JPS6015254Y2 - 端子台 - Google Patents

端子台

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JPS6015254Y2
JPS6015254Y2 JP15708380U JP15708380U JPS6015254Y2 JP S6015254 Y2 JPS6015254 Y2 JP S6015254Y2 JP 15708380 U JP15708380 U JP 15708380U JP 15708380 U JP15708380 U JP 15708380U JP S6015254 Y2 JPS6015254 Y2 JP S6015254Y2
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JP15708380U
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JPS5780088U (ja
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忠男 戸塚
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は端子片の取り付け、取り外しが容易な端子台に
関する。
通信機、その他の電子機器等において、多数の端子片を
並設して用いたい場合に、それらを1個の端子台に並設
する代りに、夫々1個の端子片を保持する保持片および
筒体を有する端子台を用いこれをレール状の保持台に沿
って必要数だけ組み合わせる方法が従来より用いられて
いる。
すなわち、このような方法によれば多数の端子片のすべ
てを一体的に構成された1個の端子台上に並設する場合
と異なり、一部の端子台に破損、障害等が生じた場合に
、当該部分のみを取り外して新品と交換することが可能
であり、被害を最小限に食い止めることができるという
利点がある。
しかしながら、このような従来の端子台においては端子
片に取り付けたコード接続用のねじのねじ部を単に保持
片を構成する1対の相対向する板状体間に挿入している
に過ぎず、そのため端子片は端子台の前面方向に簡単に
移動して抜は落ちやすく、取り付け、取り外し時の取り
扱いに注意を要するという欠点があった。
そこで、従来はこのような脱落事故を防止するために各
板状体の内側面に突起をそれぞれ突設してねじを挾持す
るようにしているが、このような突起にあってはねじの
取り付は時にそのねじ部を1対の板状体間に大きな力で
押し込む必要があり、またコードの一端を前記ねじに巻
き付けて締付ける際、突起との摩擦により大きな締付は
力を必要とするなど、ねじの取り付は作業が著しく面倒
であった。
本考案は上述したような点に鑑みてなされたもので、保
持片を構成する1対の板状体の少なくとも一方の先端部
を他方の板状体方向に屈曲して保持片の開口部を狭める
という極めて簡単な構成により、ねじの取り付は取り外
しが容易で、端子片の脱落を防止し得るようにした端子
台を提供するものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図〜第4図は本考案に係る端子台の一実施例を示し
、第1図は複数個の端子台を保持台に装着した状態を示
す背面から見た斜視図、第2図は同端子台の正面図、第
3図は同端子台を正面から見た分解斜視図、第4図は同
端子台を背面から見た斜視図である。
第1図に示すように端子台1は、略−し−状に形成され
たレール状の保持台2上に必要個数縦列状態に装着され
るもので、各端子台1は保持台2に対して着脱可能に取
り付けられて隣接する端子台と後述する係合手段によっ
て互いに一体的に結合され、最初と最後の端子台のみが
保持台2に止めねじ3によって固定される。
この場合、保持台2は剛性を有する金属板によって形成
されるが、端子台1は絶縁性にすぐれた合成樹脂によっ
て形成される。
前記端子台1は第2図〜第4図に示すように略矩形板状
の隔壁板4を有し、この隔壁板4に−面すなわち表面4
aには端子片5を協働して保持する筒体6および保持片
7が一体に突設されている。
前記筒体6は角状に形成されて隔壁板4の中央部上方に
設けられ、前方に開放されている。
前記保持片7は前記筒体6を挾んで対称的に設けられた
2組の保持片からなり、その夫々は相対向する1対の垂
直な板状体8a、8bによって構成され、かつ内側の板
状体8bの先端部が第3図に示すように外側の板状体8
a方向に屈曲されることにより、両板状体8a、8bの
開口部が狭められている。
また、前記保持片7は前記筒体6よりも下方に設けられ
ることにより、該保持片7の上端面と筒体6の下面との
間に前記端子片5の板厚tとほぼ等しいかこれよりも若
干大きい間隙が設けられており、この間隙に前記端子片
5が端子台1の前面側から差し込まれて保持され上方へ
の移動を阻止されている。
そして、前軌端子片5の両端部には夫々ねじ孔が形成さ
れており、これらのねじ孔には夫々押え金具9および座
金10を介してコード接続用のねじ11が夫々螺入され
ている。
前記ねじ11のねじ部は夫々前記保持片7を構成するl
対の板状体8a、8b間に挿入位置され、板状体8bの
屈曲した先端部が第2図に示すように端子台1の前方か
ら見て該ねじ部の一部周面を被うことにより、前記端子
片5が筒体6と保持片7の間から前方へ抜は落ちるのを
防止している。
なお、保持片7と筒体6とは隔壁板4の表面から同一長
さで突設され、この先端面は同一平面を構威している。
前記隔壁板4の表面下端部には略口形の台板12が一体
に突設されて、その上面に前記保持片7の下端が接合さ
れている。
この台板12の両端に設けられた下方に延在する垂下片
は夫々鉤形に形成されて弾性を有しその基部内側面に係
合溝13が設けられることにより弾性係合片14を構成
している。
したがって、゛弾性係合片14の弾性を利用して端子台
1を保持台2の上方より装着するか、もしくは保持台2
の端部から装着すると、端子台1は係合溝13と保持台
2の両側1t2aとの保合により、該保持台2上に着脱
自在に係着される。
そして、この係合状態を保って端子台1は保持台2上を
自由に摺動し得る。
前記隔壁板4の下端両角部には爪15が第4図に示すよ
うに夫々突設されている。
この爪15は端子台1に側方から外力Fが加わった際、
前記弾性係合片14が折損して端子台1が横転するのを
防止するためのもので、その内側15aは前記係合溝1
3の一部を構威し、保持台2の側縁部2aに係合してい
る。
前記端子台1の下端中央には隔壁板4を挾んで支持脚1
6と固定片17が一体に設けられている。
前記支持脚16は相対向する1対の板状片らなり、ぞの
上端は夫々前記台板12の下面に接合され、かつ内側面
には前後方向に延在する嵌合突条18が一体に突設され
ている。
一方、前記固定片17は略し形に形成されてその周外側
面には前後方向に延在する案内溝19が夫々形成されて
いる。
また、固定片17の底面中央には前後方向に延在し、後
端に開口する長孔20が形成されている。
そして、この固定片17は、上述したように保持台2に
複数個の端子台1を装着して摺動させた場合、当該端子
台1の案内溝19を直前の相手端子台1の嵌合突条18
との係合により、相手端子台1の支持脚16間に嵌入さ
れるように構成されており、当該端子台1の支持脚16
に対しては次の端子台1の固定片17が同様にして嵌入
されるよう構成されている。
前記隔壁板4の裏面には前記筒体6に対応して突起21
が一体に突設されている。
この突起21は上述したように当該端子台1の固定片1
7が相手端子台1の支持脚16に嵌入する際に、相手端
子台1の筒体6に同時に嵌入するもので、この結果隣接
する端子台1同士が相互に一体的に結合し、保持台2上
に列状に装着される。
この時各端子台1に取り付けられている端子片5は隔壁
板4によって相互に絶縁状態を保持される。
そして、最初の端子台1は保持台2にあらかじめ設けら
れている絶縁板(図示せず)に筒体6および保持片7の
先端面を密接させ、かつこの最初の端子台1と最後の端
子台1とが第1図に示すように前記長孔20および保持
台2の透孔22に挿通される止めねじ3および図示しな
いナツトによって前記保持台2上に固定される。
なお、隔壁板4の上端部中央には溝23が形成されてい
るが、これは表示板24を差し込むためのものである。
上述したように、端子台1は夫々鉤形の弾性係合片14
を一体に有しているので、該弾性係合片14の一方を保
持台2の一方側縁部2aの目的位置に嵌合させ、他方を
該保持台2の他方側縁部2aに当接させて上から圧力を
加えれば、該弾性係合片14の他方は次第に外方に開き
ながら降下し、その案内溝13が保持台2の側縁部2a
に達したところで弾性復帰し、もって各端子台1をほぼ
その取り付は位置に装着することができる。
したがって、端子台1を保持台2の先端まで摺動させて
いく必要がなく、取り付けが簡単である。
また、保持台2から外す場合には、弾性係合片14を外
方に開いて保持台2の側縁部2aと案内溝13との保合
を外せば、簡単に取り外すことができる。
したがって、保持台2上に組み付けられた端子台列の中
程に成る1個の端子台1に障害が生じた場合でも、そこ
から末端までの各端子台を一旦取り外し、新しい端子台
を入れた後に再び1個ずつ保持台2の端部から嵌めて行
くという作業を経るまでもなく、各端子台を若干ずらし
て、当該端子台1と両隣の端子台との間に、支持脚16
と固定片17、筒体6と突起21による結合を解くだけ
の隙間を設けるのみで、当該端子台1の交換を行うこと
ができる。
また、保持片7は一方の板状体8bを屈曲させて板状体
8aと8bの開口部を狭めているので、端子台1の取り
付け、取り外し時に端子片5が前方に移動してもコード
接続用ねじ11が前記板状体8bに当って板状体8a、
Bb間から抜けることはなく、端子片5の脱落を防止す
ることができる。
そのため、端子台1の取り扱いが容易である。
なお、上記実施例においては内側の板状体8bのみを屈
曲させた場合について説明したが、外側の板状体8aを
屈曲させてもよく、また両方を屈曲させてもよいことは
言うまでもない。
また、上記実施例においては2つの弾性保合片14によ
って端子台1を保持台2に係合させたが、本考案はこれ
に限らずどちらか一方のみが弾性を有するものであって
もよい。
さらに、上記実施例においては同一形状に形成された複
数個の端子台を縦列配置して隣接するもの同士を互いに
係合させ、かつ共通の保持台にこれら複数個の端子台を
着脱可能に装着した場合について説明したが、本考案は
これに何ら限定されることなく、保持台を使用せずその
まま基板上にねじ止め固定されるものであってもよい。
以上説明したように本考案に係る端子台によれば、筒体
と協働して端子片を保持する保持片を1対の板状体で構
成してその間に端子片に設けられるコード接続用ねじの
ねじ部を挿入位置させ、その少なくとも一方の板状体の
先端部を他方の板状体方向に屈曲させて両板状体の先端
部間隔を狭めたので、端子片が前記筒体と保持片から抜
ける方向に移動しても、コード接続用ねじが両板状体間
から抜けることがなく、そのため端子片の脱落を防止す
ることができる。
また、端子片の装着状態において、コード接続用ねじの
ねじ部は板状体と接触していないので、該ねじの締付け
、弛緩操作を軽快に行なうことができるなど、その実用
的効果は非常に犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案に係る端子台の一実施例を示し
、第1図は複数個の端子台を保持台に装着した状態を示
す背面から見た斜視図、第2図は同端子台の正面図、第
3図は同端子台を正面から見た分解斜視図、第4図は同
端子台を背面から見た斜視図である。 1・・・・・・端子台、2・・・・・・保持台、4・・
・・・・隔壁板、5・・・・・・端子片、6・・・・・
・筒体、7・・・・・・保持片、8at8b・・・・・
・板状体、11・・・・・・コード接続用ね腰 14・
・・・・・弾性係合片、15・・・・・・爪、16・・
・・・・支持脚、17・・・・・・固定片、21・・・
・・・突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子片を隣接する端子片から電気的に絶縁する隔壁板と
    、この隔壁板の一面に夫々穿設され前記端子片を協働し
    て保持する筒体および保持片とを備え、前記保持片は相
    対向する一対の板状体からなり、その少なくともいずれ
    か一方の板状体の先端は前記端子片に設けられ1対の板
    状体間に挿入位置されるねじの抜けを防止すべく他方の
    板状体方向に屈曲されていることを特徴とする端子台。
JP15708380U 1980-10-31 1980-10-31 端子台 Expired JPS6015254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15708380U JPS6015254Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31 端子台

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JP15708380U JPS6015254Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31 端子台

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Publication Number Publication Date
JPS5780088U JPS5780088U (ja) 1982-05-18
JPS6015254Y2 true JPS6015254Y2 (ja) 1985-05-14

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