JPS6015392B2 - 金属調雨樋の製造法 - Google Patents
金属調雨樋の製造法Info
- Publication number
- JPS6015392B2 JPS6015392B2 JP1705678A JP1705678A JPS6015392B2 JP S6015392 B2 JPS6015392 B2 JP S6015392B2 JP 1705678 A JP1705678 A JP 1705678A JP 1705678 A JP1705678 A JP 1705678A JP S6015392 B2 JPS6015392 B2 JP S6015392B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- clear
- rain gutter
- colored
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、銅含有物にて形成せる雨樋本体1の表面に硫
化、酸化、メッキ等にて着色し、この着色層2にスクラ
ッチ模様を施し、ベンゾトリアゾールのようなトリアゾ
ール誘導体よりなる銅防鈴剤を含有する暁付クリアーを
塗布し、蟻付クリアー層3を銅が変色する前に高温短時
間で暁付けることを特徴とする金属調雨樋の製造法に係
るものであって、その目的とするところは雨樋の耐候変
色性を向上できる金属調雨樋の製造法を提供するにある
。
化、酸化、メッキ等にて着色し、この着色層2にスクラ
ッチ模様を施し、ベンゾトリアゾールのようなトリアゾ
ール誘導体よりなる銅防鈴剤を含有する暁付クリアーを
塗布し、蟻付クリアー層3を銅が変色する前に高温短時
間で暁付けることを特徴とする金属調雨樋の製造法に係
るものであって、その目的とするところは雨樋の耐候変
色性を向上できる金属調雨樋の製造法を提供するにある
。
従来金属調雨樋にあっては、銅、銅〆ッキ等の銅含有物
にて形成せる雨樋本体の表面に酸化、硫化、メッキ等に
より表面に着色し、表面を乾燥した後スクラッチ模様を
施し、耐候変色性を改良するためにアクリルクリアー、
二液混合型ウレタン樹脂クリアー等のクリアーを塗布し
、銅を変色させないような温度例えば室温で乾燥し、銅
の耐候変色を防止していた。
にて形成せる雨樋本体の表面に酸化、硫化、メッキ等に
より表面に着色し、表面を乾燥した後スクラッチ模様を
施し、耐候変色性を改良するためにアクリルクリアー、
二液混合型ウレタン樹脂クリアー等のクリアーを塗布し
、銅を変色させないような温度例えば室温で乾燥し、銅
の耐候変色を防止していた。
しかしアクリル等の溶剤型のクリアーでは塗膜に傷が付
きやすいばかりでなく、油分に汚染された場合塗膜が剥
離して耐膜変色性が充分でなかった。またかかる欠点を
補うために硬化型のクリアーとして二液混合型ウレタン
樹脂クリアーを使用すると、二液混合型のため製造工程
がやつかいであり、しかもクリアーが高価であるという
欠点があった。本発明は叙述の点に鑑みてなされたもの
であって、以下本発明を詳細に説明する。
きやすいばかりでなく、油分に汚染された場合塗膜が剥
離して耐膜変色性が充分でなかった。またかかる欠点を
補うために硬化型のクリアーとして二液混合型ウレタン
樹脂クリアーを使用すると、二液混合型のため製造工程
がやつかいであり、しかもクリアーが高価であるという
欠点があった。本発明は叙述の点に鑑みてなされたもの
であって、以下本発明を詳細に説明する。
1は銅、銅合金、銅〆ッキ処理物、銅箔貼着物等の銅含
有物にて形成した雨樋本体であって、表面の処理は次の
ように行なう。
有物にて形成した雨樋本体であって、表面の処理は次の
ように行なう。
先ず雨樋本体1の外表面に酸化、硫化、メッキ等により
着色して着色層2を形成し、着色のまま或いは乾燥後ブ
ラッシング等にてスクラッチ模様を施し、次いでペンゾ
トリァゾール譲導体よりなる銅防鏡剤をアルキット系、
アクリル系等のクリアーに混合した暁付クリアーを着色
層2表面に塗布して競付クリアー層3を形成し、銅が変
色する前に焼付クリアー層3を高温短時間で焼付ける。
この高温短時間は200qo以上の3分以内が望ましい
。この理由は200qo以下では効果的な暁付けがでず
、3分以上である銅が変色するからである。本発明は叙
述の如く雨樋本体の表面に硫化、酸化、メッキ等にて着
色し、この着色層にスクラッチ模様を施しているので、
表面にいぶし調の模様が形成されるのは勿論、ベンゾト
リアゾールのようなトリアゾール誘導体よりなる銅防錆
剤を含有せる競付クリアーを塗布し、暁付クリアー層を
鋼が変色する前に高温短時間で焼付けているので、耐候
・性や耐変色性を向上できる上、表面が硬く傷ついたり
しないものである。
着色して着色層2を形成し、着色のまま或いは乾燥後ブ
ラッシング等にてスクラッチ模様を施し、次いでペンゾ
トリァゾール譲導体よりなる銅防鏡剤をアルキット系、
アクリル系等のクリアーに混合した暁付クリアーを着色
層2表面に塗布して競付クリアー層3を形成し、銅が変
色する前に焼付クリアー層3を高温短時間で焼付ける。
この高温短時間は200qo以上の3分以内が望ましい
。この理由は200qo以下では効果的な暁付けがでず
、3分以上である銅が変色するからである。本発明は叙
述の如く雨樋本体の表面に硫化、酸化、メッキ等にて着
色し、この着色層にスクラッチ模様を施しているので、
表面にいぶし調の模様が形成されるのは勿論、ベンゾト
リアゾールのようなトリアゾール誘導体よりなる銅防錆
剤を含有せる競付クリアーを塗布し、暁付クリアー層を
鋼が変色する前に高温短時間で焼付けているので、耐候
・性や耐変色性を向上できる上、表面が硬く傷ついたり
しないものである。
次に本発明を実施例によりさらに詳述する。
実施例銅製の雨樋本体の表面に硫化処理して乾燥後、ペ
ンゾトリアゾール0.5%(重量部)含有せるアクリル
系焼付クリアーを硫化処理した上に塗布し、揮発分を約
80qoで乾燥した後25ぴ○で嫌付ける。
ンゾトリアゾール0.5%(重量部)含有せるアクリル
系焼付クリアーを硫化処理した上に塗布し、揮発分を約
80qoで乾燥した後25ぴ○で嫌付ける。
するとクリアー表面から段々と温度が上がりこの熱が雨
樋本体に伝導していくが、この処理時間が極めて短時間
であると、銅が変色しない。この間にクリアーが硬化す
れば銅の変色ないこクリアーが競付けられる。即ち49
妙でクリア−が硬化し、2分後鋼が変色を開始し、2分
3の砂で銅が完全に赤く変色した。従って250℃で4
町酸、乃至2分のクリアー競付で銅の酸化による変色な
いこクリアーの処理ができた。この結果より、焼付クリ
アーの種類によって若干の差があるが、20ぴC以上で
3分以内でクリアーを蛾付けるとよいことがわかつた。
樋本体に伝導していくが、この処理時間が極めて短時間
であると、銅が変色しない。この間にクリアーが硬化す
れば銅の変色ないこクリアーが競付けられる。即ち49
妙でクリア−が硬化し、2分後鋼が変色を開始し、2分
3の砂で銅が完全に赤く変色した。従って250℃で4
町酸、乃至2分のクリアー競付で銅の酸化による変色な
いこクリアーの処理ができた。この結果より、焼付クリ
アーの種類によって若干の差があるが、20ぴC以上で
3分以内でクリアーを蛾付けるとよいことがわかつた。
第1図は本発明方法より製造された雨樋の一例の断面図
、第2図は同上のA部拡大図であって、1は雨樋本体、
2は着色層、3は暁付クリアー層である。 第1図 第2図
、第2図は同上のA部拡大図であって、1は雨樋本体、
2は着色層、3は暁付クリアー層である。 第1図 第2図
Claims (1)
- 1 銅含有物にて形成せる雨樋本体の表面に硫化、酸化
、メツキ等にて着色し、この着色層にスクラツチ模様を
施し、ベンゾトリアゾールのようなトリアゾール誘導体
よりなる銅防錆剤を含有する焼付クリアーを塗布し、焼
付クリアー層を銅が変色する前に高温短時間で焼付ける
ことを特徴とする金属調雨樋の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1705678A JPS6015392B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | 金属調雨樋の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1705678A JPS6015392B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | 金属調雨樋の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54109067A JPS54109067A (en) | 1979-08-27 |
JPS6015392B2 true JPS6015392B2 (ja) | 1985-04-19 |
Family
ID=11933322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1705678A Expired JPS6015392B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | 金属調雨樋の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015392B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022968A (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-05 | Teikoku Giken Kk | 銅又は銅合金表面上へのクリヤ−塗装方法 |
-
1978
- 1978-02-15 JP JP1705678A patent/JPS6015392B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54109067A (en) | 1979-08-27 |
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