JPS60146423A - 継電器の固定接点端子台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電磁継電器に用いられる固定接点端子台に関す
るものである。

第１図に示すように従来電磁綿Ｙｕ器において、一対の
固定接点端子（１）、（１）を固定接点端子台（３）に
固定する方法として圧入あるいはモールド成形が一般的
であるが、圧入の場合は組立精度の確保が困難な上にそ
の組立工数も多大である。また狭い間隔で固定接点端子
（１）、（１）を対向して端子台（３）にモールド成形
する場合、固定接点（２）、（２）をあらかじめ固定接
点端子（１）、（１）に固着ｊ７ておくと、対向面に固
着した固定接点（２）、（２）が図示するようにモール
ド成形時の上型（４）の邪魔になり成形が不可能となる
。また固定接点（２）、（２）をモールド成形後に固定
接点端子（１）、（１）に固着すれば金型構造も簡単に
なりモールド成形も可能であるが、固定接点（２）、（
２）の固着に多大の工数を要することになる。

本発明は上述の点に鑑みて提供したものであって、固定
接点（２）、（２）をあらかじめ固定接点端子（１）、
（１）に固着した場合であってもモールド成形が可能で
かつ、精度よく強固に固着できる固定接点端子台（３）
を提供するものである。

以下本発明の一実施例について説明する。

第２図は固定接点端子（１）を示す。固定接点端子（１
）は、端子部（１ａ）と、端子部（１ａ）に略直角方向
に設けたアーム部（５）を設け、アーム部（５）の先端
に固着した固定接点（２）を有する接点部（ＴＩ＋）と
より成る。固定接端子（１）は第３図、第４図に示すよ
うに中間部（ＩＣ）でモールド成１１ヨにより対向して
固設され、接点部（１ｂ）と端子部（１１１）はそねぞ
れ固定接点端子台（３）の上下に導出さｎている。ここ
で固定接点（２）は端子部（１ａ）の巾寸法：（Ｔ）の
上方延長線」−には固着されておらず、寸法：（ｔ）だ
け離れて固着されていることである。

第５図は固定接点端子台（３）のモールド成形方法を示
すものでモールド金型の下型（６）に設Ｃすた四部（（
ｉｎ）（６ａ）に、あらかじめ固定接点（２）、（２）
を固着した固定接点端子（１）、（１）を固定接点（２
）、（２）および端子部（＋＋ｔ）（し１）が対向する
ように配置し、上型（４）を締付け、ゲート口（図示省
略）からモールド樹脂を注入した後に型開きをする。こ
のとき対向している固定接点（２）、（２）は固定接点
端子（１）、（１）のアーム部（５）の先端に対向して
固着しであるため、アーム部（５）の下縁（５′）と固
定接点端子台（３）の上面（３′）との間にスライドコ
アー（７）、（７）を挿入することは可能である。

したがって固定接点端子（１）、（＋１．に端部に固定
接点（２）、（２）が対向しているにもかかわらず、固
定接点端子（１）、（１）を固定接点端子台（３）にモ
ールド形成することは可能である。しかも、金型により
上下方向から固定接点端子（１）、（１）を確実に押え
つけた後にモールド成形をするため製品の寸法精度が確
保できる。

第６図はこのようにして得られた固定接点端子台（３）
を２Ｔタイプの有極継電器に用いた例を示す１゜一対の
固定接点端子（１）、可動接点ばね（８）および可動接
点端子（９）よりなるスイッチ部Ａとこれと同一構成の
スイッチ部Ｂとを固定接点端子台（３）の両側縁近傍に
配し、固定接点端子台（３）の中央部に配した電磁石ブ
ロックＣにより両スイッチ部Ａ、Ｂの可動接点ばね（８
）、（８）を駆動する。

電磁石ブロックＣはコイルＱＩとヨーク（Ｉυ、ｔ’１
２とアマチュア時とにより構成されている。一対のヨー
ク（１１）、θ功の中央部をコイル（１１の下方で永久
磁石（図示省略）により橋絡し、ヨーク（１１）、（１
埠の両端に互に極性の異なる磁極面が形成されている。

コイル四の筒孔にはアマチュア０３が挿通され、アマチ
ュアα４の一端部はヒ記ヨーク０２のヒンジ部（１２’
）に当接され支点となり、自由端が磁極面（ｌｌａ）、
（＋２１）間で切換的に吸着される。コイルＱ４）のリ
ード線はコイルボビンＱ局のつば部（１４ａ）？こ予め
一体成形で取着したコイル端子ＣＩ＄、　Ｑ！９に接続
され、そのコイル端子０廓００を固定接点端子台（３）
に設けた穴に挿入し、固定接点端子台（３）の下方へ導
出されている。

上述のように形成された電磁石ブロックＣをモールド成
形された固定接点端子台（３）上に配し、基端が可動接
点端子（９）、（９）に固着された可動接点ばね（８）
　、　（８）をアマチーア（１；歩の端部に取り付けた
カードＯＱにより駆動し、スイッチ部Ａ、Ｂの接点の切
替えを行う。

ここで同定接点端子台（３）は固定接点（２）をあらか
じめ固着した固定接点端子（１）　、　（１）　、　（
１）　ｌ　（１）　、と可動接点端子（９）　、　（９
）とを一体にモールド成形して製作されるが、可動接点
端子（９）　、　（９）は可動接点ばね（８）　、　（
８）が取着されない状態でモールド成形される上、接点
のような突出部がないので成形上は問題ない。

固定接点端子（１）　、　（１）は二対存在するが本発
明の方法で容易ｌζモールド成形は可能である。

本発明は、上述のように固定接点端子をその固定接点固
着部で対向し、かつ端子台固設部で対向するように固定
接点端子台にモールド成形したものであるから、一対の
固定接点が対向していてもモールド成形が容易にでき、
しかも、固定接点端子モールド樹脂で一体的に端子台に
固設しであるので、圧入構造に較べ、圧入時に生ずる接
点端子と端子台との隙間によるフラックスの影響を受け
ることもなく安価で精度の良い端子台を提供できる。

【図面の簡単な説明】

笛１１１２１１＋径閏Ｘ７外１山田中悼占硬＝４１ハ渇
１１１１ソ第２図は本発明の一実施例を示す固定接点端
子の側面図第３図は本発明の一実施例による固定接点端
子台の要部断面図 第４図は同上の側面図 第５図は同上の製造方法を示す断面図 第６図は同上の固定接点端子を有極継電器に用いた例を
示す斜視図 １　°・・パ°　固定接点端子　２　・・°゛　固定接
点：３　・・・・・　固定接点端子台　４　・　・　金
型の上型５　・・・・・　固定接点端子のアーム部６　
・・・・・　金型の下型　７　・・　スライドコア特許
出願人 株式会社　ナカヨ通信機 奮３ｍ　第４図 第５　閃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）固定接点端子台と、固定接点端子台に立設され所
   定間隔で対向した一対の固定接点端子とを備え、該固定
   接点端子は該固定接点端子部の上部を略１１１角方向に
   延びるアーム部を形成し、アーム部先端に固定接点を固
   着した接点部と、他端を固定接点端子台下面より導出し
   た端子部と、中間部を固定接点端子台に一体成形に、Ｅ
   り固設された継電器の固定接点端子台において、該一対
   の固定接点端子の接点部は、接点固着部でそれぞれ対向
   し、かつ端子部は端子台固設部でそれぞれ対向するよう
   に端子台と一体成形されたことを特徴とする継電器固定
   接点端子台、。