JPS60138095A - 陽極酸化アルミニウム物品の着色方法 - Google Patents

陽極酸化アルミニウム物品の着色方法

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JPS60138095A
JPS60138095A JP59230024A JP23002484A JPS60138095A JP S60138095 A JPS60138095 A JP S60138095A JP 59230024 A JP59230024 A JP 59230024A JP 23002484 A JP23002484 A JP 23002484A JP S60138095 A JPS60138095 A JP S60138095A
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acid
coloring
anodized
sealing
aluminum article
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JP59230024A
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ホセ・ルイス・ガザポ
ダン・フアーン
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Alcan International Ltd Canada
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D11/00Electrolytic coating by surface reaction, i.e. forming conversion layers
    • C25D11/02Anodisation
    • C25D11/04Anodisation of aluminium or alloys based thereon
    • C25D11/18After-treatment, e.g. pore-sealing
    • C25D11/24Chemical after-treatment
    • C25D11/246Chemical after-treatment for sealing layers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D11/00Electrolytic coating by surface reaction, i.e. forming conversion layers
    • C25D11/02Anodisation
    • C25D11/04Anodisation of aluminium or alloys based thereon
    • C25D11/18After-treatment, e.g. pore-sealing
    • C25D11/24Chemical after-treatment

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 ゛本発明は陽極酸化処理済のアルミニウム物品の着色に
関し、特に本発明は陽極酸化アルミニウム物品の表面に
耐候性及び耐紫外線性を示す青色着色を生じさせる非電
解式着色方法に関する。
従来の技術 有機染料を用いて陽極酸化アルミニウムに着色をなすこ
とは周知であるが、そのような着色は屋外条件に対して
ほとんど耐性を示さず、屋外曝露時に比較的早く遜色す
る。
大気に連続的に曝されている窓枠のような陽極酸化アル
ミニウム部材については、電気分解式(電解式)着色法
を用いるのが今日一般的になってきている。そのような
電解式着色法は極めて安定な着色をもたらし、その着色
社普通どちらかといえば暗色である。しかし電解式着色
法は、使用される電力、労働力及び資本設備コストに関
して費用が嵩む。
電解式方法で達成しうるよシも経済的に陽極酸化アルミ
ニウムを着色法が(たとえ多少安定性の損失が生じると
しても)、要求されている。
発明が解決しようとする間顕点 本発明の方法は、最初は陽極酸化アルミニウムの非常に
薄い青色着色のための特殊な要求に応える目的で開発研
究されたものであるが、この明細書に記載される本発明
方法は極めて広範囲の彩度及び色相の青色を生じさせる
のに採用できる。
本発明の一態様で解決される一つの問題は、自動車用バ
ンパーの着色である。現在、慣用のクロムメッキ鋼バン
パーは、陽極酸化アルミニウム合金ノミンパーによって
取って替わられようとしている。そのような合金バンパ
ーは、大きな耐衝撃性を具備するように7000系の銅
含有合金から製造されるのが普通である。しかし、その
ような合金が陽極酸化処理される場合に、その陽極酸化
皮膜は多少黄色を帯びた色調を示す傾向があり、このよ
うな色調が消費者の好みに合わないことがちシうる。ア
ルミニウム合金バンパーに対するこのような消費者の拒
否の可能性を避けるため、自動車製造業者は、従来のク
ロムメッキの外観を模擬 。
するため、そして望ましくない帯黄色調(すなわち、銅
含有アルミニウム合金の陽極酸化時に現れる色調)をか
くすために、陽極酸化皮膜を極めて薄い青色に着色する
手段を探究している。
かかる目的を満足させるためには、その着色は屋外条件
への曝露の際に満足しうる光堅牢度を示さなければなら
ない。
自動車バンパーの製造は、大容積操作であるから、その
ような物品の陽極酸化皮膜の着色方法は。
操作条件の非常に厳密な制御を必要としないものである
のが好ましい。従って本発明の諸口的のうちでも、特に
操作パラメーターを余シ厳密には制御しなくても操作で
きる着色方法を提供することは望ましいことである。
古くから、陽極酸化皮膜は純粋に化学的な二段浸漬法に
よシ無機顔料物質によって着色できることが知られてい
る。すなわち、その二段浸漬法では、陽極酸化アルミニ
ウムを連続した二つの浴に浸漬し、その第1の浴から可
溶性化学成分を吸収させ次いで反応させて不溶性顔料を
沈析させることによシ、その顔料が陽極酸化皮膜の上ま
たは中に沈析され着色が達成される。
この方式で陽極酸化アルミニウムを着色する非常に゛多
様な操作方法が過去50年間は提案されてきているが、
得られる着色が天候及び紫外線に対して安定であるのは
、極めて少ない方法においてだけである。また着色され
た陽極酸化アルミニウムが屋外条件へ曝露されたときに
比較的安定である青色、及びクロムメッキの外観の模擬
のために使用できる青色を、非電解法によって生じさせ
るのが可能である仁とは、従来見出されてぃなかった。
青色が六価モリブデン化合物を酸性溶液中で還元するこ
とによシ得られることは、同知である。
英国特許第1,383,241号明細書には、陽極酸化
アルミニウム′lr:電解法で着色することが提案され
ておシ、その方法ではモリブデンまたはタングステンの
イオン化可能化合物を含む電解液中に浸漬した陽極酸化
処理済のアルミニウムと対電極との間に交流電流を流が
す。その電解法において特定的に用いられる化合物は、
酸性化したヘゾタモリブデン酸アンモニウム、珪モリブ
デン酸(H8Si(MO207)6) または珪タング
ステン酸〔H8(W2O3)6〕であった。安定な青色
が得られたと述べられている。この着色方法は既に別の
電解液中で電解法によシある色に着色されている陽極酸
化皮膜をさらに着色するのにも使用できた。
特公昭55−6448号明細書に記載されたモリブデン
酸塩の酸性溶液中で陽極酸化アルミニウム物品をカソー
ド9として用いる直流電解式着色法で安定な青色が得ら
れると述べられている。
ドイツ特許第2,364,405号明細書においては、
既に電解法で着色された陽極酸化アルミニウムを、ポリ
珪モリブデン酸、ポリ珪タングステン酸、ポリ燐モリブ
デン酸またはポリ燐タングステン酸を含む電解液中でさ
らに電解着色すると1着色均一性の欠如のような欠陥が
生じうると説明されている。しかし安定かつ均一な着色
は、銅よりも電気的に陰性のある限定された範囲の元素
類の塩の溶液中で電解法で着色された陽極酸化アルミニ
ウムを、次いでポリ珪モリノデン酸、ポリ珪タングステ
ン酸、ポリ燐モリブデン酸またはポリ燐タングステン酸
の溶液中に浸漬する場合に得られると述べられている。
そのようなポリへテロモリブデン酸またはポリへテロタ
ングステン酸による基本的着色は、そのようなポリへテ
ロ酸と:前の電解着色工程で陽極酸化皮膜の細孔中に沈
析した金観粒子と;の間の反応の結果であると思われる
仁の二段処理法では灰色の着色がなされた。着色は陽極
酸化アルミニウム物品を塩化第一錫のような還元剤の溶
液に浸漬する第3段階工程を用いることによって強調さ
れたと述べられている。しかし、このドイツ特許明細書
においては、二段階薬品浸漬法によるいずれの方法にお
いても着色均一性及び着色再現性を得るのは困難であっ
たことが明瞭に認識されていた。
ドイツ特許第2,364,405号明細書において。
陽極酸化アルミニウム物品(電解着色に付されていない
もの)を燐または珪素とモリブデンまたはタングステン
とのポリヘテロ酸の溶液中に浸漬することによシ、その
陽極酸化アルミニウム上に安定な光堅牢性着色が得られ
うるということは、全く示唆されていない。
問題点を解決するための手段 ここに我々は、非常に有用な耐曝露性の青色着色が、陽
極酸化アルミニウム物品を燐モリブデン酸または珪モリ
ブデン酸(ただし対応するポリへテロタングステン酸、
すなわち燐タングステン酸及び珪タングステン酸は不可
)に浸漬し1次いで強還元剤の溶液に浸漬し、最後に陽
極酸化皮膜を封孔処理することによル、得られることを
発見した。殊に有利な結果は還元剤が第一錫塩であると
きに得られる。
一層広範囲の青色は燐モリブデン酸を用いた場合に得ら
れるけれども、有用な淡青色(例えばクロムメッキの模
擬に使用できるもの)は、珪モリブデン酸を用いて得ら
れる。
作用 本発明の実施において最良の結果は0.1〜1511/
Itの燐モリブデン酸または珪モリブデン酸の溶液を用
いて得られることが判明した。1〜1517ノ、さらに
好ましくは2〜1011/73の燐モリブデン酸を含む
溶液を用いる場合は、物品をすすぎ洗いしてから還元剤
中に浸漬して、一方の浴から次の浴への過剰の薬剤の持
込みを防ぐのが好ましい。
燐モリブデン酸溶液のpHは1元来のpH値(すなわち
純水中での当該11度におけるpH値)付近であるのが
好ましい。そのpH値が高すぎると所望の青色は発現し
ないのでpHは酸の元来のpH値よシも約1単位(1p
Hスケール)高くならないようにするのが好ましい、 
pHの下限は普通1以上であシ、好ましくは1.3以上
である。
燐モリブデン酸及び珪モリブデン酸は市販入手しうるポ
リへテロ酸である。酸浴の温度は15〜40℃の範囲内
の選定された温度に維持するのが好ましく1周囲源度が
殊に好ましいが、上記範囲よシも高いまたは低い温度も
使用できる。浴が適度な一定の温度に維持されれば、満
足すべき均一な結果が得られる。しかし温度は陽極酸化
皮膜中への燐モリブデン酸の吸収に実質的な影響を示さ
ない。
陽極酸化アルミニウムを燐モリブデン酸(または珪モリ
ブデン酸)の完全吸収を行うのに足る時間にわたって(
通常は約3〜4分間必要とされる)浴中に保持すること
の要件以外は、第1浴中における陽極酸化アルミニウム
の浸漬時間に要件はなく、また最終的な色はその浸漬時
間に実質上左右されない。
約1971以上のポリへテロ酸を含む溶液を第1浴とし
て用いる場合は、浸漬された陽極酸化アルミニウムの表
面から過剰の溶液を除去して第2段階の還元浴の汚染を
防ぐのが好ましい。その除去は脱イオン水でのすすぎ洗
いによって行うのが好ましい。燐モリブデン酸は浸漬中
に陽極酸化皮膜の細孔中へ吸収され、従ってその施膜の
表面から過剰燐モリブデン酸の除去のだめの水洗は、所
望の発現にわずかに悪影響を与えるにすぎない。
不適当な水洗は1着色均一性の幾分かの損失を招くこと
がある。
しかしながら、深い彩度を所望する場合には。
過度の水洗は避けるべきである。好ましくは、水洗は1
分間以上続けるべきではない。実際、約11/IIまた
はそれ以下の薄いポリへテロ酸濃度を用いる場合には全
く水洗しないのが好ましく、このような低濃度では着色
均一性の損失は全く生じないことが判明した。
第2段階では、陽極酸化アルミニウムは、第1段階で吸
収されたポリへテロ酸による色の完全な発現を達成する
のに十分な時間浸漬されるのが好ましい。この場合も浸
漬時間については、最小浸漬時間(普通は約1分間)を
越えることの要件以外は、特に要件はない。
電解式着色法とは対照的に、最小浸漬時間を越えること
を条件として、いずれの薬品浸漬段階における陽極酸化
アルミニウムの浸漬に関して特に要件がない。
回分式薬品浸漬着色法を用いる場合、その工程が浸漬時
間に実質上左右されないことは有利であシ、また満足す
べき商業的操作のためには実質上必須である。なんとな
れば、加工物品の下端部は上端部よシも、#1とんど必
然的に長い時間浸漬され、従って(もし浸漬時間が重要
な要件であるならば)着色均一性を失なうおそれがある
からである。
還元剤として第一錫塩が用いられる場合には。
安定剤を添加してその第一錫塩の酸化速度を低く抑える
べきである。スルホ7タル酸及びスルホサリチル酸は、
この目的のための安定剤として周知であシ、これらの物
質の一つを、硫酸第一錫浴(例えば5〜1011/lの
濃度)に適量(2〜101/l)添加するのが好ましい
。使用される安定剤は着色およびその光堅牢度に多少の
影響を与える。他方還元浴(硫酸第一錫溶液)の温度は
着色の強さく彩度)に11とんどまたは全く影I#を与
えないので、第2浴は15〜25℃の温度に維持するの
が便宜である。
その他の公知の酸化防止安定剤を上記の有機酸の代シに
用いることもできる(ただし、それらが次に行なわれる
陽極酸化皮膜の封孔処理の質に何らの実質的な程度の影
響を与えないことを条件とする)。例えばフェノールス
ルホン酸を使用することができ、また特許品のそのよう
な酸化防止剤を入手することもできる。
硫酸第一錫の還元剤の代シに類似の還元能力をもつその
他の還元剤の浴を用いることができるが。
そのような代替還元剤が水溶液状態において適切な抗酸
化安定作用を受けうろことを条件とする。
しかし毒性の問題及び安定性の問題のために、硫酸第一
錫は他の代替品よシもはるかに好ましい。
硫酸第一錫及び硫酸す+Vウムのような緩かな還元剤は
クロムメッキの模擬の使用目的のためには淡すぎる青色
彩度を与える傾向があるが、その淡い青色は調子含有ア
ルミニウム合金の陽極酸化皮膜の着色に有用であシうる
本発明の方法及び殊にアルミニウム物品を燐モリブデン
酸または珪モリブデン酸の浴、そして次に還元剤浴に浸
漬する両工程は、連続式に実施することができる。連続
式操作は、アルミニウム物品が長尺(連続)シートであ
るときに殊に適用される。そのような場合には両浸漬工
程間の水洗はスプレーリンスで行なうのが便宜である。
着色された陽極酸化皮膜の満足すべき封孔を達成するに
は、封孔処理を実質的に燐酸塩が存在しない条件下で実
施すること、あるいは燐酸塩の効果を打消す周知の特許
品封孔削を用いること、が重要である。第1段階におい
て燐モリブデン酸が用いられる場合、燐酸塩が封孔浴に
ほとんど不可避的に持込まれるので、慣用の熱水封孔法
を用いる場合には可成シの注意をしなければならない。
燐酸塩汚染は、水洗により%またはスチーム封孔処理に
よシ、またはニッケルを基本とする封孔添加剤を沸点付
近で用いるかあるいは弗化ニッケル/ブチルアルコール
を比較的低温(例えば30℃)で用いることによシ1回
避できる。同様に珪そリブデン酸の使用によシもたらさ
れる珪酸塩汚染も防止するのが好ましく、この目的には
水洗が適当である。
既述のように本発明方法は燐モリブデン酸浴の温度及び
濃度に応じて広範囲の彩度の色を生じさせるのに使用で
きる。しかじよシ濃い探度の色は。
前記のクロムメッキ模擬の目的を満足する淡い彩度の色
よシも光安定性が低いことが判明した。最も安定な色が
、約40℃以下の温度の燐モリブデン酸浴を用いて得ら
れる。
実施例 陽棒酸化アルミニウム上での色の発現を以下の実施例で
例示する。
実施例1 7029合金の2dm2の試料を硫酸浴(18011/
lの濃度)中で、7.5ミクロンの陽極酸化皮膜が形成
されるまで陽極酸化処理した。このときに試料は明るい
黄色を呈した。
この試料を脱イオン水で良くすすぎ洗いし、そして21
/lの燐モリブデン酸を含むpH1,9の溶液に浸漬し
た。この浴は室温に維持し、浸漬時間は3分間であった
次いで試料を脱イオン水ですすぎ、下記の成分からなる
第2浴に室温で2分間浸漬した。
硫酸第一錫 5Ii/ll 酒石酸 59/l 試料の表面に青色が発現した。その着色は、陽極酸化処
理で生じていた黄色をおおいかくした。
この着色試料をニッケル塩添加剤を入れた沸とう水中で
封孔処理した。
実施例2 実施例1と同じに陽極酸化処理した試料を、燐モリブデ
ン酸溶液(2#/l)中に50℃で浸漬し、そして水洗
後に、実施例1に記載の硫酸第一錫/酒石酸溶液中に浸
漬した。
試料表面に中程度ないし濃い青色が生じた。この色は実
施例1の操作で生じた色よpも濃かった。
実施例3 実施例1と同じ陽極酸化処理に付した試料を。
5Ii/ノ濃度の燐モリブデン酸溶液中に室温で5分間
浸漬し、水洗した後、下記組成の還元浴中に室温で2分
間浸漬した。
硫酸第一錫 1011/1 スルホサリチル酸 59/ノ 第2浴に浸漬中に試料表面に青緑色が現れた。
蓬1上1 5657合金の試料を硫酸溶液中で亀10ミクロンの陽
極酸化皮膜が生じるまで、陽極酸化処理した。その試料
をすすぎ洗いし、31//l濃度の珪モリブデン酸溶液
(pHi、7〜2.1)中に室温で55+間浸漬した。
試料を脱イオン水で水洗し、下記船底の第2浴中に室温
で浸漬した。
硫酸第一錫 511/1 スルホサリチル酸 51/1 第2浴浸漬処理中に試料表面に薄青色(ライトブルー)
が現れ、これは封孔処理後にもそのまま保持された。
実施例5 pHの効果の検討 発色に影響を与える主たる要因の一つは溶液のpH値で
ある。10g/lの燐モリブデン酸を含む溶液から、 
pH3〜0.7の種々の溶液を調製した。その原料溶液
の初期pH(すなわち純水中に溶解時のpH)は、1.
47であシ、そのpa値を硫酸または水酸化アンモニウ
ムの添加によシ上記範囲のpH値3〜0.7に変えた。
これらの溶液によるpH効果の検討の結論は。
下記の通シであった。
lal 上記濃度の燐モリブデン酸溶液で青色を得るの
に最良のpHはその溶液の元来のpH値(純水中)の1
.47である。
(bl pH1以下及びpH2,4以上では陽極酸化皮
膜に有用な青色を生じさせるのが不可能である。
0.19/1.1.0g/1.及び10g/lの燐モリ
ブデン酸の水溶液の元来のpH値(すなわち純水中に溶
解したときに示すpH値)は、それぞれ3.24.2.
6及び」、47である。それぞれの濃度の酸溶液につい
て1元来のpi(値よシも高いpH値の酸溶液を使用す
ると有用な色を生じさせる酸の能力が低減されることが
ある。
実施例6 封孔処理法のタイプの影響 拳法着色表面処理に対する封孔処理法の影響を検討する
ために、実施例1の操作で得た試料を。
下記四種の封孔法t−用いて封孔処理した。
L、沸とう水洗 2、加圧スチーム法(110℃) 3、低温封孔法(30℃)(注1) 4、添加剤での封孔法(注2) (注1):低温封孔法に用いた溶液は、下記の組成であ
った。
インズテルアルコール 4o7117!/ノ酢酸ニツケ
ル 45.11/1 弗化アンモニウム 2.851//It(注2)二ニッ
ケルを基本とし九刺孔添加削(特許品)を沸とう水中で
用いた。
下記の表は封孔処理済の試料を燐酸/クロム酸中で浸漬
試験(38℃×15外間)したときの各試料の重量損失
についてのデータを示すものであ良好な封孔は、顔料安
定性にとって重要である。
封孔試験において大きな取倉損失がおることは、顔料の
高度な損失に結び付くものである。上記の燐酸/クロム
酸試験において3019/dm2以下のit損失は満足
すべきものである。沸とう水洗でもたらされた大きな1
虻損失は、添加剤なしの沸とう水中で満足すべき結果を
得るには、操作上の特別な注意が必要とされることを物
語っている。
実′#i例7 種々の条件で得られる封孔の品質性状を知るために、燐
モリブデン酸浴の温度及び濃度を種々に変えて試料を作
った。
二つの異なる封孔法で処理した場合の試料のa社損失試
験データを下記の二表に示す。ここで用いられた封孔法
は実施例6の「低温封孔法」(注1)及び「添加剤での
封孔法」(注2)でめった。
後者の表の結果は、成るニッケルを基本とした封孔添加
剤(%許品)を用いて得られた。し力・シ。
その他の市販の刺孔添加剤も[燐酸/クロム酸試験」で
301v/dm2以上の重量損失をもたらさないいもの
は使用できる。
実施例8 光堅牢度に対する封孔法の影響 封孔の品質性状の検討のために実施例7で用いたものと
同じ試料を、紫外線キャビネット内で110時間時間露
して光堅牢度の試験をした。結果を次表に示す。
褪色度(注3)−添加へ1.1(5#/);沸とう水中
)(注3) グレースケール 5:変化なし 4:わずかに変色 3:中程度の変色 2:著しい変色 1:極めて著しい変色 0:完全な褪色 実施例9 の影響 燐モリブデン酸浴の温度及び濃度と、試料の光堅牢度と
の関係を次表に示す。すべての試料は沸とう水中で20
分開封孔処理した。
前記実施例の結果とこの表の結果とを引き較べれば、封
孔処理出浴にニッケル・ベース封孔添加剤を含めること
によって2色安定性のいく分かの改善が達成しうること
か示唆される。
この実施例の一般的な結論は: (al 濃い色はど褪色する傾向が太きい。
(1)) 燐モリブデン酸の濃度は紫外線堅牢度試験に
極めてわずかに影響するにすぎない。
実施例10 試料を、出力1200ワツトの水銀蒸気UV電球の下に
100時間曝旙C。各試料を25時間毎に検査した。
この試験で検討した主たるパラメーターは、硫酸第一錫
溶液における添加剤の影響及び着色強度であった。
硫酸第一錫溶液における添加剤の影響を調べるために、
下記のようにして試料を調製した。
陽極酸化:温度 25°C 電流密度 1. OA / dm2 酸化皮膜厚 7.5ミクロン 第1浸漬:燐モリブデン酸 2.9 / l (pH−
2,2)時間 4分 第2浸漬:硫酸第一錫 511/11 安定削 51/lまたは51nl/l!時間 1匁 封孔 :fンYズ(Sandoz) 封孔添加剤AS5
11/1 温度 100℃ 安定剤(第2浴)として下記のものを用いた。
(alP−3アルメカラ−(Almecolour :
商標)安定剤 (bl KBL−■(商標) icl KBL−m (商標) Tdl スルホ7タル酸 tel スルホサリチル酸 褪色スケール 5 変化なし 4 わずかに変色 3 中程度の変色 2 著しい変色 1 極めて著しい変色 O完全褪色 濃い色は、薄い色よシも良好な光堅牢性を示す。
実施例11 略の例 実施例と同じ陽極酸化処理を施した試験片を、0.21
1/lの濃度の燐モリブデン酸溶液(pH3,1)中に
25℃で4分間浸漬した。次いでこの試験片を、全くす
すぎ洗いせずに、51/lの硫酸第一錫及び511/l
のスルホフタル酸を含む第2浴(pH1,8) 中に2
5℃で2分間浸漬した。この還元処理後、試料を、最近
の北米自動車業界で実用されている方法で封孔処理した
。〔この封孔処理法は、まず211/lの酢酸ニッケル
及び2171の分散剤(例えばPrecision 1
00 ;商標)f。
含む溶液中で45秒予備封孔し、次いで熱水(98°G
)中で15分開封孔することからなる。〕色の濃さ1色
の均−性及びその光堅牢度は、前述の第1浸漬で29/
lの濃度の燐モリブデン酸液を用いて中間水洗を行なっ
た方法で得られたものと、同等であシ、15〜30秒の
中間水洗時間を用いて得られた色の濃さに相当するもの
であった。
特許出願人 アルカン・インターナショナル・リミテッ
ドし外5名ノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) アルミニウム物品上の多孔質の陽極酸化皮膜を
    モリブデン化合物で着色し1次いでその陽極酸化皮膜を
    封孔処理することからなる陽極酸化アルミニウム物品の
    着色方法において。 着色の際に。 (al 陽極酸化アルミニウム物品を燐モリブデン酸ま
    た耽珪モリブデン酸の水溶液中に、陽極酸化皮膜によっ
    てそのmWが吸収されるに充分な時間にわたシ浸漬し。 (bl 工程(〜からのアルミニウム物品を還元剤溶液
    中に、陽極酸化皮膜において発色がなされる時間にわた
    シ浸漬する。 該工程を行うことを特徴とする上記陽極酸化アルミニウ
    ム物品の着色方法。 (2)工程(〜で使用する水溶液が燐モリブデン酸また
    は畦上すゾデl酸を0.1〜1511/lの濃度で含む
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 (3)工程(alで使用する水溶液が燐モリブデン酸を
    1〜15.9/A’O!1度で含み、かつアルミニウム
    物品を工程(aJと(blとの間で水洗する特許請求の
    範囲第1または2項に記載の方法。 〔4)該水溶液のpHが1〜2.4であシ、その温度が
    15〜40℃である特許請求の範囲第3項に記載の方法
    。 (5)工程(−で使用する水FI液が11/It以下の
    燐モリブデン酸または珪モリブデン酸を含み、かつアル
    ミニウム物品を工程(atとTb)との間で洗浄しない
    特許請求の範囲第1または2項に記載の方法。 (6)工程(bJで使用する還元剤が第一錫塩である特
    許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 (7)工程(bJで使用する水溶液が5〜1079/1
    1の硫酸第一錫及び2〜1011/Itの還元剤用安定
    剤を含み、15〜25℃の温度で用いられる特許請求の
    範囲第6項に記載の方法。 (8)工程fat及び(blを長尺アルミニウム物品に
    ついて連続的に実施する特許請求の範囲第1〜7項のい
    ずれかに記載の方法。 (9)工程(bJO後、かつ封孔処理前に、燐酸塩また
    は珪酸塩不純物を水洗で除去する特許請求の範囲第1〜
    8項のいずれかに記載の方法。 0ω 陽極酸化皮膜の封孔処理を、スチーム封孔法によ
    り、またはニッケルを基礎とした封孔添加剤浴液を沸点
    付近で使用することによシ、またハ弗化ニッケル/ブチ
    ルアルコール系によって。 実施する特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の
    方法。
JP59230024A 1983-10-31 1984-10-31 陽極酸化アルミニウム物品の着色方法 Pending JPS60138095A (ja)

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