JPS6344747Y2 - - Google Patents

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JPS6344747Y2
JPS6344747Y2 JP3263882U JP3263882U JPS6344747Y2 JP S6344747 Y2 JPS6344747 Y2 JP S6344747Y2 JP 3263882 U JP3263882 U JP 3263882U JP 3263882 U JP3263882 U JP 3263882U JP S6344747 Y2 JPS6344747 Y2 JP S6344747Y2
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JP
Japan
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pressure
diaphragm
receiving element
measurement
capacitance electrode
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JP3263882U
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JPS58136746U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力計に関するものである。更に詳
述すれば、測定流体に接するダイアフラムを移動
容量電極とし、このダイアフラムに対向して固定
容量電極が配置され、測定流体の圧力の変動によ
るダイアフラムの変位を静電容量変化として検出
するようにされた圧力計に関するものである。
第1図は、従来より一般に使用されている圧力
計の従来例である。
図において、1は測定流体を受圧するダイアフ
ラムで、移動容量電極としても機能する。2は円
柱状のボデーで、この場合は、ダイアフラム1と
一体的に構成されている。21はボデー2に設け
られた凹部で、ダイアフラム1と真空室22を構
成する。3はダイアフラム1に対向して設けられ
た円板状の固定容量電極である。固定容量電極3
は、円板状の絶縁体31,軸32と容量電極板3
3よりなる。絶縁体31はこの場合はセラミツク
が使用されている。軸32は絶縁体31の中心部
に設けられその先端321がダイアフラム1に固
着されている。容量電極板33は絶縁体31の表
面にリング状に設けられ、この場合は、蒸着され
ている。4はダイアフラム1に対向して設けら
れ、ダイアフラム1と測定室41を構成するカバ
ーである。而して、カバー4はボデー2にボルト
5により固定されている。
このようなものにおいては、測定室41に測定
圧Pmが導入されると、測定圧Pmに対応してダ
イアフラム1が変位する。而して、ダイアフラム
1と固定容量電極3との容量が変化し、測定圧
Pmに対応した静電容量が検出できる。
このようなものにおいては、真空室22が真空
に保たれているので、絶対圧は測定できるが、ゲ
ージ圧は、大気圧変動により、出力が変動するの
で、測定することができない。たとえば、
20mbarの大気圧変動がある場合、2Kg/cm2のス
パンの圧力計においては1%程度の出力ドリフト
を生ずる。
室22を大気開放とすれば、ダイアフラム1と
電極33との隙間はきわめて小さいので、大気中
の湿度が大きく影響してしまう。室22に、シリ
コン油等を封入すると、温度の変化によつて誘電
率は変化するために、温度誤差を生ずる。したが
つて、室22は真空にしなければならず、絶対圧
圧力計としてしか使用できない。
本考案は、この問題点を解決するものである。
本考案の目的は、簡単な構成により、大気圧変
動による出力圧変動を小さくして、ゲージ圧力計
としても使用し得る圧力計を提供するにある。
第2図は、本考案の一実施例の構成説明図であ
る。
図において、第1図と同一記号は同一機能を示
す。
以下、第1図と相違部分のみ説明する。
2aは、固定容量電極3を内蔵するボデーであ
る。23は真空室21と外部とを連通する連通孔
である。1aは連通孔23に設けられ、真空室2
3と外部とをシールするシールダイアフラムで、
剛性が小さいものが使用されている。6は、ボデ
ー2aに一面側が固定されたリング状のボデーで
ある。61は周側面に設けられて大気連通孔であ
る。7は、ボデー6の他端側を覆う測定ダイアフ
ラムで、その有効面積A7はシールダイアフラム
1aの有効面積A1aよりはるかに大に作られてい
る。71はシールダイアフラム1aと測定ダイア
フラム7の中央部を連結する軸である。而して、
シールダイアフラム1a、ボデー2,6と測定ダ
イアフラム7の一面側とにより大気圧室72が構
成されている。カバー4は測定ダイアフラム7の
他面側と測定室41を構成している。
以上の構成において、測定圧Pmが測定ダイア
フラム7に加わると、測定ダイアフラム7は変位
する。この変位は、軸71を介して固定容量電極
3に伝わり、ボデー2aと容量電極板33との容
量が変化し測定圧Pmに対応した静電容量が検出
できる。
この場合は、固定容量電極3に加わる力Fは F=(Pm−Pa)A7+PaA1a Pa;大気圧 となる。
したがつて、大気圧変動によりΔF=ΔPaA1a
の出力変動が生じる。この大きさを、第1図従来
例と比較すると、A1a/A7となる。シールダイア
フラム1aの有効面積A1aに比して、測定ダイア
フラム7の有効面積は、はるかに大きく構成され
ているので、A1a/A7は、きわめて小さい。
この結果、従来例と比して、大気圧変動の影響
をきわめて小さな装置を得ることができる。した
がつて、ゲージ圧力計としても使用することがで
きる。
なお、前述の実施例においては、シールダイア
フラム1aを用いたものについて説明したが、こ
れに限ることはなく、たとえば、ベローズでもよ
く、要するに、連通孔23をシールし、測定ダイ
アフラム7に対して剛性の小さなものであればよ
い。
以上説明したように、本考案によれば、簡単な
構成により、ゲージ圧力計としても使用し得る圧
力計を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来より一般に使用されている従来例
の構成説明図、第2図は本考案の一実施例の構成
説明図である。 1a…シールダイアフラム、2a…ボデー、2
1…凹部、22…真空室、23…連通孔、3…固
定容量電極、31…絶縁体、32…軸、321…
先端、33…容量電極板、4…カバー、41…測
定室、5…ボルト、6…ボデー、61…大気連通
孔、7…測定ダイアフラム、71…軸、72…大
気室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シール作用をなす受圧素子と、該受圧素子の一
    面側と真空室を構成する凹部を具える柱状のボデ
    ーと、前記真空室に設けられ前記受圧素子に対向
    して平行に設けられた固定容量電極と、該固定容
    量電極と前記受圧素子とを連結する連結軸と、一
    面側が前記受圧素子の他面側と大気を連通された
    大気圧室を構成し前記受圧素子の有効面積に比し
    大なる有効面積を有し他面側に測定流体を受圧す
    る測定ダイアフラムと、該測定ダイアフラムと前
    記受圧素子の中央部とを連結する連結棒とを具備
    してなる圧力計。
JP3263882U 1982-03-10 1982-03-10 圧力計 Granted JPS58136746U (ja)

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JP3263882U JPS58136746U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 圧力計

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JP3263882U JPS58136746U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 圧力計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58136746U JPS58136746U (ja) 1983-09-14
JPS6344747Y2 true JPS6344747Y2 (ja) 1988-11-21

Family

ID=30044234

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JP3263882U Granted JPS58136746U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 圧力計

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JPS58136746U (ja) 1983-09-14

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