JPS60138533A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、原稿を露光位置を通過させることにより露光
を行なう複写装置に関する。

従来技術 従来、走査光学系を静止させて露光を行なう方式をとっ
ている複写機では、１回の原稿セット動作に則し１枚の
コピーしか得られず、複数のコピーを得るためには、必
要枚数に対応する回数だけ原稿を原稿搬送装置にセット
する作業を行なわなければならなかった。

この難点を解消するために、第１図に示すように、原稿
を搬送ベルト２３により回転させて送る方式のものが知
られている。２１はコンタクトガラス、２２はベルトプ
ーリ、２４はガイド、２５は案内ローラである。この方
式でリピートコピーを行なう場合、ガイドバスが長いた
め原稿を１サイクル回転させるのに時間を要すること、
装置が大型化すること、回転を重ねるにしたがって原稿
の位置が変動するなどの欠点がある。

目的 本発明の目的は、上述せる従来の欠点を除去した冒頭で
述べた形式の複写装置を提供することである。

構成 次に、本発明の実施例を添付の図面の第２図によシ説明
する。

第２図に図示した本発明による複写装置は、原稿１の載
置用テーブル２と該テーブル２よシ挿入される原稿１を
検知するためのセンサ３を有する。

１７は制御回路である。原稿の送り方向に見てセンサ３
の後に配置されている送りローラ対４がセンサ３の原稿
検知信号によシ制御回路１７を介して図示されていない
駆動装置によシ回転せしめられる。送シローラ対４から
さらに搬送方向下流側に、２つの方向に切替え可能な切
替え爪５が配置されている。この切替え爪５は、原稿１
の搬送方向を切替えるために用いるもので、原稿１を露
光のためにテーブル２から露光位置へ供給する際には、
上記原稿検知信号により制御回路１７をブｒして図示さ
れていない１駆動装置によって第２図に点線で示したＡ
の位置に選定されている。

送９０−ラ対４により送り出され、切替え爪５により誘
導された原稿１は、コンタクトガラス６と搬送ベルト７
の間に送り込まれる。無端の搬送ベルト７は、制御回路
１７を弁して図示されていない駆動装置によって駆動さ
れるベルトブーｌ７８ａ及び従動ベルトプーリ８ｂに巻
付けられており、搬送ヘルド７はこのときＣ方向に回動
させられる。

その際、コンタクトガラス６と搬送ベルト７の間に送り
込まれた原稿は搬送ベルト７によりコンタクトガラス上
を搬送され、このとき露光位置Ｐで露光される。１５は
照明装置である。搬送ベルト７の回動速度は、感光体ド
ラムの回動速度に等しく選定される。原稿１をコンタク
トガラス６に対してほぼ均等に圧接することができるよ
うに、ベルトプーリ８の間にいくつかの抑圧ころ９が配
置されている。抑圧ころ９の数と配置態様は、谷サイズ
の原稿にほぼ均等に搬送力を与えるように考慮されてい
る。

露光開始及び感光体ドラムへの転写紙の給送スタートは
、送りローラ対４と切替え爪５の間に設けられたセンサ
１０を原稿１の先端が通過した際にセンサｌＯより発せ
られる信号によシ、所定のタイミングで制御される。ま
た露光完了信号は、原稿１の後端がセンサ１０を通過し
た信号により、所定のタイミングをとって出される。

この露光完了信号によシ搬送ベルト７が逆転駆動され、
即ち第１図で方向りに駆動される。従って原稿ｌは、搬
送ベルト７によりそれまでの搬送方向とは逆の方向に送
り出され、Ｂ位置にある切替え爪５を通過した後ガイド
）ｆｉｌｌに沿って上方へ円弧状に案内され、そして露
光完了信号によシ排紙方向に駆動されている排紙ローラ
対１２により部分的に機外へ送り出される。１３．１６
は排紙トレイである。

排紙ローラ対１２は、この排紙ロー２対１２と露光位置
Ｐの間に配置されセンサ１４を原稿１の後端が通過した
時点で停止される。その後排紙ローラ勾１２は逆方向へ
回転し、即ち原稿１をコンタクトカラス６上へもたらす
方向へ回転する。この回転により原稿１の先端がセンサ
１４を通過すると、露光開始信号と転写紙の給紙開始信
号が形成され、さらに搬送ベルト７がＣ方向に再び逆転
駆動される。それによって原稿１が露光位置に送り込ま
れ、再度の露光が行なわれる。

その後のリピートコピーは、上記のサイクルを繰り返す
ことにより行なわれ、所定数のコピーを完了する。

本発明の他の実施例では、原稿の戻り過程（Ｄ方向）で
露光を行なうこともできる。この場合、露光開始信号と
搬送ベルト逆転情号は、送りロー２対４により送り出さ
れた原稿１の後端がセンサ１０を通過した時点で生成さ
れ、また原稿１がガイド板１１に沿って往復動される場
合には、排紙ローラ対１２によシ搬送ベルト７方向へ送
られる原稿１の後端がセンサ１４を通過した時点で生成
される。転写紙の給送スタート制御は、搬送ベルト７に
よシＤ方向へ排紙ローラ幻１２方向へ搬送される原稿１
の先端がセンサ１４を通過した際に行なわれる。

上記の２つの実施例では、リピートコピ一時の原稿逆転
搬送方向を装置上部にとっているが、これに限定する必
要はなく、例えばテーブル２の下部に空間を設けて往復
搬送する経路も実施可能である。

コピー終了後の原稿の排出は、排紙トレイ１３．１６の
いずれを用いても可能である。

切替え爪５の位置選定は、上記実施例では制御回路を弁
して駆動装置を用いて行なっているが、切替え爪を次の
ように形成することも可能である。

即ち切替え爪がばねにより常にＢ位置に保持され、送シ
ローラ対４により送り出された原稿の先端によってＡの
位置へもたらされ、そして原稿の通過後Ｂの位置へばね
の作用のもとに戻るように形成することも可能である。

本発明による複写装置の構成は、上記の実施例のごとく
原稿を１枚ずつセットするタイプの複写装置に限定され
るものではなく、積載紙を１枚ずつ自動的に繰り出すタ
イプの複写装置にも適用可能である。センサ３または１
０により紙の長さを自動的に検出するようにすれば、原
稿移動式複写機能と走査光学系移動式複写機能とを兼備
する複写装置にて原稿の長さに対応していずれかの複写
機能を自動的に選択することができる。

効果 本発明による複写装置では、同一搬送部材による正逆転
送りがくシ返し行なわれるため、原稿の横位置のずれが
累積される心配はない。部ち、正転時のずれは逆転時に
、逆転時のずれは正転時に修正される。

排紙トレイ１３．１６にて少なくとも部分的に原稿を機
外に排出させるこ゛とができるため、搬送方向にてコン
タクトガラスの長さよりも長い原稿もリピートコピーす
ることができる。しかも、普通サイズの複写時に於ては
、送９方向にて原稿の長さに対応したパスで原稿が搬送
されるため、処理スピードのロスを最小限にとどめるこ
とができる。

さらに、従来のものに比べ装置を小型化、軽量化できる
ことも利点である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の原稿回転式送り装置の図式断面図、第２
図は本発明による複写装置の図式断面図である。 １・・・原稿 Ｐ・・・露光位置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿を露光位置を通過させることにより露光を行う複写
   装置に於て、露光位置に対し原稿がくり返し往復して通
   過可能であること、およびその往動過程または復動過程
   にて露光を行うことを特徴とする複写装置。