JPS6013782A - 8−ハロ−6−アミノ−1,3−ベンゾジオキサンおよびその製造法 - Google Patents
8−ハロ−6−アミノ−1,3−ベンゾジオキサンおよびその製造法Info
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- JPS6013782A JPS6013782A JP12046483A JP12046483A JPS6013782A JP S6013782 A JPS6013782 A JP S6013782A JP 12046483 A JP12046483 A JP 12046483A JP 12046483 A JP12046483 A JP 12046483A JP S6013782 A JPS6013782 A JP S6013782A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式〔I〕
〔式中、Xはハロゲン原子を表わす、〕で示される8−
ハロー6−アミノ−1,3−ベンゾジオキサン(以下、
本発明化合物と記す。)およびその製造法に関する。
ハロー6−アミノ−1,3−ベンゾジオキサン(以下、
本発明化合物と記す。)およびその製造法に関する。
本発明化合物は農園芸用殺菌剤の有効成分化合物の中間
体である。
体である。
すなわち、本発明化合物を例えばクロロギ酸イソプロピ
ルと反応させることにより得られる一般式〔lD 〔式中、Xは前記と同じ意味を表わす。〕で示されるカ
ーバメートは、ベンズイミダゾール・チオファネート系
殺菌剤に耐性を示ス植物病原菌に対して殺菌効力を有す
る。
ルと反応させることにより得られる一般式〔lD 〔式中、Xは前記と同じ意味を表わす。〕で示されるカ
ーバメートは、ベンズイミダゾール・チオファネート系
殺菌剤に耐性を示ス植物病原菌に対して殺菌効力を有す
る。
次に本発明化合物の製造法について述べる。
本発明化合物は、一般式〔■〕
〔式中、Xは前記と同じ意味を表わす。〕で示される8
−ハロー6−ニトロ−1,8−ベンゾジオキサンを有機
溶媒中、触媒の存在下に水素で還元することにより製造
することができる。
−ハロー6−ニトロ−1,8−ベンゾジオキサンを有機
溶媒中、触媒の存在下に水素で還元することにより製造
することができる。
有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、イ
ソプロパツール等のアルコールまたは酢酸エチル、酢酸
ブチル等のエステルが挙げられる。触媒としては二酸化
白金、パラジウム−炭素などが挙げられる。水紫圧は常
圧から100気圧である。反応温度は通常、室温から1
00°C付近までであり、反応時間は12時間以内であ
る。
ソプロパツール等のアルコールまたは酢酸エチル、酢酸
ブチル等のエステルが挙げられる。触媒としては二酸化
白金、パラジウム−炭素などが挙げられる。水紫圧は常
圧から100気圧である。反応温度は通常、室温から1
00°C付近までであり、反応時間は12時間以内であ
る。
また、本発明化合物は上記一般式〔■〕で示される8−
へロー6−二トロー1.3−ベンゾジオキサンを酸およ
び金属の存在下で還元することにより製造することがで
きる。
へロー6−二トロー1.3−ベンゾジオキサンを酸およ
び金属の存在下で還元することにより製造することがで
きる。
酸としては、塩酸、硫酸等の無機酸、酢酸等の有機酸ま
たはこれらと水との混合物が挙げられ、金属としては鉄
、スズ、亜鉛等が挙げられる。反応温度は通常、室温か
ら100°C付近までであり、反応時間は12時間以内
である。
たはこれらと水との混合物が挙げられ、金属としては鉄
、スズ、亜鉛等が挙げられる。反応温度は通常、室温か
ら100°C付近までであり、反応時間は12時間以内
である。
さらに、本発明化合物はアルコール水溶液中で硫化すト
リウム、氷硫化ナトリウム等で還元することにより製造
することができる。
リウム、氷硫化ナトリウム等で還元することにより製造
することができる。
反応温度は通常、室温から100°C付近までであり、
反応時間は12時間以内である。
反応時間は12時間以内である。
なお原料化合物である一般式〔■〕で示される8−へ〇
−6−二トロー1.8−ペンゾジオキサンハ、J、Oh
em、Soc、、 1988 699や西ドイツ特許第
1205111号明細書に記載の方法により製造するこ
とができる。
−6−二トロー1.8−ペンゾジオキサンハ、J、Oh
em、Soc、、 1988 699や西ドイツ特許第
1205111号明細書に記載の方法により製造するこ
とができる。
次に実施例を示す。
実施例
8−クロロ−6−二トロー1.8−ベンゾジオキサン5
1.9g、メタノール107g、45%水直トリウム水
溶液1gおよびトノレニン54gの混合液を加熱し、還
流させた。
1.9g、メタノール107g、45%水直トリウム水
溶液1gおよびトノレニン54gの混合液を加熱し、還
流させた。
攪拌下、これに30%水硫化ナトリウム水溶液79.4
1を80分かけて滴下した。さらに70°Cにて1時間
攪拌し、反応液を冷却した後、水215gとトルエン2
50gを加えて分液した。有機層を水洗し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を減圧下に留去して、8−ク
ロロ−6−アεノー1,3−ベンゾジオキサン88.8
’lを得た。(収率86.7%)融点105〜108°
C 次に、上述のようにして得られた本発明化合物を用いて
製造される前記一般式〔■〕で示されるN−(8−ハロ
ー1.3−ペンツジオ専サン−6−イル)カーバメート
の参考製造例および該カーバメートの殺菌活性を示すた
めに参穐試験例を挙げる。
1を80分かけて滴下した。さらに70°Cにて1時間
攪拌し、反応液を冷却した後、水215gとトルエン2
50gを加えて分液した。有機層を水洗し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を減圧下に留去して、8−ク
ロロ−6−アεノー1,3−ベンゾジオキサン88.8
’lを得た。(収率86.7%)融点105〜108°
C 次に、上述のようにして得られた本発明化合物を用いて
製造される前記一般式〔■〕で示されるN−(8−ハロ
ー1.3−ペンツジオ専サン−6−イル)カーバメート
の参考製造例および該カーバメートの殺菌活性を示すた
めに参穐試験例を挙げる。
参考製造例
6−アミノ−8−クロロ−1,3−ベンゾジオキサン1
.0g、N、N−ジエチルアニリあ・Jυ゛′ ン0.85f )−ルエン15mA の混合液中ニ、ク
ロロギ酸イソプロピル0.70Qを、氷冷下、5分間か
けて滴下した。反応液を室温で12時間放置したのち、
氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧ドに溶媒を留
去した。得られた残液を、ベンセンおよびテトラヒドロ
フランを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、イソプロピルN−(8−クロロ−1,3−ベン
ゾジオキサン−6−イル)カーバメートi、g5yを得
た。
.0g、N、N−ジエチルアニリあ・Jυ゛′ ン0.85f )−ルエン15mA の混合液中ニ、ク
ロロギ酸イソプロピル0.70Qを、氷冷下、5分間か
けて滴下した。反応液を室温で12時間放置したのち、
氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧ドに溶媒を留
去した。得られた残液を、ベンセンおよびテトラヒドロ
フランを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、イソプロピルN−(8−クロロ−1,3−ベン
ゾジオキサン−6−イル)カーバメートi、g5yを得
た。
(収率92%)
融点126−128℃
参考試験例 キュウリ灰色かび病防除効果90 mL
プラスチ・7クポ・ソトに砂壌土を詰め、キュウリ(品
圃:相模半白)を播種した。
プラスチ・7クポ・ソトに砂壌土を詰め、キュウリ(品
圃:相模半白)を播種した。
これを温室で8日間栽培し、子葉が展開したキュウリ幼
苗に、乳剤ま1こは水和剤に製剤した形供試化合物の水
希釈液10 ml を茎葉散布した。風乾燥後、幼苗に
薬剤耐性才たは薬剤感受性のキュウリ灰色かび病菌(B
otrytiscineiea) の菌叢切片(直径5
mm )を葉面上にはりつけて接種した。これを20
°C多湿下に3日問おいて発病させた後、発病状態を観
察した。
苗に、乳剤ま1こは水和剤に製剤した形供試化合物の水
希釈液10 ml を茎葉散布した。風乾燥後、幼苗に
薬剤耐性才たは薬剤感受性のキュウリ灰色かび病菌(B
otrytiscineiea) の菌叢切片(直径5
mm )を葉面上にはりつけて接種した。これを20
°C多湿下に3日問おいて発病させた後、発病状態を観
察した。
発病状態を調査葉の病斑出現に応じて0.0.5.12
.4に区分し、次式により発病塵をめた。 ・ (発病指数) (発病状態) θ 葉面上に菌叢又は病斑を認めない。
.4に区分し、次式により発病塵をめた。 ・ (発病指数) (発病状態) θ 葉面上に菌叢又は病斑を認めない。
0.5 葉面丑に葉面積の5%未満に菌Mまたは病斑を
認める。
認める。
1 葉面上に葉面積の20%未満に菌叢または病斑を認
めろう 2 葉面とに葉面積の50%未満に菌叢または病斑を認
める。
めろう 2 葉面とに葉面積の50%未満に菌叢または病斑を認
める。
4 葉面上に葉面積の50%以上に菌叢または病斑を認
めるう 次いで防除価を次式よりめた。
めるう 次いで防除価を次式よりめた。
その結果、第1表のように、イソプロピルN−(8−ク
ロロ−1,8−ベンゾジオキサン−6−イル)カーバメ
ートは薬剤耐性菌を接種した場合に優れた防除効果を示
し、逆に市販殺菌剤ベノミル、チオファネートメチJし
およびチアベンダゾールは薬剤感受性菌を接種した場合
に優れた防除効果を示した。
ロロ−1,8−ベンゾジオキサン−6−イル)カーバメ
ートは薬剤耐性菌を接種した場合に優れた防除効果を示
し、逆に市販殺菌剤ベノミル、チオファネートメチJし
およびチアベンダゾールは薬剤感受性菌を接種した場合
に優れた防除効果を示した。
第1表
注(1)市販殺菌剤ベノミル 注(2)市販殺菌剤チゎ
アネートメチル注(8) 〃 チアベンダゾール
アネートメチル注(8) 〃 チアベンダゾール
Claims (2)
- (1) 一般式 〔式中、Xはハロゲン原子を表わす。〕で示される8−
ハロー6−アミノ−1,3−ベンゾジオキサン。 - (2) 一般式 〔式中、Xはハロゲン原子を表わす。〕で示されろ8−
へロー6−二トロー1.3−ベンゾジオキザンを還元す
ることを特徴とする一般式 〔式中、Xは前記と同じ意味を表わす。〕で示される8
−ハロー6−アミノ−1,3−ペンゾジオキサンの製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12046483A JPS6013782A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 8−ハロ−6−アミノ−1,3−ベンゾジオキサンおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12046483A JPS6013782A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 8−ハロ−6−アミノ−1,3−ベンゾジオキサンおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6013782A true JPS6013782A (ja) | 1985-01-24 |
Family
ID=14786808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12046483A Pending JPS6013782A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 8−ハロ−6−アミノ−1,3−ベンゾジオキサンおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013782A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4686232A (en) * | 1983-02-28 | 1987-08-11 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Fungicidal aniline derivatives |
-
1983
- 1983-07-01 JP JP12046483A patent/JPS6013782A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4686232A (en) * | 1983-02-28 | 1987-08-11 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Fungicidal aniline derivatives |
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