JPS6013940Y2 - 天窓 - Google Patents
天窓Info
- Publication number
- JPS6013940Y2 JPS6013940Y2 JP11058880U JP11058880U JPS6013940Y2 JP S6013940 Y2 JPS6013940 Y2 JP S6013940Y2 JP 11058880 U JP11058880 U JP 11058880U JP 11058880 U JP11058880 U JP 11058880U JP S6013940 Y2 JPS6013940 Y2 JP S6013940Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- gutter
- condensed water
- skylight
- inner gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は天窓に関するものである。
従来の天窓は、冬期や早朝など室外気温が室内気温に比
べて極めて低い場合には、窓ガラスの内面に結露が生じ
て、その結露水が室内に滴下するという問題を有してい
る。
べて極めて低い場合には、窓ガラスの内面に結露が生じ
て、その結露水が室内に滴下するという問題を有してい
る。
したがって、この考案の目的は、結露水の室内への滴下
を防止できる天窓を提供することである。
を防止できる天窓を提供することである。
この考案の一実施例を第1図ないし第3図を用いて説明
する。
する。
第1図はこの天窓の平面図、第2図は第1図の■−■線
断面図、第3図はその要部拡大断面図である。
断面図、第3図はその要部拡大断面図である。
すなわち、この天窓Aは、第2図に示すように、木枠を
方形に枠組して開口枠1を形J&L、この開口枠1の内
周面上部コーナを切欠いて形成した内樋嵌合凹部2に内
樋3を木ねじ4により固定し、さらに開口枠1の上部に
窓枠5を配置して、内樋3にタッピングねじ6により固
定したものである。
方形に枠組して開口枠1を形J&L、この開口枠1の内
周面上部コーナを切欠いて形成した内樋嵌合凹部2に内
樋3を木ねじ4により固定し、さらに開口枠1の上部に
窓枠5を配置して、内樋3にタッピングねじ6により固
定したものである。
内樋3は、第3図に示すように、断面路y字形状で、上
部に結露水受溝7を有するとともに下部に蒸発溝8を有
腰さらに結露水受溝7の底面に蒸発溝8に連通する水抜
孔9を設けたもので、内樋嵌合凹部2へ木ねじ4により
取付ける。
部に結露水受溝7を有するとともに下部に蒸発溝8を有
腰さらに結露水受溝7の底面に蒸発溝8に連通する水抜
孔9を設けたもので、内樋嵌合凹部2へ木ねじ4により
取付ける。
また、窓枠5は、主に外枠10と内枠11から構成し、
硬質塩ビ等の断熱シート12を介してタッピングねじ1
3により連結する。
硬質塩ビ等の断熱シート12を介してタッピングねじ1
3により連結する。
この窓枠5は、外枠10と内枠11の連結によりその開
口内周面に溝14を形成し、この溝14内に下地材15
およびパツキン16を介して透光板17の端縁を嵌着す
る。
口内周面に溝14を形成し、この溝14内に下地材15
およびパツキン16を介して透光板17の端縁を嵌着す
る。
この場合、透光板17は、強化ガラス17aと網入ガラ
ス17bをスペーサ17cを介し積層し、これらのガラ
ス17a、17bの間に密閉空気層を形成し、断熱性を
付与したものである。
ス17bをスペーサ17cを介し積層し、これらのガラ
ス17a、17bの間に密閉空気層を形成し、断熱性を
付与したものである。
そして、この窓枠5は、内枠11の導水片を兼ねる傾斜
片11aを内樋3の傾斜片3aに対向させ、両傾斜片1
1a*3a間にナイロン等で形成した断熱シート月並ワ
ッシャ18を介在させてタッピングねじ6により連結す
る。
片11aを内樋3の傾斜片3aに対向させ、両傾斜片1
1a*3a間にナイロン等で形成した断熱シート月並ワ
ッシャ18を介在させてタッピングねじ6により連結す
る。
この場合、内枠11と開口枠1の上面間に発泡ウレタン
等で形成したパツキン19を介在させる。
等で形成したパツキン19を介在させる。
また、内樋3の外側側片3bの先端を内枠11の下面に
密着させるとともに、内側側片である傾斜片3aの上端
を透光板17の下方に位置させる。
密着させるとともに、内側側片である傾斜片3aの上端
を透光板17の下方に位置させる。
なお、第3図は、方形に枠組した開口枠1の一辺の断面
図を示しているが、他の三辺の断面も同一の構成である
。
図を示しているが、他の三辺の断面も同一の構成である
。
このように構成した結果、この天窓Aを傾斜屋根に設置
すると、透光板17の下面に発生した結露水は、その下
面を伝って屋根傾斜の下方へ移動し、ついで内枠11の
傾斜片11aの傾斜下面を伝い両傾斜片11a*3a間
を下降して結露水受溝7内に受は止められ、さらに水抜
孔9から蒸発溝8内へと移動する。
すると、透光板17の下面に発生した結露水は、その下
面を伝って屋根傾斜の下方へ移動し、ついで内枠11の
傾斜片11aの傾斜下面を伝い両傾斜片11a*3a間
を下降して結露水受溝7内に受は止められ、さらに水抜
孔9から蒸発溝8内へと移動する。
一般に結露水の量は少ないため、蒸発溝8から導かれた
結露水はこで自然蒸発する。
結露水はこで自然蒸発する。
こうして透光板17の下面に発生した結露水は導水片で
ある傾斜片11aを介して全て内樋3へ確実かつスムー
ズに導かれて自然蒸発するため、結露水の室内への滴下
が確実に防止される。
ある傾斜片11aを介して全て内樋3へ確実かつスムー
ズに導かれて自然蒸発するため、結露水の室内への滴下
が確実に防止される。
また、室内側に配置する内枠11と室外側に配置する外
枠10を断熱シート12を介し連結して内枠11が外枠
10に直接液しないようにし、かつ内枠11と開口枠1
との間にもパツキン19を介在させて内枠11を断熱、
保温しているため、室内熱により暖められた内枠11の
熱がほとんど室外へ逃げることがなく、シたがって内枠
11への結露水の発生を低減できる。
枠10を断熱シート12を介し連結して内枠11が外枠
10に直接液しないようにし、かつ内枠11と開口枠1
との間にもパツキン19を介在させて内枠11を断熱、
保温しているため、室内熱により暖められた内枠11の
熱がほとんど室外へ逃げることがなく、シたがって内枠
11への結露水の発生を低減できる。
しかも、仮に内枠11に結露水が発生しても、この結露
水は内樋3の結露水受溝7に受O止められ、水抜孔9か
ら蒸発溝8に移行されて蒸発するため、上記と同様、室
内への結露水の滴下を防止できる。
水は内樋3の結露水受溝7に受O止められ、水抜孔9か
ら蒸発溝8に移行されて蒸発するため、上記と同様、室
内への結露水の滴下を防止できる。
さらに、内樋3を内枠11と断熱シート兼用ワッシャ1
8を介して連結して内樋3と内枠11の断熱を行なって
いるため、内樋表面温度はほとんど室温と同一となり、
内樋3への結露水の発生を防止できて、内樋3から開口
枠1への結露水の伝え流れも生じない。
8を介して連結して内樋3と内枠11の断熱を行なって
いるため、内樋表面温度はほとんど室温と同一となり、
内樋3への結露水の発生を防止できて、内樋3から開口
枠1への結露水の伝え流れも生じない。
さらにまた、傾斜片3a、llaを介して窓枠5を内樋
3に連結することができるため、室内側から容易にドラ
イバー等を用いて窓枠5を取付けることができる。
3に連結することができるため、室内側から容易にドラ
イバー等を用いて窓枠5を取付けることができる。
以上のように、この考案の天窓によれば、結露水の室内
への滴下を確実に防止できるという効果が得られる。
への滴下を確実に防止できるという効果が得られる。
第1図はこの考案の一実施例の平面図、第2図は第1図
■−■線断面図、第3図はその要部拡大断面図である。 1・・・・・・開口枠、3・・・・・・内樋、5・・・
・・・窓枠、11a・・・・・・傾斜片(導水片)、1
7・・・・・・透光板、A・・・・・・天窓。
■−■線断面図、第3図はその要部拡大断面図である。 1・・・・・・開口枠、3・・・・・・内樋、5・・・
・・・窓枠、11a・・・・・・傾斜片(導水片)、1
7・・・・・・透光板、A・・・・・・天窓。
Claims (1)
- 開口枠と、この開口枠の内周に取付けた内樋と、透光板
を嵌着して前記開口枠に冠着した窓枠と、この窓枠の下
面内周縁から前記内樋の上方に向けて垂れ下げた導水片
とを備えた天窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11058880U JPS6013940Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 天窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11058880U JPS6013940Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 天窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732433U JPS5732433U (ja) | 1982-02-20 |
JPS6013940Y2 true JPS6013940Y2 (ja) | 1985-05-04 |
Family
ID=29471719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11058880U Expired JPS6013940Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 天窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013940Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP11058880U patent/JPS6013940Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5732433U (ja) | 1982-02-20 |