JPS60155168A - 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製造法 - Google Patents
1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製造法Info
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- JPS60155168A JPS60155168A JP949684A JP949684A JPS60155168A JP S60155168 A JPS60155168 A JP S60155168A JP 949684 A JP949684 A JP 949684A JP 949684 A JP949684 A JP 949684A JP S60155168 A JPS60155168 A JP S60155168A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式(1)
で示される1、5−ペン/チアゼピン誘導体である。
2−(4−メトキンフェニル)−3−7セトキシー2.
3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オンの製造法に関する。
3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オンの製造法に関する。
さらに詳しくは1式(「)
で示される2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニル
チオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸を
非プロトン性極性溶媒中において、アルカリ金属塩の存
在下に塩化アセチルを作用させることを特徴とする化合
物(1)の製法に関するものである。
チオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸を
非プロトン性極性溶媒中において、アルカリ金属塩の存
在下に塩化アセチルを作用させることを特徴とする化合
物(1)の製法に関するものである。
化合物(1)は冠血管拡張剤或は向精神薬として有用な
医薬品である塩酸ジルチアゼムの合成中間体として有用
である。
医薬品である塩酸ジルチアゼムの合成中間体として有用
である。
化合物(II)のアセチル化と同時に閉環して化合物(
1)を製造する方法はすでに特開昭57−136581
号が公知である。しかし。
1)を製造する方法はすでに特開昭57−136581
号が公知である。しかし。
この方法はや一反応性に乏しい酸無水物を用いるため、
あらかじめ化合物(II)をピリジン類等の塩を形成さ
せる必要があり、また反応に不必要な2ないし3分子の
酸残基を消費する。上記特許はさらに化合物(■)と塩
化アセチルとの反応を記載しているが。
あらかじめ化合物(II)をピリジン類等の塩を形成さ
せる必要があり、また反応に不必要な2ないし3分子の
酸残基を消費する。上記特許はさらに化合物(■)と塩
化アセチルとの反応を記載しているが。
この場合は化合物(If)のアセチル体が得られるの入
で、化合物(1)が生成していない。
で、化合物(1)が生成していない。
本発明者らは、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属存在下
、化合物0)に塩化アセチルを作用させると意外にも化
合物(+)が高収率で得られることを見出し、これにも
とすいて工業的に有利な化合物(1)の製造法を完成し
たものである。
、化合物0)に塩化アセチルを作用させると意外にも化
合物(+)が高収率で得られることを見出し、これにも
とすいて工業的に有利な化合物(1)の製造法を完成し
たものである。
この方法を実施するには9例えば化合物(II)とアル
カリ金属塩を溶媒中tこ加え、直ちに溶媒で稀釈した塩
化アセチルを上部より滴下する。反応は瞬時に進行し・
このことは反応液の薄層クロマトグラフ分析で追跡す
ることができ、同時に重炭酸塩、塩と思われる沈殿が生
成してくる。加える塩化アセチルは化合物(II>に対
し2〜2.5当量でよく9反応温度としては20℃ない
し55℃が好ましい。用いるアルカリ金属塩としては、
炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム等
が良く、必須ではないがピリジン、トリエチルアミン等
の有機塩基を添加する事も反応に好結果をもたらす。用
いる溶媒はジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、 HMPA等の非プロトン性極性溶媒が好ましい。
カリ金属塩を溶媒中tこ加え、直ちに溶媒で稀釈した塩
化アセチルを上部より滴下する。反応は瞬時に進行し・
このことは反応液の薄層クロマトグラフ分析で追跡す
ることができ、同時に重炭酸塩、塩と思われる沈殿が生
成してくる。加える塩化アセチルは化合物(II>に対
し2〜2.5当量でよく9反応温度としては20℃ない
し55℃が好ましい。用いるアルカリ金属塩としては、
炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム等
が良く、必須ではないがピリジン、トリエチルアミン等
の有機塩基を添加する事も反応に好結果をもたらす。用
いる溶媒はジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、 HMPA等の非プロトン性極性溶媒が好ましい。
滴下終了後は反応液を水にあけ、酢酸エチル又はクロロ
ホルムの溶媒で抽出後溶媒を留去することにより化合物
0)を結晶として単離することができる。
ホルムの溶媒で抽出後溶媒を留去することにより化合物
0)を結晶として単離することができる。
以下に実施例を挙げて具体的に説明する。
2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチオ)−3
−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸638119
.炭酸ナトリウム424諺9およびN、 N−ジメチル
ホルムアミド101の混合物に塩化アセチル390哩を
5dのN、 N −ジメチルホルムアミドに溶かした溶
液を20分で滴下した。その後反応液に酢酸エチル20
dを加えて攪拌し1次いで炭酸ナトリウム水溶液、水、
飽和食塩水で順次洗浄後乾燥し、濃縮すると2−(4−
メトキシフェニル)−3−7セトキシー2.3−ジヒド
ロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンの結
晶523■が得られた。
−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸638119
.炭酸ナトリウム424諺9およびN、 N−ジメチル
ホルムアミド101の混合物に塩化アセチル390哩を
5dのN、 N −ジメチルホルムアミドに溶かした溶
液を20分で滴下した。その後反応液に酢酸エチル20
dを加えて攪拌し1次いで炭酸ナトリウム水溶液、水、
飽和食塩水で順次洗浄後乾燥し、濃縮すると2−(4−
メトキシフェニル)−3−7セトキシー2.3−ジヒド
ロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンの結
晶523■が得られた。
+T)?183〜188℃
実施例2
2−ヒドロキシ−3−(2−7ミノフエニルチオ)−3
−(4−メトキシフェニル)ブーピオン酸1.276j
’、ピリジン0.474L炭酸カリウム1.14tおよ
びN、N−ジメチルホルムアミドlQmの混合物を攪拌
し、これに塩化アセチル0.624#のItN−ジメチ
ルホルムアミドlOd溶液を20分で滴下した。以下実
施例1と同様に処理して1.112#の2−(4−メト
キシフェニル)−3−7セトキシー21.3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンを得た
。
−(4−メトキシフェニル)ブーピオン酸1.276j
’、ピリジン0.474L炭酸カリウム1.14tおよ
びN、N−ジメチルホルムアミドlQmの混合物を攪拌
し、これに塩化アセチル0.624#のItN−ジメチ
ルホルムアミドlOd溶液を20分で滴下した。以下実
施例1と同様に処理して1.112#の2−(4−メト
キシフェニル)−3−7セトキシー21.3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンを得た
。
実施例3
2−ヒドロキシ−3−(2’−アミノフェニルチオ)
−3−(4’−メトキシフェニIし)−プロピオン酸6
38++y、ピリジン2371+L炭酸ナトリウム42
4すをN、N−ジメチルホルムアミドlQa/に加工、
この溶液に、塩化アセチル0.4tをN、N−ジメチル
ホルム7ミド5mlに溶解した溶液を室温下30分を要
して滴下し。
−3−(4’−メトキシフェニIし)−プロピオン酸6
38++y、ピリジン2371+L炭酸ナトリウム42
4すをN、N−ジメチルホルムアミドlQa/に加工、
この溶液に、塩化アセチル0.4tをN、N−ジメチル
ホルム7ミド5mlに溶解した溶液を室温下30分を要
して滴下し。
更に一5分攪拌した。
以下実施例1と同様に処理して2− (4’−メトキン
フェニル)−3−7セトキシー2.3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンの結晶613
叩が得られた。
フェニル)−3−7セトキシー2.3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンの結晶613
叩が得られた。
実施例4
(1) ([1)
プロピオン酸(1) 0.64#(’150omot)
をとり、アセトニトリル8TR1とピリジン0.2mを
入れ、室温にて30分攪拌する(この際必要ならば、無
水硫酸す)11ウムを入れてもさしつがえない)。
をとり、アセトニトリル8TR1とピリジン0.2mを
入れ、室温にて30分攪拌する(この際必要ならば、無
水硫酸す)11ウムを入れてもさしつがえない)。
更r=炭m力y ラム0.83 Fを投入し、アセチル
クロライF0.63m1とアセトニトリル4dの混液を
室温にて1.5〜2時間を要して滴下する。滴下終了後
1〜2時間そのま〜攪拌を続け、内容液を150IR1
の氷冷水に注入し、15分間攪拌し、1時間放置後、析
出した結晶なP取し、水洗、乾燥する。
クロライF0.63m1とアセトニトリル4dの混液を
室温にて1.5〜2時間を要して滴下する。滴下終了後
1〜2時間そのま〜攪拌を続け、内容液を150IR1
の氷冷水に注入し、15分間攪拌し、1時間放置後、析
出した結晶なP取し、水洗、乾燥する。
収量0.6011? 収率87チ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式 塩の存在下に塩化アセチルと反応させることを特徴とす
る式 %式% ヒドロ−1,5−ペンlチアゼピン−4(5)I)−オ
ンの製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP949684A JPS60155168A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP949684A JPS60155168A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60155168A true JPS60155168A (ja) | 1985-08-15 |
JPH0585549B2 JPH0585549B2 (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=11721843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP949684A Granted JPS60155168A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60155168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5863192A (en) * | 1995-04-19 | 1999-01-26 | Tokyo Gas Company, Ltd. | Low nitrogen oxides generating method and apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57136581A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-23 | Nippon Kayaku Co Ltd | Preparation of 1,5-benzothiazepin derivative |
-
1984
- 1984-01-24 JP JP949684A patent/JPS60155168A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57136581A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-23 | Nippon Kayaku Co Ltd | Preparation of 1,5-benzothiazepin derivative |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5863192A (en) * | 1995-04-19 | 1999-01-26 | Tokyo Gas Company, Ltd. | Low nitrogen oxides generating method and apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585549B2 (ja) | 1993-12-07 |
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