JPS61146528A - 段ボ−ルシ−トの製造法 - Google Patents
段ボ−ルシ−トの製造法Info
- Publication number
- JPS61146528A JPS61146528A JP26971384A JP26971384A JPS61146528A JP S61146528 A JPS61146528 A JP S61146528A JP 26971384 A JP26971384 A JP 26971384A JP 26971384 A JP26971384 A JP 26971384A JP S61146528 A JPS61146528 A JP S61146528A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- corrugated
- heat
- core
- fusible resin
- Prior art date
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- Pending
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- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、水分に強い段ボールシートの製造法に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
従来段ボールシートは、コルゲータマシンによって第4
図に示すように、表ライナ−2′と裏ライナ−3′とト
ラス構造状に波形中芯6′によって形成され、その接合
部は、デンプン糊9によって固有し、ライナー単体の強
度を構造体としての合力として活用できるように構成さ
れていた。
図に示すように、表ライナ−2′と裏ライナ−3′とト
ラス構造状に波形中芯6′によって形成され、その接合
部は、デンプン糊9によって固有し、ライナー単体の強
度を構造体としての合力として活用できるように構成さ
れていた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら前記ライナーの特徴として、その内部には
、数多くのポーラス状の通気孔があり、大気中の湿度条
件によって、前記ライナー内部の大気中の水分を含んで
しまい、前記ライナーの物性が大きく低下してしまうと
いう欠点を有していた。
、数多くのポーラス状の通気孔があり、大気中の湿度条
件によって、前記ライナー内部の大気中の水分を含んで
しまい、前記ライナーの物性が大きく低下してしまうと
いう欠点を有していた。
また、表ライナー2′、裏ライナ−3′と波形中芯6′
とをトラス構造状に結合させるデンプン糊9も前記ライ
ナー同様、水によくなじむため、固形化したデンプン糊
9が大気中の水分を吸収し、次第に接着力を失ない、つ
いには表ライナー2′、裏ライナ−3′と波形中芯6′
の結合力をなくし、トラス構造を失なってしまうという
欠点があった。
とをトラス構造状に結合させるデンプン糊9も前記ライ
ナー同様、水によくなじむため、固形化したデンプン糊
9が大気中の水分を吸収し、次第に接着力を失ない、つ
いには表ライナー2′、裏ライナ−3′と波形中芯6′
の結合力をなくし、トラス構造を失なってしまうという
欠点があった。
し友がって、これらの欠点をなくすためには、大気中の
水分から遮断する必要があり、その方法として第6図に
示すよう外股ボールシート1′を表面にパラフィン樹脂
10(i−シャワーコートするか、もしくは、ポリエチ
レン樹脂液11に浸す等の加工を行なっていたが、前記
説明のととぐデンブン糊9が水分を良く吸収するため、
樹脂中に浸す時間が制限されるため、樹脂液の塗布量に
バラツキを生じやすく、使用量が多くなり、一端、樹脂
を塗布したら乾燥するまでに時間がかかる。こうして加
工されt段ボールシート1′は、ライナー表面に樹脂が
塗布されているため印刷ができにくくなったり、色が黒
っぽくなったシして見栄えが落ちる他、前記段ボールシ
ート1′が固くなり、段ポールケースの形成において、
加工ができにくい等、生産コストも高く、一部のニーズ
に合ったものしか使用出来ないものであった。
水分から遮断する必要があり、その方法として第6図に
示すよう外股ボールシート1′を表面にパラフィン樹脂
10(i−シャワーコートするか、もしくは、ポリエチ
レン樹脂液11に浸す等の加工を行なっていたが、前記
説明のととぐデンブン糊9が水分を良く吸収するため、
樹脂中に浸す時間が制限されるため、樹脂液の塗布量に
バラツキを生じやすく、使用量が多くなり、一端、樹脂
を塗布したら乾燥するまでに時間がかかる。こうして加
工されt段ボールシート1′は、ライナー表面に樹脂が
塗布されているため印刷ができにくくなったり、色が黒
っぽくなったシして見栄えが落ちる他、前記段ボールシ
ート1′が固くなり、段ポールケースの形成において、
加工ができにくい等、生産コストも高く、一部のニーズ
に合ったものしか使用出来ないものであった。
本発明は、上記欠点に鑑み、コルゲータマシンによって
水分による強度劣化の少ない段ポールシートを連続的に
製造できるようにすることを目的とするものである。
水分による強度劣化の少ない段ポールシートを連続的に
製造できるようにすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
この目的を達成するために本発明は、段ボールシート用
′ライナーの表面に予め熱溶着性樹脂を塗布し、前記ラ
イナーを用いて形成された段ボールシートの表ライナー
および裏ライナーと中芯ライナーとをコルゲータマシン
の熱により接着する製造法である。
′ライナーの表面に予め熱溶着性樹脂を塗布し、前記ラ
イナーを用いて形成された段ボールシートの表ライナー
および裏ライナーと中芯ライナーとをコルゲータマシン
の熱により接着する製造法である。
作 用
この製造法によ゛って、表ライナーおよび裏ライナーと
、波形中芯とがトラス構造状に熱溶着性樹脂によって結
合されるため、大気中の水分が段ボールシートのトラス
構造内部のライナ一部へ浸入することがなく、段ボール
シートの物性を保持できるものである。
、波形中芯とがトラス構造状に熱溶着性樹脂によって結
合されるため、大気中の水分が段ボールシートのトラス
構造内部のライナ一部へ浸入することがなく、段ボール
シートの物性を保持できるものである。
実施例
以下、本発明の一実施例について第1図〜第3図に沿っ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図は発明によって得られた段ボールシート1を示し
、この段ボールシート1は表ライナ−2および裏ライナ
−3の片面には予め熱溶着性樹脂4を一定の厚さに塗布
してあり、この塗布面を相対向させ、両者の間へ予め熱
溶着性樹脂4を一定の厚さに両面塗布された中芯ライナ
ー6を波形状に成形し、表ライナ−2と裏ライナ−3を
トラス構造状に波形中芯6によって形成し、波形中芯6
の先端7と表ライナー2.裏ライナ−3の熱溶着性樹脂
部4とをコルゲータマシンの熱によって接着したもので
ある。
、この段ボールシート1は表ライナ−2および裏ライナ
−3の片面には予め熱溶着性樹脂4を一定の厚さに塗布
してあり、この塗布面を相対向させ、両者の間へ予め熱
溶着性樹脂4を一定の厚さに両面塗布された中芯ライナ
ー6を波形状に成形し、表ライナ−2と裏ライナ−3を
トラス構造状に波形中芯6によって形成し、波形中芯6
の先端7と表ライナー2.裏ライナ−3の熱溶着性樹脂
部4とをコルゲータマシンの熱によって接着したもので
ある。
次に上記段ボールシート1がコルゲータマシンによって
形成される状態を、第2図および第3図によって説明を
行なう。
形成される状態を、第2図および第3図によって説明を
行なう。
第2図は、段ボール用ライナーの片面に予め熱溶着性樹
脂4を塗布された裏ライナ−3の塗布面に、両面に予め
熱溶着性樹脂4を塗布された中芯ライナー6が、コルゲ
ータマシンの段ロールによって波形状を形成されながら
押し当てられ矢印方向へ移動する。
脂4を塗布された裏ライナ−3の塗布面に、両面に予め
熱溶着性樹脂4を塗布された中芯ライナー6が、コルゲ
ータマシンの段ロールによって波形状を形成されながら
押し当てられ矢印方向へ移動する。
したがって、裏ライナ−3の片面に塗布された熱溶着性
樹脂4と中芯ライナー6に塗布され、波形状に成形され
た先端7の熱溶着性樹脂4とが、圧接され、同時に段ロ
ールの熱によって両者の熱溶着性樹脂4が溶は接合され
る。こうして貼り合わされた片面段ボールシート8は、
さらに第3図に示すように別途送られできた片面に予め
熱溶着性樹脂4を塗布された表ライナ−2の塗布面と波
形状の中芯とが貼り合わされるかっこうでダブルフェー
サ−内部へ送り込まれ、ダブルフェーサ−の熱によって
、表ライナ−2に塗布された熱溶着性樹脂4と波形中芯
6の先端部とが溶着される。
樹脂4と中芯ライナー6に塗布され、波形状に成形され
た先端7の熱溶着性樹脂4とが、圧接され、同時に段ロ
ールの熱によって両者の熱溶着性樹脂4が溶は接合され
る。こうして貼り合わされた片面段ボールシート8は、
さらに第3図に示すように別途送られできた片面に予め
熱溶着性樹脂4を塗布された表ライナ−2の塗布面と波
形状の中芯とが貼り合わされるかっこうでダブルフェー
サ−内部へ送り込まれ、ダブルフェーサ−の熱によって
、表ライナ−2に塗布された熱溶着性樹脂4と波形中芯
6の先端部とが溶着される。
したがって、前記説明のごとく、表ライナ−2と裏ライ
ナ−3を波形中芯6によってトラス構造状に接合する接
着剤に熱溶着性樹脂4を使用し、かつコルゲータマシン
の熱によって高温接着を行なっているため水分の浸入に
対して、非常に強く、しかも表ライナー2.裏ライナ−
3と波形中芯6を接合したトラス構造部は完全に大気か
ら遮断されているため、大気中の水分による強度劣化が
ほとんど発生しなくなり、段ポール表面への印刷適正が
良く、生産能力が大きなうえ、段ボールケースの加工性
が良い等、その実用的効果が大きい。
ナ−3を波形中芯6によってトラス構造状に接合する接
着剤に熱溶着性樹脂4を使用し、かつコルゲータマシン
の熱によって高温接着を行なっているため水分の浸入に
対して、非常に強く、しかも表ライナー2.裏ライナ−
3と波形中芯6を接合したトラス構造部は完全に大気か
ら遮断されているため、大気中の水分による強度劣化が
ほとんど発生しなくなり、段ポール表面への印刷適正が
良く、生産能力が大きなうえ、段ボールケースの加工性
が良い等、その実用的効果が大きい。
発明の効果
以上の実施例の説明より明らかなように、本発明は段ポ
ールシート用ライナーの表面に予め熱溶着性樹脂を塗布
し、前記ライナーを用いて、形成された段ボールシート
の表・裏ライナーと中芯うイナーとがコルゲータマシン
の熱により接着されてなることにより、段ボールシート
を構成するライナー内部へ大気中の水分が浸入する事が
ない為、段ボールシートの強度劣化が少なくなり、その
実用的効果が大きい。
ールシート用ライナーの表面に予め熱溶着性樹脂を塗布
し、前記ライナーを用いて、形成された段ボールシート
の表・裏ライナーと中芯うイナーとがコルゲータマシン
の熱により接着されてなることにより、段ボールシート
を構成するライナー内部へ大気中の水分が浸入する事が
ない為、段ボールシートの強度劣化が少なくなり、その
実用的効果が大きい。
第1図は、本発明による段ポールシートの一実施例を示
す斜視図、第2図は、片面段ボールの断面図、第3図は
、第1図のA−A断面図、第4図および第5図は、従来
の段ボールシートの断面図を示したものである。 1・・・・・・段ボールシート、2・・・・・・表ライ
ナ−,3・・・・・・裏ライナ−,4・・・・・・熱溶
着性樹脂、6・・・・・・中芯ライナ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名l・
・・を父ポ゛−ルシ一ト 2・・・表ライr− 3・・、裏ライナ− 第2図 第4図 第5図
す斜視図、第2図は、片面段ボールの断面図、第3図は
、第1図のA−A断面図、第4図および第5図は、従来
の段ボールシートの断面図を示したものである。 1・・・・・・段ボールシート、2・・・・・・表ライ
ナ−,3・・・・・・裏ライナ−,4・・・・・・熱溶
着性樹脂、6・・・・・・中芯ライナ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名l・
・・を父ポ゛−ルシ一ト 2・・・表ライr− 3・・、裏ライナ− 第2図 第4図 第5図
Claims (1)
- 段ボールシート用の表ライナーおよび裏ライナーの表面
に予め熱溶着性樹脂を塗布し、前記表ライナーおよび裏
ライナーと中芯ライナーとをコルゲータマシンの熱によ
り接着することを特徴とする段ボールシートの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26971384A JPS61146528A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 段ボ−ルシ−トの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26971384A JPS61146528A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 段ボ−ルシ−トの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61146528A true JPS61146528A (ja) | 1986-07-04 |
Family
ID=17476133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26971384A Pending JPS61146528A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 段ボ−ルシ−トの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61146528A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07148867A (ja) * | 1993-11-29 | 1995-06-13 | Hideshi Iwata | プラスチック段ボール及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP26971384A patent/JPS61146528A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07148867A (ja) * | 1993-11-29 | 1995-06-13 | Hideshi Iwata | プラスチック段ボール及びその製造方法 |
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