JPS60150531A - 電歪アクチユエ−タの駆動回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 本発明は電歪アクチュエータの駆動回路に関するもので
ある。

〈発明の背景〉 リレー等の分野ｉこおいては、低電力消費で接点を開閉
できるのが好ましい。電歪アクチュエータはこれを実現
できるものとして着目されている。

一方、この種アクチュエータでは、入力ＯＦＦ時の動作
復帰が可及的法やかになされる必要があるうえ、簡単な
構成でもって交流電源と１頁流電源に容易に対応できる
駆動回路の具現化が望まれている。

〈発明の目的〉 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、動作復帰性
に優れ、しかも交流電源と１頁流電源との双方に容易に
対応し得る簡便な電歪アクチュエータの駆動回路を提供
することを目的としている。

〈発明の構成と効果〉 以上の目的を達成するため、本発明に係る電歪アクチュ
エータの駆動回路は、半波整流用素子からの出力で駆動
される電歪アクチュエータの放電回路を入力のＯＮ及び
Ｏ’ＦＦに従ってそれぞれ高抵抗及び低抵抗状態になる
スイッチング回路で構成することを特徴とする。

上記構成から明らかなように、入力のＯＦＦ時にはスイ
ッチング回路が低抵抗状態となるから、低 電歪アクチュエータの電荷は上５盾抗状態のスイッチン
グ回路を通して速やかに放電され、従って動作復帰性の
高速化を図ることができる。

また、上記スイッチング回路にコンデンサを接続してお
くことで交流入力の負の半サイクル期間も上記スイッチ
ング回路の動作状態を保持させることができ、換言すれ
ば直流と交流の双方に容易に対応できる。

さらに、上記交流入力の場合において、電歪アクチュエ
ータは半波整流電圧駆動でありながら、負の半サイクル
期間にも上記コンテ〉すにより上記スイッチング回路が
高抵抗状態に保たれるため、このときの電歪アクチュエ
ータのうなりの発生も抑制される。さらにまた、上記交
流入力駆動においては、上記動作復帰が高速化されるこ
とによって、入力の短い印加周期にも対応させることか
できる。

〈実施例の説明〉 以下、本発明の一実施例を添付図面に従って説明する。

図面は本発明に係る電歪アクチュエータの駆動回路の一
実施例を示すものである。同図において、Ｐ　１．　Ｐ
　２は一対の電源入力端子で、例えは交流電源ＡＣが接
続されるようになっている。ＰＳは電源スィッチ、ｋ工
は抵抗体、ＺＤは定電圧素子、例えばツェナーダイオー
ドであり、これは〉配電源スイッチｐｓ及び抵抗体Ｒ□
を介して北記電源ＡＣに直列に接続されている。Ｄは上
記電源ＡＣの出力を半波整流する整流素子、例えば整流
用ダイオードである。

ＰＡｌ、ＰＡ２　は一対の電歪アクチュエータである。

ＳＷＣは上記電歪アクチュエータＰ　Ａ　２の放電回路
を構成するスイッチング回路で、例えば後記符号ＴＴ　
及びＲ４−Ｒ７で構成されて１’　２ いる。即ち、Ｔ□、Ｔ２は第１及び第２のスイッチング
素子、例えばスイッチングトランジスタ、Ｒ４，Ｒ５は
」二記第１のスイッチングトランジスグー　のバイアス
抵抗体、Ｒ６は第１のスイッチングトランジスタＴ　の
ベース抵抗Ｋ　、Ｒ７は上記第２のスイッチングトラン
ジスタＴ２のバイアス抵抗体である。

Ｃはコンデンサであり、上記バイアス抵抗体Ｒ４，Ｒ５
の共通接続点Ｑと接地Ｅとの間、つまり抵抗体Ｒ５の両
端に取り外し可能に並列接続されている。

次に、上記構成の動作について説明する・電源スィッチ
ｐｓを閉成すると、交流電源ＡＣの交流・電圧は整流用
ダイキードＤで半波整流される。即ち、上記交流電圧の
正の半サイクルに対応した整流出力が電歪アクチュエー
タＰＡ２に供給されるため、これらアクチュエータＰ　
Ａ　２　は電歪作用で変位する。なお、ＰＡ□は強度補
強及び温度補償用であり、電荷が充電されないように電
歪素子の電極間を同電位に保っている。

一方、上記交流電圧の正の半サイクル時には、第１のス
イッチングトランジスタＴ１のベースがドライブされる
とともにコンデンサＣが充電される。上記第１のスイッ
チングトランジスタＴ１が導通すると、第２のスイッチ
ングトランジスタＴ２が非導通となり、スイッチング回
路ＳＷＣは高抵抗状態となる。また、上記交流電圧の負
の半サイクル時には、ツェナーダイオードＺＤによりそ
の両端間ははｙ短絡状態となる。このため、第１のスイ
ッチングトランジスタＴ１は非導通状態になろうとする
が、上記正の半サイクル時に充電されているコンデンサ
Ｃの電荷が上記第１のスイッチングトランジスタＴ１の
ベース電流として流れるから、該トランジスタＴ工は導
通状態のままで、スイッチング回路ＳＷＣは高抵抗状韓
に保たれる。

即ち、上記電歪アクチュエータＰＡ２は半波整流で駆動
されていても、うなりを生じることなく動作することに
なる。

上記電源スィッチＰＳを開放すると、電歪アクチュエー
タＰ　Ａ　２への電力供給が停止され、電歪アクチュエ
ータＰ　Ａ　２は復帰変位を開始する。一方、このとき
第１のスイッチングトランジスタＴ１が非導ｉｌとなる
が、電歪アクチュエータＰＡ２の電荷が第２のスイッチ
ングトランジスタＴ２のベース・エミッタ間ζこ流入す
ることにより、スイッチング回路ＳＷＣは低抵抗状態と
なる。このため、上記電歪アクチュエータＰＡ２の電荷
は急速に放電され、換言すれば動作復帰が高速化される
。動作復帰の高速化により、上記交流入力のＯＮ・ＯＦ
Ｆの周期が短くなった場合にも対応が容易となる。

ところで、上記実施例は端子Ｐ□、Ｐ２間ζこ交流電源
ＡＣを接続した場合について説明したが、コンデノサＣ
を取り外して上記端子Ｐ□、Ｐ２間に直流電源（図示せ
ず）を接続した場合でも同様に作用する。つまり、交流
電源ＡＣと直流電源との双方を選択的に使用することが
できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る電歪アクチュエータの駆動回路の一
実施例を示す電気回路図である。 Ｄ・・・半波整流用素子、　ＰＡ工、Ｐ　Ａ　２・・・
電歪アクチュエータ、　ｋ　・・・抵抗体、Ｐ□、Ｐ　
２・・・入力端子、ＳＷＣ・・・スイッチング回路。 特許出願人　立石電機株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）一対の電源入力端子と、これら電源入力端子の一
   方の側に接続された半波整流用素子と、この整流用素子
   の出力で駆動される電歪アクチュエータと、この電歪ア
   クチュエータに接続された動作復帰用の放電回路とを備
   え、電源入力のＯＮ及びＯＦＦに従ってそれぞれ高抵抗
   状態及び低抵抗状態となるスイッチング回路で上記放電
   回路を構成したことを特徴とする電歪アクチュエータの
   駆動回路。
2. （２）交流を電源入力とした際の上記交流の負の半→ノ
   ーイクル期間に上記スイッチング回路を高抵抗状態に保
   持させるコンデンサを該スイッチング回路の入力側に接
   続したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電
   歪アクチュエータの駆動回路。