JPS60141242A - 反すう動物用飼料添加組成物 - Google Patents
反すう動物用飼料添加組成物Info
- Publication number
- JPS60141242A JPS60141242A JP58245768A JP24576883A JPS60141242A JP S60141242 A JPS60141242 A JP S60141242A JP 58245768 A JP58245768 A JP 58245768A JP 24576883 A JP24576883 A JP 24576883A JP S60141242 A JPS60141242 A JP S60141242A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biologically active
- active substance
- rumen
- feed additive
- additive composition
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の利用分野：
本発明は、反すう動物用飼料添加組成物に係り、さらに
詳しくは、生物学的活性物質を反すう動物に経口投与し
た場合、生物学的活性物質が、その第１胃の内容物の作
用により分解し、失活するのを防止し、第４胃以降の消
化器管内で好効率で消化吸収されるべく、生物学的活性
物質を保護物質で保護した反すう動物用飼料添加組成物
に関する。
詳しくは、生物学的活性物質を反すう動物に経口投与し
た場合、生物学的活性物質が、その第１胃の内容物の作
用により分解し、失活するのを防止し、第４胃以降の消
化器管内で好効率で消化吸収されるべく、生物学的活性
物質を保護物質で保護した反すう動物用飼料添加組成物
に関する。
従来技術：
反すう動物に、生物学的活性物質たとえばメチオニン、
リジン等のアミノ酸類などを、直接経口投与した場合、
反すう動物の第１胃内に多数存在する微生物により分解
され、本来の活性が失われ、有効に吸収されないことが
知られており、生物学的活性物質を、第１胃内の微生物
から保護すべく、保護物質で包囲し、第４胃以降の消化
器管内で、保護物質を分解し、生物学的活性物質を消化
吸収すべく工夫した反す・う動物用飼料添加組成物が種
々提案されている。
リジン等のアミノ酸類などを、直接経口投与した場合、
反すう動物の第１胃内に多数存在する微生物により分解
され、本来の活性が失われ、有効に吸収されないことが
知られており、生物学的活性物質を、第１胃内の微生物
から保護すべく、保護物質で包囲し、第４胃以降の消化
器管内で、保護物質を分解し、生物学的活性物質を消化
吸収すべく工夫した反す・う動物用飼料添加組成物が種
々提案されている。
たとえば、特公昭４Ｂ、−１２７８５号公報には、生物
学的活性物質をトリグリセライド、トリグリセライドを
水素化した動物性または植物性の脂肪、糠ワックス等の
保護物質で包囲し、粒状化した組成物が、また、特公昭
４８−１０５７号公報には、生物学的活性物質を、炭素
原子数が少なくとも１４である直鎖または分枝状の置換
または非置換の飽和脂肪族モノカルボン酸もしくはその
塩、あるいは、該飽和脂肪族モノカルボン酸もしくはそ
の塩と、炭素原子数が少なくとも１４である直鎮または
分校状の置換または非置換の不飽和脂肪族モノカルボン
酸もしくはその塩との混合物で被覆した組成物が開示さ
れている。しかしながら、これらの組成物は、保護物質
が、飽和度の高いものであるか、または、高融点のもの
である場合には、物理的および化学的に極めて安定であ
り、生物学的活性物質を第１胃の内容物から保護する性
能は優れるものの、第４胃以降の十二指腸、小腸等の消
化器管内において、胆汁、すい液等の消化酵素の力を借
りても、保護分質が分解されに＜＜、生物学的活性物質
は、消化吸収されないまま排出される欠陥があり、また
、保護物質が低飽和度のものであるか、または低融点の
ものである場合には、物理的に不安定であり、第１胃内
に滞留中に物理的作用により保護物質が摩耗崩壊する欠
点を有している。
学的活性物質をトリグリセライド、トリグリセライドを
水素化した動物性または植物性の脂肪、糠ワックス等の
保護物質で包囲し、粒状化した組成物が、また、特公昭
４８−１０５７号公報には、生物学的活性物質を、炭素
原子数が少なくとも１４である直鎖または分枝状の置換
または非置換の飽和脂肪族モノカルボン酸もしくはその
塩、あるいは、該飽和脂肪族モノカルボン酸もしくはそ
の塩と、炭素原子数が少なくとも１４である直鎮または
分校状の置換または非置換の不飽和脂肪族モノカルボン
酸もしくはその塩との混合物で被覆した組成物が開示さ
れている。しかしながら、これらの組成物は、保護物質
が、飽和度の高いものであるか、または、高融点のもの
である場合には、物理的および化学的に極めて安定であ
り、生物学的活性物質を第１胃の内容物から保護する性
能は優れるものの、第４胃以降の十二指腸、小腸等の消
化器管内において、胆汁、すい液等の消化酵素の力を借
りても、保護分質が分解されに＜＜、生物学的活性物質
は、消化吸収されないまま排出される欠陥があり、また
、保護物質が低飽和度のものであるか、または低融点の
ものである場合には、物理的に不安定であり、第１胃内
に滞留中に物理的作用により保護物質が摩耗崩壊する欠
点を有している。
特開昭５６−１５４９５６号には、炭素原子数１４〜２
２の脂肪族モノカルボン酸またはリシノール酸、もしく
は硬化した植物性または動物性の脂肪と、炭素原子数１
４〜２２の脂肪族モノカルボン酸またはリシノール酸の
ナトリウム、カリウム、またはカルシウム塩等との混合
物を保護物質とする組成物が提案されている。該組成物
は、第４胃以降の消化器管内での酵素の作用を借りずに
、第１胃の胃液と、第４胃の胃液のＰｌ＋の差を利用し
て保護物質の崩壊および分解を期待するものであるが、
該組成物においても第１胃内での保護物質の摩耗崩壊が
大きく、生物学的活性物質の失活が起り、第４胃以降で
の消化吸収が不充分となる。
２の脂肪族モノカルボン酸またはリシノール酸、もしく
は硬化した植物性または動物性の脂肪と、炭素原子数１
４〜２２の脂肪族モノカルボン酸またはリシノール酸の
ナトリウム、カリウム、またはカルシウム塩等との混合
物を保護物質とする組成物が提案されている。該組成物
は、第４胃以降の消化器管内での酵素の作用を借りずに
、第１胃の胃液と、第４胃の胃液のＰｌ＋の差を利用し
て保護物質の崩壊および分解を期待するものであるが、
該組成物においても第１胃内での保護物質の摩耗崩壊が
大きく、生物学的活性物質の失活が起り、第４胃以降で
の消化吸収が不充分となる。
発明の解決しようとする問題点：
本発明は、反すう動物の第１胃内において摩耗崩壊され
にくく、かつ、第４胃以降において容易に崩壊し分解す
る保護物質で生物学的活性物質を保護してなる、生物学
的活性物質を反すう動物に経口投与して第４胃以降の消
化器管において有効に消化吸収させるべくした反すう動
物用飼料添加組成物を提供することを、その目的とする
。
にくく、かつ、第４胃以降において容易に崩壊し分解す
る保護物質で生物学的活性物質を保護してなる、生物学
的活性物質を反すう動物に経口投与して第４胃以降の消
化器管において有効に消化吸収させるべくした反すう動
物用飼料添加組成物を提供することを、その目的とする
。
問題点を解決する手段：
本発明は、生物学的活性物質を、炭素原子数１４〜２２
の直鎮または分枝状の飽和または不飽和のモノカルボン
酸、硬化した植物性脂肪および硬化した動物性脂肪より
なる群から選ばれた１種または２種以」二を主成分とす
る保護物質で包囲してなる粒状物を、さらに前記保護物
質により被覆してなることを特徴とする反すう動物用飼
料添加組成物である。
の直鎮または分枝状の飽和または不飽和のモノカルボン
酸、硬化した植物性脂肪および硬化した動物性脂肪より
なる群から選ばれた１種または２種以」二を主成分とす
る保護物質で包囲してなる粒状物を、さらに前記保護物
質により被覆してなることを特徴とする反すう動物用飼
料添加組成物である。
本発明において、生物学的活性物質は、家畜類に経口投
与することにより、体重増加、排卵量増加、乳量増加、
疾病の予防、治癒等の生物学的な活性を示す物質であり
、特に反すう動物用として、その第１背中において分解
され失活し易い物質が用いられる。具体的には、メチオ
ニン、リジン等のアミノ酸類、Ｎ−アシルアミノ酸、Ｎ
−ヒドロキシメチルメチオニン・カルシウム塩、リジン
塩酸塩等のアミノ酸誘導体頬、２−ヒドロキシ−４−メ
チルメルカプト酪酸およびその塩等のアミノ酸のヒドロ
キシ同族化合物類、羽毛粉末、魚粉、カゼイン、馬鈴し
ょ蛋白等の蛋白質類、ビタミンＡ１ビタミンＡ−酢酸塩
、ビタミンＡ−パルミチン酸塩、ビタミンＤ３、ビタミ
ンＥ１ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸カ
ルシウム、β〜カロチン等のビタミン類、ブドウ糖、グ
ルコース等の炭水化物類、抗生物質、駆虫薬等の獣医薬
類を挙げることができる。
与することにより、体重増加、排卵量増加、乳量増加、
疾病の予防、治癒等の生物学的な活性を示す物質であり
、特に反すう動物用として、その第１背中において分解
され失活し易い物質が用いられる。具体的には、メチオ
ニン、リジン等のアミノ酸類、Ｎ−アシルアミノ酸、Ｎ
−ヒドロキシメチルメチオニン・カルシウム塩、リジン
塩酸塩等のアミノ酸誘導体頬、２−ヒドロキシ−４−メ
チルメルカプト酪酸およびその塩等のアミノ酸のヒドロ
キシ同族化合物類、羽毛粉末、魚粉、カゼイン、馬鈴し
ょ蛋白等の蛋白質類、ビタミンＡ１ビタミンＡ−酢酸塩
、ビタミンＡ−パルミチン酸塩、ビタミンＤ３、ビタミ
ンＥ１ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸カ
ルシウム、β〜カロチン等のビタミン類、ブドウ糖、グ
ルコース等の炭水化物類、抗生物質、駆虫薬等の獣医薬
類を挙げることができる。
本発明において、反すう動物用飼料添加組成物は、前記
した生物学的活性物質１００重量部に対し、５０〜５０
０重量部の保護物質を溶融被覆した粒状物に、保護物質
を粒状物の１〜１００重量％、好ましくは１〜２０重量
％被覆した、生物学的活性物質を２重に被覆保護した添
加組成物である。
した生物学的活性物質１００重量部に対し、５０〜５０
０重量部の保護物質を溶融被覆した粒状物に、保護物質
を粒状物の１〜１００重量％、好ましくは１〜２０重量
％被覆した、生物学的活性物質を２重に被覆保護した添
加組成物である。
作用：
本発明において、反すう動物用飼料添加組成物は、加熱
溶融した保護物質に生物学的活性物質および添加剤たと
えば密度調整剤、第４胃以降での保護物質の崩壊助剤等
を添加混合して、溶融スラリーを作り、この溶融スラリ
ーを噴射型、噴流層型、板状通下型、液中滴下型などの
造粒機を用いて造粒する溶融造粒法、粉体状の各原料を
混合し、スクリュー型押出し造粒、ロール型押出し造粒
、打錠等により粒径２００μｍ以上の粒状物を作成し、
ついで、この粒状物に、液体状の保護物質をスプレーコ
ーティングするか、または、該粒状物を液体状の保護物
質中に浸漬して、粒状物にさらに保護物質を被覆するこ
とにより製造する。
溶融した保護物質に生物学的活性物質および添加剤たと
えば密度調整剤、第４胃以降での保護物質の崩壊助剤等
を添加混合して、溶融スラリーを作り、この溶融スラリ
ーを噴射型、噴流層型、板状通下型、液中滴下型などの
造粒機を用いて造粒する溶融造粒法、粉体状の各原料を
混合し、スクリュー型押出し造粒、ロール型押出し造粒
、打錠等により粒径２００μｍ以上の粒状物を作成し、
ついで、この粒状物に、液体状の保護物質をスプレーコ
ーティングするか、または、該粒状物を液体状の保護物
質中に浸漬して、粒状物にさらに保護物質を被覆するこ
とにより製造する。
本発明の組成物において、前記した如く、生物学的活性
物質は、保護物質で２重に包囲される。前記製造方法に
おいて、第１段階で製造される粒状物も反すう動物用飼
料添加組成物として使用し得るが、この粒状物は、生物
学的活性物質と、保護物質との混合法で製造しているた
め、粒状物の表面には、保護物質で包囲されていない生
物学的活性物質および添加剤が点在し、これが第１胃内
での粒状物の摩耗崩壊を促進する原因となる。
物質は、保護物質で２重に包囲される。前記製造方法に
おいて、第１段階で製造される粒状物も反すう動物用飼
料添加組成物として使用し得るが、この粒状物は、生物
学的活性物質と、保護物質との混合法で製造しているた
め、粒状物の表面には、保護物質で包囲されていない生
物学的活性物質および添加剤が点在し、これが第１胃内
での粒状物の摩耗崩壊を促進する原因となる。
本発明においては、前記粒状物を保護物質でさらに被覆
することにより、粒状物表面へ露出した生物学的活性物
質がなくなるため、第１胃内での組成物の摩耗崩壊が抑
制される。該保護物質は、第１胃内の胃液に対しては安
定であるが第４胃の胃液には容易に分解されるので、生
物学的活性物質は第１胃をバイパスし、第４胃以降の消
化器管において好効率で消化吸収される。
することにより、粒状物表面へ露出した生物学的活性物
質がなくなるため、第１胃内での組成物の摩耗崩壊が抑
制される。該保護物質は、第１胃内の胃液に対しては安
定であるが第４胃の胃液には容易に分解されるので、生
物学的活性物質は第１胃をバイパスし、第４胃以降の消
化器管において好効率で消化吸収される。
本発明において、添加剤は、飼料添加物が第１胃の胃液
表面に浮遊したり、胃底部に沈降してしまって長期間滞
留することを防止するために飼料添加物の密度を０．８
〜２．０ｇ／ｃ♂、好ましくは１．０〜１．４ ｇ ／
ｃｉに調整するために添加される密度調整剤、たとえば
カオリン、ケイ酸カルシウム、けいそう土、タルク、炭
酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム等の無機充填物頬、
および保護物質の第４胃内における崩８を助ける水酸化
す１−リウム、キトサン、ポリビニルアセクールジエチ
ルアミノアセテート等の崩壊助剤、その他、呈味料等で
ある。
表面に浮遊したり、胃底部に沈降してしまって長期間滞
留することを防止するために飼料添加物の密度を０．８
〜２．０ｇ／ｃ♂、好ましくは１．０〜１．４ ｇ ／
ｃｉに調整するために添加される密度調整剤、たとえば
カオリン、ケイ酸カルシウム、けいそう土、タルク、炭
酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム等の無機充填物頬、
および保護物質の第４胃内における崩８を助ける水酸化
す１−リウム、キトサン、ポリビニルアセクールジエチ
ルアミノアセテート等の崩壊助剤、その他、呈味料等で
ある。
実施例および比較例：
以下に、本発明を実施例および比較例により、さらに詳
細に説明する。ただし、本発明の範囲は、下記実施例に
より何等限定されるものではない。
細に説明する。ただし、本発明の範囲は、下記実施例に
より何等限定されるものではない。
なお、実施例中の数値を表す部は、特にことわらない限
り重量部であり、また％は重量％である。
り重量部であり、また％は重量％である。
実施例１
５４°硬化浦（日本油脂製）５１部を加熱融解し、混合
機中にて攪拌しながらメチオニン３５部、キトサン４部
、ＣａＣＯ３３部、および第１リン酸カルシウム７部を
添加して混合懸濁させ溶融液を得た。この液をノズルか
ら冷却したスチールヘルド上に滴下し径が３．５龍の半
球状の粒子を得た。この粒子を溶解した極度硬化油（日
本油脂製）を表面に浮べた温水層に滴下した後冷水層に
通して冷却し極度硬化油をコーティングした飼料添加組
成物を得た。この時のコーテイング量は全体の４．８％
であった。
機中にて攪拌しながらメチオニン３５部、キトサン４部
、ＣａＣＯ３３部、および第１リン酸カルシウム７部を
添加して混合懸濁させ溶融液を得た。この液をノズルか
ら冷却したスチールヘルド上に滴下し径が３．５龍の半
球状の粒子を得た。この粒子を溶解した極度硬化油（日
本油脂製）を表面に浮べた温水層に滴下した後冷水層に
通して冷却し極度硬化油をコーティングした飼料添加組
成物を得た。この時のコーテイング量は全体の４．８％
であった。
飼料添加組成物２ｇを第１胃の胃液に対応する緩衝液２
００ｍ１に投入し振動装置で絶えず運重させなから３９
°Ｃで２４時間浸漬した。引きつづき粒子を第４胃の胃
液に対応する緩衝液２００ｍ１に投入し４時間浸漬した
。
００ｍ１に投入し振動装置で絶えず運重させなから３９
°Ｃで２４時間浸漬した。引きつづき粒子を第４胃の胃
液に対応する緩衝液２００ｍ１に投入し４時間浸漬した
。
第１胃に対応する緩衝液としてＭｃＤｏｕｇａｌｌの人
口だ液を使用した。この緩衝液は炭酸水素ナトリウム９
．８ｇ、塩化カリウム０．５７ ｇ、塩化カルシウム０
．０４ ｇ、リン酸２すｌ・リウム・１２水塩９．３０
ｇ Ｘ塩化すｌ・リウム０．４７ ｇ、硫酸マグネシ
ウム・７水塩０．１２ ｇを水１ｐに溶かした液でその
ＰＩＦは８．２であった。
口だ液を使用した。この緩衝液は炭酸水素ナトリウム９
．８ｇ、塩化カリウム０．５７ ｇ、塩化カルシウム０
．０４ ｇ、リン酸２すｌ・リウム・１２水塩９．３０
ｇ Ｘ塩化すｌ・リウム０．４７ ｇ、硫酸マグネシ
ウム・７水塩０．１２ ｇを水１ｐに溶かした液でその
ＰＩＦは８．２であった。
第４胃に対応する緩衝液としてＣ１ａｒｋ−Ｌｕｂｓの
ＰＩＦ２の緩衝液ヲ用イタ。この緩衝液は０．２Ｎ塩化
ナトリウム５０ｍ１及び０．２Ｎ塩酸４０．６ ｍ ｌ
を水１３９．４ｍｌに熔かしたン夜である。
ＰＩＦ２の緩衝液ヲ用イタ。この緩衝液は０．２Ｎ塩化
ナトリウム５０ｍ１及び０．２Ｎ塩酸４０．６ ｍ ｌ
を水１３９．４ｍｌに熔かしたン夜である。
以」二の浸漬試験により得られたメチオニンの溶出率は
第１胃対応液２．１％、第４胃対応液５６．９％であっ
た。
第１胃対応液２．１％、第４胃対応液５６．９％であっ
た。
実施例２〜７
実施例１と同様の方法により第１表に示す飼料添加組成
物を製造し第１胃、第４胃対応液による浸漬試験を行な
い生物学的活性物質の溶出率をめた。
物を製造し第１胃、第４胃対応液による浸漬試験を行な
い生物学的活性物質の溶出率をめた。
比較例１〜７
実施例１〜７で得た飼料添加組成物のコーティングを施
こず前の粒子２ｇを実施例１と同様に第１胃、第４胃対
応液による浸漬試験を行ない生物学的活性物質の溶出率
をめた。
こず前の粒子２ｇを実施例１と同様に第１胃、第４胃対
応液による浸漬試験を行ない生物学的活性物質の溶出率
をめた。
以下余白
発明の効果：
本発明の反すう動物用飼料添加組成物は、前記実施例お
よび比較例（第１表参照）から明らかな如く、従来の如
く、生物学的活性物質と保護物質とを混合造粒したもの
に比較して、第１胃の胃液に対応するＭｃＤｏｕｇａｌ
ｌの人口唾液に対する生物学的活性物質の溶出率が極め
て低く抑えられ、かつ、第４胃の胃液に対応するＣ１ａ
ｒｋ−ＬｕｂｓのＰ１１２の緩衝液にりｌする生物学的
活性物質の溶出率は極めて高い値を示す。
よび比較例（第１表参照）から明らかな如く、従来の如
く、生物学的活性物質と保護物質とを混合造粒したもの
に比較して、第１胃の胃液に対応するＭｃＤｏｕｇａｌ
ｌの人口唾液に対する生物学的活性物質の溶出率が極め
て低く抑えられ、かつ、第４胃の胃液に対応するＣ１ａ
ｒｋ−ＬｕｂｓのＰ１１２の緩衝液にりｌする生物学的
活性物質の溶出率は極めて高い値を示す。
すなわち、反すう動物に経口投与した場合に生物学的活
性物質が、第１胃内で分解、失活されることなく第４胃
以降の消化器管内で有効に消化吸収されることを示す。
性物質が、第１胃内で分解、失活されることなく第４胃
以降の消化器管内で有効に消化吸収されることを示す。
本発明は、生物学的活性物質を反すう動物に経口投与す
るに際し、第１胃内での生物学的活性物質の分解を抑制
し、第４胃以降の消化器管内で好効率で消化吸収され得
る反すう動物用飼料添加組成物を提供するものであり、
その産業的、特に畜産上の意義は極めて大きい。
るに際し、第１胃内での生物学的活性物質の分解を抑制
し、第４胃以降の消化器管内で好効率で消化吸収され得
る反すう動物用飼料添加組成物を提供するものであり、
その産業的、特に畜産上の意義は極めて大きい。
特許出願人 （４３０）日本曹達株式会社代 理 人
（６２８６）伊藤 晴之 （７１２５）構出 吉美
（６２８６）伊藤 晴之 （７１２５）構出 吉美
Claims (1)
- １ 生物学的活性物質を、炭素原子数１４〜２２の直鎖
または分枝状の飽和または不飽和のモノカルボン酸、硬
化した植物性脂肪および硬化した動物性脂肪よりなる群
から選ばれる１種または２種以上を主成分とする保護物
質で包囲してなる粒状物を、さらに、前記保護物質の異
種同種により被覆してなることを特徴とする反すう動物
用飼料添加組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58245768A JPS60141242A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 反すう動物用飼料添加組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58245768A JPS60141242A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 反すう動物用飼料添加組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60141242A true JPS60141242A (ja) | 1985-07-26 |
| JPH0424977B2 JPH0424977B2 (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=17138517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58245768A Granted JPS60141242A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 反すう動物用飼料添加組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60141242A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63181953A (ja) * | 1987-01-26 | 1988-07-27 | Showa Denko Kk | 反すう動物用粒剤及びその製造法 |
| JPS63317053A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-26 | Nippon Soda Co Ltd | 反芻動物用飼料添加物 |
| JPS63317052A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-26 | Nippon Soda Co Ltd | 反芻動物用飼料添加物 |
| BE1003098A4 (fr) * | 1988-12-29 | 1991-11-26 | Showa Denko Kk | Composition granulaire pour ruminant. |
| JPH0488100U (ja) * | 1990-12-17 | 1992-07-30 | ||
| JP2008514583A (ja) * | 2004-09-24 | 2008-05-08 | アスカー チミシ エスアールエル | 生理活性物質を放出制御するマイクロペレット状組成物、その調製手順、および畜産領域での使用 |
| US20120244248A1 (en) * | 2009-04-23 | 2012-09-27 | H.J. Baker & Bro., Inc. | Granular feed supplement |
| US10363233B2 (en) | 2010-10-18 | 2019-07-30 | H. J. Baker & Bro., Llc | Granular feed supplement |
| KR102150570B1 (ko) * | 2019-07-15 | 2020-09-01 | 경상남도 | 반추위 비분해성 베타카로틴 사료첨가제 |
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-
1983
- 1983-12-29 JP JP58245768A patent/JPS60141242A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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| JPS63317053A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-26 | Nippon Soda Co Ltd | 反芻動物用飼料添加物 |
| JPS63317052A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-26 | Nippon Soda Co Ltd | 反芻動物用飼料添加物 |
| BE1003098A4 (fr) * | 1988-12-29 | 1991-11-26 | Showa Denko Kk | Composition granulaire pour ruminant. |
| JPH0488100U (ja) * | 1990-12-17 | 1992-07-30 | ||
| JP2008514583A (ja) * | 2004-09-24 | 2008-05-08 | アスカー チミシ エスアールエル | 生理活性物質を放出制御するマイクロペレット状組成物、その調製手順、および畜産領域での使用 |
| JP4856645B2 (ja) * | 2004-09-24 | 2012-01-18 | ヴァレンティーニ エス．アール．エル． | 生理活性物質を放出制御するマイクロペレット状組成物、その調製手順、および畜産領域での使用 |
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| US10363233B2 (en) | 2010-10-18 | 2019-07-30 | H. J. Baker & Bro., Llc | Granular feed supplement |
| KR102150570B1 (ko) * | 2019-07-15 | 2020-09-01 | 경상남도 | 반추위 비분해성 베타카로틴 사료첨가제 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0424977B2 (ja) | 1992-04-28 |
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