JPS60153798A - 微生物によるアクリルアミド水溶液の製造法 - Google Patents

微生物によるアクリルアミド水溶液の製造法

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JPS60153798A JP59007290A JP729084A JPS60153798A JP S60153798 A JPS60153798 A JP S60153798A JP 59007290 A JP59007290 A JP 59007290A JP 729084 A JP729084 A JP 729084A JP S60153798 A JPS60153798 A JP S60153798A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は微生物によるアクリルアミドの製造法にお−て
、極めて高品質のアクリルアミド水溶液を得る方法に関
するものである〇 従来、ニトリラーゼ活性を有する微生物の中にこのよう
な微生物として、之れまでにバチルス属。
パクテリジウムat、ミクμコツカス属およびプレビパ
クテリクム属(q#開昭51−86186号公報参照)
、コリネバクテリウム属およびノカルジア属(特公昭5
6−17918号公報参照)、およびシュードモナス[
(特RIIliss−86093号公報参照)に属する
微生物が知られている◎ま九、これらの微生物を使用し
てアクリロニトリルよ、リアクリルアミドを製造するに
は、これらの微生物の菌体をそのまま、あるいは重合体
ゲルなどで固定化した固定化菌体を用iて水性媒体(例
えば水、生理食塩水、リン酸塩緩衝液など)中で7クリ
ロニトリルと接触反応させて行われる。
この際、酵素反応を円滑に進行させるた食には。
通常、基質アクリロニトリル濃度:α1〜10重量%、
菌体濃度:(LOl 〜10重量%、pH+y〜9.温
度:氷点〜30℃1時間+[15〜100時間で行われ
る。
特に最近、微生物反応では菌体からの不純物溶出の防止
、菌体の反応液からの分縮性、菌体の反復利用性、酵素
安定性の増大などの点から粒状化した固定化菌体を用い
る回分法あるいは連続法などによる方法が普及している
。微生物によるアクリルアミドの製造法にお(A?もか
かる方法が経済的に有利であり1本発明者らは、先にポ
リアクリルアミドなどのゲル゛にて包括固定化した固定
化菌体を用いた連続力2ム反応によるアクリルアミドの
製造法を庭案じている(特公昭57−i2s<号公報参
照)0 しかしながら1反応に際し菌体をそのまま、あるいは固
定化菌体として使うにせよ水性媒体として上記のとと6
生理食塩水、リン訣塩緩衝液などを用いることは、生成
するアクリルアミド水溶液中に多量の塩化ナトリウム、
す7a4aなどを含有させることKなり品質上好ましく
な、い。特に。
リン酸塩の存在は高重合式のアクリルアミド糸重合体を
製造する際に生成重合体の水不溶化を招き中すいなど好
ましくない結果tもたらす・従って。
この場合にはこれらの4類を除去するためイオン交換処
理などの後処理が不可欠となり、操作が煩雑化し経済上
好ましくない。
また、一方、水性媒体として生理食塩水、リン酸塩緩衝
液などを用いない水のみの系で反応を行うと菌体の酵素
活性が急速に低下しやすいなどの114を有すると共に
、ボリアクリルアミドゲルなどで固定化した菌体をカラ
ムに充填して連続水利反応を行う場合には1反応開始後
短時間のうちに力2ム内の固定化菌体が膨潤してしまい
円滑な運転ができなくなる。などの問題点を有し好まし
くない。
すなわち、微生物法によるアクリルアミドの製造に訃い
ては、経済性に重点をおいて菌体酵素の安定化をはかろ
うと思えば、多量の塩類を反応液中に存在させなければ
ならず、従って、生成アクリルアミド水溶液の純度が低
下してしまうこと。
一方、生成アクリルアミド水溶液の帽1品質)に重点を
おiで考えれば、菌体酵素が安定性を欠1!、アクリル
アミド製造価格に占める菌体コストが大となり経済性が
なくなる。といりた相客れない問題点を有する。
かかる問題点を解決するために1本発明者らは。
先に、高純度のアクリルアミド水溶液を得る栄件で菌体
酵素を長時間安定に保って反応が行える方法を見出すべ
く検討し、(1)少量でも有効に効きかつ、生成アクリ
ルアミドの重合性に悪影響を与えない添加物として少量
のアルカリ金属の炭酸塩。
重炭酸塩など、あるiはさらに有機カルボン酸を水性媒
体中に存在させて反応を行う方法(特開昭56−519
87号および特開1@56−51988号公報参照)’
、(g)塩類無添加の水性媒体を用いても菌体酵素を安
定に保って反応が行える方法として、菌体をカチオン性
のアクリルアミド系重会体ゲルで包括した固定化菌体を
用いる方法(特公昭58−55078号公報参照)を提
案した。しかし、前者(1)は実施例にもみるごとく1
類濃度は約α1%である。この濃度は連続カラム反応に
おける固定化菌体の膨潤防止に重点をおいて決められた
ものであり、生成アクリルアミド水溶液の品質K特に悪
影響を及埋さなi塩類を選んではiるものの塩類濃度と
しては高い。また、アクリル酸など有機酸併用の場合は
反応の副生物を添加する形となり、高純度のアクリルア
ミド水溶液を望む上では好ましくなi0従って、より高
品質(純度)のアクリルアミド水溶液を得ようとする場
合には。
さらに低濃度でも有効な化合物の探索が必要である。後
者(2)は実質的に塩類を添加しないで菌体酵素を安定
に保持して反応が行える方法として提案されたものであ
る。しかし、(2)では確かに従来公知のポリアクリル
アミド固定化菌体などにくらべれば塩類無添加の反応液
系での菌−酵素の壺定性は改良されているとは云うもの
の、リン酸塩緩衝液からなる反応液系とくらべれば長時
間反応時の菌体酵素の安定性が若干劣ることは否めない
従って2本発明者らは極めて高品質(純度)のアクリル
アミド水溶液を得ると太う観点にたって。
菌体酵素の安定性が通常のリン酸塩緩衝液からなる反応
液系の場合と遜色ない水性媒体を見出すべく反応系水溶
液に添加すべき塩類、それらの添加量などKついてさら
に種々検討した結果、菌体酵素の安定性は塩類の濃度と
いうよ、りはそのイオン強度゛に大きく関係し反応系水
溶液のイオン強度をαロロ4M/lまで下げても反応時
の菌体酵素の安定性が生理食塩水((L85%)、リン
酸塩緩衝液(a05〜11M)の場合と殆んど変らない
ことを見出した。イオン強度はその定義から明らかなど
と(I−+2m1g1’(但し、miはイオンのモル濃
度、zlはイオンの原子価)で表わされる。従って2M
合に悪影響をおよぼさず、少量で大きなイオン強度を示
す塩類が使用する塩類としては好ましい。かかるTIi
類としては1価の陽イオンと多価(2〜3価)の陰イオ
ンからなる塩類があげられ、このような塩類を用いれば
水性媒体中の塩類濃度が比較的低くてもイオン強度が大
きく菌体酵素の安定化に寄与する効果が大きいと考えら
れる。
このような塩類の例としてナトリウム、カリウム。
アンモニウムなどの硫酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩などを
挙げることができる◎しかるに、これらの塩類水溶液を
用いアクリロニトリルからアクリルアミド生成の水利反
応を試みたところ、陽イオンとしてアンモニウムを用い
た場合、あるいは陰イオンとしてホウ酸を用いた場合は
水和反応中における菌体酵素の安定性が余りよくないこ
と、また。
陰イオンとしてリン酸を用いた場合には菌体酵素の安定
性はよかったが、生成アクリルアミド水溶液の品質がこ
の程度のリン酸塩の存在であっても先に記しfcように
悪くなること、従って、有効な塩類としてはナトリウム
、カリウムの硫酸塩がよいこと、などが分った@本発明
はこの知見にもとすいてなされたものであり、少量で大
きなイオン強度を与え、かつ、アクリルアミドの重合性
に対して不活性な塩類を選択したところにその特徴を有
するものである◇ すなわち1本発明は、水性媒体中でニトリラーゼ活性を
有する微生物の作用によりアクリロニトリルからアクリ
ルアミドを製造する方法において。
該水性媒体中にアルカリ金属の硫酸塩をイオン強度が0
.004〜101M/l!になるよりに存在せしめ、P
Hを水酸化アルカリにて7〜9に;ントロールしつつ反
応を行うことをI?#黴とするアクリルアミド水溶液の
製造法である。
本発明に用いる微生物はアクリロニトリルを加水分解し
てアクリルア2ドを生成する能力を有するものであれば
微生物の分類学的位置づけKは関係なくいずれも利用す
ることができる。例えば。
前記特公昭56−17918号公報記載のコリネバクテ
リウム属N−771菌株(微工研菌寄第4445号)、
コリネパクテリクム属N −77,4菌株(微工研菌寄
第4446号)およびノカルジア属N−775菌株(微
工研菌寄第4447号)などを好適にあげることができ
る。また、これらの微生物4一体をその[Lあるいは固
定化して用いることができる0微生物を固定化して使用
する場合には2通常広く用いられているポリアクリルア
ミド、コラーゲン、上2チン、カラギーナン。
寒天などのゲルによる包括法が使用できるが1本発明に
おいてはアクリルアミドを製造するという一点からポリ
アクリルアミドゲルによる包括固定化が脣に好ましい。
また、民活固定化一体のv4Nは通常の方法で行うこと
ができる。例えば、ポリアクリルアミドゲルによる固定
化菌体をつくる場合には、単量体でクリルアミドをグル
タぐアルデヒド処理を施した菌体の懸濁液と混合し、こ
れに重合触媒である過硫酸カリウムおよびジメチルアミ
ノプロピオニトリルを加え、PH45〜a5.i度0〜
10℃に50〜60分間保って重合させる。かくして菌
体を含んだ諷状ゲル、すなわちポリアクリルアミドゲル
により包括された固定化菌体が得られる。
本発明において水性媒体中に存在させるアルカリ金属塩
の硫酸1としては具体的には、硫酸ナトリウム、ll1
IC酸カリウムなどであり、その量はアクリロニトリル
を含む水性媒体のイオン強度が(LOO4〜α01M/
l!を示す量であり、0度として反応液当りαロ189
〜α0473%程度と極めて少量である。
さらに、これらの塩類はいずれも中性塩であり。
重合に対して不活性の塩であるので生成アクリルア2ド
水溶液°中にこの程度の量存在しても実質的にアクリル
アミドの重合性に影響を及ぼすことはない。
以下に本発明の実施履体につ−て述べる。
本発明の方法を実施するに当っては1例えば。
前記した微生物の1種または2種以上を選び、菌体をそ
のまま、または適当な粒経の粒状物に成型されたポリア
ク・リルアミドゲル固定化菌体として硫酸ナトリウムで
イオン強度(LOO4〜α口I M/!に調製された水
性媒体中に懸濁し、これに攪拌下にアクリロニトリルを
滴下すればよい。この際。
菌体酵素をよ、り安定に保つために反応系内のpHを7
〜9.好ましくは7:5〜a5にコントロールし、温度
氷点〜30℃、好ましくは氷点〜15℃。
アクリロニトリル濃度I11〜10重量襲、好ましくは
3重J1%以下で反応を行う0反応は回分(素手回分)
、連続いずれでも可能であり、上記条件の範囲内で菌体
濃度1反応時間を適宜選定することによ、す、アクリル
アミド濃度50%までの無色透明な水溶液(APHA色
度10以下1)を反応進行率は埋100−で得ることが
できる。
反応終了液から菌体または固定化菌体を常法によ、り除
いて得られるアクリルアミド水溶液は極くが、アクリル
アミドの重合に悪影響を及ぼす不純物は殆んど含まない
。従って、そのまま、あるいは通常の方法により濃縮し
て高分子凝集剤、#、力増強剤など各種重合体製造用の
原料として使用することが可能である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
なお、実施例中の部および%は重fiK関する。また、
アクリロニトリル、アクリルアミド、アクリル酸などの
分析はいずれ罵ガスクロマトグラフィー。
により行った。
実施例1 グルコース1%、ペプトンa5%* 酵母” * xα
5%および麦芽エキス0.3%からなる培地(PH7、
2)により好気的に培養して調製したN−774菌株の
洗浄菌体(含水率80%)4部、イオン強lj[LOO
75M/l!の硫酸ナトリウム水溶液847部およびア
クリロニトリル9部を混合し、攪拌下にアクリロニトリ
ル、1/2ON 水酸化ナトリウムを逐次添加し、PH
a5.アクリロニトリル濃度1%に保ちなから0℃で反
応を行った。約4.5時間で140部の7クリロニトリ
ルの添加を終了し。
さらに3時間攪拌をつづけ反応を完結させた0部体を遠
心分離によル除去して無色の澄明液を得九〇この水溶液
昧20%のアクリルアミドを含み未反応のアクリロニト
リルは殆んど検出されなかった。
この水溶液を空気を吹き込みつつ45℃で)2ツシエエ
バポレーターにより減圧濃縮し50%のアクリルアミド
水溶液を得た。このもの社そのままで種々の重合体製造
用の原料として使用可能で6つ、た。
実II4例2 実施例1と同様の方法にて1lIlliシたN−774
菌株の洗浄菌体50部に50%グルタルアルデヒド水溶
液[L4部および[LO5M!jン酸塩緩衝液(P H
a O) 9.6部を添加し攪拌下1c10℃以下で3
0分間処1した。次−で、この画体懸濁液にアクリルア
ミド9.5部 N、 Nl−メチレンビスアクリルアミ
ド115部、0.05M9ン酸塩緩衝液15部を混合し
て均一な懸濁液となし、これに5%ジメチルアミノプロ
ピオニトリル水溶液5部卦゛よびz5%過硫酸カリクム
水溶液10部を加え10℃以下に1時間保って重合ゲル
化させ九。かくして得られ+g状の菌体含有ゲルを小粒
子に破砕しα5%硫酸ナトリウム水溶液(pHas)で
十分洗浄し不純物を除去して固定化菌体100部を得た
この固定化菌体8部、イオン強度(LO075M//の
硫酸ナトリウム水溶液830部およびアクリロニトリル
25部を混合し、攪拌下にアクリロニトリルおよび1/
2ON水酸化ナトリウムを逐次添加し、PHIIL5ア
クリロニトリル濃度5%に保ちなから0℃で反応を行っ
た。約6時間で162部のアクリロニトリルの添加を終
了し、さらに20時間攪拌を続は反応を完結させた0反
応液を静置して無色透明な上澄液と固定化菌体とを分離
しII−・この上澄液のアクリルアミド濃度は25%で
あル。
微量のアクリル酸が検出されたが未反応のアクリロニト
リルは殆んど検出されなかった。
この水溶液を空気を吹き込みつつ450でフラッシュエ
バポレーターにより減圧濃縮し50%のアクリルアミド
水溶液を得た。このものはそのままで種々の重合体原料
として使用可能であった。
!I!施例5〜6および比較例1〜3 実j*f11と同様の方法にて調製し九N−774菌株
の洗浄菌体5部1種々のイオン強度の硫酸ナトリウム水
溶液846部およびアクリa = )ジル1フ部を混合
し、攪拌下にアクリ胃ニトリルおよび1/2ON水酸化
ナトリウムを逐次添加し、PH7,5〜aO,アクリロ
ニトリル濃度2〜1%に保ちながらa℃で半回分反応を
行いアクリルアンドの生成蓄積の時間的経過をめた。表
1に各種イオン強度の硫酸ナトリウム水溶g、系におけ
る反応2.翫8時間後の生成アクリルアミドの濃度(坤
を示した。
なお、比較のため硫酸ナトリウム水溶液の代りK105
Mリン酸カリウム・ナトリウム塩緩衝液(イオン強度:
約(t 15M/l )を使用した場合にりiても上記
同様の操作を行った(但し、この場合は水酸化ナトリウ
ムによるpH1ill整は不要)0これ1勺硫酸ナトリ
ウム水溶液のイオン強度がα004 M/lより小さく
なると、(LO5Mリンクリルアミドの蓄積性が悪くな
り反応媒体と−して好ましくない仁とが分る。
表 1 ※0.05Mリン酸カリウム・ナトリウム魔綾衝液表中
の数値はアクリルアミド濃度(%)実施例7および比較
例4 実施例2と同様の方法にて調製したN−774菌株の固
定化菌体4部を、イオン強度0.0075M71の硫酸
カリウム水溶液847部およびアクリロニトリル17部
と混合し、攪拌下にアクリロニトリルおよび1/2ON
水酸化カリウムを逐次添加し、PHa5.アクリロニト
リル濃度2%に保ちながらCFで反応を行った0なお、
比較のため硫酸カリウム水溶液の代−6Kα05MIJ
ン酸カリウム塩緩衝液(イオン強度;約α15M/l 
)を使用した場合について上記同様に反応を行った(但
し、この場合は水酸化カリウムによるpHIIII整不
要)。いずれの塩類を用い九場合も約12時間で132
部のアクリロニトリルの添加を終了し、さらに18時間
攪拌を纜けて反応を完結させた・反応液を静置後固定化
菌体を分離して無色透明な上澄液を得た。
得られた2種類の反応液はりずれもアクリルアミド濃度
は20%であり、微量のアクリル酸が認められたが未反
応のアクリロニトリルは殆んど検出されなかった◎ この水溶液をそれぞれ別個に空気を吹き込みつつ45℃
で72ツシユエバボレーターによす濃縮し50%のアク
リルアミド水溶液を得九。両者について高分子量ポリア
クリルアミド系凝集剤を得べく重合体の製造を試1みた
ところ、硫酸カリウム水溶液系のものは良好な重合体を
生成し九が、リン酸カリウム塩緩衝液系のものは一部水
不溶性の重合体を生じ、良好なポリアクリルアミド系凝
集剤ができなかった。
特許出願人 日東化学工業株式会社 ほか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水性媒体中でニトリラーゼ活性を有する微生物の作用に
    よりアクリロニトリルからアクリルアミドを製造する方
    法に訃いて、該水性媒体中にアルカリ金属の硫酸塩をイ
    オン強度が1004〜(LOIM//になるよう存在せ
    しめ、pHを水酸化アルカリにて7〜9にコントは一ル
    しつつ反応を行うことを特徴とするアクリルアミド水溶
    液の製造法。
JP59007290A 1984-01-20 1984-01-20 微生物によるアクリルアミド水溶液の製造法 Granted JPS60153798A (ja)

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EP85300289A EP0150956B1 (en) 1984-01-20 1985-01-16 Method for producing acrylamide using a microorganism
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