JPS601395Y2 - 絶対圧測定装置 - Google Patents
絶対圧測定装置Info
- Publication number
- JPS601395Y2 JPS601395Y2 JP1447080U JP1447080U JPS601395Y2 JP S601395 Y2 JPS601395 Y2 JP S601395Y2 JP 1447080 U JP1447080 U JP 1447080U JP 1447080 U JP1447080 U JP 1447080U JP S601395 Y2 JPS601395 Y2 JP S601395Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- measuring device
- main diaphragm
- block
- recess
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は絶対圧測定装置に関するものである。
更に詳述すれば、ブロックに挾持された主ダイアフラム
の両側に、シールダイアフラムが設けられ、主ダイアフ
ラムとシールダイアフラムとの間に封入液が封入された
三重ダイアフラムカプセル。
の両側に、シールダイアフラムが設けられ、主ダイアフ
ラムとシールダイアフラムとの間に封入液が封入された
三重ダイアフラムカプセル。
このダイアプラムカプセルの一面側に真空室が設けられ
、他面側に測定圧が導入される受圧室が設けられ、測定
流体の絶対圧が測定される絶対圧測定装置に関するもの
である。
、他面側に測定圧が導入される受圧室が設けられ、測定
流体の絶対圧が測定される絶対圧測定装置に関するもの
である。
以下、測定圧に応じて変位する主ダイアフラムを可変容
量電極として用い、主ダイアプラムと固定容量電極との
間の容量変化から絶対圧力を求める絶対圧測定装置につ
いて説明する。
量電極として用い、主ダイアプラムと固定容量電極との
間の容量変化から絶対圧力を求める絶対圧測定装置につ
いて説明する。
第1図は、従来より一般に使用されている絶対圧測定装
置の従来例である。
置の従来例である。
図において、1は薄円板状の主ダイアフラムで、可変容
量電極として機能する。
量電極として機能する。
2,3は主ダイアフラム1の周辺部をはさんで固定する
円板状のブロックで、この場合は、円周外縁部分で互に
溶接され一体化されている。
円板状のブロックで、この場合は、円周外縁部分で互に
溶接され一体化されている。
21.31はブロック2,3の主ダイアフラム1に面し
た側に設けられた皿状の凹部、22,32は凹部21,
31とブロック2,3の外部とを結ぶ連通孔である。
た側に設けられた皿状の凹部、22,32は凹部21,
31とブロック2,3の外部とを結ぶ連通孔である。
23.33は凹部21.31の表面に設けられたドーナ
ツ盤状のプレートからなる固定容量電極である。
ツ盤状のプレートからなる固定容量電極である。
24.34は固定容量電極23.33をブロック2,3
から絶縁する絶縁材からなる絶縁部。
から絶縁する絶縁材からなる絶縁部。
4.5はブロック2,3の外側表面を覆う波形をしたシ
ールダイアフラムである。
ールダイアフラムである。
6は主ダイアフラム1とブロック2及びシールダイアフ
ラム4で形成される空間に封入された封入液。
ラム4で形成される空間に封入された封入液。
7は主ダイアフラム1とブロック3とシールダイアフラ
ム5とで形成される空間に封入された封入液である。
ム5とで形成される空間に封入された封入液である。
8はシールダイアフラム4を覆う盲プレートである。
而して、シールダイアフラム4と盲プレート8とにより
真空室9が形成され、真空に保たれている。
真空室9が形成され、真空に保たれている。
以上の構成において、その動作を説明する。
シールダイアフラム5に測定圧Pmが加わると、この圧
力Pmはシールダイアフラム5、封入液7を介して主ダ
イアフラム1に加わる。
力Pmはシールダイアフラム5、封入液7を介して主ダ
イアフラム1に加わる。
主ダイアフラム1は封入液6、シールダイアフラム4を
介して真空室9に接続されているので、測定圧Pmが真
空室の圧力とバランスするまで、図の左方に中心部分が
変位する。
介して真空室9に接続されているので、測定圧Pmが真
空室の圧力とバランスするまで、図の左方に中心部分が
変位する。
この変位により、主ダイアフラム1と固定容量電極23
.33間の電気容量は変化し、この容量変化は、外部に
電気信号として取り出される。
.33間の電気容量は変化し、この容量変化は、外部に
電気信号として取り出される。
このような装置においては、真空室9が真空状態で、測
定圧Pmが大気圧の状態、即ち、オーバーレンジ状態で
、主ダイアフラム1が凹部21に密着した状態、この状
態から測定圧Pmを真空に引いて行くと、出力不安定を
起す。
定圧Pmが大気圧の状態、即ち、オーバーレンジ状態で
、主ダイアフラム1が凹部21に密着した状態、この状
態から測定圧Pmを真空に引いて行くと、出力不安定を
起す。
これは、主ダイアフラム1がブロック2と3の中央部に
復帰する場合に、凹部21より主ダイアフラム1がわず
かに離れた状態においては、凹部21と主ダイアフラム
1のわずかの隙間を通って封入液6は流通しなければな
らず、この隙間が大きな抵抗となって、封入液6の流れ
が悪く、供給が間に合わず、特に、凹部21の周辺部に
おいて、封入液中に気泡が生ずるためである。
復帰する場合に、凹部21より主ダイアフラム1がわず
かに離れた状態においては、凹部21と主ダイアフラム
1のわずかの隙間を通って封入液6は流通しなければな
らず、この隙間が大きな抵抗となって、封入液6の流れ
が悪く、供給が間に合わず、特に、凹部21の周辺部に
おいて、封入液中に気泡が生ずるためである。
本考案は、この問題点を解決したものである。
本考案の目的は、オーバーレンジ状態より復帰する際に
生ずる出力不安定を防止し得る絶対圧測定装置を提供す
るにある。
生ずる出力不安定を防止し得る絶対圧測定装置を提供す
るにある。
第2図は本考案の一実施例の構成説明図である。
図において、第1図と同一記号は同一機能を表わす以下
第1図と相違部分のみ説明する。
第1図と相違部分のみ説明する。
25はブロック2の主として凹部21の周辺部分に設け
られ凹部21とブロック2の外部とを結ぶ導通孔である
。
られ凹部21とブロック2の外部とを結ぶ導通孔である
。
この場合は、第2図の側断面図である第3図に示す如く
、凹部21の周辺に4個、設けられている。
、凹部21の周辺に4個、設けられている。
このような装置においては、オーバーレンジ状態より復
帰する際に、封入液6の流通は、主ダイアフラム1の復
帰に充分対応でき、シールダイアフラム4側より4個所
に設けられた導通孔25及び1個の連通孔22を通って
主ダイアフラム1側に供給される。
帰する際に、封入液6の流通は、主ダイアフラム1の復
帰に充分対応でき、シールダイアフラム4側より4個所
に設けられた導通孔25及び1個の連通孔22を通って
主ダイアフラム1側に供給される。
この結果、出力不安定を生ずることがないものが得られ
る。
る。
なお、導通孔25をブロック3に設けないのは、オーバ
ーレンジにより主ダイアフラム1が凹面に密着するのは
ブロック2側のみであるからである。
ーレンジにより主ダイアフラム1が凹面に密着するのは
ブロック2側のみであるからである。
また、動作特性に影響しないかぎりにおいて、封入液6
の連通孔32による総流通抵抗は、封入液7の連通孔2
2及び導通孔25による総流通抵抗より大きくする。
の連通孔32による総流通抵抗は、封入液7の連通孔2
2及び導通孔25による総流通抵抗より大きくする。
また、連通孔22の穴径を大きくして、導通孔25とし
てもよいが、固定容量電極23が配置されているので、
穴径を大きくするには限度がある。
てもよいが、固定容量電極23が配置されているので、
穴径を大きくするには限度がある。
第4図は、本考案の他の実施例の要部構成説明図で、第
3図と同様な側断面図を示す。
3図と同様な側断面図を示す。
図において、26は凹部21の面に設けられ、連通孔2
2及び導通孔25を結ぶ溝である。
2及び導通孔25を結ぶ溝である。
本実施例においては、溝26によって、封入液6の流通
性を、更に向上させたものが得られた。
性を、更に向上させたものが得られた。
以上説明したように、本考案においては、オーバーレン
ジ状態よりの復帰時に、封入液の移動が充分でなく、封
入液に気泡等が生じて動作不安定が生ずるのを防止する
ために、主として凹部の周辺部に導入孔を設けるように
した。
ジ状態よりの復帰時に、封入液の移動が充分でなく、封
入液に気泡等が生じて動作不安定が生ずるのを防止する
ために、主として凹部の周辺部に導入孔を設けるように
した。
この結果、封入液の流通が容易となり、オーバーレンジ
状態からの復帰時に封入液の移動がなめらかに行われ、
気泡等が生ずることがなく、動作不安定を生ずることが
ない。
状態からの復帰時に封入液の移動がなめらかに行われ、
気泡等が生ずることがなく、動作不安定を生ずることが
ない。
したがって、本考案によれば、オーバーレンジ状態より
復帰する際に生ずる出力不安定を防止し得る絶対圧測定
装置を実現することができる。
復帰する際に生ずる出力不安定を防止し得る絶対圧測定
装置を実現することができる。
第1図は従来より一般に使用されている絶対圧測定装置
の従来例、第2図は本考案の一実施例の構成説明図、第
3図は第2図の側断面図、第4図は本考案の他の実施例
の構成説明図である。 1・・・主ダイアフラム、2,3・・・ブロック、21
.31・・・凹部、22,32・・・連通孔、23,3
3・・・固定容量電極、24.34、絶縁部、25・・
・導通孔、26・・・L4,5・・・シールダイアフラ
ム、6,7・・・封入液、8・・・盲プレート、9・・
・真空室。
の従来例、第2図は本考案の一実施例の構成説明図、第
3図は第2図の側断面図、第4図は本考案の他の実施例
の構成説明図である。 1・・・主ダイアフラム、2,3・・・ブロック、21
.31・・・凹部、22,32・・・連通孔、23,3
3・・・固定容量電極、24.34、絶縁部、25・・
・導通孔、26・・・L4,5・・・シールダイアフラ
ム、6,7・・・封入液、8・・・盲プレート、9・・
・真空室。
Claims (1)
- 薄板状の主ダイアフラムと、該主ダイアフラムの外周縁
部分を挾持するブロックと、該ブロック内に前記主ダイ
アプラムに面してそれぞれ設けられた皿状の凹部と、前
記ブロックの外表面の両側にそれぞれ設けられ該ブロッ
クと室を構成するシールダイアプラムと、前記凹部と前
記の室とを連絡する連通孔と、前記シールダイアフラム
の一方に接して設けられた真空室と、他方のシールダイ
アプラム側に設けられ測定圧が導入される受圧室とを具
備する絶対圧測定装置において、主として前記主ダイア
プラムが前記ブロックに挾持される周辺部分の前記真空
室側の前記凹部と前記室とを連通ずる少くとも1個の連
通孔が設けられると共に、受圧室側の前記連通孔の流通
抵抗よりも真空室側の前記連通孔と前記導圧孔による総
流通抵抗を小なるようにしたことを特徴とする絶対圧測
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1447080U JPS601395Y2 (ja) | 1980-02-06 | 1980-02-06 | 絶対圧測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1447080U JPS601395Y2 (ja) | 1980-02-06 | 1980-02-06 | 絶対圧測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56116637U JPS56116637U (ja) | 1981-09-07 |
JPS601395Y2 true JPS601395Y2 (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=29610964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1447080U Expired JPS601395Y2 (ja) | 1980-02-06 | 1980-02-06 | 絶対圧測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601395Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170120020A (ko) * | 2016-04-20 | 2017-10-30 | 토와 가부시기가이샤 | 수지 성형 장치 및 수지 성형 방법 |
-
1980
- 1980-02-06 JP JP1447080U patent/JPS601395Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170120020A (ko) * | 2016-04-20 | 2017-10-30 | 토와 가부시기가이샤 | 수지 성형 장치 및 수지 성형 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56116637U (ja) | 1981-09-07 |
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