JPS60152845A - 換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は住宅等の地下室に設ける換気装置に関するもの
である。

従来例の構成とその問題点 近律、地価の高騰により宅地の有効利用を目的とした地
下室を設けるケースが生じている。地下６ｍ付近はその
地点の年間平均気温にほぼ等しいくて良いという利点を
持っており省エネルギーの見地からも注目されている。

地下室には窓が無く換気は絶対必要であり、確実に換気
が行なえる機械式が望ましい。ところが冬季を除いて地
下室内の方が外気より温度が低く＜、給気された外気中
の水分が地下室壁面に結露するという欠点を有していた
。

以下図面を参照しながら、上述したような従来の換気装
置について説明を行なう・ 第１図は従来の換気装置を示すものである。第１図にお
いて１０１は地下室、１０２は地下室１０１を構成する
壁面、１０３は給気パイプ、１０４は排気パイプ、１０
５は羽根、モータ等から構成されている送風機である。

以上のように構成された換気装置については、以下その
動作について説明する。

まず、送風機１０５を運転することにより、地下室１０
１内の空気が室外へ排気パイプ１０４を経て排気される
。すると外気は給気パイプ１０３を経て地下室１０１内
へ給気される。こうして地下室１０１内は換気される。

ところが、冬季を除いて、地下室１０１内の温度の方が
外気温度よシ低く＜、給気パイプ１０３を経て地下室１
０１内へ給気された外気は地下室１０１の壁面１０２に
触れ、外気中の水分が壁面１０２の表面に結露するとい
う欠点を有していた。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、地下室の換気による結露を防
止できる換気装置を提供するものである。

発明の構成 本発明は、外気と連通ずる室外側吸込口から地下室と連
通ずる室内側吐出口に至る給気通風路中に給気用送風機
を備え、地下室と連通ずる室内側吸込口から外気と連通
ずる排気通風路中に排気用送風機を備え、給気通風路と
排気通風路が交差する部分に熱交換器を備え、これらを
屋外の地表面より高い位置に設けた換気装置であり、給
気と排気の間で熱交換を行うとともに、熱交換器内で発
生する結露水を容易に排出するものであり、地下室の環
境を快適に維持するものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について、第２図、第３図を参照
しながら説明する。図において、１は外かくであり、２
は室外側吸込口、３は給気用送風機、４は多数の仕切板
６とこの各仕切板６を適当な間隔に保つ多数の間隔板６
により構成されている熱交換器、７は給気パイプ、８は
室内側吐出口であり、全体として給気通風路Ａ　−）　
Ａ’を形成している。９は室内側吸込口、１ｏは排気パ
イプ、１１は排気用送風機、１２は外かく１に設けられ
た室外側吐出口であり、全体として排気通風路Ｂ　？　
Ｂ′を形成している。１３は地下室、１４は地下室１３
を構成する壁である。１６は地表面である。１６は外か
く１の底に設けられた排水口である。

以上のように構成された換気装置について、以下その動
作について説明する。まず、外気の方が温度、湿度共に
地下室１３内よシ高い場合の夏季について説明する。給
気用送風機３を運転すると、高温多湿の外気は外かく１
の室外側吸込口２、給気用送風機３を経て熱交換器４に
入る。一方、排気用送風機１１を運転することにより、
地下室１３と連通ずる室内側吸込口９から排気パイプ１
０を経て熱交換器４に外気に比べ低温の地下室１３内の
空気が入る。熱交換器４内では、仕切板６を介して高温
、多湿の外気は低温な地下室１３内の空気により冷され
、外気中の水分は結露水となって外かく１の排水口１６
から排水される。そして、この換気装置は建物の屋外で
しかも地表面１５より高い位置に設けであるので容易に
排水ができる。

熱交換器４内で地下室１３内の空気と熱交換して冷却、
減湿された外気は給気パイプ７を通り、室内側吐出口８
から地下室１３内へ給気される。したがって地下室１３
の壁１４には換気によって結露が生じることがなくなる
。また熱交換器４内で外気より熱を奪った地下室１３内
の空気は排気用送風機１１を経て外かく１０室外側吐出
口１２より屋外に排気される。

冬季には、夏季と同様の空気の流れにより、冷い外気は
熱交換器４内で暖い地下室１３内の空気と熱交換されて
暖くなって給気される。

以上のように本実施例によれば、換気装置を屋外の地表
面よシ高い位置に設けることにより、夏季で高温多湿の
外気は冷い地下室内の空気と熱交換されて外気中の水分
を結露させて容易に排水できるので地下室の壁面に結露
が生じることもなく、涼しい地下室の環境が保たれる。

捷だ冬季で冷い外気は暖い地下室内の空気と熱交換され
るので、暖い地下室の環境を保ちながら換気を行ない、
地下室内を衛生的に維持することができる。

発明の効果 以上のように本発明は、熱交換器、送風機等からなる空
調用の換気装置を屋外の地表面より高い位置に設けると
共に地下室と給気通風路、排気通風路を介して連通ずる
だけで、結露水を容易に排水でき、省エネルギー効果の
高い地下室の環境を損ねることなく換気でき、良好な衛
生状態で地下室を維持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の換気装置を有する地下室の断面図、第２
図は本発明の一実施例における換気装置を有する地下室
の断面図、第３図は本発明の一実施例に用いる熱交換器
の斜視図を示す０１・・・・外かく、２・・・・・・室
外側吸込口、３・・・・・・給気用送風機、４・・・・
・・熱交換器、８・・・・・・室内側吐出口、９・・・
・・・室内側吸込口、１１・・・・・・排気用送風機、
１２・・・・・・室外側吐出口、１３・・・・・・地下
室。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ｏｔ 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外気と連通ずる室外側吸込口と地下室と連通ずる室内側
   吐出口を結ぶ給気通風路と、地下室と連通ずる室内側吸
   込口と外気と連通ずる室外側吐出口を結ぶ前記給気通風
   路とは一部が交差し他は互いに区画された排気通風路を
   有する外かくと、この外かく内の前記交差部分に設けた
   熱交換器と、前記給気通風路に設けた給気用送風機と、
   前記排気用通風路に設けた排気用送風機を有し、これら
   を屋外の地表面より高い位置に設けた換気装置・