JPS6014285Y2 - 熱ローラー定着器 - Google Patents
熱ローラー定着器Info
- Publication number
- JPS6014285Y2 JPS6014285Y2 JP15709980U JP15709980U JPS6014285Y2 JP S6014285 Y2 JPS6014285 Y2 JP S6014285Y2 JP 15709980 U JP15709980 U JP 15709980U JP 15709980 U JP15709980 U JP 15709980U JP S6014285 Y2 JPS6014285 Y2 JP S6014285Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- heat
- fixing
- fixing device
- copy paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子写真複写機等の画像形成装置に於ける熱ロ
ーラ一定着器の改良に関するものである。
ーラ一定着器の改良に関するものである。
従来から例えば電子写真複写機（以下単に複写機と呼ぶ
）の定着装置の一つとして熱ローラ定着装置が多く用い
られている。
）の定着装置の一つとして熱ローラ定着装置が多く用い
られている。
この熱ローラ定着は熱効率が高く、又ジャム時にも複写
紙の発火の危険もなく定着器として非常に優れたものと
して知られているが、一方この熱ローラ一定着器の大き
な問題として定着時に複写紙のシワを生ずる場合の有る
事が知られ、特に複写紙が吸湿したり又転写式複写機に
於て転写紙の両面にする場合にはこの傾向が著しい。
紙の発火の危険もなく定着器として非常に優れたものと
して知られているが、一方この熱ローラ一定着器の大き
な問題として定着時に複写紙のシワを生ずる場合の有る
事が知られ、特に複写紙が吸湿したり又転写式複写機に
於て転写紙の両面にする場合にはこの傾向が著しい。
本考案はこの種の熱ローラ一定着装置に於けるシワの問
題を解決することを目的としてなされたものである。
題を解決することを目的としてなされたものである。
以下本考案を従来例と比較しながら説明すると、従来、
熱ローラ一定着に於ける複写紙のシワ防止対策としては
、熱定着ローラーを逆クラウン形状（鼓形状）とするこ
とが行なわれており、その効果は次のように説明される
、即ちいま仮りに第２図に示す如く熱定着ローラー１′
をクラウン形状として複写紙２を挟圧送りさせるとすれ
ば、複写紙２は左右両端が内側に寄せられながら送られ
ることとなるために複写紙中央部にシワを生じ易いこと
になるが、他方第１図に示す如く熱定着ローラー１を逆
クラウン形状として同様の送りを行なうと、送り速度の
差の関係から複写紙２はあたかも両端部を左右に引っば
りながら送られる状態を呈しシワを生じないのである。
熱ローラ一定着に於ける複写紙のシワ防止対策としては
、熱定着ローラーを逆クラウン形状（鼓形状）とするこ
とが行なわれており、その効果は次のように説明される
、即ちいま仮りに第２図に示す如く熱定着ローラー１′
をクラウン形状として複写紙２を挟圧送りさせるとすれ
ば、複写紙２は左右両端が内側に寄せられながら送られ
ることとなるために複写紙中央部にシワを生じ易いこと
になるが、他方第１図に示す如く熱定着ローラー１を逆
クラウン形状として同様の送りを行なうと、送り速度の
差の関係から複写紙２はあたかも両端部を左右に引っば
りながら送られる状態を呈しシワを生じないのである。
尚図中３は加圧ローラーを示している。
しかしながら、このような逆クラウン形状の熱定着ロー
ラーを通った複写紙は、熱と送り速度の違いから両端が
中央より伸びて図示の如く両縁が波打った状態になって
おり、このために両面複写の場合にはこれが起因してシ
ワを生じ易いという問題がある。
ラーを通った複写紙は、熱と送り速度の違いから両端が
中央より伸びて図示の如く両縁が波打った状態になって
おり、このために両面複写の場合にはこれが起因してシ
ワを生じ易いという問題がある。
これは第２面複写に際しては複写紙は既に両縁部が伸び
て波打った状態となっているために送り速度の差等によ
る左右両端の引っばりの効果が充分得られないからであ
る。
て波打った状態となっているために送り速度の差等によ
る左右両端の引っばりの効果が充分得られないからであ
る。
そこで本考案においては、このような両面複写に関して
、複写紙のシワ発生を有効に防止することのできる熱ロ
ーラ一定着装置を提供せんとするものであり、本考案の
要旨は、第一面複写像を定着する第１熱定着ローラーと
第２面（裏面）を定着する第２熱定着ローラーを有し、
第１熱定着口−ラーの逆クラウン量より第２熱定着ロー
ラーの逆クラウン量を多くして両面複写時のシワを防ぐ
ように構成したことにある。
、複写紙のシワ発生を有効に防止することのできる熱ロ
ーラ一定着装置を提供せんとするものであり、本考案の
要旨は、第一面複写像を定着する第１熱定着ローラーと
第２面（裏面）を定着する第２熱定着ローラーを有し、
第１熱定着口−ラーの逆クラウン量より第２熱定着ロー
ラーの逆クラウン量を多くして両面複写時のシワを防ぐ
ように構成したことにある。
以下本発明による実施例を示しながら説明を行なう。
第３図は複写機内に第１面複写像を定着する第１定着器
４と第２面複写像を定着する第２定着器５を設けたもの
であり、切換ガイド６により第２面複写像定着の場合は
第１定着器４に、又第１面複写像定着の場合は第２定着
器５に複写紙を導くようにしたものである。
４と第２面複写像を定着する第２定着器５を設けたもの
であり、切換ガイド６により第２面複写像定着の場合は
第１定着器４に、又第１面複写像定着の場合は第２定着
器５に複写紙を導くようにしたものである。
第２定着器５に用いる第２熱定着ローラー７の逆クラウ
ン量は第１定着器４に用いる第１熱定着ローラー８の逆
クラウン量よりも大なるよう設定されている。
ン量は第１定着器４に用いる第１熱定着ローラー８の逆
クラウン量よりも大なるよう設定されている。
尚、前記切換ガイド６は例えば手動切換スイッチに連動
してそのガイド位置を切換えるように動作するものであ
ればよい。
してそのガイド位置を切換えるように動作するものであ
ればよい。
第４図に示す実施例のものは第３図の如く第１面用と第
２面用の２個の定着器を備えることに代え、１本の軟弾
性ローラ９と２本の逆クラウン形状の熱ローラ１０，１
１をもったものである。
２面用の２個の定着器を備えることに代え、１本の軟弾
性ローラ９と２本の逆クラウン形状の熱ローラ１０，１
１をもったものである。
この場合第１熱定着ローラー１０の逆クラウン量は第２
熱定着ローラー１１の逆クラウン量よりも少なく設定さ
れており、第１熱定着ローラー１０と軟弾性ローラー９
とで加熱、加圧し第１面の複写像を定着する時は第２熱
定着ローラー１１と軟弾性ローラー９との接触は解かれ
ており、また第２面複写像を定着する場合には、第１熱
定着ローラー１０は図示されていない駆動源により軟弾
性ローラー９との接触を解く様に移動され第２熱定着ロ
ーラー１１と軟弾性ローラー９とで加熱、加圧し定着を
行なうように構成されている。
熱定着ローラー１１の逆クラウン量よりも少なく設定さ
れており、第１熱定着ローラー１０と軟弾性ローラー９
とで加熱、加圧し第１面の複写像を定着する時は第２熱
定着ローラー１１と軟弾性ローラー９との接触は解かれ
ており、また第２面複写像を定着する場合には、第１熱
定着ローラー１０は図示されていない駆動源により軟弾
性ローラー９との接触を解く様に移動され第２熱定着ロ
ーラー１１と軟弾性ローラー９とで加熱、加圧し定着を
行なうように構成されている。
第５図は本考案による更に他の実施例を示すもので、第
１．第２熱定着ローラーが図中矢印の如く回転する事に
より、第１熱定着ローラー１２で第１面を、第２熱定着
ローラー１３で第２面の定着をするもので、他の構成は
前記実施例と同様である。
１．第２熱定着ローラーが図中矢印の如く回転する事に
より、第１熱定着ローラー１２で第１面を、第２熱定着
ローラー１３で第２面の定着をするもので、他の構成は
前記実施例と同様である。
以上述べた如く、本考案よりなる熱ローラ一定着器は、
第１面複写像定着後に出来る複写紙両側の伸びを吸収す
る様に、第２面複写像を定着するための熱定着ローラー
の逆クラウン量を前記ローラーの逆クラウン量よりも大
きく設定したものであり、これによって紙の違いによる
両面複写時のシワの差という問題を考慮することなくど
の様な紙でも良質な両面複写を得る事が出来るという利
益が得られた。
第１面複写像定着後に出来る複写紙両側の伸びを吸収す
る様に、第２面複写像を定着するための熱定着ローラー
の逆クラウン量を前記ローラーの逆クラウン量よりも大
きく設定したものであり、これによって紙の違いによる
両面複写時のシワの差という問題を考慮することなくど
の様な紙でも良質な両面複写を得る事が出来るという利
益が得られた。
尚、本考案の実施例では内部に熱源ヒーターを設けた加
熱定着ローラーを逆クラウン形状とし、この逆クラウン
量を第１と第２加熱ローラーで違へたものについて説明
したが、本考案は上記のものに限定されるものではなく
、前記軟弾性体ローラ部分を第一面複写像を定着する第
一加圧ローラーと第２面複写像を加圧する第２加圧ロー
ラーに別けてこれを逆クラウン形状とし、第一加圧ロー
ラーの逆クラウン量よりも第２加圧ローラーのクラウン
量を多くするよう構成したものも全く同等の効果を発揮
する事はいうまでもなく、更に以上の定着器が複写機に
特に限定されるものでもないことは当然である。
熱定着ローラーを逆クラウン形状とし、この逆クラウン
量を第１と第２加熱ローラーで違へたものについて説明
したが、本考案は上記のものに限定されるものではなく
、前記軟弾性体ローラ部分を第一面複写像を定着する第
一加圧ローラーと第２面複写像を加圧する第２加圧ロー
ラーに別けてこれを逆クラウン形状とし、第一加圧ロー
ラーの逆クラウン量よりも第２加圧ローラーのクラウン
量を多くするよう構成したものも全く同等の効果を発揮
する事はいうまでもなく、更に以上の定着器が複写機に
特に限定されるものでもないことは当然である。
第１図及び第２図は夫々本考案の適用対象を説明するた
めの熱ローラ一定着器の概要を示す斜視図、第３図は本
考案の一実施例を説明するための熱ローラ一定着器を含
む複写機の概略図、第４図は熱ローラ一定着器の他の実
施例を示す側面図、第５図は更に他の実施例を説明する
ための側面図である。 １．１′・・・・・・熱定着ローラー、２・・・・・・
複写紙、３・・・・・・加圧ローラー、４・・・・・・
第１定着器、５・・・・・・第２定着器、６・・・・・
・切換ガイド、？、１０．１２・・・・・・第１熱定着
ローラー、８，１１，１３・・・・・・第２熱定着ロー
ラー、９・・・・・・軟弾性ローラ。
めの熱ローラ一定着器の概要を示す斜視図、第３図は本
考案の一実施例を説明するための熱ローラ一定着器を含
む複写機の概略図、第４図は熱ローラ一定着器の他の実
施例を示す側面図、第５図は更に他の実施例を説明する
ための側面図である。 １．１′・・・・・・熱定着ローラー、２・・・・・・
複写紙、３・・・・・・加圧ローラー、４・・・・・・
第１定着器、５・・・・・・第２定着器、６・・・・・
・切換ガイド、？、１０．１２・・・・・・第１熱定着
ローラー、８，１１，１３・・・・・・第２熱定着ロー
ラー、９・・・・・・軟弾性ローラ。
Claims (1)
- 熱定着ローラー及び加圧ローラーの対により複写紙上の
複写像を加熱定着させる熱ローラ一定着器おいて、前記
熱定着ローラー又は加圧ローラーの少なくとも一方のロ
ーラーを逆クラウン量の異なるよう２個配設し、更に複
写紙の第１面定着用ローラーに比して第２面定着用ロー
ラーの逆クラウン量を大なるよう設定したことを特徴と
する熱ローラ一定着器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15709980U JPS6014285Y2 (ja) | 1980-11-01 | 1980-11-01 | 熱ローラー定着器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15709980U JPS6014285Y2 (ja) | 1980-11-01 | 1980-11-01 | 熱ローラー定着器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5779865U JPS5779865U (ja) | 1982-05-17 |
| JPS6014285Y2 true JPS6014285Y2 (ja) | 1985-05-07 |
Family
ID=29516227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15709980U Expired JPS6014285Y2 (ja) | 1980-11-01 | 1980-11-01 | 熱ローラー定着器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014285Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5997169A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-04 | Mita Ind Co Ltd | 静電写真複写機の定着装置 |
| JP6263989B2 (ja) * | 2013-11-28 | 2018-01-24 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1980
- 1980-11-01 JP JP15709980U patent/JPS6014285Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5779865U (ja) | 1982-05-17 |
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