JPS60140276A - 電子写真複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写装置、特に回動型感光体を用い
て感光体の２回転中に一連の静電複写工程を完結する電
子写真複写装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 回動型感光体の２回転中に一連の静電複写工程を完了す
る２回転１プロセス方式は、特開昭４７−１１６３７号
公報などで提案されている。まだ、この方式において、
ひとつのコロナ帯電器で、潜像形成のだめの主帯電動作
と被転写に対する画像転写のだめ転写イ１旨し機能を繰
り返し使用する例は、特公昭５６−３７７６６号公報に
記載されている。

このような方式によれば、複写装置、を小型化しやすい
橙どの利点があることも知ら几ている。

ここで、このような２回転１プロセス方式の複写装置に
ついて説明する。第１図は、従来の２回転１プロセス方
式の電子写真複写装置の概略構成を示しだものである。

反時計回りに回転する感光体１の周辺に１図面上、感光
体１の右側に対接する帯電器２からはじまり感光体の回
転方向に次のような各機構が配置されている。

○帯電器２・・・・・・感光体の２自転中の第１回転に
おいて潜像形成のだめの主帯電機 能を行ない、感光体の２回転中の 第２回転において被転写体に対す る画像転写のだめの転写帯電機能 を行なうもの。

○光学系３・・・・・・感光体の２回転中の第１回転に
おいて像露光するもの。

○除電・　クリーニング装置６・・・・・・特公昭６４
−３４３４０号公報に記載さｉｔてい るようなりリーニングブレード４ と除電用ランプ６からなっており、 感光体の２回転中の第２回転にお いて感光体のクリーニングと光陰 電を行なうもの。

○現像装置７・・・・・・画像の地肌部のトナーを取り
除く程度のバイアス電位が常時印 加され、感光体の２回転中の第１ 回転において潜像の現像を行ない、 感光体の２回転中の第２回転にお いて感光体表面′のクリーニングを 行なうもの。

その他に、被転写体に転写された画像を定着するだめの
定着装置８およびスイッチ９，１ｏを備えている。

以上のように構成された従来の２回転１プロセス方式の
複写装置の動作は、第２図に示すように初めの第１回転
において主帯電、露光、現像を行ない、次の第２回転に
おいて、転写帯電、除電・クリーニング、クリーニング
を行ない、複写動作を停止する時は、第２回転が終了し
た後、スイッチ１０が開かれ、帯’ｄｉ、器２が動作し
ない状態で感光体が１回転して停止する。

上記の説明において、クリーニングブレード４によるク
リーニングは除電の方法が交流放電による場合には省略
されることもあり、このような場合には、米国特許第２
９１１３３０号明細書に記載されているよう々磁気ブラ
シ機構のクリーニング作用から現像装置７でクリーニン
グが行なわれる。

いずれにしても、このような構成の２回転１プロセス方
式では、感光体１か現像装置７でクリーニングされて一
連の静電複写工程を終了し、次の静電複写工程へ移るこ
とになる。磁気ブラシ機構は、現像剤が磁力で形成され
た磁気ブラシを感光体の表面にこすりつけることによっ
て、感光体が潜像電位を保持している時は現像され、感
光体が除電されている時は感光体表面をクリーニングす
る。

この磁気ブラシによるクリーニングは、多数回の複写を
繰り返していくうちに現像装置内の現像剤が徐々に劣化
をきだしてくると効果は十分でなくなる。”すなわち、
感光体表面が十分にクリーニングされずにトナーが付着
した寸まで次の複写二［程に移り、画像の地肌部にトナ
ー付着し、いわゆる１カブリ」となって、画質を著しく
損なう要因とな・っている。長期の使用から現像剤が劣
化してくると、いったんクリーニングブレードでクリー
ニングされた後でも現像装置を通過すると逆に感光体表
面にトナーが付着して、磁気ブラシ機構のクリーニング
作用は果ださｉｚなくなる。このために、上記したよう
な構成の２回転プロセス方式の複写装置では、複写工程
を多数回繰り返した場合、現像剤の劣化によるクリーニ
ング時の１カブリ」が他の一般的々構成の複写装置に共
通な現像時の１カブリ」と重なって、画質が著しく損な
われ、極端に損なわれる場合には、現像装置内の現像剤
をぬき出して新しい現像剤と交換するというわずられし
さがあり、問題点となっていた。

発明の目的 本発明の目的は、複写工程を多数回繰り返しても、画像
の地肌部１カブリ」が少なく、ザービス性において有利
な、２回転１プロセス方式の電子写真複写装置を提供す
ることである。

発明の構成 本発明の電子写真複写装置は、１回の静電複写工程中に
２回転する感光体の周表面に沿って、潜像形成のだめの
主帯電機能と被転写体に対する画像転写のだめの転写帯
電機能を兼用した帯電器と、露光を行なう光学系と、除
電・クリーニング装置、および現像装置を、前記感光体
の回動につｉｔて前記の順に前記感光体に対しそれぞれ
各機能を作用せしめるごとくに配置し、かつ、前記感光
体の第１回の回転中に、主帯電、露光、現像の各機をそ
れぞれ作用せしめ、第２回の回転中に、転写帯電。

除電、クリーニングの各機能をそれぞれ作用せしめると
ともに前記現像装置と前記感光体の周表面との相対距離
を離して前記現像装置の機能が前記感光体に作用せしめ
られないように構成したものであり、この電子写真複写
装置によれば、複写工程を多数回繰り返しても、地肌部
の「カブリ」が少ない画像が得られる。

実施例の説明 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第３図は本発明の一実施例に係る２回転１プロセス方式
の電子写真複写装置の概略構成を示しだものである。第
３図において、感光体１１まドラム状に形成された光導
電体層を有しており、この感光体１が反時計方向に２回
転して１回の静電複写工程を完了する。感光体１は、構
造的に従来一般に利用されている感光体と同態様のもの
であり、その周長け、複写を必要とする記録画像の最長
値に応じて設定される。感光体１の周表面に沿って、感
光体１の図面上、右側に対接する帯電器２から始まり感
光体の回転方向に光学系３．除電、クリーニング装置６
．現像装置７が配置されている。

帯電器２はコロナ放電による周知の帯電器であり、印加
電圧が主帯電と転写帯電の場合にそれぞれ適した電圧に
切り替えられるようになっている。まだ、この帯電器２
は、被転写体の供給装置（図示していない）とともに転
写装置の一部分を構成し、かつ周知の熱ロール定着装置
８が（＝Ｊ設されている。

光学系３は従来同様のものである。除電、クリーニング
装置６は、周知の除電用ランプ６とクリーニングブレー
ド４よりなっており、感光体の回転に同期してスイッチ
９が開閉し、スイッチ９が閉の時、除電用ランプ６が点
灯するとともにクリーニングブレード４が感光体１に押
しあてられ、感光体１の除電、クリーニングを行なう。

現像装置７は、磁気ブラシ機構によるもので、画像の地
肌部のトナーを取り除く程度のバイアス電位が常時印加
されており、感光体１の回転に同期して、実線で示す７
ａの位置と破線で示す７ｂの位置を移動するようになっ
ている。７ａの位置は、現像装置７のスリーブと感光体
１０周表面の対向距離が磁気ブラシ機構が感光体に対し
現像機能を作用せしめるのに適した距離に設定されてお
り、感光体が現像される。７ｂの位置は、現像装置７の
スリーブと感光体１の周表面の対向距離が磁気ブラシ機
構が感光体に対し、なんらの機能を作用せしめない距離
に設定されており、現像機能を作用せしめるのに適した
距離の２倍以上に設定しておけば十分である。

本発明の意図とするところは、２回転１プロセス方式に
おいて、現像を行なわない第２回転中は、現像装置と感
光体の周表面との相対距離を離して、現像装置がその機
能を感光体に対して作用せしめないようにすることにあ
る。

このように構成さｉｔだ本発明の実施例の電子写真複写
装置の動作について第４図を参照して説明する。

感光体１の第１回転目では、感光体１の回転にともなっ
て主帯電、露光が行なわれ、スイッチ９が開かれており
、動作しない除電、クリーニング部を通過し、現像装置
７は７１Ｌ［位置しており、現像が行なわれる。第２回
転目では、転写が行なわれた後、光線が投射さ九ない光
学系３を通過し、スイッチ９が閉じて除電、クリー二ン
ク装置６が動作し、除電、クリーニングが行なわれる。

除電クリーニングの後、感光体１は現像装置７へと進む
が、この時、現像装置７は７ｂに位置しており、その機
能は感光体に対して作用しない。また、除電、クリーニ
ング時にクリーニングブレード４によりかき落とされた
トナーは、次にスイッチ９力；開いてクリーニングブレ
ード４が感光体表面から離れだ時に、感光体表面を伝っ
て現像装置７に回収される。

以上のようにして、連続して複写が行なわれる場合には
、第１回転と第２回転か繰り返され、複写を停止する場
合には、第２回転の後、スイッチ１０が開かれて、帯電
器２が機能せず、現像装置７は７ｂに位置した状態で、
感光体が１回転、して停止する。ここで、各機構は感光
体の回転に同期して、感光体の画像の先端に対応する位
置が各機構が配置された位置に回転した時に、それぞれ
機能を開始あるいは停止する。

このように構成された２回転１プロセス方式の電子写真
複写装置では、感光体は除電、クリーニングが行なわれ
だ後、現像装置の部分を通過するが、この時、現像装置
は感光体に機能を作用ぜしめない位置に後退しているの
で、従来の構成の２回転１プロセス方式の電子写真複写
装置で問題点さされていた、現像剤の劣化により除電、
クリーニング後の感光体表面にトナーが付着するという
現象が起こら々い。したがって、多数回の複写を行なっ
て現像剤が劣化した場合においても、一連の静電複写工
程を電子し、次の静電複写工程に移る時は常に感光体表
面の清浄にクリーニングされているので、従来の構成に
よる２回転１ゾロ十ス方式のものに較べて、「カブリ」
の少ない画像が得られる。

上記実施例の除電、クリーニング装置の構成において、
除電の方法を除電用ランプによる光除電から除電用帯電
器による交流放電、あるいは主帯電と逆極性の直流放電
に代えてもよい。

この時、クリーニング、除電の順序を逆にしてもよい。

さらに、感光体はトラム状にかぎらず、シート状の感光
体を無端ベルト状に加工したものを用いて、このベルト
状の感光体の周表面に沿って先の実施例で述べたと同様
の各機能装置が配置された構成でもさしつかえない。

まだ、上記実施例では、現像装置を感光体に対して移動
させて説明しだが、逆に、他の各機能装置に影響がなけ
れば、逆に、現像装置に対して感光体の回転軸を移動さ
せても同様の効果が得られるものである。

発明の効果 以上のように本発明の電子写真複写装置は、１回の静電
複写工程中に２回転する感光体の周表面に沿って、主帯
電と転写帯電の両機能を兼用しだ帯電器と、露光を行な
う光学系と、除電、クリーニング装置、および現像装置
を、前記感光体の回動につれて前記の順に前記感光体に
対しそれぞれ各機能をそれぞれ作用せしめるごとく配置
し、かつ、前記感光体の第１回の回転中に、主帯電、露
光、現像の各機能をそれそｆ’Ｌ作用ぜしめ、第２回の
回転中に、転写帯４１ｉ　＋除電、クリーニングの各機
能をそれぞれ作用せしめるとともに前記現像装置と前記
感光体の周表面との相対距離を離して前記現像装置の機
能が前記感光体に作用せしめられないように構成した２
回転１プロセス方式の電子写真複写装置であり、これに
よれば、従来の構成による２回転１プロ七ス方式の電子
写７＋；複写装置に較べると、多数回複写を行なった後
において、地肌部の１−カブリ」が少ないという優れた
効果か得られる。すなわち、新規の現像剤が複写回数と
重ねていくにしたがって劣化し、画像に「カブリ」が生
じて画質が著しく損なわれて現像剤の交換というわずら
れしい作業を必要とするまでの複写回数、ひいては使用
期間がのびるという効果がイ？すられ、サービス性にす
ぐれており、複写コストが安くなるという効果が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の２回転１プロセス方式の電子写真複写装
置の概略構成図、第２図は第１図の従来例の動作説明図
、第３図は本発明の一実施例の概略構成図、第４図は同
本発明の実施例の動作説明図である。 １・・・・・・感光体、２・・・・・・帯電器、３・・
・・・・光学系、６・・・・・・除電、クリ％　ニング
装置、７・・・・・・現像装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図 第４図 一条　闘’７９＜ｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １回の静電複写工程中に２回転する感光体の周表面に泪
   って、潜像形成のだめの主帯電機能と複転写体に対する
   画像転写のための転写帯電機能とを兼用した帯電器と、
   露光を行なう光学系と、除電・　クリーニング装置、お
   よび現像装置を、前記感光体の回動につれて前記の順に
   前記感光体に対しそれぞれ各機能を作用せしめるごとく
   配置６シ、かつ、前記感光体の第１回の回転中に、主帯
   ■、。 露光、現像の各機能をそれぞれ作用ぜしめ、第２回の回
   転中に、転写帯電、除電・　クリーニングの各機能をそ
   れぞれ作用せしめるとともに前記現像装置と前記感光体
   の周表面との相対距離を離して前記現像装置の機能が前
   記感光体に作用せしめられないように構成した電子写真
   複写装置。