JPS60154050A - 防水防湿性段ボ−ルシ−ト,その製造方法及び装置 - Google Patents

防水防湿性段ボ−ルシ−ト,その製造方法及び装置

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JPS60154050A
JPS60154050A JP1045084A JP1045084A JPS60154050A JP S60154050 A JPS60154050 A JP S60154050A JP 1045084 A JP1045084 A JP 1045084A JP 1045084 A JP1045084 A JP 1045084A JP S60154050 A JPS60154050 A JP S60154050A
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JP
Japan
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liner
core
resin
corrugated
manufacturing
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Pending
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JP1045084A
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English (en)
Inventor
石井 賢造
加藤 友三郎
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Daiichi Patsukeeji Kk
GOYO SHIKO KK
GOYOU SHIKOU KK
Original Assignee
Daiichi Patsukeeji Kk
GOYO SHIKO KK
GOYOU SHIKOU KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防水防湿性段ボールシート、その製造方法及び
製造装置に関し、更には樹脂加工された中芯、ライナー
を用いて該樹脂により両者を貼着させることにより耐水
性及び強度に優れた段ボールシートを提供し、工程が簡
略化され、生産性の高い製造方法及び装置を提供するも
のである。
従来、段ボールシートはコルゲートマシンによって製造
されている。即ち、段ロール、プレッシャーロール及び
糊付装置を備えたシングルフェーサ−を用い、先づ中芯
原紙をプレヒーターで加熱した後、スチーマ−を通り適
度の水分と温度を与えられてから2本の段ロールの間に
導かれ、段ロールの回転により段が形成された後、グル
ーロールに運ばれ段頂に澱粉系の糊を均一に塗布する。
一方、ライナーはプレヒーターを通った後、プレッシャ
ーロールに導かれ、糊付けされた中芯と合わされ加圧接
着され片面段ボールシートとされる。
他方、両面段ボールシートは上記の如くして得られた片
面段ボールシートがブリッジ上に蓄えられた後、グルー
マシンで糊付けされ、他のライナーと接着され、加熱部
分と冷却部分とからなるダブルフェーサ−に送られ、乾
燥冷却された後カットされる。
しかし乍ら、かかる方法による場合は■澱粉系の接着剤
は水に対して弱く、雨や内容物の僅かな水分に対しても
接着力が低下し、得られた段・ホールシートは寸法安定
性に欠ける、■澱粉系の接着剤は濃度を上げると粘度が
高(なり使用し難く、一方濃度を下げると初期接着力が
弱くなるばかりでなく、接着後の乾燥に時間を要し、多
大のエネルギーを消費する、■現在用いられているコル
ゲートマシンは全長的88mもあり、その中のダブルフ
ェーサ一部分は約17mを占め、単位敷地面積当たりの
生産性が極めて低い、等々の問題点を包蔵する。
本発明者等はかかる実情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、
予め樹脂加工された中芯及び/又はライナーを用い該樹
脂を介して中芯とライナーとを貼着することにより上記
問題点が一挙に解消されることを知見し、本発明を完成
させたものである。
即ち、本発明の第1は中芯及び/又はライナーの表面が
樹脂加工されてなり、前記中芯の片面もしくは両面とラ
イナーとが該樹脂層を介して貼着されている構造の防水
防湿性段ボールシート、本発明の第2は中芯の片面に樹
脂加工を施し、次いで加熱・段繰りして前記樹脂を軟化
させてクツキー性を付与した後、前記中芯の段頂とライ
ナーとを貼着することを特徴とする片面段ボールシート
の製造方法、本発明の第3は中芯の両面に樹脂加工を施
し、次いで加熱・段繰りして少なくとも一方の面の前記
樹脂を軟化させてクツキー性を付与した後、該中芯の段
頂とライナーとを貼着し、更に前記中芯の他の段面を加
熱して前記樹脂を軟化させてクツキー性を付与した後、
咳中芯の段頂と他のライナーとを貼着することを特徴と
する両面段ボールシートの製造方法、本発明の第4は中
芯を加熱・段繰りし、一方、片面に樹脂加工を施したラ
イナーを加熱してクツキー性を付与した後、前記中芯の
段頂とライナーとを貼着することを特徴とする片面段ボ
ールシートの製造方法、本発明の第5は上記第4の製法
において、更に片面に゛樹脂加工を施した他のライナー
を加熱してクツキー性を付与した後、該中芯の他の段頂
と該ライナーとを貼着することを特徴とする両面段ポー
ルシートの製造方法、本発明の第6は片面に樹脂加工さ
れた中芯を加熱してクツキー性を付与し且つ段繰りする
手段と、前記中芯の段頂とライナーとを加圧貼着する手
段とを備えたことを特徴とする片面段ボールシートの製
造装置、本発明の第7は両面に樹脂加工された中芯の少
なくとも一方の面を加熱してクツキー性を付与し且つ段
繰りする手段と、前記中芯の加熱面の段頂とライナーと
を加圧貼着する手段と、該中芯の他の面を加熱しクツキ
ー性を付与する手段と、咳中芯の加熱面と他のライナー
とを加圧貼着する手段とを備えたことを特徴とする両面
段ボールシートの製造装置、本発明の第8は中芯を加熱
・段繰りする手段と、片面に樹脂加工を施したライナー
を加熱してクツキー性を付与する手段と、前記中芯の頂
部とライナーとを加圧貼着する手段とを備えたことを特
徴とする片面段ボールシートの製造装置、本発明の第9
は上記第8の装置において、更に片面に樹脂加工を施し
た他のライナーを加熱してクツキー性を付与する手段と
、咳中芯の他の面の頂部と該他のライナーの加熱面とを
加圧貼着する手段を備えたことを特徴とする両面段ボー
ルシートの製造装置を内容とするものである。
本発明に用いられる中芯及びライナー原紙は特に制限さ
れず、従来用いられている原紙が全て使用できる。本発
明において中芯、ライナー、又は両者の表面に樹脂加工
が施される。樹脂加工は加熱により溶融し、中芯とライ
ナーとを貼着一体化させるためのものであり、押出ラミ
ネート、ホットメルト、ドライラミネート等公知の手段
が全て好適に用いられる。樹脂としては熱可塑性樹脂で
、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹
脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリスチレン等が好適
に用いられる。またライナーとして内部に樹脂層を有す
るサンドイッチ構造のものを用いることにより、耐水性
及び強度を大中に向上させることができる。勿論、ライ
ナーの中芯と接しない外表面にラミネート等の樹脂加工
を施すことにより耐水性、強度を一層高めることができ
る。
本発明を実施態様を示す図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明の片面段ボール9−トの概略
図、第3図及び第4図は両面段ボールシートの概略図で
ある。これらの図において、(1)は中芯(フルート)
、(2)はライナー、(3)は樹脂層である。即ち、第
1図は中芯(1)がその片面の樹脂層(3)を介してラ
イナー(2)と貼着され、第2図は中芯(1)がライナ
ー(2)表面の樹脂層(3)を介して貼着されており、
第3図は中芯(1)の両面の樹脂層(3) (3’)を
介してライナー(2)(ダ)と貼着され、第4図はライ
ナー(2) (2’)に設けられた樹脂層(3)(3′
)を介して中芯(1)が貼着されている。本。
発明の段ボールシートは上記態様に限られず、種々の組
合わせもまた含まれることは当然である。
本発明の段ボールシートの製造方法をその装置の実施態
様を示す図面に基づいて説明する。
第5図において、片面が樹脂加工された中芯原紙(1a
)はシングルフェーサ−内のプレヒーター(図示せず)
で加熱された後、2本の段ロール(4) (4’)の間
に導かれ、段ロール(4) (4’)の回転により段が
加圧成形され、同時に樹脂が加熱によりクツキー状態と
なる。−万、ライナー原紙(2a)はプレッシャーロー
ル(5)の下部から導かれ、段ロール(4)とプレッシ
ャーロール(5)との間で中芯のクツキー状の樹脂層を
介して中芯とライナーとが貼着され、片面段ボールシー
ト(6)を得る。
第6図は装置の他の実施態様を示し、両面が樹脂加工さ
れた中芯原紙(1b)はプレヒーター(図示せず)で加
熱された後、段ロール(4)(4′)の間に導入され、
段ロール(4)(4’)の回転により段が加圧成形され
、同時に一方の面の樹脂が加熱によりクツキー状となり
、プレッシャーロール(5)の下部より導入されたライ
ナー原紙(2a)と貼着されて片面段ポールシート(6
)を得る。該シート(6)はロール(7)を経てフルー
トの表面を赤外線ヒーター(8)で加熱され樹脂がクツ
キー状となってプレッシャーロール(9)に導かれる。
他方、片面に樹脂加工されたもう一つのライナー原紙(
2b)がプレヒーターロール(11)により予熱されヒ
ーターロール2、(10)で加熱されて樹脂がクツキー
となった状態でヒーターロール(10)とプレッシャー
ロール(9)との間で前記片面段ポールシート(6)の
フルートと貼着され、両面段ボールシート(12)が得
られる。もっとも、本例にあっては中芯原紙は両面に樹
脂加工が施されているので、必ずしも他のライナー原紙
(2b)として樹脂加工されたライナー原紙を用いる必
要はない。
尚、第6図に示した装置は従来の製造工程中のダブルフ
ェーサ一部(ヒーティングパートとクーリングパート)
を熱処理ゾーンに変えることにより経済的且つ容易に達
成することができる。即ち、従来法においてはシングル
フェーサ一部の糊付は装置で糊付けされた中芯フルート
とライナーとが接着されてなる片面段ポールシートは一
旦ブリッジで蓄えられ、該ブリッジより降りて来た片面
段ボールシートはグルーマシンでフルートの他の面に糊
付けして熱板に送られ、他のライナーと貼着された後ダ
ブルフェーサ一部に送られ乾燥、冷却されるのであるが
、該グルーマシンとダブルフェーサ一部とを熱処理ゾー
ンに置き換えれば良い。
第7図は熱処理ゾーンの一例を示すもので、片面段ボー
ルシート(6)は赤外線ヒーター(8)でフルートを加
熱され乍らヒーターウール(10)を経てプレッシャー
ロール(9)に送られ、一方、ライナー(2b)がヒー
ターロール(10)を経てプレッシャーロール(9)に
送られ、該シート(6)と貼着され両面段ボールシート
が得られる。
第8図は本発明装置の別の実施態様を示し、樹脂加工の
施されていない中芯原紙(1c)は段ロール(4) (
4’)間に導かれ、段が成形される。
一方、片面が樹脂加工されたライナー原紙(2b)が赤
外線ヒーター(8)により熱せられ樹脂がクツキーとな
った状態でプレッシャーロール(5)の下部から導入さ
れ、片面段ポールシート(6)が得られる。
第9図は本発明装置の更に別の実施態様を示すもので、
第8図と同様の装置により得られた片面段ポールシート
(6)はロール(7)を経てフルート面が赤外線ヒータ
ー(8)で熱セられ乍らプレッシャーロール(9)に導
かれる。一方、片面が樹脂加工されたもう一つのライナ
ー原紙(2b)がプレヒーターロール(11)及びヒー
ターロール(10)を経て樹脂がクツキー状となって該
シー1(6)のフルート面に貼着され両面段ポールシー
ト(12)が得られる。
本発明の特徴は従来法の澱粉系の接着剤に代えて予め樹
脂加工された中芯及び/又はライナーを用いて該樹脂に
より中芯とライナーとを貼着させることにある。かくし
て上側にあっては樹脂を軟化させクツキー状とする加熱
手段としてプレヒーターロール、ヒーターロール、赤外
線ヒーター等を例示したがこれらに限定されないことは
云うまでもない。また、プレッシャーロールや段ロール
にヒーターロールを兼ねさせることも可能である。
尚、段ロール、ヒーターロール、赤外線ヒーター等の温
度は中芯原紙、ライナー原紙、使用される樹脂の種類、
厚さ等により適宜選択される。樹脂加工面は十分にクツ
キーとなる程度に加熱されることは勿論であるが、これ
と貼着される面も予熱、加熱することによってより効果
的な貼着が達成される。また、両面樹脂加工の中芯を用
いる場合には、ヒーターロール等の表面に「テフロン」
樹脂加工等の離型処理を施しておくのが望ましい。
紙上の通り、本発明によれば ■ポリエチレン等の合成樹脂加工した中芯及び/又はラ
イナーを用いるから該樹脂層が防水防湿性を付与すると
同時に補強材としても機能し、水に強く、強度が大きく
且つ寸法安定性の良い段ポールシートが得られる、 ■澱粉系接着剤は乾燥に時間を要し、多量のエネルギー
を必要とするが、本発明においてはかかる乾燥工程は不
要で、省エネに奉仕する、■従来法において約17mも
あるダブルフェーサ一部分(ヒーティングパートとクー
リングパート)が省略できるから、装置全体をコンパク
ト化でき、従って単位敷地面積当たりの生産性が向上す
る、等の数多くの利点が得られる。
以下、実施例、比較例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明は何らこれらにより限定−されないこと
は勿論である。
実施例1 中芯原紙(E段、120 g/d)をシングルフェーサ
−内のプレヒーター(140℃)で加熱した後段ロール
(140℃)間に導き、中芯(フルート)を形成させた
。一方、ポリエチレンフィルム(15μ厚)をラミネー
トしたライナー原紙(180g/r+f)を導入し、ポ
リエチレンフィルム面を赤外線ヒーターで加熱(140
°c)してクツキー状として前記段ロール間に導き、9
5m/m i nの速度で片面段ボールシートを得た。
得られた片面段ポールシートの透湿度を測定し、結果を
第1表に示した。
実施例2 ポリエチレンフィルム(15μ厚)をラミネートした中
芯原紙(E段、120g/rd)をプレヒーター(14
0℃)を通過させ、且つ赤外線ヒーターによりポリエチ
レンフィルム面を加熱(140℃)して段ロール(14
0℃)間に導き該フィルム面がクツキー状の中芯(フル
ート)とし、一方、ライナー原紙(180g/rrr)
を前記段ロール間に導入し、95m/minの速度で片
面段ボールシニトを得た。
第1表に、得られた片面段ボールシートの透湿度を示し
た。
比較例1 中芯原紙(E段、120 g/n’r)をプレヒーター
(170℃)で加熱した後、段ロール(170℃)に導
き、糊ロールでコーンスターチ系接着剤を塗工し、一方
、ライナー原紙(180g/if)を前記段ロール間に
導入して95m/minの速度で片面段ボールシートを
作成した。
得られた片面段ボールシートの透湿度を第1表に示した
実施例3 実施例1において、中芯原紙(A段、120g/r+f
)及びライナー原紙〔中芯原紙(120g/d+ポリエ
チレンフィルム(35μ)+クラフト(50g/n?、
)+ポリエチレンフィルム(15μ)のラミネート〕を
用いた他は同様の方法により片面段ボールシートを得た
該シートの透湿度を第1表に掲記した。
比較例2 中芯原紙(AVIt、 120 g/nf)及びライナ
ー原紙(220g/r+f)を用いた他は比較例1と同
様の方法で片面段ボールシートを得た。
該シートの透湿度を第1表に示した。
実施例4 中芯原紙(E段、120 g/%)及びライナー原紙〔
ライナー原紙(180g/+tr) +ホ’Jcチレン
フイルム(15μ)のラミネート〕を用いて、実施例1
と同様の方法で片面段ボールシートを作成し、中芯(フ
ルート)面を赤外線ヒーターで加熱(140℃)シ乍ら
プレッシャーロールに導いた。
一方、もう一つのライナー原紙(同上)をプレヒーター
ロール(140℃)及びヒーターロール(140℃)を
通過させポリエチレンフィルム面をクツキー状とし、ヒ
ーターロールとプレッシャーロールとの間に導き、上記
片面段ボールシートの中芯フルート面に貼着させ、95
 m/m i nの速度で両面段ボールシートを得た。
得られた両面段ボールシートの透湿度を第1表に示した
実施例5 中芯原紙〔ポリエチレンフィルム(15μ)+・ 中芯
原紙(E段、120g/r+f)+ポリエチレンフィル
ム(15μ)〕をプレヒーター(140℃)を通過させ
、且つ赤外線ヒーターにより一方のエチレンフィルム面
を加熱(140℃)してクツキー状として「テフロン」
樹脂加工を施した段ロール(140℃)間に導き、一方
、ライナー原紙(180g/rrr)を前記段ロール間
に導き、95m/minの速度で片面段ボールシートを
作成した。
次いで、該片面段ボールシートの中芯フルート面を赤外
線ヒーターで加熱(140’C)L他方のポリエチレン
フィルム面をクツキー状としてプレッシャーロールに導
いた。
他方、もう一つのライナー原紙(同上)−を前記プレッ
シャーロールに導入し、上記片面段ボールシートの中芯
フルート面に貼着させ両面段ボールシートを得た。
該シートの透湿度を第1表に示した。
比較例3 中芯原紙(E段、120 g/no及びライナー原紙(
180g/d)を用いて比較例1と同様にして片面段ボ
ールシートとし、ティクアップ・コンベアーにてブリッ
ジ上に蓄えた。
次いで、該ブリッジより下降してきた片面段ボールシー
トはグルーマシンで中芯フルートの他の段頂をコーンス
ターチ系接着剤で糊付けして熱板に送り、ここで他のラ
イナー原紙(同上)と貼着され、乾燥、冷却を経て95
m;/minの速度で両面段ボールシートを得た。
第1表に、該シートの透湿度を示した。
実施例6 中芯原紙(A段、120g/rd)、ライナー原紙とし
て(a)ライナー原紙(200g/%)+ポリエチレン
フィルム(15μ)のラミネート、(b)ポリエチレン
フィルム(15μ)十中芯原紙(120g/r+?)+
ポリエチレンフィルム(35μ)+クラフト(50g/
r+f)のラミネートの2種を用いて、実施例4と同様
の方法で両面段ボ−ルシートを得た。
得られたシートの透湿度は第1表の通りであった。 。
比較例4 中芯原紙(A段、120g/n?)及び2枚のライナー
原紙(220g/イ)を用いて、比較例3と同様にして
両面段ボールシートを得た。
該シートの透湿度は第1表の通りであった。
注: (1)PE:ポリエチレンフィルム (2)透湿度+JIS Z 020Bに準拠した。
尚、第1表の各サンプルの構成中、左側が高湿側、右側
が低湿側(吸湿剤側)となるように試験装置にセットし
た。また、温湿度条件は温度40±0.5℃、相対湿度
90±2%とした。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はいずれも本発明の段ポールシートの
実施態様を示す概略断面図、第5図乃至第9図はいずれ
も本発明装置の実施態様を示す概略図である。 1・・中芯(フルート) 1a・・中芯原紙(片面樹脂加工) 1b・・中芯原紙(両面樹脂加工) 1c・・中芯原紙(樹脂未加工) 2.2′・・ライナー 2a・・ライナー原紙(樹脂未加エン 2b・・ライナー原紙(片面樹脂加工)3.3′・・樹
脂層、 4.4′・・段ロール5.9・・プレッシャー
ロール 6・・片面段ボールシート 7・・ロール、 8・・赤外線ヒーター10・・ヒータ
ーロール、 11・・プレヒーターロール 12・・両面段ボールシート 特許出願人 五洋紙工株式会社 第1図 第2図 第6図 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和59年特許願第10450号 2、発明の名称 防水防湿性段ポールシート、その製造方法及び装置 3、補正をする者 事件との関係:特許出願人 住所 大阪市住之江区安立4丁目13番18号名称 五
洋紙工株式会社 代表者 代表取締役 廣 瀬 幸次部(他1名)4、代
理人 住所 大阪市北区西天13丁目2番4号5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」、「図面の(1)明細書
の「発明の詳細な説明」の欄の記載を下記の通り補正す
る; ■明細書第12頁、7行目、「・・貼着されている。」
と「本」との間に下記を挿入する:「 第5図は中芯(
1)の片面の樹脂層(3″)とライナー(2′)の樹脂
jiii(3’)、及び他のライナー(2)の樹脂N(
3)を介して、中芯(1)がライナー(2) (2’)
とそれぞれ貼着されている2第6図は中芯(1)の両面
の樹脂1m(3)(3’)及びライナー(2) (2″
)の樹脂層(3) (3’)を介して、中芯(1)がラ
イナー(2) (2’)とそれぞれ貼着されている。」 ■同第25頁、8行目「した。」と9行目「4、図面の
簡単な説明Jとの間に、下記実施例7乃至工0を挿入す
る。 「実施例7 ポリエチレンフィルム(15μ厚)をラミネートした中
芯原紙(E段、120 g/+d)をプレヒーター(1
40℃)を通過させ、且つポリエチレンフィルム面を赤
外線ヒーター(150℃)によリポリエチレンフイルム
面tJo!!)(140°c)して段ロール(140℃
)間に導き該フィルム面がクツキー状の中芯(フルート
)とし、一方、ポリエチレンフィルム(15μ厚)をラ
ミネートしたライナー原紙(170g#)を同様にプレ
ヒーター(140℃)、赤外線ヒーターでポリエチレン
フィルム面を加熱(140℃)して前記段ロール間に、
導入し、中芯原紙及びライナー原紙のポリエチレンフィ
ルム面同志を貼着させ、118m /minの速度で片
面段ボールシートを得、中芯原紙の他の面を赤外線ヒー
ターで加熱(140℃)し乍らプレッシャーロールに導
いた。 次いで、ポリエチレンフィルム(20μ厚)ヲラミネー
トしたもう一つのライナー原紙(170g/r+()を
前記と同様にプレヒーター及び赤外線ヒーターによりポ
リエチレンフィルム面を加熱してクツキー状とし、ヒー
ターロールとプレッシャーロール間に導き、上記片面段
ポールシートの中芯原紙の他の面に貼着させ、118m
 /minの速度で両面段ポールシートを得た。 得られた両面段ポールシートの透湿度を第2表に示した
。 実施例8 実施例7において、−のライナーのポリエチレンフィル
ム厚を35μとし、且つ他方のポリエチレンフィルム厚
を30μとした他は同様の方法で109to 7man
の速度で片面段ボールシートを、更に109m 7m1
nの速度で両面段ポールシートを得た。 得られた両m1段ボールシートの透湿度を第2表に示し
た。 実施例9 ポリエチレンフィルム(15μ厚)を表裏両面にラミネ
ートした中芯原紙(E段、120 g/n()をプレヒ
ーター(140℃)を通過させ、且つ赤外線ヒーターに
よりポリエチレンフィルム面を加1u4o℃)して表面
をテフロン樹脂加工された段ロール(140℃)間に導
き−のフィルム面がクツキー状の中芯(フルート)とし
、一方、ポリエチレンフィルム(15μ厚)をラミネー
トしたライナー原紙(170g/n?)を同様にプレヒ
ーター(140℃)、赤外線ヒーターでポリエチレンフ
ィルム面を加熱(100℃)して前記段ロール間に導入
し、中芯原紙及びライナー原紙のポリエチレンフィルム
面同志を貼着させ、118m/minの速度で片面段ボ
ールシートを得、中芯原紙の他のフィルム面を赤外線ヒ
ーターで加熱し乍らプレッシャーロールに導いた。 次いで、もう一つのライナー原紙(同上)をプレヒータ
ーロール(140℃)及びヒーターロール(140℃)
を通過させポリエチレンフィルム面をクツキー状とし、
ヒーターロールとプレッシャーロールとの間に導き、上
記片面段ボールシートの中芯フルートの他のフィルム面
に貼着させ、118m /minの速度で両面段ボール
シートを得た。 得られた両面段ボールシートの透湿度を第2表に示した
。 実施例10 ポリエチレンフィルム(35μ厚)をラミネ−9と同一
の中芯原紙とを用いて同様の方法で109m/minの
速度で片面段ボールシートを得、更にポリエチレンフィ
ルム(20μ厚)をラミネートしたライナー原紙(17
0g/rrr>を用いて同様の方法で109m /mi
nの速度で両面段ボールシートを得た。 得られた両面段ポールシートの透湿度を第2表に示した
。 第2表の結果と第1表の結果との対比から明らかな如く
、中芯フルートとライナーとを各々のポリエチレンフィ
ルム面同志で貼着することにより、透湿度が尚一層改善
される。更に両者の貼着力が向上するため、いずれか片
面のポリエチレンフィルムで貼着させる場合に比し、加
ニスピードは15〜25%程度の向上が確認された。」
(2)明細書の「図面の簡単な説明」の欄の記載を下記
の通り補正する; ■明細書第25頁、10行目、「第1図乃至第4図」と
あるを“第1図乃至第6図”に訂正する。 ■同、11〜12行目、「第5図乃至第9図」とあるを
、“第7図乃至第11図”に訂正する。 (3)別紙の通り、第5図及び第6図を追加し、願書に
添付した図面については訂正箇所を未配した複写図面を
提出する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中芯とライナーとからなる段ボールシートにおいて
    、中芯及び/又はライナーの表面が樹脂加工されてなり
    、前記中芯の片面もしくは両面とライナーとが該樹脂層
    を介して貼着されている構造であることを特徴とする防
    水防湿性段ボールシート。 2、ライナーが内部に樹脂層を有するサンドイッチ構造
    である特許請求の範囲第1項記載の段ポールシート。 3、樹脂加工が押出ラミネート、ホットメルト、ドライ
    ラミネートから選ばれる特許請求の範囲第1項記載の段
    ボールシート。 4、中芯とライナーとからなる段ボールシートを製造す
    るに際し、中芯の片面に樹脂加工を施し、次いで加熱・
    段繰りして前記樹脂を軟化させてクツキー性を付与した
    後、前記中芯の段頂とライナーとを貼着することを特徴
    とする防水防湿性片面段ポールシートの製造方法。 5、ライナーの中芯との貼着面が樹脂加工されたもので
    ある特許請求の範囲第4項記載の製造方法。 6、ライナーが内部に樹脂層を有するサンドイッチ構造
    である特許請求の範囲第4項又は第5項記載の製造方法
    。 7、樹脂加工が押出ラミネート、ホットメルト、ドライ
    ラミネートから選ばれる特許請求の範囲第4項記載の製
    造方法。 8、中芯とライナーとからなる段ポールシートを製造す
    るに際し、中芯の両面に樹脂加工を施し、次いで加熱・
    段繰りして少なくとも一方の面の前記樹脂を軟化させて
    クツキー性を付与した後、該中芯の段頂とライナーとを
    貼着し、更に前記中芯の他の段面を加熱して前記樹脂を
    軟化させてクツキー性を付与した後、 咳中芯の段頂と
    他のライナーとを貼着することを特徴とする防水防湿性
    両固設ポールシートの製造方法。 9.ライナーの中芯との貼着面が樹脂加工されたもので
    ある特許請求の範囲第8項記載の製造方法。 10、ライナーが内部に樹脂層を有するサンドイッチ構
    造である特許請求の範囲第8項又は第9項記載の製造方
    法。 11、樹脂加工が押出ラミネート、ホットメルト、ドラ
    イラミネートから選ばれる特許請求の範囲第8項記載の
    製造方法。 12、中芯とライナーとからなる段ボールシートを製造
    するに際し、中芯を加熱・段繰りし、一方、片面に樹脂
    加工を施したライナーを加熱してクツキー性を付与した
    後、前記中芯の段頂とライナーとを貼着することを特徴
    とする防水防湿性片面段ボールシートの製造方法↓ 13、ライナーが内部に樹脂層を有するサンドイッチ構
    造である特許請求の範囲第12項記載の製造方法。 14、樹脂加工が押出ラミネート、ホットメルト、ドラ
    イラミネートから選ばれる特許請求の範囲第12項記載
    の製造方法。 15、中芯とライナーとからなる段ボールシートを製造
    するに際し、中芯を加熱・段繰りし、一方、片面に樹脂
    加工を施したライナーを加熱してクツキー性を付与した
    後、前記中芯の段頂とライナーとを貼着し、更に片面に
    樹脂加工を施した他のライナーを加熱してクツキー性を
    付与した後、前記中芯の他の段頂と該ライナーとを貼着
    することを特徴とする防水防湿性両面段ポールシートの
    製造方法。 16、ライナーが内部に樹脂層を有するサンドイッチ構
    造である特許請求の範囲第15項記載の製造方法。 17、樹脂加工が押出ラミネート、ホットメルト、ドラ
    イラミネートから選ばれる特許請求の範囲第15項記載
    の製造方法。 18、中芯とライナーとからなる段ポールシートを製造
    する装置において、片面に樹脂加工された中芯を加熱し
    てクツキー性を付与し且つ段繰りする手段と、前記中芯
    の段頂とライナーとを加圧貼着する手段とを備えたこと
    を特徴とする防水防湿性片面段ボールシートの製造装置
    。 19、中芯とライナーとからなる段ボールシートを製造
    する装置において、両面に樹脂加工された中芯の少なく
    とも一方の面を加熱してクツキー性を付与し且つ段繰り
    する手段と、前記中芯の加熱面の段頂とライナーとを加
    圧貼着する手段と、咳中芯の他の面を加熱しクツキー性
    を付与する手段と、咳中芯の加熱面と他のライナーとを
    加圧貼着する手段とを備えたことを特徴とする防水防湿
    性両面段ボールシートの製造装置。 20、中芯とライナーとからなる段ボールシートを製造
    する装置において、中芯を加熱・段繰りする手段と、片
    面に樹脂加工を施したライナーを加熱してクツキー性を
    付与する手段と1.前社虫泰の頂部とライナーとを加圧
    貼着する手段とを備えたことを特徴とする防水防湿性片
    面段ボールシートの製造装置。 21、中芯とライナーとからなる段ポールシートを製造
    する装置において、中芯を加熱・段繰りする手段と、片
    面に樹脂加工を施したライナーを加熱してクツキー性を
    付与する手段と、前記中芯の頂部とライナーとを加圧貼
    着する手段と、片面に樹脂加工を施した他のライナーを
    加熱してクツキー性を付与する手段と、前記中芯の他の
    面の頂部と該他のライナーの加熱面とを加圧貼着する手
    段を備えたことを特徴とする防水防湿性両面段ボールシ
    ートの製造装置。
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