JPS6041150B2 - 金属調雨樋の製造法 - Google Patents
金属調雨樋の製造法Info
- Publication number
- JPS6041150B2 JPS6041150B2 JP13446177A JP13446177A JPS6041150B2 JP S6041150 B2 JPS6041150 B2 JP S6041150B2 JP 13446177 A JP13446177 A JP 13446177A JP 13446177 A JP13446177 A JP 13446177A JP S6041150 B2 JPS6041150 B2 JP S6041150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- metal plate
- rain gutter
- plate
- protective layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、銅板又は他の金属の銅〆ッキ板等の銅表面金
属板１の表面に硫化、酸化等の化学的処理により着色し
てこの着色面２に常温硬化型の透明保護層３を塗着して
化粧金属板４を形成した後、この化粧金属板４を樋にホ
−ミングすることを特徴とする金属調雨樋の製造法に係
り、その目的とするところはいぶし銅調の雨樋を簡単な
工程で得ることができる金属調雨樋の製造法を提供する
にある。
属板１の表面に硫化、酸化等の化学的処理により着色し
てこの着色面２に常温硬化型の透明保護層３を塗着して
化粧金属板４を形成した後、この化粧金属板４を樋にホ
−ミングすることを特徴とする金属調雨樋の製造法に係
り、その目的とするところはいぶし銅調の雨樋を簡単な
工程で得ることができる金属調雨樋の製造法を提供する
にある。
従来のいぶし銅調の軒樋、竪樋等の雨樋は、例えばステ
ンレスの銅〆ッキ板をホーミングして軒樋、竪樋等の雨
樋の形状にした後、硫化、酸化等で銅表面の着色を行な
い、更にクリア仕上げをしていた。
ンレスの銅〆ッキ板をホーミングして軒樋、竪樋等の雨
樋の形状にした後、硫化、酸化等で銅表面の着色を行な
い、更にクリア仕上げをしていた。
したがって着色以降の諸工程が曲面加工となるためにこ
れらの諸加工、処理がやりにくい上に、加工むらを生じ
やすい欠点があった。本発明はかかる従来の欠点を解消
せんとするもので、以下添付図に基づいて詳細に説明す
る。素材としては鋼板自体、又は鉄やステンレス等の他
の適宜金属の銅〆ッキ板等の銅表面金属板１を用い、第
１図のようにその銅表面に酸化、硫化、亀解酸化、メッ
キ等の化学的処法により緑色、黒色等の着色を施す。こ
の着色は通常鋼表面に液剤を接触させて行なう。次いで
洗浄し乾燥後、この着色面２に例えば一液型又は二液型
のウレタン樹脂のような常温硬化型樹脂を主体とした透
明塗料を塗布し第２図のように透明保護層３を塗着して
平板状の化粧金属板４が得られる。次いでこの平板状の
化粧金属板４を第３図のようにサィジングダィやサィジ
ングロール等の適宜曲げ加工機５により軒樋や竪樋等の
雨樋形状にホーミングするものである。尚、上記着色工
程では酸化剤、硫化剤等の溶液に浸債静遣するだけでも
よいが、銅表面金属板１の表面にブラッシングしながら
浸潰してもよい。また軒樋の場合では銅表面、着色及び
透明保護層の形成は金属板の両面に施しておいてもよい
。本発明にあっては上述のように銅表面金属板の表面に
着色処理及び透明保護層の塗着を施して化粧金属板を形
成した後に、この化粧金属板を雨樋にホーミングするよ
うにしているから、着色処理及び透明保護層の塗着が平
板状態で行なえるものであって、これらの煩雑な処理が
簡略化され工程全体が簡単となってくすんだいぶし銅調
の豪華な表面の雨樋が安価なコストで得られる利点があ
る。
れらの諸加工、処理がやりにくい上に、加工むらを生じ
やすい欠点があった。本発明はかかる従来の欠点を解消
せんとするもので、以下添付図に基づいて詳細に説明す
る。素材としては鋼板自体、又は鉄やステンレス等の他
の適宜金属の銅〆ッキ板等の銅表面金属板１を用い、第
１図のようにその銅表面に酸化、硫化、亀解酸化、メッ
キ等の化学的処法により緑色、黒色等の着色を施す。こ
の着色は通常鋼表面に液剤を接触させて行なう。次いで
洗浄し乾燥後、この着色面２に例えば一液型又は二液型
のウレタン樹脂のような常温硬化型樹脂を主体とした透
明塗料を塗布し第２図のように透明保護層３を塗着して
平板状の化粧金属板４が得られる。次いでこの平板状の
化粧金属板４を第３図のようにサィジングダィやサィジ
ングロール等の適宜曲げ加工機５により軒樋や竪樋等の
雨樋形状にホーミングするものである。尚、上記着色工
程では酸化剤、硫化剤等の溶液に浸債静遣するだけでも
よいが、銅表面金属板１の表面にブラッシングしながら
浸潰してもよい。また軒樋の場合では銅表面、着色及び
透明保護層の形成は金属板の両面に施しておいてもよい
。本発明にあっては上述のように銅表面金属板の表面に
着色処理及び透明保護層の塗着を施して化粧金属板を形
成した後に、この化粧金属板を雨樋にホーミングするよ
うにしているから、着色処理及び透明保護層の塗着が平
板状態で行なえるものであって、これらの煩雑な処理が
簡略化され工程全体が簡単となってくすんだいぶし銅調
の豪華な表面の雨樋が安価なコストで得られる利点があ
る。
また上記透明保護層としてアクリルラッカー等の溶剤蒸
発型クリアを採用した場合はホーミング加工時に表面に
傷がつきやすく、透明保護層形成後のホーミング加工が
困難であり、また耐膜性も劣るものであったが、本発明
では透明保護層として硬化型樹脂を用いているから、透
明保護層形成後のホーミング加工が表面に傷を付ける等
の支障なく簡単に行なえると共に雨樋として使用する際
の耐候‘性も優れるものであり、更にこの硬化型樹脂と
して焼付け型のものを用いると、碗付け時の高温により
銅表面の着色が変色しやすく均一な化粧表面が得難いが
、本発明では硬化型樹脂として例えば一液又は二液型の
ウレタン樹脂のような常温硬化型のものを用いているか
ら、透明保護層の硬化に熱が不要であって銅の着色化粧
表面を損なうこともないのである。以下本発明を実施例
に基づいて具体的に説明する。
発型クリアを採用した場合はホーミング加工時に表面に
傷がつきやすく、透明保護層形成後のホーミング加工が
困難であり、また耐膜性も劣るものであったが、本発明
では透明保護層として硬化型樹脂を用いているから、透
明保護層形成後のホーミング加工が表面に傷を付ける等
の支障なく簡単に行なえると共に雨樋として使用する際
の耐候‘性も優れるものであり、更にこの硬化型樹脂と
して焼付け型のものを用いると、碗付け時の高温により
銅表面の着色が変色しやすく均一な化粧表面が得難いが
、本発明では硬化型樹脂として例えば一液又は二液型の
ウレタン樹脂のような常温硬化型のものを用いているか
ら、透明保護層の硬化に熱が不要であって銅の着色化粧
表面を損なうこともないのである。以下本発明を実施例
に基づいて具体的に説明する。
厚さが０．３肋の鉄板表面に約１００仏の厚さで鋼〆ッ
キが施された鉄の銅〆ッキ板を１％の硫化カリウム水溶
液に浸潰し銅〆ッキ面をブラッシングして銅〆ッキ表面
に硫化鋼による均一な黒色の着色を行なった。
キが施された鉄の銅〆ッキ板を１％の硫化カリウム水溶
液に浸潰し銅〆ッキ面をブラッシングして銅〆ッキ表面
に硫化鋼による均一な黒色の着色を行なった。
次いで水洗し乾燥後、着色表面に二液型常温硬化型ウレ
タン樹脂透明クリアを塗布し、常温下で硬化させて硬度
の大きな透明保護層を形成して平板状の化粧金属板を得
た。次いでこの化粧金属板をサィジングダィに通して曲
げ加工しいぶし銅調の均一な化粧が施された軒樋を得た
。
タン樹脂透明クリアを塗布し、常温下で硬化させて硬度
の大きな透明保護層を形成して平板状の化粧金属板を得
た。次いでこの化粧金属板をサィジングダィに通して曲
げ加工しいぶし銅調の均一な化粧が施された軒樋を得た
。
第１図乃至第３図は本発明の一実施例の概略工程説明図
である。 図中１は銅表面金属板、２は着色面、３は透明保護層、
４は化粧金属板を示す。 第１図 第２図 第３図
である。 図中１は銅表面金属板、２は着色面、３は透明保護層、
４は化粧金属板を示す。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- １ 銅板又は他の金属の銅メツキ板等の銅表面金属板の
表面に硫化、酸化等の化学的処理により着色してこの着
色面に常温硬化型の透明保護層を塗着して化粧金属板を
形成した後、この化粧金属板を雨樋にホーミングするこ
とを特徴とする金属調雨樋の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13446177A JPS6041150B2 (ja) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | 金属調雨樋の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13446177A JPS6041150B2 (ja) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | 金属調雨樋の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5467530A JPS5467530A (en) | 1979-05-31 |
| JPS6041150B2 true JPS6041150B2 (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=15128863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13446177A Expired JPS6041150B2 (ja) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | 金属調雨樋の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041150B2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-08 JP JP13446177A patent/JPS6041150B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5467530A (en) | 1979-05-31 |
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