JP2770614B2 - リレー回路 - Google Patents
リレー回路Info
- Publication number
- JP2770614B2 JP2770614B2 JP21773391A JP21773391A JP2770614B2 JP 2770614 B2 JP2770614 B2 JP 2770614B2 JP 21773391 A JP21773391 A JP 21773391A JP 21773391 A JP21773391 A JP 21773391A JP 2770614 B2 JP2770614 B2 JP 2770614B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay
- input power
- resistor
- switch
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- Relay Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の制御を行うた
めのリレー回路に関し、特に、2段階の変化をさせて制
御を行うためのリレー回路に関する。
めのリレー回路に関し、特に、2段階の変化をさせて制
御を行うためのリレー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリレー回路で2段階の制御を行う
ためのリレー回路の一例を図3に示す。第1継電器2を
駆動するためのスイッチ11と、第1継電器2を自己保
持させるために、スイッチ11に並列に、第1継電器2
の第1メイク接点3と第2継電器6のブレイク接点7の
直列回路が付加され、第2継電器6を駆動するためのス
イッチ19を有し、第1継電器2の第2メイク接点4に
第1出力端子17が接続され、第2継電器6のメイク接
点8に第2出力端子18が接続されている。
ためのリレー回路の一例を図3に示す。第1継電器2を
駆動するためのスイッチ11と、第1継電器2を自己保
持させるために、スイッチ11に並列に、第1継電器2
の第1メイク接点3と第2継電器6のブレイク接点7の
直列回路が付加され、第2継電器6を駆動するためのス
イッチ19を有し、第1継電器2の第2メイク接点4に
第1出力端子17が接続され、第2継電器6のメイク接
点8に第2出力端子18が接続されている。
【0003】スイッチ11を押すことにより、第1継電
器2が動作し、第1継電器2の第1メイク接点3と第2
継電器6のブレイク接点7により自己保持されて、第1
継電器2の第2メイク接点4が閉じられ、第1出力端子
17から出力が発出される。
器2が動作し、第1継電器2の第1メイク接点3と第2
継電器6のブレイク接点7により自己保持されて、第1
継電器2の第2メイク接点4が閉じられ、第1出力端子
17から出力が発出される。
【0004】次に、スイッチ19を押すことにより、第
2継電器6が動作し、第2継電器6のメイク接点8が閉
じ、第2出力端子18から出力が発出されると同時に、
第2継電器6のブレイク接点7が開き、第1継電器2に
電流が流れなくなり、その結果、第1継電器2の第2メ
イク接点4が開き、第1出力端子17からの出力が断た
れる。
2継電器6が動作し、第2継電器6のメイク接点8が閉
じ、第2出力端子18から出力が発出されると同時に、
第2継電器6のブレイク接点7が開き、第1継電器2に
電流が流れなくなり、その結果、第1継電器2の第2メ
イク接点4が開き、第1出力端子17からの出力が断た
れる。
【0005】このように、スイッチ11とスイッチ19
を交互に押すことによって、2段階の制御出力が得られ
る。
を交互に押すことによって、2段階の制御出力が得られ
る。
【0006】以上の動作をタイムチャートで示すと、図
4のようになる。
4のようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のリレー回路
では、2段階の制御出力を得るために2個のスイッチが
必要で、押す順序も決まっているため、操作上、大変煩
わしいものであった。
では、2段階の制御出力を得るために2個のスイッチが
必要で、押す順序も決まっているため、操作上、大変煩
わしいものであった。
【0008】本発明の目的は、このような煩わしさを解
決するために、1個のスイッチにより、2段階の制御出
力を得ることができるリレー回路を提供することにあ
る。
決するために、1個のスイッチにより、2段階の制御出
力を得ることができるリレー回路を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力電源の正極を、第1継電器の第1メ
イク接点と第2継電器のブレイク接点とを直列に接続し
たものを介して、第1継電器の一端に接続し、第1継電
器の他端を入力電源の負極に接続し、入力電源の正極
を、スイッチ及びラッチング型継電器の切り替え接点を
介して、それぞれ第1継電器又は第2継電器の一端に接
続し、第2継電器の他端を入力電源の負極に接続し、ス
イッチの他端から、第1抵抗器を介して、第2抵抗器の
一端を第1抵抗器に、他端を入力電源の負極に接続し、
第2抵抗器に並列にダイオードとコンデンサを直列に接
続したものを接続し、トランジスタのエミッタ・ベース
をダイオードに極性が相反するように並列接続し、トラ
ンジスタのコレクタ端子を、第1継電器の切り替え接点
を介して、それぞれラッチング型継電器のセット巻線又
はリセット巻線の一端に接続し、セット巻線及びリセッ
ト巻線の他端を入力電源の負極に接続し、第1出力端子
を第1継電器の第2メイク接点に接続し、第2出力端子
を第2継電器のメイク接点に接続したものである。
に、本発明は、入力電源の正極を、第1継電器の第1メ
イク接点と第2継電器のブレイク接点とを直列に接続し
たものを介して、第1継電器の一端に接続し、第1継電
器の他端を入力電源の負極に接続し、入力電源の正極
を、スイッチ及びラッチング型継電器の切り替え接点を
介して、それぞれ第1継電器又は第2継電器の一端に接
続し、第2継電器の他端を入力電源の負極に接続し、ス
イッチの他端から、第1抵抗器を介して、第2抵抗器の
一端を第1抵抗器に、他端を入力電源の負極に接続し、
第2抵抗器に並列にダイオードとコンデンサを直列に接
続したものを接続し、トランジスタのエミッタ・ベース
をダイオードに極性が相反するように並列接続し、トラ
ンジスタのコレクタ端子を、第1継電器の切り替え接点
を介して、それぞれラッチング型継電器のセット巻線又
はリセット巻線の一端に接続し、セット巻線及びリセッ
ト巻線の他端を入力電源の負極に接続し、第1出力端子
を第1継電器の第2メイク接点に接続し、第2出力端子
を第2継電器のメイク接点に接続したものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図1において、スイッチ11を押したとき、ラッチ
ング型継電器9がリセット状態にあると、ラッチング型
継電器9の切り替え接点10は第1継電器2に接続さ
れ、第1継電器2が動作し、セット状態にあると、ラッ
チング型継電器9の切り替え接点10は第2継電器6に
接続され、第2継電器6が動作する。一方、スイッチ1
1の他端から第1抵抗器12と第2抵抗器13が直列に
接続されて入力電源1の負極に接続されている。また、
第2抵抗器13には、コンデンサ15に直列にダイオー
ド14が順方向に接続された回路が並列接続されてお
り、トランジスタ16のエミッタ・ベースがダイオード
14の極性と相反するように並列接続され、トランジス
タ16のコレクタは第1継電器2の切り替え接点4の一
端に接続され、切り替え接点4の他端はラッチング型継
電器9のセット巻線又はリセット巻線に接続されてい
る。
る。図1において、スイッチ11を押したとき、ラッチ
ング型継電器9がリセット状態にあると、ラッチング型
継電器9の切り替え接点10は第1継電器2に接続さ
れ、第1継電器2が動作し、セット状態にあると、ラッ
チング型継電器9の切り替え接点10は第2継電器6に
接続され、第2継電器6が動作する。一方、スイッチ1
1の他端から第1抵抗器12と第2抵抗器13が直列に
接続されて入力電源1の負極に接続されている。また、
第2抵抗器13には、コンデンサ15に直列にダイオー
ド14が順方向に接続された回路が並列接続されてお
り、トランジスタ16のエミッタ・ベースがダイオード
14の極性と相反するように並列接続され、トランジス
タ16のコレクタは第1継電器2の切り替え接点4の一
端に接続され、切り替え接点4の他端はラッチング型継
電器9のセット巻線又はリセット巻線に接続されてい
る。
【0012】次に、動作について説明する。図2は図1
に示すリレー回路の動作を説明するためのタイムチャー
トである。図1において、ラッチング型継電器9がリセ
ット状態にあるとき、ラッチング型継電器9の切り替え
接点10は第1継電器2に接続されているので、スイッ
チ11を押すと、第1継電器2が動作し、第1継電器2
の第1メイク接点3及び第2メイク接点5が閉じ、第1
出力端子17から出力が発出され、自己保持される。こ
のとき、第1抵抗器12及びダイオード14を介してコ
ンデンサ15が充電されるが、トランジスタ16は逆バ
イアス状態にあるため動作しない。スイッチ11を離す
と、コンデンサ15に充電されている電荷がトランジス
タ16のエミッタとベース及び第2抵抗器13を介して
流れるため、トランジスタ16は導通する。このとき、
第1継電器2の切り替え接点4はセット側に切り換えら
れているため、トランジスタ16のコレクタ電流、すな
わち、コンデンサ15の放電電流Iにより、ラッチング
型継電器9がセットされる。その結果、ラッチング型継
電器9の切り替え接点10は、第2継電器6に接続され
る。再度、スイッチ11を押すと、第2継電器6が動作
し、第2継電器6のメイク接点8が閉じられ、第2出力
端子18から出力が発出されるとともに、第2継電器6
のブレイク接点7が開かれ、第1継電器2が解除される
ため、第1継電器2の第2メイク接点5が開かれ、第1
出力端子からの出力が断たれる。スイッチ11を離す
と、コンデンサ15に充電されている電荷が、ラッチン
グ型継電器9のリセット巻線に放電電流Iとして流れる
ため、リセット状態に戻る。
に示すリレー回路の動作を説明するためのタイムチャー
トである。図1において、ラッチング型継電器9がリセ
ット状態にあるとき、ラッチング型継電器9の切り替え
接点10は第1継電器2に接続されているので、スイッ
チ11を押すと、第1継電器2が動作し、第1継電器2
の第1メイク接点3及び第2メイク接点5が閉じ、第1
出力端子17から出力が発出され、自己保持される。こ
のとき、第1抵抗器12及びダイオード14を介してコ
ンデンサ15が充電されるが、トランジスタ16は逆バ
イアス状態にあるため動作しない。スイッチ11を離す
と、コンデンサ15に充電されている電荷がトランジス
タ16のエミッタとベース及び第2抵抗器13を介して
流れるため、トランジスタ16は導通する。このとき、
第1継電器2の切り替え接点4はセット側に切り換えら
れているため、トランジスタ16のコレクタ電流、すな
わち、コンデンサ15の放電電流Iにより、ラッチング
型継電器9がセットされる。その結果、ラッチング型継
電器9の切り替え接点10は、第2継電器6に接続され
る。再度、スイッチ11を押すと、第2継電器6が動作
し、第2継電器6のメイク接点8が閉じられ、第2出力
端子18から出力が発出されるとともに、第2継電器6
のブレイク接点7が開かれ、第1継電器2が解除される
ため、第1継電器2の第2メイク接点5が開かれ、第1
出力端子からの出力が断たれる。スイッチ11を離す
と、コンデンサ15に充電されている電荷が、ラッチン
グ型継電器9のリセット巻線に放電電流Iとして流れる
ため、リセット状態に戻る。
【0013】本実施例による回路が、入力電源1を投入
したとき、常にリセット状態にあることが望ましい場合
には、コンデンサ15と第2抵抗器13の並列回路をラ
ッチング型継電器9のリセット巻線に接続し、入力電源
1を投入したとき、トリガパルス電流でリセット状態と
なるようにすればよい。
したとき、常にリセット状態にあることが望ましい場合
には、コンデンサ15と第2抵抗器13の並列回路をラ
ッチング型継電器9のリセット巻線に接続し、入力電源
1を投入したとき、トリガパルス電流でリセット状態と
なるようにすればよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スイッ
チを押したときに、ラッチング型継電器の状態によっ
て、第1継電器又は第2継電器を駆動し、同時に、コン
デンサを充電し、スイッチ開放時に、トランジスタが導
通し、コンデンサの放電電流で、前記ラッチング型継電
器の状態を切り替えることにより、1個のスイッチで2
段階の制御出力を得るリレー回路が実現できるという効
果が得られる。
チを押したときに、ラッチング型継電器の状態によっ
て、第1継電器又は第2継電器を駆動し、同時に、コン
デンサを充電し、スイッチ開放時に、トランジスタが導
通し、コンデンサの放電電流で、前記ラッチング型継電
器の状態を切り替えることにより、1個のスイッチで2
段階の制御出力を得るリレー回路が実現できるという効
果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】図1に示すリレー回路の動作を説明するための
タイムチャートを示す図である。
タイムチャートを示す図である。
【図3】従来のリレー回路を示す図である。
【図4】従来のリレー回路の動作を説明するためのタイ
ムチャートを示す図である。
ムチャートを示す図である。
1 入力電源 2 第1継電器 3 第1継電器2の第1メイク接点 4 第1継電器2の切り替え接点 5 第1継電器2の第2メイク接点 6 第2継電器 7 第2継電器6のブレイク接点 8 第2継電器6のメイク接点 9 ラッチング型継電器 10 ラッチング型継電器9の切り替え接点 11 スイッチ 12 第1抵抗器 13 第2抵抗器 14 ダイオード 15 コンデンサ 16 トランジスタ 17 第1出力端子 18 第2出力端子
Claims (1)
- 【請求項1】入力電源の正極を、第1継電器の第1メイ
ク接点と第2継電器のブレイク接点とを直列に接続した
ものを介して、第1継電器の一端に接続し、第1継電器
の他端を入力電源の負極に接続し、入力電源の正極を、
スイッチ及びラッチング型継電器の切り替え接点を介し
て、それぞれ第1継電器又は第2継電器の一端に接続
し、第2継電器の他端を入力電源の負極に接続し、スイ
ッチの他端から、第1抵抗器を介して、第2抵抗器の一
端を第1抵抗器に、他端を入力電源の負極に接続し、第
2抵抗器に並列にダイオードとコンデンサを直列に接続
したものを接続し、トランジスタのエミッタ・ベースを
ダイオードに極性が相反するように並列接続し、トラン
ジスタのコレクタ端子を、第1継電器の切り替え接点を
介して、それぞれラッチング型継電器のセット巻線又は
リセット巻線の一端に接続し、セット巻線及びリセット
巻線の他端を入力電源の負極に接続し、第1出力端子を
第1継電器の第2メイク接点に接続し、第2出力端子を
第2継電器のメイク接点に接続したことを特徴とするリ
レー回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21773391A JP2770614B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | リレー回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21773391A JP2770614B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | リレー回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554771A JPH0554771A (ja) | 1993-03-05 |
JP2770614B2 true JP2770614B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=16708898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21773391A Expired - Lifetime JP2770614B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | リレー回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2770614B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11728115B2 (en) | 2018-06-01 | 2023-08-15 | Lg Energy Solution, Ltd. | Latch relay capable of real-time state control, state control method for latch relay, and battery pack comprising latch relay capable of real-time state control |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP21773391A patent/JP2770614B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11728115B2 (en) | 2018-06-01 | 2023-08-15 | Lg Energy Solution, Ltd. | Latch relay capable of real-time state control, state control method for latch relay, and battery pack comprising latch relay capable of real-time state control |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0554771A (ja) | 1993-03-05 |
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