢支し、かつこの軸端を機枠一側壁
    3bの外方に突出し、この突出部に押しばね10
    を連接し、伝動中間軸4を軸受孔5bを中心に横
    長軸受孔5の一端に付勢移動するように設け、そ
    の移動時に中介歯車8を入力歯車7より離脱さ
    せ、その伝動中間軸4の付勢移動側に、機枠に回
    転自在に支承された支軸12に基端を取り付けら
    れる扇形歯車11を配設し、この扇形歯車11と
    前記伝動中間軸4上のピニオン9とが常時噛合す
    るように、前記横長軸受孔5を弧状に形成し、前
    記扇形歯車11の基端に延長柄杆13を一体に設
    け、この延長柄杆13に尾体状操作杆15を取付
    け、前記扇形歯車11の一側に切起爪16を設
    け、これを機枠の一側に支軸12を中心として開
    口した弧状案内長孔17に嵌入し、この弧状案内
    長孔17内を扇形歯車11の回動角とすると共に
    ともに切起爪16の外端に扇形歯車11を一方に
    回動復帰させるコイルばね18を掛止めたことを
    特徴とする、動力走行動物玩具のぜんまい巻締装
    置。
JP827684U 1984-01-26 1984-01-26 動力走行動物玩具のぜんまい巻締装置 Granted JPS60122195U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP827684U JPS60122195U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 動力走行動物玩具のぜんまい巻締装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP827684U JPS60122195U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 動力走行動物玩具のぜんまい巻締装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60122195U JPS60122195U (ja) 1985-08-17
JPH0334228Y2 true JPH0334228Y2 (ja) 1991-07-19

Family

ID=30487404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP827684U Granted JPS60122195U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 動力走行動物玩具のぜんまい巻締装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60122195U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5787333B2 (ja) * 2014-01-31 2015-09-30 株式会社Mdワークス 歩行おもちゃ及び歩行おもちゃセット

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527780B2 (ja) * 1972-12-02 1977-03-04
JPS54108751A (en) * 1978-02-10 1979-08-25 Marvin Glass & Associates Target toy

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527780U (ja) * 1975-07-01 1977-01-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527780B2 (ja) * 1972-12-02 1977-03-04
JPS54108751A (en) * 1978-02-10 1979-08-25 Marvin Glass & Associates Target toy

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60122195U (ja) 1985-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5942063Y2 (ja) 反転走行玩具
JPH0334228Y2 (ja)
US2124302A (en) Eccentric running toy vehicle
JPH0218869B2 (ja)
US4143484A (en) Drive mechanism for a running toy
JP3806676B2 (ja) 玩具用手巻き式ゼンマイユニット、およびそれを利用した歩行玩具
JPS6348313Y2 (ja)
JPH0511919Y2 (ja)
JPH0344229Y2 (ja)
JPS5915679Y2 (ja) ゼンマイ巻込装置
JPH0326634B2 (ja)
JPH0234947Y2 (ja)
JPS5921834Y2 (ja) 走行玩具の方向変換装置
JPH0334227Y2 (ja)
JPH0443270Y2 (ja)
JPS6312000Y2 (ja)
JPH02127546U (ja)
JPS6229028Y2 (ja)
JPS6015591Y2 (ja) 走行玩具
JPH039028Y2 (ja)
JPH0235355Y2 (ja)
JPS5925439Y2 (ja) 走行玩具の方向変換装置
JPH0411755Y2 (ja)
JPH06339581A (ja) 玩具等におけるワイヤーリモコン装置
JPH0515355Y2 (ja)