JPS60148732A

JPS60148732A - ウインカ装置

Info

Publication number: JPS60148732A
Application number: JP59004601A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Hatanaka; 薫畑中; Yukio Miyamaru; 幸夫宮丸
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1984-01-13
Filing date: 1984-01-13
Publication date: 1985-08-06
Also published as: JPH0415138B2; US4620177A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ポジションランプをウィンカランプと共にウ
ィンカ内に併設し且つ自動及び手動のキャンセル装置を
備える自動二輪車等のウィンカ装とにおいて、ウィンカ
ランプ点滅時にはポジションランプを消灯さ・けるよう
にしたウィンカ装４に関する。

最近、全走行状態で点灯し自動、二輪車の車幅方向に設
けられポジションランプを備えた自動二輪車が開発され
ている。このポジションランプは。

従来から自動二輪車に備わるウィンカ内にウィンカラン
プと共に併設されることがある。従って昼間時に常時点
灯状態にあるポジションランプに対して、コーナリング
時に所要のウィンカランプな点滅させると、ポジション
ランプの点灯とウィンカランプの点滅が重なる状態が生
じるので、ポジションランプに対してウィンカランプを
明示させるためにはウィンカランプの点滅輝度を高める
必要があり、車載バッテリの電力消費上好ましくない。

本発明者は、上記した問題に鑑み、これを有効に解決す
べく本発明を成したものである。

本発明の目的は、左右の各ウィンカ内にウィンカランプ
とポジションランプとを併設したウィンカ装置において
、昼間時に常時点灯状態にあるポジションランプについ
て、ウィンカランプ点滅時にのみ例えばこのウィンカラ
ンプに対訳するポジションランプを消灯させるようにし
、これによってポジションランプにおける電力消費を低
減させるようにしたことにある。

本発明は、ウィンカランプとポジションランプをウィン
カ内に併設するウィンカ装置において、ポジションラン
プに係る回路部分に小型のポジションランプリレーを備
え、このポジションランプリレーを利用して、ウィンカ
ランプが点滅動作するときには、例えばこれに対応する
ポジションランプを消灯せしめる回路とウィンカ制御ユ
ニットを設けるように構成したことを要旨とする。

以下に本発明の好適一実施例を温性図面に基づいて説明
する。

第１図は本発明に係るウィンカ装置の配設状態を示す自
動二輪車の側面図、第２図はウィンカ装置の電気回路の
構成図を示す。

第１図において、自動二輪車（１）は、ヘッドライト（
２）の両側にフロントウィンカ（３）を、またテールラ
イト（４）の近傍の車体両側にリヤウィンカ（５）を備
える。これらの各左右一対のフロントウィンカ（３）、
リヤウィンカ（５）はコーナリング面にコーナリングす
る側のフロントウィンカ（３）、リヤウィンカ（５）が
点減し方向指示を行う、フロントウィンカ（３）、リヤ
ウィンカ（５）の点滅動作を行わせる操作手段は、ハン
ドル（８）のグリップ部近傍に備わるウィンカスイッチ
（７）であり、ドライバの手動操作によって動作が開始
する。また（１５）は、シート（８）の下側に配設され
た、ウィンカに点滅動作を行わせるウィンカリレーであ
る。

次いで本ウィンカ装置ではポジション指示器とウィンカ
制御ユニットを備える。ポジション指示器は、例えば第
３図に示す如く、フロントウィンカ（３）、又はフロン
トウィンカ（３）及びリヤウィンカ（５）の中にウィン
カランプ（９）と共にポジションランプ（ｌＯ）を併設
することにより構成される。この実施例では同一の電球
（１１）内にウィンカランプ用及びポジションランプ用
の各フィラメントを設けているが、ウィンカランプ用電
球、ポジションランプ用電球を夫々別々にウィンカ内に
配設してもよい、またウィンカ制御ユニットは、点滅動
作状態にあるウィンカをコーナリング終了時に自動的に
消灯せしめる装置で、電子回路ユニットによって構成さ
れ、必要に応じ手動的に−ク、−イン力動作をキャンセ
ルする構成も含む、斯かるウィンカ制御ユニッ）　（１
２）は、例えば自動二輪車（１）以上の各ウィンカラン
プとポジションランプ、ウィンカスイッチ（７）、ウィ
ンカ制御ユニット（１２）は、更に他の構成要素を加え
て、第２図に示される如く電気的に結線され、本発明に
係るウィンカ装置のシステムを構成する。

第２図に従って本ウィンカ装置の電気回路図を説明する
。（１０は電源端子であり、この端子（１０には電源電
圧が所定電圧に調整されて印加する。

電源端子（１４）は前記ウィンカリレー（１５）の電源
入力端子（１５ａ）及びポジションランプスイッチ（１
Ｂ）の可動接点（ｌｅａ）に接続される。ウィンカリレ
ー（１５）は、通常「高」の状態にある信号入力端子（
１５ｂ）の印加電圧がコーナリング時に「低」となった
ときにウィンカの点滅動作を行わせる間欠電流を出力す
る。−力、　（９ａ）は右側用フロントウィンカランプ
、（９ｂ）は右側用リヤウィンカランプ、（８Ｃ）は左
側用フロントウィンカラップ、（ｌａｄ）は左側用リヤ
ウィンカランプである。上記ウィンカランプ（８ａ）、
（８ｂ）、（９ｃ）、（８ｄ）の上側端子と前記ウィン
カリレー（１５）の出力端子（１５ｃ）との間にはウィ
ンカランプに係る左右切換スイッチ（１７）が介設され
、この切換スイッチ（１７）において、ウィンカリレー
（１５）の出力端子（１５ｃ）は可動接点（１７ａ）に
、ウィンカランプ（８ａ）、（８ｂ）の上側端子は右側
端子（１７ｂ）に、ウィンカランプ（９ｃ）、　（９ｄ
）の１−側端子は左側端子（１７ｅ）に、夫々接続する
。

また、前記ポジションランプスイッチ（１６）は２個の
端子（１８ｂ）　、　（ｌｅｅ）を有し、そのうち端子
（１６ｂ）は左側用フロントポジションランプ（１０ａ
）に接続され、端子（１６ｃ）は右側用フロントポジシ
ョンランプ（ｔａｂ）に接続される。そして更に。

端子（ｌｆｌｂ）と端子（ｌｅｅ）の間には、電磁コイ
ル（１８ａ）によって開閉１−る接点（１８ｂ）を介設
する。

この開閉接点（１８ｂ）と電磁コイル（１８ａ）はポジ
ションランプリレー（１８）を成し、このポジションラ
ンプリレー（１８）には、その他に例えばリードスイッ
チ、トランジスタ等で構成する無接点リレー、光を利用
した光リレー等を使用することもできる。なお第２図で
はフロントポジションランプ（１０ａ）　、　（，１Ｏ
ｂ）のみの場合の実施例を図示している。

次いで、（７）はウィンカスイッチであり、ウィンカス
イッチ（７）における（７ａ）は外部に突出する操作手
段たる操作子であり、電気的要素としてはアースされて
いる。操作子（７ａ）は矢印（Ａ）が示す如く３つの操
作方向を有する。図中操作子（７ａ）を左右方向のいず
れかに移動させると、例えば後述される所定の機械的構
成に基づいて、前記ポジションランプスイッチ（１６）
と左右切換スイッチ（１７）の各可動接点（ｌｅａ）　
、（１７６）が図中操作子（７ａ）の移動方向と同方向
に連動して移動し対応する各端子と接続関係を形成する
。そして同時に電気的要素としては、操作子（７ａ）は
左右の接触点（７ｂ）、（７ｃ）のいずれかに接触する
ことによって、操作子（７ａ）が左右いずれかに操作さ
れたことが、前記キャンセル制御ユニッ）　（１２）の
信号入力端子（１２ａ）が零電位になることによりキャ
ンセル制御ユニット（１２）に入力されることになる。

また操作子（７ａ）を図中下方向へ移動させると接触点
（７ｄ）に接続しウィンカ制御ユニッ）　（１２）の信
号入力端子（１２ｂ）が零電位になるが、これによって
後述する如き手動キャンセルを行うことができる。

またに記つィンカ制御ユニッ）　（１２）は、前述した
通りの機能を有し、その入力部として」１記信号入力端
子（１２ａ）　、（１２ｂ）を有し且つ例えば操舵角セ
°ンサ（１９）、走行距離センサ（２０）等を備えると
共に、出力部として前記ウィンカリレー（１５）の信号
入力端子（１５ｂ）に動作１．１ＩＩＩｌ用の信吟をケ
ーえると共に前記ポジションランプリレー（１８）の電
磁コイル（１８ａ）への通電を適宜に行う出力端子（［
２ｃ）を有している。

次にＬ記構成を有するウィンカ回路の作用を説明する。

キャンセル制御ユニット（１２）の出力端子（］２）は
車両走行中ウィンカスイッチ（７）の操作子（７ａ）が
図示される如き非操作状態にあるときには「高」状態の
゛重圧を出力し、ウィンカリレー（１５）の動作を停止
Ｖ状態に維持すると共に電磁コイル（１８ａ）に通電し
てこれを付勢し接点（１８ｂ）を閉じた状態に保持する
。この状態では、ポジションランプスイッチ（１６）の
可動接点（ｌｆｌａ）は端子（１１３ｂ）に接続し、ポ
ジションランプ（ｌｏａ）　、　（１０ｂ）が点灯する
。また切換スイッチ（１７）の可動接点（１７ａ）は端
子（１７ｂ）に接続しているが、ウィンカリレー（１５
）が動作しないためウィンカランプ（８ａ）、（８ｂ）
が点滅動作することはない。

操作子（７ａ）が例えば図中左方へ操作されると、操作
子（７ａ）の移動に伴って可動接点（ｌｅａ）、（１７
ａ）が１Δ中左側に切換えられ夫々破線に示す如くなる
と共に、ウィンカ制御ユニッ）　（１２）の信号入力端
子（＋２８）が零電位となる。従ってウィンカ制御ユニ
ｙ　ト（１２）の出力端子（＋２ｃ）が「低」状態の電
圧となり、これによってウィンカリレー（１５）が動作
を開始し、且つ電磁コイル（１８ａ）が消勢されて接点
（１８ｂ）は開くことになる。このため、右側のポジシ
ョンランプ（Ｊｏｂ）は点灯状態をそのまま保持すると
共に左側のポジションランプ（１０ａ）は消灯し、且つ
左側のウィンカランプ（９Ｃ）、（８ｄ）が点滅動作を
開始する。上記動作を例えばフロントウィンカ（３）の
動作態様で示すと第４図のようになる。すなわち、左右
のフロントウィンカ（３）　、　（３）において、ウィ
ンカスイッチ（７）がＯＦＦのときはフロントウィンカ
（３）　、　（３）内のポジションランプが点灯するこ
とによりフロントウィンカ（３）　、　（３）は車幅を
明示すべく点灯状態にある（第４図（Ｂ）　）　、ウィ
ンカスイッチ（７）力（左側にＯＮされたときには右側
フロントウィンカ（３）ではポジションランプが点灯状
態を維持し、左側フロントウィンカ（３）ではボジシゴ
ンランプは消灯しウィンカランプのみが点滅状態を保持
する（第４図（Ｃ）　）　。

斯くの如き作用は操作子（７ａ）を右方に操作する場合
にも、ポジションランプスイッチ（１６）とνＪ換スイ
ッチ（１７）の動作が反転することが異なるだけで同様
である。

そして、コーナリングが終了すると例えば操舵角センサ
（１９）等からコーナリング終了の信号がウィンカ制御
ユニット（１２）に入力し、この結果出力端子（１２ｃ
）の電圧状態が［高」となっる、このため再びウィンカ
リレー（１５）の動作は停止し、また電磁コイル（１８
ａ）は付勢されて接点（１８ｂ）は閉じる。これによっ
てウィンカランプ（８ｃ）、（８ｄ）の点滅は停止し、
ポジションランプ（１０ａ）　、　（１０ｂ）が点灯す
ることになる。

また、操作子（７ａ）を操作してコーナリングを開始し
ようとしたが、途中でコーナリングを中止する場合暢は
自動キャンセルが行われないから操作子（７ａ）を図中
下方向に操作して信号入力端子（１２ｂ）を零電圧とし
、前記と同様にウィンカリｌｚ　−（１５）ｃｙ）動作
を停止Ｆシ、接点（１８ａ）を閉じ、ウィンカ装置を元
の状態に復帰させる。

第５図はウィンカ装置の電気回路の別実施例の構成図を
示す０本実施例では、前記したポジションランプスイ・
νチ（１６）を省略し、ポジションランプリレー（１Ｂ
）の接点（１８ｂ）を介してバッテリ端子（１４）から
、ポジションランプ（１０ａ）　、　（１０ｂ）　”−
電気を供給するように構成し、その他の構成は前記実施
例と同じである０図中前記実施例と同一の要素には同一
の符合を伺している０本実施例によれば、左右いずれか
のウィンカランプを点滅するときには左右のポジション
ランプ（１０ａ）　、（１０ｂ）を同時に消灯させるこ
とができる。

次に第６図、第７図、第８図に基づいて前述したウィン
カスイッチ（７）の機械的楢造及びウィンカスイッチ（
７）、ポジションランプスイッチ（１Ｂ）、切換スイッ
チ（１７）の関係を説明する。　（７ａ）は、スイッチ
ボックス（２１）からドライバ側へ突出した前記操作子
で、この操作子（７ａ）を外側端に固設し且つアースさ
れた導電性の操作レバー（２２）は、円板（２３）で押
え４＝Ｊけられ、ネジ（２０で基板（２５）上にて回動
自在に取付けられると共に、その内側端（２２ａ）はス
リ７）　（２Ｂ）内にてスプリングで弾支されたポール
によって外方向へ弾発されている。そしてネジ（２４）
を挿通せしめる操作レバー（２２）の孔はレバー長手方
向に長孔状に形成される。故に斯かる構造によって操作
子（７ａ）は前述したように図中矢印（Ａ）に示す如く
動く、すなわちＳ操作子（７ａ）は、横方向、及び押圧
すると前後方向に移動し、且つ上記スプリングの作用に
よって操作を解除すると中立の元の位置に自動的に復帰
する。

操作レバー（２２）の下面には２つの突起（２２ｂ）、
（２２ｃ）を有し、突起（２２ｂ）は導電性を有し第８
図に示される如き前記接触点（７ｂ）、（７Ｃ）、（７
ｄ）を有する基板（２５）の下面に固設された端子部（
２７）に対向し、また突起（２２ｃ）は、ポジションス
イッチ（１６）及びウィンカランプの左右ジノ換スイッ
チ（１７）の各接続を選択する。ｆ動接点（ｌｅａ）　
、　（１７ａ）を備えた可動部材（２８）の凹所（２８
ａ）に臨んでいる。

斯くの如き構成において操作子（７ａ）を第６図中横方
向に移動させると、突起（２２ｂ）によって接触点（７
ｂ）、　（７ｃ　）を介してキャンセル制御ユニー／　
ト（１２）に信号を送ると共に、突起（２２ｃ）によっ
てｔＪ（動部材（２８）を動かし、ポジションランプス
イッチ（１６）、切換スイッチ（１７）の接続関係を所
要なものに選択する。また操作子（７ａ）を第６図中１
下に移動させると、突起（２２ｂ）が接触点（７ｄ）ド
触れ、前述した如く手動的なキャンセルを行うことがで
きる。この場合突起（２２ｃ）は凹所（２８ｃ）内で遊
び、何の作用も生じない。

上記においてウィンカスイッチ（７）、ポジションラン
プスイッチ（１６）、及び切換スイッチ（１７）はユニ
ット化され、小型且つコンパクトに構成することができ
る。

上記実施例では自動二輪車について説明したが、本発明
は他の鞍乗車両のウィンカ装置に適用することができる
のは勿論である。

以上の説明で明らかなように本発明によれば、ウィンカ
ランプとポジションランプを併設するようにしたウィン
カ装置において、昼間時、常時点灯状態にあるポジショ
ンランプを、ウィンカランプを点滅動作させるときには
当該ウィンカランプに対応するようポジションランプを
消灯するようにしたため、無駄を省き、電力消費を低減
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るウィンカ装置の配設状態を示す自
動二輪車の側面図、第２図はウィンカ回路の第１実施例
の構成図、第３図はウィンカ内部の配線状態を示す図、
第４図はフロントウィンカにおける点灯状態を説明する
図、第５図はウィンカ回路の第２実施例の構成図、第６
図はウィンカスイッチボックス部の内部構造を示す平面
図、第７図は同内部構造を示す側面図、第８図はウィン
カスイッチの固定接点部の斜視図である。図面中、（２）はヘッドライト、（３）はフロントウィ
ンカ、（４）はテールライト、（５）はりャウィン力、
（７）はウィンカスイッチ、（９）　、　（９ａ）〜（
９ｄ〕はウィンカランプ、（１０）、（１０ａ）　、　
（１０ｂ）はポジションランプ、（Ｉ２）はウィンカ制
御ユニット、（１４）は電源端子、（１５）はウィンカ
リレー、（１６）はポジションランプスイッチ、（１７
）は左右切換スイッチ、　（１Ｂ）はポジションランプ
リレー、（１９）、（２０）は各種センサである。特許出願人　本田技研工業株式会社代理人　弁理士　下　１）容　−部間　弁理士　大　橋　邦　部同　弁理士　小　山　有

Claims

【特許請求の範囲】ウィンカランプとポジションランプを内部に併設する左
右のウィンカと。上記ウィンカランプを点滅動作させる信号を出力するウ
ィンカリレーの出力端子と、左右の各ウィンカランプと
を選択的に接続する切換スイッチと、電源と左右の上記ポジションランプを選択的に接続する
ポジションランプスイッチと。該ポジションランプスイッチにおける左右の固定側２端
子間に配設されたポジションランプリレー・と、手動的に操作されることによって」１記切換スイッチと
上記ポジションランプスイッチを連動的に切換えるウィ
ンカスイッチと、該ウィンカスイッチの操作状態を電気的に人力すると共
にコーナリング終了状態を知る基礎となるセンサの出力
を人力し、ウィンカスイッチの操作状態及びセンサ出力
に基づいて上記ウィンカリレーと上記ポジションランプ
リレーを制御し。ウィンカランプの点滅とポジションランプ点灯を排他的
に行うウィンカ制御ユニットと、から成ることを特徴と
するウィンカ装置。