JPS60139455A - インクジエツトプリントヘツド - Google Patents
インクジエツトプリントヘツドInfo
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- JPS60139455A JPS60139455A JP24686183A JP24686183A JPS60139455A JP S60139455 A JPS60139455 A JP S60139455A JP 24686183 A JP24686183 A JP 24686183A JP 24686183 A JP24686183 A JP 24686183A JP S60139455 A JPS60139455 A JP S60139455A
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- JP
- Japan
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- ink
- pressure chamber
- pressure
- ink supply
- wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/055—Devices for absorbing or preventing back-pressure
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ｆａ） 発明の技術分野
本発明はインクジエソｌ−プリン１−ヘッドに係り、特
ｔこ圧力室内に於ける、インクに加えられるインク圧力
波の共振強度を低下させることで、圧電素子を高周波駆
動した場合にもインクの噴射速度の変動を小さく抑える
ことのできるインクジェットプリントヘッドの圧力室の
構造に関する。
ｔこ圧力室内に於ける、インクに加えられるインク圧力
波の共振強度を低下させることで、圧電素子を高周波駆
動した場合にもインクの噴射速度の変動を小さく抑える
ことのできるインクジェットプリントヘッドの圧力室の
構造に関する。
ｆｂｌ 技術の背景
印字記録用インクが収容されている圧力室上に設置され
ている圧電素子に印字情報にもとすいて電圧を印加する
ことにより該圧電素子を歪ませ、この歪みによる圧力を
圧力室に伝達し、圧力室に連通して設けられているノズ
ルより圧力室内に収容されている印字用インクを記録紙
上に噴射記録するインクジェットプリント方法は周知で
る。ごのインクジェットプリント方法はノンインパクト
記録方式であり、印字記録する際の音が静かであるので
、電子計算機の出力情報を記録するのに最近広く用いら
れるようになっζきている。
ている圧電素子に印字情報にもとすいて電圧を印加する
ことにより該圧電素子を歪ませ、この歪みによる圧力を
圧力室に伝達し、圧力室に連通して設けられているノズ
ルより圧力室内に収容されている印字用インクを記録紙
上に噴射記録するインクジェットプリント方法は周知で
る。ごのインクジェットプリント方法はノンインパクト
記録方式であり、印字記録する際の音が静かであるので
、電子計算機の出力情報を記録するのに最近広く用いら
れるようになっζきている。
ｆｃｌ 従来技術と問題点
第１図はこのようなインクシェフ１−プリントヘット′
の構造を示す断面図で、ステンレス製の薄板を放電加工
法、あるいはホトエツチング法により所定の形状に形成
した後、これ等ステンレス製の薄板を溶接により接続し
て直方体形状の容器１を形成する。従っζこの容器１の
内部は前記放電加工法、あるいはボトエノチング法によ
って印字用インクを収容する圧力室２が設ＬＪられてい
る。この圧力室２の一端部にはこの圧力室２に連通ずる
インク導通路３を介してインクを記録紙上に噴射記録す
るためのノズル４が設りられており、他端部には、この
圧力室２に連通してインク室（図示せず）に連なるイン
ク供給路５が設けられている。
の構造を示す断面図で、ステンレス製の薄板を放電加工
法、あるいはホトエツチング法により所定の形状に形成
した後、これ等ステンレス製の薄板を溶接により接続し
て直方体形状の容器１を形成する。従っζこの容器１の
内部は前記放電加工法、あるいはボトエノチング法によ
って印字用インクを収容する圧力室２が設ＬＪられてい
る。この圧力室２の一端部にはこの圧力室２に連通ずる
インク導通路３を介してインクを記録紙上に噴射記録す
るためのノズル４が設りられており、他端部には、この
圧力室２に連通してインク室（図示せず）に連なるイン
ク供給路５が設けられている。
またこの圧力室２の上部には、印字情報にもとずいた所
定の印加電圧によって歪み、この歪みにもとすく応力を
圧力室２に伝達するための圧電素子６が接着剤等を用い
゛ζ接着固定されている。この圧力室２および、この圧
力室２に連なるノズル４は１個の場合もあるし、また紙
面に垂直の方向に沿って所定の間隔で多数段りられてい
る場合もある。このようなインクジェットプリントヘッ
ドの従来の圧力室の構造につき第２図および第３図を用
いて説明する。
定の印加電圧によって歪み、この歪みにもとすく応力を
圧力室２に伝達するための圧電素子６が接着剤等を用い
゛ζ接着固定されている。この圧力室２および、この圧
力室２に連なるノズル４は１個の場合もあるし、また紙
面に垂直の方向に沿って所定の間隔で多数段りられてい
る場合もある。このようなインクジェットプリントヘッ
ドの従来の圧力室の構造につき第２図および第３図を用
いて説明する。
第２図は従来のインクジェットプリントヘッドの圧力室
の部分を拡大した断面図で、第３図は従来のインクジェ
ットプリントヘッドの圧力室の部分を拡大した平面図で
ある。図示するように圧力室２の一端部はこの圧力室２
の深さ方向の寸法ｔや、圧力室２の幅方向の寸法Ｗに比
して寸法の小さいインク導通路３が設けられており、そ
の先端部はインクを記録紙（図示せず）上に噴射記録す
るためのノズル４が設ＬＪられ一ζいる。また圧力室２
の他端部は、この圧力室２の深さ方向の寸法ｔや、圧力
室２の幅方向の寸法Ｗに比して寸法の小さいインク供給
路５が設けられており、このインク供給路５の他端部は
インク室７に連なっ°ζいる。
の部分を拡大した断面図で、第３図は従来のインクジェ
ットプリントヘッドの圧力室の部分を拡大した平面図で
ある。図示するように圧力室２の一端部はこの圧力室２
の深さ方向の寸法ｔや、圧力室２の幅方向の寸法Ｗに比
して寸法の小さいインク導通路３が設けられており、そ
の先端部はインクを記録紙（図示せず）上に噴射記録す
るためのノズル４が設ＬＪられ一ζいる。また圧力室２
の他端部は、この圧力室２の深さ方向の寸法ｔや、圧力
室２の幅方向の寸法Ｗに比して寸法の小さいインク供給
路５が設けられており、このインク供給路５の他端部は
インク室７に連なっ°ζいる。
このようにインク導通路３の中心軸と、インク供給路５
の中心軸と、圧力室２の中心軸とは一直線上にある。こ
のため圧力室２上に設置した圧電素子６に印字情報にも
とすいて所定の電圧を印加して圧電素子６を歪ませると
、この歪みによって発生した圧力波８は、圧力室２の中
心部より矢印Ａ方向に示すように圧力室２の両端部の方
向へ進むが、第３図に示すように圧力室２がインク導通
路３と接続して急激にｆｉｌｌ くなる点Ｉ３と圧力室
２がインク供給路５と接続して急激に狭くなる点Ｃで反
射して矢印り方向に向かっ°ζ移動するようになる。
の中心軸と、圧力室２の中心軸とは一直線上にある。こ
のため圧力室２上に設置した圧電素子６に印字情報にも
とすいて所定の電圧を印加して圧電素子６を歪ませると
、この歪みによって発生した圧力波８は、圧力室２の中
心部より矢印Ａ方向に示すように圧力室２の両端部の方
向へ進むが、第３図に示すように圧力室２がインク導通
路３と接続して急激にｆｉｌｌ くなる点Ｉ３と圧力室
２がインク供給路５と接続して急激に狭くなる点Ｃで反
射して矢印り方向に向かっ°ζ移動するようになる。
そしてこの矢印り方向の反射波は、上記圧電素子より発
生し、圧力室２の端部のインク導通路３、およびインク
供給路５のツノ向に移動する圧力波８と共振するように
なる。この状態を第４図に示す。
生し、圧力室２の端部のインク導通路３、およびインク
供給路５のツノ向に移動する圧力波８と共振するように
なる。この状態を第４図に示す。
曲記第３図に示すように従来のインクジェットプリン１
−・ノドの圧力室２に於けるように圧力室２の幅・」法
Ｗを１．６龍とし、インク導通路３およびインク（Ｊ（
給路５の寸法を０．２ｍｍであるようにして、圧力室２
の幅寸法Ｗに対してインク導通路３、およびインク供給
路５の寸法が狭い場合、および圧力室２の中心軸と、イ
ンク導通路３とインク供給路５の中心軸が合致している
時には、特に第４図に示すように圧電素子に印加する印
加電圧の周波数が１０ Ｋ ＩＩ ｚ近傍の高周波数に
なると、圧電素子６により圧力室２に発生する圧力波と
、この圧力波が圧力室２の端部のインク導通路３、およ
びインク供給路５より反射する反射波との共振が最も激
しくなる。そして圧電素子６に電圧を印加して振動させ
、この圧力を圧力室２に伝えてインクを噴射させる粒子
化周波数が、この共振周波数の値に接近すると、この粒
子化周波数の変動を微少に抑制した場合においても、イ
ンクの噴射速度が大幅に変動するといった問題点を生し
ていた。
−・ノドの圧力室２に於けるように圧力室２の幅・」法
Ｗを１．６龍とし、インク導通路３およびインク（Ｊ（
給路５の寸法を０．２ｍｍであるようにして、圧力室２
の幅寸法Ｗに対してインク導通路３、およびインク供給
路５の寸法が狭い場合、および圧力室２の中心軸と、イ
ンク導通路３とインク供給路５の中心軸が合致している
時には、特に第４図に示すように圧電素子に印加する印
加電圧の周波数が１０ Ｋ ＩＩ ｚ近傍の高周波数に
なると、圧電素子６により圧力室２に発生する圧力波と
、この圧力波が圧力室２の端部のインク導通路３、およ
びインク供給路５より反射する反射波との共振が最も激
しくなる。そして圧電素子６に電圧を印加して振動させ
、この圧力を圧力室２に伝えてインクを噴射させる粒子
化周波数が、この共振周波数の値に接近すると、この粒
子化周波数の変動を微少に抑制した場合においても、イ
ンクの噴射速度が大幅に変動するといった問題点を生し
ていた。
＋ｄｌ 発明の目的
本発明は上記した問題点を解決するもので、圧力室内の
インクに加圧するインク圧力波がインク室内に於いて、
インク室が急激に細くなるインク供給路や、インク導通
路の箇所で反射し、この反射によって生じる反射波と前
記圧力波とが共振する度合を低下させ、圧電素子を上記
共振周波数に近づけて、高周波駆動した場合においても
、圧力室からのインクの噴射速度の変動を小さく抑える
ことができるようにした新規なインクジェットプリント
ヘッドの提供を目的とするものである。
インクに加圧するインク圧力波がインク室内に於いて、
インク室が急激に細くなるインク供給路や、インク導通
路の箇所で反射し、この反射によって生じる反射波と前
記圧力波とが共振する度合を低下させ、圧電素子を上記
共振周波数に近づけて、高周波駆動した場合においても
、圧力室からのインクの噴射速度の変動を小さく抑える
ことができるようにした新規なインクジェットプリント
ヘッドの提供を目的とするものである。
ｔｅｌ 発明の構成
かかる目的を達成するための本発明のインクジエツトプ
リントヘッドは、電気エネルギーを機械エネルギーに変
換する圧電素子と、該圧電素子に所定のパルス電圧を印
加することにより、発生ずる圧力波をインクに伝達する
圧力室と、インク滴を噴出するノズルと、圧力室よりノ
ズルに連通ずるインク導通路と、インクを収容するイン
ク室と、該インク室より圧力室に連通し、圧力室にイン
フラ供給するインク供給路とからなるインクジェットプ
リントヘットに於いて、前記圧力室のインク供給路側に
前記圧力波に対する反射波の方向を規制する傾斜壁面部
材を設けたことを特徴とするものである。
リントヘッドは、電気エネルギーを機械エネルギーに変
換する圧電素子と、該圧電素子に所定のパルス電圧を印
加することにより、発生ずる圧力波をインクに伝達する
圧力室と、インク滴を噴出するノズルと、圧力室よりノ
ズルに連通ずるインク導通路と、インクを収容するイン
ク室と、該インク室より圧力室に連通し、圧力室にイン
フラ供給するインク供給路とからなるインクジェットプ
リントヘットに於いて、前記圧力室のインク供給路側に
前記圧力波に対する反射波の方向を規制する傾斜壁面部
材を設けたことを特徴とするものである。
（ｆｌ 発明の実施例
第５図に本発明のインクジェットプリントヘットの構造
を示す要部平面図を示し、第６図に本発明のインクジェ
ットプリントヘッドおける圧力波の共振状態を示す。
を示す要部平面図を示し、第６図に本発明のインクジェ
ットプリントヘッドおける圧力波の共振状態を示す。
第５図に示すように本発明のインクジエソドブＩＪ ７
）ヘッドの構造が、従来のインクジェットプリントヘ
ッドの構造と異なる点は、圧力室ＩＩのインク供給側に
樹状の傾斜面部材を設けて当該インク供給路１２Ａと１
２［１の如く二方向に分岐している点にある。つまり図
示するように圧力室１１に斜線で示す角度θの楔１３が
打ち込まれたような構造を呈しており、この楔１３によ
って供給路が１２八と１２Ｂの如く二方向に分岐された
形となっている。この二本に分岐されているインク供給
路１２Ａ、１２Ｂのそれぞれが圧力室１１と接続する接
続点Ｅ、Ｆより、模Ｉ３の頂点Ｇに向かって伸びる二本
の線分１４．１５はインク導通路１７の中心軸１６に対
して角度０１度だり偏向している。海って従来の第２図
、第３図に示すようなインクジェットプリントヘッドの
圧力室２の構造に於けるように圧力室２の中心軸と、イ
ンクの供給路５の中心軸と、インクの導通路３の中心軸
が同一直線上に存在しない構造となっている。従って第
５図に示す本発明のインクジェットプリン１−ヘッドの
圧力室１１の上部に設置された圧電素子の圧力波をイン
ク供給路１２＾、１２Ｂへ伝播した後、インク供給路１
２Ａ、１２Ｂより反射されてくる圧力波はインク導ｆ回
路Ｉ７の中心軸１６に対して模１３の頂角θの１／２の
角度θ１で分岐されているインク供給路１２４，１２８
の二本の線分１４．１５に沿って反射されるようになる
。従って、圧電素子より圧力室に伝播する圧力波の進行
方向と、圧力室１１より発生し、インク導通路１７より
反射される反射波の進行方向と、圧力室１１より発生し
、インク供給路１２＾、１２Ｂに当たって反射する反射
波の進行方向は、それぞれ移動方向の角度がずれた状態
となり、圧電素子より発生ずる圧力波とインク供給路１
２Ａ、１２Ｂより反射された反射波と、インク導通路１
７より反射された反射波との共振現象は緩和される。そ
してこの喫１３の頂角θの１／２の角度のθ１でインク
供給路より反射される圧力波は、圧力室１１の横壁の内
壁で多重反射を繰り返して圧力室１１内部を伝播するよ
うになる。従って圧力室１１内部に於いて、インク導通
路１７、およびインク供給路１２Ａ、 １２Ｂの方向に
伝播する圧力定在波、およびインク導通路１７、および
インク供給路１２Ａ、１２Ｂより反射される反射波のよ
うな圧力定在波は複雑に交差しながら変動し、従来のイ
ンクジェットプリントヘッドの圧力室２内におけるよう
な単一定在波によって発生ずる強い共振現象が生じなく
なる。
）ヘッドの構造が、従来のインクジェットプリントヘ
ッドの構造と異なる点は、圧力室ＩＩのインク供給側に
樹状の傾斜面部材を設けて当該インク供給路１２Ａと１
２［１の如く二方向に分岐している点にある。つまり図
示するように圧力室１１に斜線で示す角度θの楔１３が
打ち込まれたような構造を呈しており、この楔１３によ
って供給路が１２八と１２Ｂの如く二方向に分岐された
形となっている。この二本に分岐されているインク供給
路１２Ａ、１２Ｂのそれぞれが圧力室１１と接続する接
続点Ｅ、Ｆより、模Ｉ３の頂点Ｇに向かって伸びる二本
の線分１４．１５はインク導通路１７の中心軸１６に対
して角度０１度だり偏向している。海って従来の第２図
、第３図に示すようなインクジェットプリントヘッドの
圧力室２の構造に於けるように圧力室２の中心軸と、イ
ンクの供給路５の中心軸と、インクの導通路３の中心軸
が同一直線上に存在しない構造となっている。従って第
５図に示す本発明のインクジェットプリン１−ヘッドの
圧力室１１の上部に設置された圧電素子の圧力波をイン
ク供給路１２＾、１２Ｂへ伝播した後、インク供給路１
２Ａ、１２Ｂより反射されてくる圧力波はインク導ｆ回
路Ｉ７の中心軸１６に対して模１３の頂角θの１／２の
角度θ１で分岐されているインク供給路１２４，１２８
の二本の線分１４．１５に沿って反射されるようになる
。従って、圧電素子より圧力室に伝播する圧力波の進行
方向と、圧力室１１より発生し、インク導通路１７より
反射される反射波の進行方向と、圧力室１１より発生し
、インク供給路１２＾、１２Ｂに当たって反射する反射
波の進行方向は、それぞれ移動方向の角度がずれた状態
となり、圧電素子より発生ずる圧力波とインク供給路１
２Ａ、１２Ｂより反射された反射波と、インク導通路１
７より反射された反射波との共振現象は緩和される。そ
してこの喫１３の頂角θの１／２の角度のθ１でインク
供給路より反射される圧力波は、圧力室１１の横壁の内
壁で多重反射を繰り返して圧力室１１内部を伝播するよ
うになる。従って圧力室１１内部に於いて、インク導通
路１７、およびインク供給路１２Ａ、 １２Ｂの方向に
伝播する圧力定在波、およびインク導通路１７、および
インク供給路１２Ａ、１２Ｂより反射される反射波のよ
うな圧力定在波は複雑に交差しながら変動し、従来のイ
ンクジェットプリントヘッドの圧力室２内におけるよう
な単一定在波によって発生ずる強い共振現象が生じなく
なる。
この状態を第６図に示す。第６図の横軸は圧力波の周波
数を示し、縦軸は圧力波のエネルギーを示す。図示する
ように本発明のインクジェットプリントへソト°の圧力
室の構造によれば、圧電素子を周波数が１０ＫＨｚ近傍
の高周波帯域で駆動させると圧力室内に於いて、圧力室
の端部のインク導通路とインク供給路とで、圧電素子よ
り発生した圧力波が反射されるごとにより生じる反射波
と前記圧力波との共振の発生は実線２１に示すようにな
るが、この共振のエネルギーの値は従来構造のインクジ
ェットプリントヘッドの圧力室に於いて発生する点線２
２で示す共振のエネルギーに比して大幅に減少している
のが判る。
数を示し、縦軸は圧力波のエネルギーを示す。図示する
ように本発明のインクジェットプリントへソト°の圧力
室の構造によれば、圧電素子を周波数が１０ＫＨｚ近傍
の高周波帯域で駆動させると圧力室内に於いて、圧力室
の端部のインク導通路とインク供給路とで、圧電素子よ
り発生した圧力波が反射されるごとにより生じる反射波
と前記圧力波との共振の発生は実線２１に示すようにな
るが、この共振のエネルギーの値は従来構造のインクジ
ェットプリントヘッドの圧力室に於いて発生する点線２
２で示す共振のエネルギーに比して大幅に減少している
のが判る。
ここでインク粒子がインク導通路１７の先端部のノズル
１８より記録紙（図示せず）に噴出する速度は圧電素子
の駆動周波数が共振周波数に近ずくにつれて、増加、減
少を繰り返しながらそのインクの噴出する速度の変動割
合を大きくしていく。そご°ζ圧力室内に於いＣ１この
圧電素子より発生ずる圧力波と圧力室の端部のインク供
給路とインク導通路とで圧力波が反射する反射波との共
振が弱いことは、このインクの噴出速度の変動割合が小
さいことを意味している。従って本発明のインクジェッ
トプリントヘッドの構造によれば、従来の構造に比較し
てより圧電素子の駆動周波数が高周波となった場合に於
いても、インクジェットプリンタのインク噴出速度の変
動が少なくてずみ、かかるインクジエソ］・プリントヘ
ッＰの構造をインクジェットプリンタに用いれば、高速
で印字の乱れない、高解像度の印字が得られる高信頼度
のインクジェットプリンタが得られる効果が生じる。
１８より記録紙（図示せず）に噴出する速度は圧電素子
の駆動周波数が共振周波数に近ずくにつれて、増加、減
少を繰り返しながらそのインクの噴出する速度の変動割
合を大きくしていく。そご°ζ圧力室内に於いＣ１この
圧電素子より発生ずる圧力波と圧力室の端部のインク供
給路とインク導通路とで圧力波が反射する反射波との共
振が弱いことは、このインクの噴出速度の変動割合が小
さいことを意味している。従って本発明のインクジェッ
トプリントヘッドの構造によれば、従来の構造に比較し
てより圧電素子の駆動周波数が高周波となった場合に於
いても、インクジェットプリンタのインク噴出速度の変
動が少なくてずみ、かかるインクジエソ］・プリントヘ
ッＰの構造をインクジェットプリンタに用いれば、高速
で印字の乱れない、高解像度の印字が得られる高信頼度
のインクジェットプリンタが得られる効果が生じる。
（ｇｌ 発明の効果
以上述べたように本発明のインクジェットプリントヘッ
ドの構造によれば、圧電素子より発生ずる圧力波の進行
方向とこの圧力波が圧力室の内部に当たって反射する反
射波の進行方向とが交差しているので、共振エネルギー
を低下させることができる。従って、圧電素子の駆動周
波数を高周波の状態とした場合に於い一ζも、インクヘ
ットより噴出するインク粒子の速度変動を小さくでき、
高速印字ができる効果を生じる。
ドの構造によれば、圧電素子より発生ずる圧力波の進行
方向とこの圧力波が圧力室の内部に当たって反射する反
射波の進行方向とが交差しているので、共振エネルギー
を低下させることができる。従って、圧電素子の駆動周
波数を高周波の状態とした場合に於い一ζも、インクヘ
ットより噴出するインク粒子の速度変動を小さくでき、
高速印字ができる効果を生じる。
第１図は従来のインクジェットプリントヘッドの構造を
示す断面図、第２図は従来のインクジエソＩ−プリント
ヘッドの圧力室の構造を示す平面図、第３図は従来のイ
ンクジェットプリントヘッドの圧力室の構造を示す平面
図、第４図は従来のインフジエソミープリンｌ−ヘッド
における圧電素子の駆動間波数と圧力波のエネルギーの
関係図、第５図は本発明のインクジェットプリントヘッ
ドの圧力室の構造を示す平面図、第６図は本発明のイン
クジェットプリントヘッドに於ける圧電素子の駆動周波
数と圧力波のエネルギーの関係図である。 図に於いて、１は容器、２，１１は圧力室、３．１７は
インク導通路、４，１８はノズル孔、５．１２Ａ、１２
Ｂはインク供給路、６は圧電素子、７はインクタンク、
８は圧力波、１３は楔、１４．１５はインク供給路の側
壁方向の線分、１６はインク導通路の中心軸、２１は本
発明のインクジェットプリントへ・ノドに於ける圧電素
子の駆動周波数と圧力波エネルギーの関係曲線、２２は
従来のインクジェットプリントへ・ノドに於ける圧電素
子の駆動周波数と圧力波エネルギーの関係曲線を示す。 第１図 。 第２図 −ＪＴ：を案釦駄動彫友歓（Ｈｚ） 第５図 第６図
示す断面図、第２図は従来のインクジエソＩ−プリント
ヘッドの圧力室の構造を示す平面図、第３図は従来のイ
ンクジェットプリントヘッドの圧力室の構造を示す平面
図、第４図は従来のインフジエソミープリンｌ−ヘッド
における圧電素子の駆動間波数と圧力波のエネルギーの
関係図、第５図は本発明のインクジェットプリントヘッ
ドの圧力室の構造を示す平面図、第６図は本発明のイン
クジェットプリントヘッドに於ける圧電素子の駆動周波
数と圧力波のエネルギーの関係図である。 図に於いて、１は容器、２，１１は圧力室、３．１７は
インク導通路、４，１８はノズル孔、５．１２Ａ、１２
Ｂはインク供給路、６は圧電素子、７はインクタンク、
８は圧力波、１３は楔、１４．１５はインク供給路の側
壁方向の線分、１６はインク導通路の中心軸、２１は本
発明のインクジェットプリントへ・ノドに於ける圧電素
子の駆動周波数と圧力波エネルギーの関係曲線、２２は
従来のインクジェットプリントへ・ノドに於ける圧電素
子の駆動周波数と圧力波エネルギーの関係曲線を示す。 第１図 。 第２図 −ＪＴ：を案釦駄動彫友歓（Ｈｚ） 第５図 第６図
Claims (1)
- 電気エネルギーを機械エネルギーに変換する圧電素子と
、該圧電素子に所定のパルス電圧を印加するごとにより
、発生ずる圧力波をインクに伝達する圧力室と、インク
滴を噴出するノズルと、圧力室よりノズルに連通ずるイ
ンク導通路と、インクを収容するインク室と、該インク
室より圧力室に連通し、圧力室にインクを供給するイン
ク供給路とからなるインクジエンドブリントへ７Ｆに於
いて、前記圧力室のインク供給路側に前記圧力波に対す
る反射波の方向を規１ｉ１Ｊする萌斜壁面部祠を設りた
ことを特徴とするインクジェットプリン１〜へソド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24686183A JPS60139455A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | インクジエツトプリントヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24686183A JPS60139455A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | インクジエツトプリントヘツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139455A true JPS60139455A (ja) | 1985-07-24 |
Family
ID=17154815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24686183A Pending JPS60139455A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | インクジエツトプリントヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139455A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4894667A (en) * | 1986-02-05 | 1990-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head having a surface inclined toward the nozzle for acting on the ink |
| EP0501777A2 (en) * | 1991-02-26 | 1992-09-02 | Videojet Systems International, Inc. | Improvements In or Relating to Drop Marking |
| US5214449A (en) * | 1991-07-02 | 1993-05-25 | Xerox Corporation | Thermal ink jet bubble containment chamber design for acoustic absorption |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP24686183A patent/JPS60139455A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4894667A (en) * | 1986-02-05 | 1990-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head having a surface inclined toward the nozzle for acting on the ink |
| US5023630A (en) * | 1986-02-05 | 1991-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head having a surface inclined toward the nozzle for acting on the ink |
| EP0501777A2 (en) * | 1991-02-26 | 1992-09-02 | Videojet Systems International, Inc. | Improvements In or Relating to Drop Marking |
| US5214449A (en) * | 1991-07-02 | 1993-05-25 | Xerox Corporation | Thermal ink jet bubble containment chamber design for acoustic absorption |
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