JPS60152778A - コンクリ−トの吹付工法 - Google Patents
コンクリ−トの吹付工法Info
- Publication number
- JPS60152778A JPS60152778A JP59009893A JP989384A JPS60152778A JP S60152778 A JPS60152778 A JP S60152778A JP 59009893 A JP59009893 A JP 59009893A JP 989384 A JP989384 A JP 989384A JP S60152778 A JPS60152778 A JP S60152778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- water
- spraying
- sprayed
- cement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はコンクリートの吹付工法に関し、特に乾式に
よる吹付工法圧関する。
よる吹付工法圧関する。
従来、トンネルの一次僚工においては、コンクリートの
吹付工法が採用されており、この吹付工法には乾式、湿
式および両者の併用式があるが、一般には乾式が採用さ
れている。
吹付工法が採用されており、この吹付工法には乾式、湿
式および両者の併用式があるが、一般には乾式が採用さ
れている。
乾式による吹付工法は、セメント、粗細骨材および急結
材からなる粉粒体混合物を圧送し、吹付面付近で適量の
水を混合して、コンクリートスラリーとして吹付面に吹
付ける工法であって、粉粒体混合物が乾燥状態にあるの
で、その流動抵抗が小さく長距離圧送できるという利点
がある。しかしながらその反面コンク１１−トスラリ−
の吹付面に対する歩留りが悪く、すなわち多量の材料が
跳ね返っていわゆるリバウンドロスとなり、さらにはこ
れが吹付現場での粉塵発生の原因となり、作業環境乞著
しく害するという欠点があった。
材からなる粉粒体混合物を圧送し、吹付面付近で適量の
水を混合して、コンクリートスラリーとして吹付面に吹
付ける工法であって、粉粒体混合物が乾燥状態にあるの
で、その流動抵抗が小さく長距離圧送できるという利点
がある。しかしながらその反面コンク１１−トスラリ−
の吹付面に対する歩留りが悪く、すなわち多量の材料が
跳ね返っていわゆるリバウンドロスとなり、さらにはこ
れが吹付現場での粉塵発生の原因となり、作業環境乞著
しく害するという欠点があった。
この工うな吹付コンクリートの多量のリバウンドロスは
、水セメント比の調整に負うところが犬である。すなわ
ち一般には、水セメント比を上げるとリバウンドロスは
減るが、生成するコンクリートの物性は低下する。良質
なコンクリートを生成するためにはできるだけ水セメン
ト比を下げて使わねばならず、よってかなりの墓のリバ
ウンドロスは避は難い。またリパウンドロスは、上記の
ような水セメント比によることの外に、吹付コンクリー
トの吹付面や鉄筋などに対する付着強度の不足が原因と
してあげられる。
、水セメント比の調整に負うところが犬である。すなわ
ち一般には、水セメント比を上げるとリバウンドロスは
減るが、生成するコンクリートの物性は低下する。良質
なコンクリートを生成するためにはできるだけ水セメン
ト比を下げて使わねばならず、よってかなりの墓のリバ
ウンドロスは避は難い。またリパウンドロスは、上記の
ような水セメント比によることの外に、吹付コンクリー
トの吹付面や鉄筋などに対する付着強度の不足が原因と
してあげられる。
この発明は上記のような従来工法のもつ欠点を改善すべ
くなされたものであり、水セメント比を変えることなく
すなわちコンクリートの物性を低下することなく、リバ
ウンドロスな低減することができる工法を提供すること
を目的とする。
くなされたものであり、水セメント比を変えることなく
すなわちコンクリートの物性を低下することなく、リバ
ウンドロスな低減することができる工法を提供すること
を目的とする。
すなわちこの発明工法は、酢酸ビニル、エチレンおよび
塩化ビニルを共重合してなる水系合成樹脂エマルジョン
と水とからなる液体混合物と、セメント、骨材および急
結材からなる粉粒体混合物とをそれぞれ別の管路を経て
圧送し、両混合物を吹付対象物付近で混合してコンクリ
ートスラリーを形成し、このコンクリートスラリーを吹
付対象物に吹付けることを特徴とするものである。
塩化ビニルを共重合してなる水系合成樹脂エマルジョン
と水とからなる液体混合物と、セメント、骨材および急
結材からなる粉粒体混合物とをそれぞれ別の管路を経て
圧送し、両混合物を吹付対象物付近で混合してコンクリ
ートスラリーを形成し、このコンクリートスラリーを吹
付対象物に吹付けることを特徴とするものである。
上記合成樹脂エマルジョンとしては例えばモビトンＭ３
１０（商品名ヘキスト合成株式会社欄）を使用し、この
ような合成樹脂エマルジョンが混合されたコンクリート
は空気を連行することなく減水効果が現われ、しかも付
着強度が向上することが知られている。したがって前記
のような合成樹脂エマルジョンを乾式による吹付コンク
リート工法に使用した場合、水セメント比を変えること
なく、コンクリートの付着強度を向上させることができ
、リバウンドロスの低減を因ることができる。
１０（商品名ヘキスト合成株式会社欄）を使用し、この
ような合成樹脂エマルジョンが混合されたコンクリート
は空気を連行することなく減水効果が現われ、しかも付
着強度が向上することが知られている。したがって前記
のような合成樹脂エマルジョンを乾式による吹付コンク
リート工法に使用した場合、水セメント比を変えること
なく、コンクリートの付着強度を向上させることができ
、リバウンドロスの低減を因ることができる。
実施例
第１図に示すように、セメント、細骨材お工び粗骨材を
混合した後、それに急結材を混合してなる粉粒体混合物
を管路Ａを経て圧送し、また水と合成樹脂エマルジョン
を混合してなる液体混合物を管路Ｂを経て圧送し、両混
合物をトンネル地山の吹付面付近で混合してコンクリ−
トスラリー ーをノズルＮからトンネル地山に吹付け、このようにし
てトンネルの一次櫟工を行った。その結果を従来工法と
比較のうえで第１表に示す。
混合した後、それに急結材を混合してなる粉粒体混合物
を管路Ａを経て圧送し、また水と合成樹脂エマルジョン
を混合してなる液体混合物を管路Ｂを経て圧送し、両混
合物をトンネル地山の吹付面付近で混合してコンクリ−
トスラリー ーをノズルＮからトンネル地山に吹付け、このようにし
てトンネルの一次櫟工を行った。その結果を従来工法と
比較のうえで第１表に示す。
第１表
）
第１表から合成樹脂エマルジョンを使用した場合、従来
工法と比較してリバウンドロスが大巾に低減することが
わかる。しかもその場合水セメントを変える必要がない
。この発明工法で使用する合成樹脂エマルジョンは、セ
メント量に対する重量比で１．０〜１０．０１とするこ
とが、リバウンドロスの低減効果および経済性の点で好
ましく、その時のリバウンドロスの低減率は従来工法の
約５０憾である。
工法と比較してリバウンドロスが大巾に低減することが
わかる。しかもその場合水セメントを変える必要がない
。この発明工法で使用する合成樹脂エマルジョンは、セ
メント量に対する重量比で１．０〜１０．０１とするこ
とが、リバウンドロスの低減効果および経済性の点で好
ましく、その時のリバウンドロスの低減率は従来工法の
約５０憾である。
第２図はこの発明工法を実施するための装置の一例を示
す。
す。
ｌはセメントと粗骨材と細骨材とを攪拌混合スルコンク
リートモービル、２はセメントと粗細骨材とを搬送する
ベルトコンベア、３は急結材を収容するホッパ、４は急
結材を搬送するベルトコンベア、５は吹付機、６は一端
が吹付機５に連結され他端にノズル７が取付けられた吹
付ホース、８は水と合成樹脂エマルジョンとが混合して
収容されるタンク、９は一端がタンク８に連結され、他
端がノズル７０手前において吹付ホース６に連結された
水ホース、１０は水ホース９に取付けられたポンプ、】
１は地山等の吹付対象物である。
リートモービル、２はセメントと粗細骨材とを搬送する
ベルトコンベア、３は急結材を収容するホッパ、４は急
結材を搬送するベルトコンベア、５は吹付機、６は一端
が吹付機５に連結され他端にノズル７が取付けられた吹
付ホース、８は水と合成樹脂エマルジョンとが混合して
収容されるタンク、９は一端がタンク８に連結され、他
端がノズル７０手前において吹付ホース６に連結された
水ホース、１０は水ホース９に取付けられたポンプ、】
１は地山等の吹付対象物である。
混合されたセメントおよび粗細骨材はベルトコンベアに
より搬送され、その途上において急結材が添加され、そ
れらの粉粒体は吹付機５に供給される。粉粒体は吹付機
５により混合され、このようにしてできｔこ粉粒体混合
物は吹付ホース６を経て圧送される。一方タンク８円の
液体混合物は水ホース９を経て圧送され、この液体混合
物はノズル７０手前において粉粒体混合物と混合されて
コンクリートスラリーを形成し、このコンクリートスラ
リーはノズル７かう吹付対象物に吹付けられる。
より搬送され、その途上において急結材が添加され、そ
れらの粉粒体は吹付機５に供給される。粉粒体は吹付機
５により混合され、このようにしてできｔこ粉粒体混合
物は吹付ホース６を経て圧送される。一方タンク８円の
液体混合物は水ホース９を経て圧送され、この液体混合
物はノズル７０手前において粉粒体混合物と混合されて
コンクリートスラリーを形成し、このコンクリートスラ
リーはノズル７かう吹付対象物に吹付けられる。
この発明は上記のようであって、乾式によるコンクリー
トの吹付工法において、あらかじめ水に甘酸樹脂エマル
ジョンを混合してなる液体混合物と、セメント、骨材等
の粉粒体混合物とを吹付対象物付近で混合してコンクリ
ートスラリーを形成し、それを吹付対象物に吹付けるよ
うにしたので、水セメント比を変えることなく、コンク
リートの付着ｇ１Ｋを向上させることがでキ、シたがっ
てリバウンドロスが低減し、作業環境の改善を図ること
ができる。
トの吹付工法において、あらかじめ水に甘酸樹脂エマル
ジョンを混合してなる液体混合物と、セメント、骨材等
の粉粒体混合物とを吹付対象物付近で混合してコンクリ
ートスラリーを形成し、それを吹付対象物に吹付けるよ
うにしたので、水セメント比を変えることなく、コンク
リートの付着ｇ１Ｋを向上させることがでキ、シたがっ
てリバウンドロスが低減し、作業環境の改善を図ること
ができる。
第１図はこの発明工法の一実施例を示すフローシート、
第２図はこの発明工法を実施するためσ）装置の一例を
示す概１１１ｉＫ図□５・・・吹付機 ６・・・吹付ホ
ース ７・・・ノズル ８・・・タンク ９・・・水ホース 特許出願人鉄建建設株式会社
第２図はこの発明工法を実施するためσ）装置の一例を
示す概１１１ｉＫ図□５・・・吹付機 ６・・・吹付ホ
ース ７・・・ノズル ８・・・タンク ９・・・水ホース 特許出願人鉄建建設株式会社
Claims (1)
- １ 酢酸ビニル、エチレンおよび塩化ビニルを共重合し
てなる水系合成樹脂エマルジョンと水とからなる液体混
合物と、セメント、骨材および急結材からなる粉粒体混
合物とをそれぞれ別の管路を経て圧送し、両混合物を吹
付対象物付近で混合してコンクリートスラリーを形成し
、このコンクリートスラリーを吹付対象物に吹付けるこ
とを特徴とするコンクリートの吹付工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59009893A JPS60152778A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | コンクリ−トの吹付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59009893A JPS60152778A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | コンクリ−トの吹付工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60152778A true JPS60152778A (ja) | 1985-08-12 |
Family
ID=11732805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59009893A Pending JPS60152778A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | コンクリ−トの吹付工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60152778A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008043516A1 (de) | 2008-11-06 | 2010-05-12 | Wacker Chemie Ag | Verfahren zur Applikation von polymermodifizierten Nassbetonmischungen |
| JP2015113242A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 住友大阪セメント株式会社 | モルタル吹付け方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55114756A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-04 | Ito Yasuro | Method of spraying construction |
-
1984
- 1984-01-23 JP JP59009893A patent/JPS60152778A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55114756A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-04 | Ito Yasuro | Method of spraying construction |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008043516A1 (de) | 2008-11-06 | 2010-05-12 | Wacker Chemie Ag | Verfahren zur Applikation von polymermodifizierten Nassbetonmischungen |
| US9186697B2 (en) | 2008-11-06 | 2015-11-17 | Wacker Chemie Ag | Methods for applying polymer-modified wet concrete mixtures |
| JP2015113242A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 住友大阪セメント株式会社 | モルタル吹付け方法 |
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