JPS60148024A - 電気開閉ブロツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有極電磁継電器等を構成する電気開閉ブロック
に関するものである。

従来固定接点端子および可動接点端子を固定接点端子台
に一体にモールド成形した構造の電気開閉プルツクにお
いては第１図に示すように固定接点＋２１、＋２１は対
向させ、一対の固定接点端子（１１、（１）の固定接点
端子台＋３１への植設部は対向させない構造であった。

このように、固定接点固着位置は対向させ、固定接点端
子（１）、（１）の固定接点端子台（３）への植設部は
対向させない理由は、主として、植設部を対向させない
構造にすると、割型構造を用いることにより各端子を固
定接点端子台（３）に一体モールド成形が可能となるか
らである。

しかしながら上述の従来例では、一対の固定接点端子ｆ
ｉｌ、ｆ１１位置が部分的に重なるため、部品製造工程
において一対の固定接点端子ｆｉｌ、ｆｉ＋は１枚のプ
レス部品では困難であり、従って部品点数も増加すると
ともにモールド成形工程においても工数を要することと
なる。また可動接点α９、ａ９の位置が可動接点ばね８
の表裏同一の箇所に位置するため、可動接点０７１１α
ηの溶接による可動接点ばね８の劣化が大きく、信頼性
にも欠ける点を有していた。

本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、固
定接点端子、可動接点端子の固定接点端子台への一体モ
ールド成形を可能とし、かつ、両端子は同一の゛部品か
らの製作を可能としたものでさらにＮＯ側およびＮＣ側
の接点圧を均一化し安定化した接点の接触信頼性を得ら
れるようにした電気開閉ブロックを提供することを目的
とするものである。

以下、図面により本発明の一実施例を２Ｔタイプの有極
継電器に適用した場合について説明する。

一対の固定接点端子＋１１、（１１、可動接点ばね（８
１および可動接点端子（９）よりなるスイッチ部Ａと、
これと同一構成のスイッチＢとを固定接点端子台（３）
の両端縁近傍に配し、固定接点端子台（３）の中央部に
配した電磁石ブａ、りＣにより両スイッチ部Ａ、Ｂの可
動接点ばね＋８１、＋８１を駆動するように構成されて
いる。電磁石ブロックＣは、コイルＱｌとヨークａυ、
頭とアマチュアαぞとにより構成されている。一対のヨ
ークａ１１、α２の中央部をフィルαＯの下方で永久磁
石（図面省略）で橋絡し、ヨークｏｎ、　ａｚの両端に
互に極性が異なる磁極面が形成されている。

コイル＋ＩＩの筒孔にはアマチーア（１３１が挿通され
、アマチュア（１３の一端部は上記ヨークｑりのヒンジ
部（１２’）に当接され支点となり、自由端が磁極面（
ｌｌａ）、（１２ａ）間で切換的に吸着される。

コイル（１１のリード線はフィルボビン圓のつば部（１
４ａ）に予め一体成形で取着したコイル端子α５１１５
１に接続され、その端子αＳ、ａ５１を固定接点端子台
（３）に設けた穴に挿入し、固定接点端子台（３）の下
方へ導出されている。

上述のように形成された電磁石ブロックＣをモールド成
形された固定接点端子台（３）上に配し、基端が可動接
点端子（９）、＋９１に固着された可動接点ばね＋８１
．　＋８１をアマチーア１３の端部に取りつけたカード
（１８により駆動し、スイッチ部Ａ、Ｂの接点の切替え
を行う。

ここで、固定接点端子ｉｌｌ、ｆｉ＋と可動接点端子（
９）は第３図に示すように、１枚の板からプレス加工し
、固定接点（２）の固着々ロエ、曲げ加工を経て製作さ
れた一部品であり、本実施例のような２Ｔタイプの固定
接点端子台（３）を製作する場合でも上記の部品２枚を
一体モールド成形すればよい。

しかも、固定接点固着部と固定接点端子の端子台植設位
置が互いにずれているので、モールド成形の際、極めて
簡易な一般に採用されている割型構造の金型で成形が可
能である。

また固定接点＋２１．　（２＋の固着位置をずらすこと
により、それらに対応する可動接点ｔ１７）、１１７）
の固着位置は、可動接点ばねの表裏位置がずれるため、
溶接等の接点固着時の応力が一点に集中することなく、
従って可動接点ばねの劣化とばね折損事故を防止するこ
とが出来る。

また第４図と第５図はＮＯ接点とＮＣ接点の接点圧を確
保する方法を示す図で、第４図は不動作時、第５図は動
作時の状態を示す。図示するように、ＮＯ接点側は、例
えば可動接点ばね（８）の予備テンシュンにより定まる
リフトオフ構造であり、ＮＧ接点側はカードａ１９の移
動量で決まるプレクシャー構造であるため、両者の接点
圧を均一にすることができ、従って安定した接点信頼性
が得られる。

本発明は上述したように、固定接点端子を、その固定接
点固着部と、固定接点端子台の植設部で対向しないよう
にして一体モールド成形したものであるから、部品点数
も少く、モールド成形工程も簡略化でき、しかも固定接
点は互に対向していないため、可動接点ばねに対する可
動接点の固着位置が異り、このため可動接点固着時の可
動接点ばねの劣化を押え、劣化に基因する折損を防止し
て信頼性にも富み、またＮＯ側とＮＣ側で接点圧を均一
とすることが出来、継電器の接触信頼性の向上を計れる
という効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の固定接点端子台の説明図第２図は本発
明の一実施例を示す電気開閉ブロックを有極継電器に用
いた例を示す斜視図。 第３図は同上の固定接点端子と可動接点端子を１枚の板
から製作する説明図。 第４図、第５図は同上の固定接点ばね、可動接点ばねの
接点圧をうる方法の説明図。 １・・・・・・・・・固定接点端子　２・・　固定接点
３・・・・・・・・固定接点端子台　８　・　可動接点
ばね９・・・・・・可動接点端子 特許出願人 株式会社ナカヨ通信機 ２ 第　４　図 茗　５　圀

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　固定接点端子台と、固定接点端子台に一体モー
   ルド成形で立設された固定接点端子と可動接点端子とを
   備え、該固定接点端子の上端部に固着した固定接点間に
   先端が配置され、かつ該固定接点のいずれかに接触する
   可動接点を固着した可動接点ばねと該可動接点ばねの後
   端を該可動接点端子に固着した電気開閉ブロックにおい
   て、該固定接点端子は、固定接点端子の固定接点固着部
   および固定接点端子台の植設部において対向しないよう
   にして一体モールド成形されていることを特徴とする電
   気開閉プロ、り。