JPS60145932A - セラミツク基板用グレ−ズ組成物 - Google Patents
セラミツク基板用グレ−ズ組成物Info
- Publication number
- JPS60145932A JPS60145932A JP169484A JP169484A JPS60145932A JP S60145932 A JPS60145932 A JP S60145932A JP 169484 A JP169484 A JP 169484A JP 169484 A JP169484 A JP 169484A JP S60145932 A JPS60145932 A JP S60145932A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glaze
- glaze composition
- composition
- molti
- ceramic substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐熱性に著しく優れるとともに、表面平滑性
およびセラミック基板とのマツチング性に優れ、過酷な
条件で反復使用されても信頼性の高いセラミック基板用
グレーズ組成物に関するものである。
およびセラミック基板とのマツチング性に優れ、過酷な
条件で反復使用されても信頼性の高いセラミック基板用
グレーズ組成物に関するものである。
グレーズド基板はファクシミリのザーマルへノドやプリ
ンターヘッドに汎用されているが、近年、印字速度が益
々高速化されるにつれ、温度の急激な上昇、降下という
極めて厳しい条件にさらされるようになってきた。寸た
装首の小型化、コストダウン化を目的とし、グレーズド
基板上にＩＣドライブ回路を形成したり、あるいは厚膜
工程を導入すると、グレーズに対して従来よシもさらに
高度な耐熱性が要求されており、少なくとも温度８００
℃、保持時間３０分程度の熱処理後でもなんら変化しな
いグレーズ層が要望されている。ところが従来のグレー
ズ組酸物にあっては、グレーズ表面の平滑性、あるいは
生産性を重視するため、アルカリないしはアルカリと鉛
が添加されてお９、通常６００℃程度しか耐えることが
できなかった。
ンターヘッドに汎用されているが、近年、印字速度が益
々高速化されるにつれ、温度の急激な上昇、降下という
極めて厳しい条件にさらされるようになってきた。寸た
装首の小型化、コストダウン化を目的とし、グレーズド
基板上にＩＣドライブ回路を形成したり、あるいは厚膜
工程を導入すると、グレーズに対して従来よシもさらに
高度な耐熱性が要求されており、少なくとも温度８００
℃、保持時間３０分程度の熱処理後でもなんら変化しな
いグレーズ層が要望されている。ところが従来のグレー
ズ組酸物にあっては、グレーズ表面の平滑性、あるいは
生産性を重視するため、アルカリないしはアルカリと鉛
が添加されてお９、通常６００℃程度しか耐えることが
できなかった。
また、近年アルカリ、鉛を含有しない６高温タイプ”と
称されるグレーズにおいて４７００℃付近の温度までし
か耐えることができなかった。
称されるグレーズにおいて４７００℃付近の温度までし
か耐えることができなかった。
更にグレーズの耐熱性を向上せしめんとすれば表面平滑
性がそこなわれたり、熱膨張係数が低下してセラミック
基板との膨張差が増大してしまうという難点があった。
性がそこなわれたり、熱膨張係数が低下してセラミック
基板との膨張差が増大してしまうという難点があった。
グレーズとセラミック基板との熱膨張係数差が太きいと
、グレーズ焼き付は時に、すでにグレーズ層内に大きな
応力が発生しておシ、７アクシミリのサーマルヘッド等
に使用されると温度の急激な上昇等の過酷な条件により
、さらに熱応力が加わり、グレーズ層にマイクロクラッ
ク等が生じ、極めて信頼性に乏しい。また著しく膨張差
が太きいと焼き付は冷却時にすでにクランクが生じる事
は公知である。
、グレーズ焼き付は時に、すでにグレーズ層内に大きな
応力が発生しておシ、７アクシミリのサーマルヘッド等
に使用されると温度の急激な上昇等の過酷な条件により
、さらに熱応力が加わり、グレーズ層にマイクロクラッ
ク等が生じ、極めて信頼性に乏しい。また著しく膨張差
が太きいと焼き付は冷却時にすでにクランクが生じる事
は公知である。
本発明は上記の難亦を克服するためになされたもので、
その要旨とする処は５ｉ０２５５〜７５モルチ、モル２
Ｏ３１〜１５モルモル係ａＯ３〜２０モル係、ＢａＯ１
〜１３モルチおよびモルＯ３０，１〜５モルモルシなる
ことを特徴とするセラミック基板用グレーズ組成物に存
する。
その要旨とする処は５ｉ０２５５〜７５モルチ、モル２
Ｏ３１〜１５モルモル係ａＯ３〜２０モル係、ＢａＯ１
〜１３モルチおよびモルＯ３０，１〜５モルモルシなる
ことを特徴とするセラミック基板用グレーズ組成物に存
する。
また上記特定発明と関連する同様に本発明の要旨とする
処は５ｉ０２５５〜７５モル係、Ａｌ２Ｏ３１〜１５モ
ルチモルａＯ３〜２０モルチ、Ｂａモル−１３モル係お
よびＹ２Ｏ３０１〜５モルチを必須成モルし、これに選
択成分としてＳｒＯ２５モモル係下、Ｂ２０３７モル裂
以下、Ｚｎ０２モル係以下およびＭｇ０２モル係以下の
うちかち選ばれる１種以上を含有することを特徴とする
セラミンク基板用グレーズ組成物に存する。
処は５ｉ０２５５〜７５モル係、Ａｌ２Ｏ３１〜１５モ
ルチモルａＯ３〜２０モルチ、Ｂａモル−１３モル係お
よびＹ２Ｏ３０１〜５モルチを必須成モルし、これに選
択成分としてＳｒＯ２５モモル係下、Ｂ２０３７モル裂
以下、Ｚｎ０２モル係以下およびＭｇ０２モル係以下の
うちかち選ばれる１種以上を含有することを特徴とする
セラミンク基板用グレーズ組成物に存する。
本発明セラミック基板用グレーズ組成物を構成する各成
分の含有量を上記のように限定した理由を以下に示す。
分の含有量を上記のように限定した理由を以下に示す。
ＳｉＯ２はガラス構造を形成するものであるが、５５モ
モル係満では失透傾向があシ、良好なグレーズとなり難
く、７５モモル係超えると熱膨張係数が小さくなる傾向
が著しく、本発明の目的に適さない。
モル係満では失透傾向があシ、良好なグレーズとなり難
く、７５モモル係超えると熱膨張係数が小さくなる傾向
が著しく、本発明の目的に適さない。
Ａｌ２Ｏ３けアルカＩＪ、Ｐｂを含′ｉない本発明組成
においては、少量でも失透傾向を低下させ、また熱特性
も向上させる性質を持つが、１モル係未満では失透傾向
が強くグレーズとなり難く、１５モモル係超えるとフリ
ットが溶融しがたく、またグレーズ表面が平滑になシに
ぐい。
においては、少量でも失透傾向を低下させ、また熱特性
も向上させる性質を持つが、１モル係未満では失透傾向
が強くグレーズとなり難く、１５モモル係超えるとフリ
ットが溶融しがたく、またグレーズ表面が平滑になシに
ぐい。
ＣａＯはフリットを溶融し易くするものでありまた耐水
性も向上させるが、３モル係未満ではその効果に乏しく
、２０モル％を超えると失透傾向が強く良好なグレーズ
とならない。
性も向上させるが、３モル係未満ではその効果に乏しく
、２０モル％を超えると失透傾向が強く良好なグレーズ
とならない。
ＢａＯはフリットを溶融し易くするとともに失透傾向を
低下させ、また熱膨張係数を高める効し−ズ表面が得ら
れに＜＜、また熱特性も低下する。
低下させ、また熱膨張係数を高める効し−ズ表面が得ら
れに＜＜、また熱特性も低下する。
Ｙ２Ｏ３はグレーズの耐熱性を向上させるとともに、グ
レーズの熱膨張係数も増大させる。またグレーズ焼き付
は時の泡抜けを促進し、平滑なグレーズ表面を与え、さ
らにグレーズ焼き付は温度の好ましい範囲を広げる効果
もある。さらにまた薄膜層のエツチング時に使用される
（ＨＦ＋ ＨＮＯ３）混合溶液等に対するガラスの耐食
性を向上させ、グレーズの硬度も向上させるが、０．１
モル係未満ではそれらの効果が現われず、５モル係を超
えると焼き付は時の失透傾向が強くなる。
レーズの熱膨張係数も増大させる。またグレーズ焼き付
は時の泡抜けを促進し、平滑なグレーズ表面を与え、さ
らにグレーズ焼き付は温度の好ましい範囲を広げる効果
もある。さらにまた薄膜層のエツチング時に使用される
（ＨＦ＋ ＨＮＯ３）混合溶液等に対するガラスの耐食
性を向上させ、グレーズの硬度も向上させるが、０．１
モル係未満ではそれらの効果が現われず、５モル係を超
えると焼き付は時の失透傾向が強くなる。
本発明セラミック基板用グレーズ組成物は上記必須成分
のみからなる場合でも本発明の目的を十分に達するが、
所望によシＳｒＯ＋ Ｂ２Ｏ３＋ ＺｎＯおよびＭｇＯ
を選択成分として含有させても良くその場合は以下の効
果が付加される。
のみからなる場合でも本発明の目的を十分に達するが、
所望によシＳｒＯ＋ Ｂ２Ｏ３＋ ＺｎＯおよびＭｇＯ
を選択成分として含有させても良くその場合は以下の効
果が付加される。
ＳｒＯは失透傾向を低下させるほか、良好なグレーズ表
面を形成するのに極めて有効であり、ＢａＯと併用すれ
ば流動性が’Ｊ’：ｌｌ、、平滑な表面が得られる。少
量の添加でも効果があるが、ＣａＯをＳｒＯに多量に置
換してもよい。この場合、得られるグレーズ組成物は耐
熱性は多少低下するが表面平滑性は向上する。しかし、
２５モモルを超えると却ってグレーズ表面の平滑性が悪
くなる。
面を形成するのに極めて有効であり、ＢａＯと併用すれ
ば流動性が’Ｊ’：ｌｌ、、平滑な表面が得られる。少
量の添加でも効果があるが、ＣａＯをＳｒＯに多量に置
換してもよい。この場合、得られるグレーズ組成物は耐
熱性は多少低下するが表面平滑性は向上する。しかし、
２５モモルを超えると却ってグレーズ表面の平滑性が悪
くなる。
Ｂ２Ｏ３はＳｉＯ２同様にガラス構造を形成するもの、
で、グレーズ表面の平滑性向上に対して少量でも効果が
あるが、添加とともに熱特性（耐熱性）を低下させるた
め、上限を７モルチとした。
で、グレーズ表面の平滑性向上に対して少量でも効果が
あるが、添加とともに熱特性（耐熱性）を低下させるた
め、上限を７モルチとした。
ＺｎＯはグレーズの平滑性を向上させる効果があるが、
２モルチを超えると失透傾向が強くなる。
２モルチを超えると失透傾向が強くなる。
ＭｇＯは表面絶縁抵抗を向上させるが、２モルチを超え
ると面状態が悪化する。
ると面状態が悪化する。
以下実施例を示す。
実施例
溶融後に第１表の組成になるように５１０２ ＋Ａｔζ
０Ｈ）３ ＋ ＣａＣ０ａ ＋ ＢａＣＯ３＋ Ｙ２Ｏ
３＋ ５ｒＣＯｓ ｒ Ｈ３ＢＯ３ｒＺｎＯｒ ＭｇＣ
０３ｒ Ｎａ２Ｃ０３ｒ Ｋ２ＣＯ３およびＰｂ３Ｏ４
を秤量し、ライカイ機にて混合し、白金るつは中温塵１
４５０℃溶融した後、水中に投入してガラス化しアルミ
ナ製ボールミルで微粉砕して本発明グレーズ組成物扁１
〜蔦８と比較のためのグレーズ組成物Ａ９’、４１０を
製造した。
０Ｈ）３ ＋ ＣａＣ０ａ ＋ ＢａＣＯ３＋ Ｙ２Ｏ
３＋ ５ｒＣＯｓ ｒ Ｈ３ＢＯ３ｒＺｎＯｒ ＭｇＣ
０３ｒ Ｎａ２Ｃ０３ｒ Ｋ２ＣＯ３およびＰｂ３Ｏ４
を秤量し、ライカイ機にて混合し、白金るつは中温塵１
４５０℃溶融した後、水中に投入してガラス化しアルミ
ナ製ボールミルで微粉砕して本発明グレーズ組成物扁１
〜蔦８と比較のためのグレーズ組成物Ａ９’、４１０を
製造した。
／
第 ２ 表
注１）屈伏点
屈伏点はグレーズ組成物を２０×５φ（ｗｎ）の形状に
し、熱膨張を測定し、膨張曲線が頂点となる温度とした
。
し、熱膨張を測定し、膨張曲線が頂点となる温度とした
。
２）軟化点
軟化点は示差熱分析を行って第２番目
の吸熱ピークに相当する温度とした。
３）熱膨張係数
熱膨張係数は室温から４００℃までの熱膨張差よりめた
。
。
次に上記グレーズ組成物５１〜屋１０をそれぞれエチル
セルローズ系バインダーと混合しペーストとし、Ａｌ２
Ｏ３９７重量係、大きさ５０ Ｘ ５０Ｘ １ （ｍＭ
）のアルミナ基板に塗布し、１２００〜１２５０℃、保
持時間２時間で焼き付けてグレーズドセラミンク基板と
した。これらグレーズドセラミック基板の耐熱性の評価
として温度８００℃、保持時間３０分の熱処理を施した
後、表面状態を観察した処、本発明グレーズ組成物Ａ１
〜扁８を塗布したセラミック基板は何等異状無かったが
、比較のためにグレーズ組成物Ａ９を塗布したセラミッ
ク基板はグレーズの軟化変形により基板縁が丸味を帯び
ており、また同じく比較のためにグレーズ組成物扁１０
を塗布したセラミック基板は表面のグレーズに亀裂が生
じていた。
セルローズ系バインダーと混合しペーストとし、Ａｌ２
Ｏ３９７重量係、大きさ５０ Ｘ ５０Ｘ １ （ｍＭ
）のアルミナ基板に塗布し、１２００〜１２５０℃、保
持時間２時間で焼き付けてグレーズドセラミンク基板と
した。これらグレーズドセラミック基板の耐熱性の評価
として温度８００℃、保持時間３０分の熱処理を施した
後、表面状態を観察した処、本発明グレーズ組成物Ａ１
〜扁８を塗布したセラミック基板は何等異状無かったが
、比較のためにグレーズ組成物Ａ９を塗布したセラミッ
ク基板はグレーズの軟化変形により基板縁が丸味を帯び
ており、また同じく比較のためにグレーズ組成物扁１０
を塗布したセラミック基板は表面のグレーズに亀裂が生
じていた。
以上のように本発明セラミック基板用グレーズ組成物は
サーマルヘッド、プリンターヘッド等のセラミック基板
の表面グレーズ化に好適なものであや、その外に封着材
料としても使用できる。
サーマルヘッド、プリンターヘッド等のセラミック基板
の表面グレーズ化に好適なものであや、その外に封着材
料としても使用できる。
Claims (4)
- （１） ５ｉＯｚ ５５〜７５モルチ、Ａ１２０３１〜
１５モルチ、ＣａＯ３〜２０モルチ、Ｂａ１ｌ−１３モ
ルチおよびＹ１０３α１〜５モルチよシなることを特徴
とするセラミック基板用グレーズ組成物。 - （２） セラミック基板がアルミナ基板である特許請求
の範囲第１項記載のセラミック基板用グレーズ組成物。 - （３） ５ｉＯ２５５〜７５モルチ、Ａｌ２Ｏ３１〜１
５モルチ、ＣａＯ３〜２０モルチ、Ｂａ１ｌ−１３モル
％およびＹ２Ｏ３０１〜５モルチを必須成分とし、これ
に選択成分としてＳｒ０２５モルチ以下、Ｂ２０３７モ
ルチ以下、Ｚｎ０２モルチ以下およびＭｇ０２モルチ以
下のうちから選ばれる１ａ以上を含有することを特徴と
するセラミック基板用グレーズ組成物。 - （４） セラミック基板がアルミナ基板である特許請求
の範囲第３項記載のセラミック基板用グレーズ組成物。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP169484A JPS60145932A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | セラミツク基板用グレ−ズ組成物 |
| US06/847,480 US4746578A (en) | 1984-01-09 | 1986-04-03 | Glaze compositions for ceramic substrates |
| US07/121,831 US4839313A (en) | 1984-01-09 | 1987-11-17 | Glaze compositions for ceramic substrates |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP169484A JPS60145932A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | セラミツク基板用グレ−ズ組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60145932A true JPS60145932A (ja) | 1985-08-01 |
| JPH0210097B2 JPH0210097B2 (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=11508634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP169484A Granted JPS60145932A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | セラミツク基板用グレ−ズ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60145932A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008529256A (ja) * | 2005-02-03 | 2008-07-31 | コーニング インコーポレイテッド | 低アルカリ封止フリット、並びにそのようなフリットを用いたシールおよびデバイス |
| DE102019105502A1 (de) | 2018-03-28 | 2019-10-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Lufteintrittsstruktur für ein sattelsitzfahrzeug |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP169484A patent/JPS60145932A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008529256A (ja) * | 2005-02-03 | 2008-07-31 | コーニング インコーポレイテッド | 低アルカリ封止フリット、並びにそのようなフリットを用いたシールおよびデバイス |
| DE102019105502A1 (de) | 2018-03-28 | 2019-10-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Lufteintrittsstruktur für ein sattelsitzfahrzeug |
| US10668979B2 (en) | 2018-03-28 | 2020-06-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Air intake structure for saddled vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0210097B2 (ja) | 1990-03-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |