JPS6013899B2 - トレ−等を使用して包装する食品の殺菌方法。 - Google Patents
トレ−等を使用して包装する食品の殺菌方法。Info
- Publication number
- JPS6013899B2 JPS6013899B2 JP54011526A JP1152679A JPS6013899B2 JP S6013899 B2 JPS6013899 B2 JP S6013899B2 JP 54011526 A JP54011526 A JP 54011526A JP 1152679 A JP1152679 A JP 1152679A JP S6013899 B2 JPS6013899 B2 JP S6013899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- container
- tray
- packaged
- sterilizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発名明は食味及び風合が損なわれずに保存されるこ
とを菱する惣孫類「弁当等の調理された食品を殺菌する
方法に関する。
とを菱する惣孫類「弁当等の調理された食品を殺菌する
方法に関する。
前記惣孫類、弁当等などの食品工場において大量生産し
た後、流通機構に乗せて大量に販売する際に、最も重要
なことは或る期間品質が保証され、食中毒が確実に防が
れることである。
た後、流通機構に乗せて大量に販売する際に、最も重要
なことは或る期間品質が保証され、食中毒が確実に防が
れることである。
このような目的に供するものとして、従来レトルト方式
による加熱殺菌法がある。
による加熱殺菌法がある。
このレトルト方式は加圧蒸気釜による110〜130℃
の高温加圧蒸気を用いて、調理された食品を加熱殺菌す
るものであり、長期間の保存に適するという長所を有し
ている。しかし惣採類、弁当等は高温加圧蒸気によって
食味や風合し・が著しく損なわれて、商品価値が低下す
るという問題がある。惣採類、弁当等の調理された食品
の保存期間は長期にわたる必要はなく、例えば5日間〜
2週間の比較的短期間において、その品質が確実に保証
されればよい。
の高温加圧蒸気を用いて、調理された食品を加熱殺菌す
るものであり、長期間の保存に適するという長所を有し
ている。しかし惣採類、弁当等は高温加圧蒸気によって
食味や風合し・が著しく損なわれて、商品価値が低下す
るという問題がある。惣採類、弁当等の調理された食品
の保存期間は長期にわたる必要はなく、例えば5日間〜
2週間の比較的短期間において、その品質が確実に保証
されればよい。
その代わりに、これら調理された食品の食や風合し、が
損なわれずに前記保証期間中商品価値を保つことが要求
される。本発明は上記に鑑みて発明されたものであって
、トレー等の容器に調理された食品を戦層し、これらを
空気の流通が抵抗なく行われる程度の大きさの通孔を有
するプラスチックフィルムシート、プラスチック袋等の
被覆材で被覆し、次いでこれら全体に非加圧式蒸し器の
蒸気による加熱殺菌処理を施した後、無菌状態下で冷却
し前記通孔をシールすることを特徴とするものである。
損なわれずに前記保証期間中商品価値を保つことが要求
される。本発明は上記に鑑みて発明されたものであって
、トレー等の容器に調理された食品を戦層し、これらを
空気の流通が抵抗なく行われる程度の大きさの通孔を有
するプラスチックフィルムシート、プラスチック袋等の
被覆材で被覆し、次いでこれら全体に非加圧式蒸し器の
蒸気による加熱殺菌処理を施した後、無菌状態下で冷却
し前記通孔をシールすることを特徴とするものである。
以下、図面に従ってこの発明の一実施例を述べると、合
成樹脂で形成された容器1に調理された食品A、例えば
惣探類、弁当、麺類、煮豆類、玉子類、ダンゴ等を教導
し、該容器の口緑部にバリャー性の高いプラスチックフ
ィルムシート2を熱接着して包装するプリパッケージに
おいては、あらかじめフィルムシート2側に一又は複数
個の空気の流通が抵抗なく行なわれる程度の大きさの通
孔3を設けておき「非加圧式蒸し器(滅菌庫)に蒸気に
よる加熱殺菌し、完全無菌とした後、無菌状態下で冷却
し前記通孔3にシール材4でシールし外気を遮断するも
のである。又、皿型の容器則ちトレー1′に調理された
食品Aを敷直し「 これらをバリャー性の高いプラスチ
ック袋2′に挿入して密閉するトレー包装においても上
記と同様にプラスチック袋2′に空気の流通が抵抗なく
行なわれる程度の大きさの通孔3を設けておき、前述の
加熱殺菌し「完全無菌とした後、無菌状態下で冷却し通
孔3にシール材4でシールし外気を遮断するものである
。
成樹脂で形成された容器1に調理された食品A、例えば
惣探類、弁当、麺類、煮豆類、玉子類、ダンゴ等を教導
し、該容器の口緑部にバリャー性の高いプラスチックフ
ィルムシート2を熱接着して包装するプリパッケージに
おいては、あらかじめフィルムシート2側に一又は複数
個の空気の流通が抵抗なく行なわれる程度の大きさの通
孔3を設けておき「非加圧式蒸し器(滅菌庫)に蒸気に
よる加熱殺菌し、完全無菌とした後、無菌状態下で冷却
し前記通孔3にシール材4でシールし外気を遮断するも
のである。又、皿型の容器則ちトレー1′に調理された
食品Aを敷直し「 これらをバリャー性の高いプラスチ
ック袋2′に挿入して密閉するトレー包装においても上
記と同様にプラスチック袋2′に空気の流通が抵抗なく
行なわれる程度の大きさの通孔3を設けておき、前述の
加熱殺菌し「完全無菌とした後、無菌状態下で冷却し通
孔3にシール材4でシールし外気を遮断するものである
。
本発明方法は圧力調整ができない非加圧式蒸し器の蒸気
によって加熱殺菌しているが、包装内に内部に残気が存
在しても加熱殺菌中に膨張した残気は通抗3を通り外部
に抜けるためフィルムシート2やプラスチック袋2「が
破裂或し、に剥離しない。
によって加熱殺菌しているが、包装内に内部に残気が存
在しても加熱殺菌中に膨張した残気は通抗3を通り外部
に抜けるためフィルムシート2やプラスチック袋2「が
破裂或し、に剥離しない。
又加熱殺菌処理を施した後〜無菌状態下で冷却し(強制
冷却、自然冷却のいずれでもよい。)、被覆材内の蒸気
圧が外部のそれと均衡するのを待って(この間外部より
空気が通孔を経て流入するが、この空気は無菌状態であ
る。)通孔をシールするので、被覆材が収縮して内部食
品に密着するようなことはなく、良好な製品を得ること
ができる。上記実施例ではプラスチック袋2′などに孔
をあげ、これをシール材4でシールしているが、同様の
作用、効果を有するような通孔3、例えばプラスチック
袋2′の隅部を切断してなる通孔を熱溶着などの手段を
利用してシールするようにしてもよい。
冷却、自然冷却のいずれでもよい。)、被覆材内の蒸気
圧が外部のそれと均衡するのを待って(この間外部より
空気が通孔を経て流入するが、この空気は無菌状態であ
る。)通孔をシールするので、被覆材が収縮して内部食
品に密着するようなことはなく、良好な製品を得ること
ができる。上記実施例ではプラスチック袋2′などに孔
をあげ、これをシール材4でシールしているが、同様の
作用、効果を有するような通孔3、例えばプラスチック
袋2′の隅部を切断してなる通孔を熱溶着などの手段を
利用してシールするようにしてもよい。
本発明は上記構成を有するので、次のような効果を奏す
ることができる。
ることができる。
■ 本発明は食味及び風合し、が損なわれずに保存され
ることを要する惣孫類、弁当等の調理された食品を加熱
殺菌する方法に係るものであるが、この加熱殺菌を非加
圧式蒸し器の蒸気によって行っているため、蒸気の温度
も10び0以下となり〜食品には圧力がかからないので
、前記調理された食品の食味及び風合いを保つことがで
きる。
ることを要する惣孫類、弁当等の調理された食品を加熱
殺菌する方法に係るものであるが、この加熱殺菌を非加
圧式蒸し器の蒸気によって行っているため、蒸気の温度
も10び0以下となり〜食品には圧力がかからないので
、前記調理された食品の食味及び風合いを保つことがで
きる。
しかも比較的短期間(2週間程度まで)の保存には前記
加熱殺菌が十分にその機能を発揮することができる。■
トレー等の容器によって調理された食品はその形態を
保護されると共に、前述の如く被覆材が収緒して内部食
品に密着することがないので、調理された食品のフワッ
とした風合し、が保たれ、商品価値のあるものとなる。
加熱殺菌が十分にその機能を発揮することができる。■
トレー等の容器によって調理された食品はその形態を
保護されると共に、前述の如く被覆材が収緒して内部食
品に密着することがないので、調理された食品のフワッ
とした風合し、が保たれ、商品価値のあるものとなる。
■ レトルト方式によるような高価な設備が不要となり
「加熱殺菌に要するコストを低減させることができる。
「加熱殺菌に要するコストを低減させることができる。
図蘭の簡単な説明第1図はこの発明の一実施例を述べる
説明図、第2図はこの発明の他の実施例を述べる断面図
である。
説明図、第2図はこの発明の他の実施例を述べる断面図
である。
亀・…・・容器、翼′……トレー〜 2・…。
〇プラスチックフィルムシート、2′……プラスチック
袋「3……通孔、A…・・・食品。第1図 第2図
袋「3……通孔、A…・・・食品。第1図 第2図
Claims (1)
- 1 食味及び風合いが損なわれずに保存されることを要
する惣採類、弁当等の調理された食品を殺菌する方法に
おいて、トレー等の容器に調理された食品を載置し、こ
れらを空気の流通が抵抗なく行なわれる程度の大きさの
通孔を有するプラスチツクフイルムシート、プラスチツ
ク袋等の被覆材で被覆し、次いでこれら全体に非加圧式
蒸し器の蒸気による加熱殺菌処理を施した後、無菌状態
下で冷却し前記通孔をシールすることを特徴とするトレ
ー等を使用して包装する食品の殺菌方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54011526A JPS6013899B2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | トレ−等を使用して包装する食品の殺菌方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54011526A JPS6013899B2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | トレ−等を使用して包装する食品の殺菌方法。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55108279A JPS55108279A (en) | 1980-08-20 |
JPS6013899B2 true JPS6013899B2 (ja) | 1985-04-10 |
Family
ID=11780404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54011526A Expired JPS6013899B2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | トレ−等を使用して包装する食品の殺菌方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013899B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011092159A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Tablemark Co Ltd | 無菌包装食品の製造方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59103822A (ja) * | 1982-11-22 | 1984-06-15 | 旭化成株式会社 | トレ−包装品の加熱殺菌方法 |
JPH0827610A (ja) * | 1994-07-07 | 1996-01-30 | Toshio Kojima | 冷却ラジエタ−ファンを備えた帽子 |
JP2014117196A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Hokushin Shoji:Kk | 食品の殺菌加工方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5024457A (ja) * | 1973-07-06 | 1975-03-15 |
-
1979
- 1979-02-02 JP JP54011526A patent/JPS6013899B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5024457A (ja) * | 1973-07-06 | 1975-03-15 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011092159A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Tablemark Co Ltd | 無菌包装食品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55108279A (en) | 1980-08-20 |
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