JPS60150872A - 重ね塗り塗装方法 - Google Patents

重ね塗り塗装方法

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JPS60150872A
JPS60150872A JP833884A JP833884A JPS60150872A JP S60150872 A JPS60150872 A JP S60150872A JP 833884 A JP833884 A JP 833884A JP 833884 A JP833884 A JP 833884A JP S60150872 A JPS60150872 A JP S60150872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
primer
painting
wet
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP833884A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Mori
貴宣 森
Hideyuki Takada
高田 秀行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS60150872A publication Critical patent/JPS60150872A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は付着性及び耐候性の改良された重ね塗り塗装方
法に関するものでろる。
(従来技術) 各種機械類や電気製品あるいは自動車等の車両の一部と
して用いられる硬質樹脂部品例えば強化プラスチックス
(FRP)部品等に塗装を行う場合、通常最初に下地塗
りのためプライマー塗料を被塗物表面に連続塗膜を形成
する膜厚例えば20〜35μ常程度に塗布する。一般的
に、このプライマー塗料中には下拙表面の石層箇所の隠
蔽、電気絶縁性の確保、下地との付着性の確保等の為多
くの体質顔料例えば沈降性硫酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、カオリン、タルク等の無彩色顔料が含まれており、
耐候性が光分ではない。この為、1flt候性が必要な
部品では、プライマー塗料の上に更に耐候性を有する上
塗9塗料を30ないし40μm程度の厚さで塗布する。
上記のように、塗料に付着性と耐候性の両機能を併せ持
たせることは困難なので、従来の塗装方法ではプライマ
ーによる塗膜形成及び上塗りによる塗膜形成工程を含ひ
2コート塗装が必要であり、この工程を実施するために
設備的には塗装ブースと乾燥炉が各々2基必要であった
又塗装ブースと乾燥炉を各々1基使用して、プライマー
塗料と上塗り塗料をウエットオンウエッ) (wet 
on wet )で塗装する場合でも、プライマー塗装
と上塗り塗装の間にかなりの塗装の中断時間(flus
h off time ) が必要i*h、長い塗装ブ
ースが必袂とカリ、大きな設備投資が必要であった。更
にプライマー塗膜と上塗り塗膜との合計膜厚が50〜7
5μ講となるため、塗料の使用量が多くなるという問題
があった。
(発明の目的) 本発明は上記従来技術における問題点を解決するだめの
ものであり、その目的とするところは従来の2コート塗
装と同等の物性を保持し々から、プライマー塗料の使用
量を低減し且つフラッシュオフタイムを大幅に短縮し、
実質的に1コート塗装と同程度の設備で塗装可能な重ね
塗り塗装方法を提供することにある。
(発明の構成) すなわち本発明の重ね塗り塗装方法は、被塗物表面にプ
ライマー塗料をダスト状に噴霧して非連続塗膜を形成し
、次いでウェットオンウェットで上記非連続塗膜上に上
塗り塗料を塗布することを%徴とする。
本発明の方法に使用できるプライマー塗料としては通常
使用されるもの例えば油性プライマー、合成樹脂プライ
マー、ラッカープライマー、水溶性樹脂プライマー、ラ
ッシュプライマーが挙げられる。
これらのプライマー中には要求特性に合わせて各種体質
顔料や防錆性顔料例えばクローム酸亜鉛、ベンガラ、硬
化剤等を所定量配合するが、あまり粘度が小さいと基材
表向上に塗布した場合に連続塗膜を形成し易く、又反対
にあまり粘匿が大きいと噴霧が困難となるので、好まし
くは使用時に約30 cps (15秒/20℃・Nα
4フオードカツプ)ないし約40 cps (17秒/
20℃・rIIIIL4フォードカップ)に調整すると
よい。
ダスト状に噴霧するには塗装ガン等を用いる。
なるべく均一な形状のダストを噴霧するものがよい。
プライマー塗料による基材の隠蔽率は付着性や耐候性等
の諸物性に影響するため重要であり、約70%ないし約
99%とするのがよい。又、プライマー塗膜の厚さは約
5μm ないし約10μ犠が好ましい。
プライマー塗料はダスト状にごく少量噴霧するのみなの
でウェットオンウェットですぐ上塗り塗料を塗布するこ
とができ、フラッシュオフタイムはほとんど必要としな
い。このため2コート塗装であっても実質的に1コート
塗装とかわらず、1コート塗装用の塗装ブースを使用で
きるため、設置場所や設備費の点で有利である。
また塗装時間も1コート塗装とあまり変らない。
プライマー塗料上に塗布する上塗り塗料はアルキッド樹
脂系、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系等の通常使用さ
れる塗料を用いることができ、塗膜の厚さは約30μm
ないし約40μmがよい。
耐候性や美しい外観を持たせるために上塗り塗料中には
着色顔料、硬化剤等の通常の硲加剤及び紫外線吸収剤例
えばベンゾフェノン系化合物を冷加することができる。
通常光分な耐候性を持たせるためには着色顔料は10な
いし50wt%(塗色により異なる)、紫外線吸収剤は
0ないし1 wt%用いるのがよい。又上塗り塗料はプ
ライマー塗料となるべく接着性のよいものを使用するの
が好ましく、最適な組合せとなるように選択するとよい
(実施例) 以下に本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。
なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
第1図に示す被塗物すなわちシートモールティングコン
パウンド成形法で作製したガラス繊維強化年始用」ポリ
エステル製部品1をイソプロピルアルコールでワイピン
グ洗浄しk 後、7 フイマー塗料を塗装ガンを用いて
隠蔽率約80%で約5μmの厚さでダスト状に吹き付け
た。次いでウエットオンウォットですぐに上塗り塗料を
約30ないし40珈の厚さに塗布した。更に10分間セ
ツティング後、80℃の間接対流炉中で40分間焼付け
て完成品とした。
上記において使用したプライマー塗料は2液ウレタン糸
サーフユーサー塗料で、ウレタン樹脂100部に対して
体質顔料として約30容積うのメルクを含み、更に硬化
剤としてHMDIを10部、着色顔料として酸化チタン
を20部含んだもの全浴剤としてトルエン、キシレン、
酢酸エチル、メチルエチルケトン(MEK) 混合溶剤
を用いて粘度30 cps (15秒/20℃・NcL
4フォードカップ)に調整して使用した。
又、上塗り塗料は2液アクリルウレタン系塗料で、アク
リルウレタン系樹脂を100部、硬化剤としてHMDI
を10部、着色顔料として酸化チタンを35部含んだも
のを溶剤としてトルエン、キシレン、酢酸エチル、ME
K混合溶剤を用いて粘度40 cps (17秒/20
℃・臘4フォードカップ)に調整して使用した。
第2図に第1図の不飽和ポリエステル製部品1上に形成
した塗膜の一部拡犬〃■面図を示す。
図中、2はプライマー塗膜を示し、基材3上に連続膜を
形成していない。4はプライマー塗膜中の体質顔料を、
5は上塗り塗膜を示す。
上記実2iI!i例においてプライマー塗料は被塗装物
との付着性全満足するものでろれば体質顔料を含まない
ものも使用できる。
又、本発明の方法は上記の2コート糸のみでなく、プラ
イマー塗料、中塗り塗料、上塗り塗料を使用する3コー
ト系にも通用できる。又、上塗り塗料に体質顔料を含ん
でいてもよい。
比較例1: 年始坏ロポリエステル部品1に実施例1と同じプライマ
ー塗料全20ないし35μmの厚さで塗布し、次いで実
施例1と同一条件で乾燥した。
比較例2: 比較例1のプライマー塗料の替りに上塗り塗料全30な
いし40μmの厚さで塗装する以外は比較例1と同様の
方法で塗装した。
比較例3ニ プライマー塗料を20ないし35μmの厚さで塗装し、
2分間のフラッシュオフタイムを置いて上塗り塗料を3
0ないし40μmの厚さで塗装する以外は実施例1と同
様の方法で塗装した。
付着性及び耐光性評価試験: 実施例と比11部例1ないし4で得た塗装物の表面に2
鰭角のゴバン目を描いたテープを貼付したのち剥がし、
剥離した塗膜の百分率により付着性(剥離数)を評価し
た。又、実施例と比較IHI 1ないし4で得た各塗膜
のサンシャインウェザ−メーターでの400時間露光後
の光沢保持率で耐候性(光沢保持率)を評価した。結果
を下記表にまとめて示す。又、塗装の開始から終了まで
に要する時間(塗装時間)も合わせて示す。
/ /′ 7/ / 7/ / 、/′ 、、/′ / // 上記表において、実施例と比較例3を比べると付着性、
耐候性は同等であるが比較例3は2分間のフラッシュオ
フタイムが必要であり、を装時間が長くなる。又、比較
例3け実施例に比べてプライマー塗料を多量に使用して
おり、この点でも不利である。一方、プライマー塗料の
みを使用した比較例1では耐候性が劣り、反対に上塗り
顔料のみを使用した比較例2では付着性が非常に低下す
る。付着性、耐候性及び塗装時間の総てを考慮すると、
本発明の方法が優れていることは明らかである。
(発明の効果) 上述のように、本発明の重ね塗り塗装方法は従来の塗装
方法による場合と同等の型膜性能全維持しながらプライ
マー塗料の使用量を大幅に低減できるので塗装材料が節
約でき又、塗装コストを下げることができる。更にプラ
イマー塗料の上にウェットオンウェットでただちに上塗
り塗料を塗布できるのでフラッシュオフタイムを大幅に
短縮できて1コート塗装用の塗装ブース乾燥炉で塗装が
可能であり設備費を大幅に小さくすることができるとい
う効果を秦する。
【図面の簡単な説明】
第1図は被塗装物である不飽和ポリエステル製部品の斜
視図、 第2図は本発明の方法により第1図の被塗装物表面に形
成した塗膜の一部拡大断面図である。 図中、 1・・・年始オロポリエステルmM 2・・・プライマー塗膜 3・・・基材4・・・体質顔
料 5・・・上塗り塗膜特許出願人 トヨタ自動車株式
会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被塗物表面にプライマー塗料をダスト状に噴きして非連
    続塗膜を形成し、次いでウェットオンウェットで上記非
    連続塗膜上に上塗り塗料を塗布することを%徴とする重
    ね塗り塗装方法。
JP833884A 1984-01-19 1984-01-19 重ね塗り塗装方法 Pending JPS60150872A (ja)

Priority Applications (1)

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JP833884A JPS60150872A (ja) 1984-01-19 1984-01-19 重ね塗り塗装方法

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JPS60150872A true JPS60150872A (ja) 1985-08-08

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JP833884A Pending JPS60150872A (ja) 1984-01-19 1984-01-19 重ね塗り塗装方法

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