JPS60152835A

JPS60152835A - 個別形空気調和機

Info

Publication number: JPS60152835A
Application number: JP59009689A
Authority: JP
Inventors: Takao Nakazawa; 中沢　孝雄
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 1984-01-23
Filing date: 1984-01-23
Publication date: 1985-08-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ビルディング等の建物のペリメータゾーンに
設置される空冷ヒートポンプ式個別形空気調和機に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点従来、ヒートポンプ式の個別形空気調和機は、建物のペ
リメータゾーン圀設置される。これを第１図に示して説
明する。１は外壁、２は窓、３は外壁を貫通して設けら
れ、且腰壁４に設けられた給気口で、６は同じく腰壁４
に設けられた排気口である。６は個別形空気調和機の本
体で、この本体６の腰壁４と接する背面７には、前記給
気口３と連通ずる本体給気口８と、同じく背面７に前記
排気口６と連通ずる本体給気口９を設けている。

そして、この本体６内には、第２図に示す如く室外機室
１０と、室内機室１１とが仕切板１２によつて仕切られ
、前記室外機室１Ｑ内には室外熱交換器１３、室外送風
機１４、圧縮機１５が設けられ、前記室内機室１１内に
は室内熱交換器１６、室内送風機１７等の主要機器が、
それぞれ収納されている。

このように従来は、一体形の個別形空気調和機が、建物
の外壁に設けでいる給気側３と、排気口５に対応して設
けるのである。

ところがこうした従来の方法では、本体６自体が非常に
大型化してし１い、据付けに際してはクレーン等を使っ
て搬入しなければならず、搬入手数がかかること、又、
外壁（腰壁）に設けられだ給気口３と、排気口６に対応
して本体６の製作を行なうか、逆に本体６側に合わせて
外壁側の給気口３と、排気口５を設けるなどの順序とな
る為に、設置条件が制約され、至使用条件も限定されて
しまうなどの欠点を有していた。

発明の目的本発明は上記従来の欠点を解消するもので、搬入が容易
で、且設置条件、及び使用条件への対応を拡大すること
を目的とする。

発明の構成本発明は、単体の室外機と、単体の室内機と、単体の全
熱交換機とを備え、そして前記室外機には外壁の給気口
と連通ずる本体給気口、外壁の排気口と連通ずる本体排
気口、室外熱交換器、室外送風機、室外機下方に冷媒配
管貫通用の貫通穴をそれぞれ設け、前記室内機には室内
機下方に設けられた吸込口、及び冷媒配管貫通用の貫通
穴、室内送風機、室内熱交換器、室内機天面、戚いは側
面に設けられた吹出口、側方に圧縮機をそれぞれ設け、
前記全熱交換機には外壁の給気口と連通ずる交換給気口
と、外壁の排気口と連通ずる交換排気口、全熱交換機下
方に設けられた吸込口、及び冷媒配管貫通用の貫通穴、
全熱交換機の中央部に断面菱形で、−稜角線上が前記交
換、給気口と交換排気口との区画をする位置に設けられ
た全熱交換機、との全熱交換機の上方、及び下方に前記
交換給気口及び前記交換排気口に連通した送風機をそれ
ぞれ設け、前記室外機と、前記室内機と、前記全熱交換
機とを、各々単体で設置し、或いはこれらを一体に組合
わせて設置可能としたものである。

実施例の説明本発明による一実施例を第３図〜第９図にもとづいて説
明する。２ｏはビルディング等建物の外壁、２１は窓、
２２は外壁２ｏを貫通して設けられ、且腰壁２３に設け
られた給気口で、２４は同じく腰壁２３に設けられた排
気口である。２５は個別形空気調和機の室外機本体で、
その背面側に外壁２ｏの給気口２２と連通する本体給気
口２６と、同じく外壁２０の排気口２４と連通ずる本体
排気口２７を設けている。２８は本体給気口２６に面し
て設けられた室外熱交換器、２９は本体排気口２７に而
して設けられた室外送風機、３０は基台で箱形状になっ
ており、側方において冷媒配管貫通用として、貫通穴３
１を数個設けている。

３２は室外熱交換器２８と、室外送風機２９を仕切る仕
切板である。３３は個別形空気調和機の室内機本体で、
下方に設けられた基台３４に、室内空気を吸込む吸込口
３５と、その両側方において冷媒配管貫通用の貫通穴３
６が数個設けている。

３７は吸込口３５に連通した位置に設けられた室内送風
機、３８はこの室内送風機３７の上方に設けられた室内
熱交換器、３９は本体３３の天面側に設けられた吹出口
、４ｏは本体３３の側方で、仕切板４１で仕切られた所
に設けられた圧縮機である。４２は全熱交換機本体で、
外壁２ｏの腰壁２３ａの給気口２２ａと連通ずる交換給
気口４３と、外壁２０の同じく腰壁２３ａの排気口２４
ａと連通ずる交換排気口４４が設けられている。

４５は下方に設けられた基台で、前面側に吸込口４６と
両側方に冷媒配管貫通用の貫通穴４７を設けている。４
８は本体中央部に、断面菱形で一方の稜角線４９が、前
記交換給気口４３と交換排気口４升との区画をする位置
に設けられだ全熱交換器、５ｏは全熱交換器４８の下方
に位置し、吸込口４６と、全熱交換器４８から交換排気
口４４に連通ずるように設けた排気用送風機、６１は全
熱交換器４８の上方に位置し、全熱交換器４８、交換給
気口４３に連通ずると共に、他方において天面側に設け
られた吹出口５２に連通ずるように設けた給気用送風機
である。排気用送風機５０を運転すると、吸気口４６か
ら流入した空気が排気用送風機５ｏを通り、全熱交換器
４８を通り、本体排気口４４、排気口２４ａより屋外へ
排出される。

一方給気用送風機６１を運転すると、給気口２２ａより
流入した室外空気が、本体給気口４３を通り全熱交換器
４８、給気用送風機５１を経て、吹出口５２より室内へ
吹出すのである。

上記構成において、室外機２５、室内機３３、全熱交換
機４２をそれぞれ単体として構成し、まず室外機２６を
建物の外壁２０に設けられた給気口２２と、排気口２４
とに対して、本体給気口２２と本体排気口２４とを合わ
せて設置する。そして第７図に示すように、室外機２６
を設置した位置より室内機３３を離して設置する方が、
温度分布や、障害物の関係でよい場合は、冷媒配管６３
で貫通穴３１と３６を利用して接続し、冷凍サイクルを
構成する。又、室外機２５と室内機３３とを一体形とし
て使用する時は、第６図に示すように並べて使用する。

又、室外機２５と、全熱交換機４２と、室内機３３を並
べて使用する時は、第８図のように使用する。又第９図
に示すように室内機３３と、全熱交換機４２とを組合わ
せ室外機２５を外壁２０の給排気口に合わせた位置に設
置することも出来る。又図示はしていないが室外機３３
、室内機２５、全熱交換機４２をそれぞれ異なった位置
に設けてもよく、この場合は室外機３３と全熱交換機４
２は外壁２０に設けられる給排気口と対応する位置とな
る。従って、外壁２ｏ側に設けられる室外機３３用の給
気口２２と、排気口２４と更に全熱交換機４２用の給気
口２２ａと、排気口２４ａとは建築デザイン上、或いは
構成上近くであっても、離してあってもよく、自由性が
拡大されるのである。尚、圧縮機４ｏは室内機３３側に
設けだが、室外機２６側に搭載してもよい。

発明の効果このように本発明は外壁の給気口と連通ずる本体給気口
、外壁の排気口と連通ずる本体排気口、室外熱交換器、
室外送風機、下方に設けられた基台に貫通穴をそれぞれ
有する室外機と、下方の基台に設けられた吸込口および
貫通穴、室内熱交換器、室内送風機、吹出口を有する室
内機と、この室内機あるいは室外機に設ける圧縮機と、
前記給気口とは別の給気口と連通する交換給気口、同じ
く別の排気口と連通ずる交換排気口、下方に設けられた
貫通穴及び吸込口、中央部に全熱交換器、この全熱交換
器の上方及び下方に給気及び排気用の送風機とを設けた
全熱交換機とを備え、これら室外機、室内機及び全熱交
換機をそれぞれ単体に構成し、室外機と全熱交換機は、
外壁の建物の意匠に合わせられた給排気口に而して据付
けられ、室内機は室内の任意の位置に据付けて、冷媒配
管によって接続し、冷凍サイクルを構成するようにした
ものであるから、設置条件の制約が緩和され使用条件の
対応も拡大される。又、建築意匠も空気調和機を考慮す
る必要がなくなるから、創作し易くなる。更には従来、
クレーン等で据付は現地に搬入しなければならなかった
が、各々単体として構成するようにしたから、ビルディ
ングのエレベータ−を使用して搬入することが出来、搬
入がいたって容易となるなどの効果を発揮するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例に係る室外機の据付斜視図、第４
図は同室内機の透視した斜視図、第５図は同全熱交換機
の取付時の斜視図、第６図は室外機と室内機とを並べた
据付例の斜視図、第７図は室外機と室内機とを離して、
冷媒配管で接続した据付例の斜視図、第８図は室外機と
全熱交換機と室内機とを並べた据付例の斜視図、第９図
は室外機と全熱交換機とを並べ、室内機を離した据付例
の斜視図である。２ｏ・・・・・外壁、２２・・・・・・給気口、２４　
・・・排気口、２６　・・・室外機、２６・・・・本体
給気１］、２７・・・・本体排気口、２８−・・室外熱
交換器、２９・・・室外送風機、３１，３６．４７　・
・貫通穴、３６゜４６・・・・・・吸込口、３７・・・
山室内送風機、３８・・川・室内熱交換器、３９・・・
・・・吹出口、４ｏ・・山・圧縮機、４３・・・・・・
交換給気口、４４・川・・交換排気口、４８・・・・・
・全熱交換器、５０・・・・・・排気用送風機、５１・
・・・・・給気用送風機＠代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　？丘が１名■

Claims

【特許請求の範囲】単体の室外機と、単体の室内機と、単体の全熱交換機と
を備え、前記室外機には外壁の給気口とう連通すを本体給気口と、同じく外壁の排気口と連前記室
内機には室内機下方に設けられた吸込口、及び冷媒配管
貫通用の貫通穴と、室内送風機と、室内熱交換器と、室
内機天面或いは側面に設けもれた吹出口とを設け、圧縮
機は室外機あるいは室内機のいずれかに設け、前記全熱
交換機は外壁の前記給気口とは別の給気口と連通ずる交
換給気口と、外壁の前記排気口とは別の排気口と連通ず
る交換排気口と、全熱交換機下方に設けられた室内空気
の吸込口及び冷媒配管貫通用の貫通穴と、全熱交換機本
体の中央部に、断面菱形で、−稜角線上が前記交換給気
口と、交換排気口との区画をする位置に設けられた全熱
交換器と、との全熱交換器の上方及び下方に給気用送風
機と、排気用送風機とを設けてなる個別形空気調和機。