JPS60136637A

JPS60136637A - 液圧緩衝式の２室型支承体

Info

Publication number: JPS60136637A
Application number: JP59244735A
Authority: JP
Inventors: ロルフ・フオン・ジーヴアース
Original assignee: Dr Ing HCF Porsche AG
Current assignee: Dr Ing HCF Porsche AG
Priority date: 1983-11-23
Filing date: 1984-11-21
Publication date: 1985-07-20
Also published as: FR2555272A1; IT1177120B; GB2152182B; FR2555272B1; IT8423466A1; GB2152182A; GB8429471D0; IT8423466A0; DE3342300A1; DE3342300C2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】のための装置支承体であって、両方の室が絞り部の開口
を備えかつ支承体ケーシング内で定置に保持された中間
板を介して液圧式に互いに連通されており、一方の室が
、支承コアに結合されて支持作用を行なうゴム部材によ
って制限されている形式のものに関する。

従来の技術制限された相対運動可能な２つの構造要素の間で衝撃及
び振動を緩衝するためには、液圧式緩衝部材を有する支
承体が公知である（ドイツ連邦共和国特許出願公開第３
０２７７４２号明細書）。この公知の支承体は絞り部に
よって液圧式に互いに連通されている２つの室を有して
いる。緩衝作用は液体の交換によって行なわれる。

前側の駆動ユニットが２つの支承体を介し℃かつ後側の
駆動ユニットが１つの支承体を介して車体側に支持され
ている、トランスアクセル構造で構成された駆動装置の
６点懸架においては、後側の支承部のためにこの状況に
合わせて特別に設計された支承体が要求されている。公
知の支承体を用いると、トランスアクセル構造で構成さ
れた駆動装置のこの状況に合わせて設計された支承体を
得るために、高さ方向と半径方向とに緩衝作用を得よう
とするためにはなお一層、複雑な構造が要求される。

発明が解決しようとする問題点本発明が解決しようとする問題点は大きい振動行程を強
力に緩衝して物体の騒音をしゃ断するように作用し、半
径方向と軸線方向とで異なる剛性を有する二室型支承体
を提供することである。

問題点を解決するための手段前述の問題点を解決するための本発明の構成は、ゴム部
材が主要負荷方向とは反対向きにプレロードをかげられ
て緩衝用の液体を第１の室から第２の室へ押しのけへれ
る静止位・置を有しており、前記第１の室が、ゴム部材
のプレロードの圧力のもとて第２の室から流出する緩衝
用の液体を弾性的に受容するための伸縮容器として構成
されていることである。

実施態様本発明による２家型支承体においては、装置の上側に配
置された後側のただ１つの支承体とし℃用いることによ
ってトランスアクセル構造で構成された駆動装置におい
ては引張り支承体としての設計が要求される。この形式
の支承体によっては一方では、装置と車体との間で可能
な限りの音響効果的な仕切りを得ることができるように
したいが他方では大きな振勤行程をも強力に緩衝して受
容できるようにもしたい。この場合に支承体は半径方向
と軸線方向とで異なる剛性を有している。主要負荷方向
（引張り）と半径方向との振勤行程が比較的に大きい場
合には、支承体内に一体化されたストッパが設けられて
いる。

ゴム部材は、引張り方向ではだも（機能において物体の
固有振動をしゃ断する作用（しゃ断）を担うよ５に寸法
法めされている。さらに、このゴム部材が材料固有の緩
衝作用のはたらきを行なっている。支承体全体としては
この緩衝作用のｌ”Ｌかに（中間板の絞り部の孔内での
液体交換によってさらに別の液力式の緩衝作用が得られ
る。

中間板に特殊な形式で環状に構成された絞り部の環状通
路は波長の小さい運動を特に良好に緩衝するように作用
する。この場合、通路の長さに対する直径の割合は０．
１よりも小さく構成される。

ゴム部材の所望の特性がプレロードによって駆動装置に
取付けた後にゴム部材に結合された内ケーシングの上か
ら外側の支承体ケーシングが押しかぶせられる。

実施例支承体１は大体において上側の室２と下側の室３とから
成っていて、これらの室２，３は中間板４によって絞り
部５を介し℃仕切られている。上側の室２はコゞム弾性
の高い材料から成る伸縮容器６かも形成されていて、支
承体ケーシング上側部分７に配置されている。

下側の室３は、中間板４とゴム部材９の上側の制限面８
とこのゴム部材９を収容する内ケーシング１０とによっ
て形成されている。

内ケーシング１０は支承体ケーシング上側部分７と形状
接続で結合された支承体ケーシング下側部分１１によっ
て収容され又も・る。

ゴム部材９は、液圧作用のための液体が室３から室２へ
押しのけられ℃、第１図でゴム部材の静止位置において
詳しく示したように伸縮容器６が液体によつ℃充滴され
るように、ゴム部材９の主要負荷方向１２に抗してプレ
ロードをかげられている。

中間板４は大体において上側部分１３と該上側部分１３
に結合された下側部分１４とを有している。これらの上
側部分１３と下側部分１４との間には、流入開口’Ｉ　
７と流出開口１８とを有する環状通路１６が形成されて
いる。

剛性的に構成された中間板４にはコゞム部材９に向けら
れたストッパ１９が設けられても）る。

コノストッパ１９はゴム部材９がケーシング本１内に陥
入する動きを制限して（・る。

ゴム部材９内に円錐形に充填された支承コア２０が結合
されていて、この支承コア２０はゴム部材９内に同心的
に配置されている。この支承コア２０は端面側にピン２
１を有し℃いて、このピンは例えばデファレンシャル２
２の高すのところで駆動装置な主として保持している。

ゴム部材９は円錐状に構成されていると有利である。外
側の制限面２４は内側の制限面２４ａに対して、ひいて
は支承コア２０の外周面２３に対して等しい間隔ａをお
いて延びている。

この外側の制限面２４の配置によって、取付けられたゴ
ムの体積は、均等な負荷を受けるか、もしくは達成され
るべき機能を均等に分配されることができる。

支承コツ２００体積はゴム部材９０体積のほぼ届〜％で
あるので、ゴム部材９を介して適正なしゃ新作用が得ら
れる。それというのはゴムの体積全体が行なおうとする
作業に関連しているからである。

ゴム部材９の軸線方向と半径方向との運動を制限するた
めにストッパ１９０近くにさらに別のストッパ２５．２
６が設けられている。軸線方向の運動を制限するための
ストッパ２５はゴム部材９の下側の制限面２７によって
形成されて、支承体ケーシングみ外側部分１１の底部２
８と向き合わされて構成されている。もう１つノ、半径
方向のストッパ２６はゴム部材９の頚部２９によつ又形
成されて支承体ケーシング下側部分１１の底部２８内の
開口を通つ℃突出し、ケーシングの開口縁３０と向き合
わされて配置されている。

ゴム部材９は内ケーシング１０に加硫結合され℃一方の
端部にフランジ３１を有している。

このフランジ３１には中間板４が弾性部材３２と伸縮容
器６とを間に挾んで外周側で支持されている。支承体ケ
ーシング上側部分７によって形成されたリングみぞ３３
内には伸縮容器６と中間板４と内ケーシング１０とが外
周側で締め込まれ℃保持されている。支承体ケーシング
上側部分７と支承ケーシング下側部分１１との結合は車
体側の結合部分３４を介して行なわれる。この車体側の
結合部分３４は支承体ケーシング下側部分１１のフラン
ジ３５に結合され−（リングみぞ３３の範囲で支承体ケ
ーシング上側部分７を保持しながら上側から係合してい
る。

第１図のゴム部材の状態と比較しながら第２図に詳しく
示したように、ゴム部材９は矢印で示した主要負荷方向
１２で軸線方向尤押される。第２図の状態においては液
体の１部分が室２から中間板４内の絞り部５を介し℃も
う１つの室３内に溢流されて、伸縮容器６が若干収縮さ
れていてデファレンシャル２２が主要負荷方向１２で運
動するのと同時に絞り部５を介して上側の室２の液体の
体積が減少され、下側の室３の液体の体積が増加する。

室２内で正圧のもとにある、液圧作用のための液体はプ
レロードの解除の初期において比較的に狭幅の流入開口
１７と環状通路１６を通って絞られながら室３内に流入
する。プレロードが解除される初期の後で正圧が室３内
で消滅されると、液圧作用のための液体が負圧の作用の
もとて室２から室３へ吸い込まれる。従って、ゴム部材
９によってもたらされたゴム弾性的な緩衝作用が補助的
にさらに液圧式に助成される。

支承体の半径方向の剛性もしくは弾性を変えるためには
ゴム部材９内に切欠き３６が設けられている。

発明の効果本発明の構成によって、大きい振動行程な強力に緩衝し
て物体の騒音をしゃ断するように作用し、半径方向と軸
線方向とで異なる剛性を有する二基型支承体を得ること
ができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による２基型支承体の、負荷されていな
い状態を横断面して示した図、第２図は本発明による２
基型支承体の、負荷された状態を横断面し℃示した図で
ある。１・・・支承体、２・・・室、３・・・室、４・・・中
間板、５・・、絞り部、６・・・伸縮容器、７・・・支
承体ケーシング上側部分、８・・・制限面、９・・・ゴ
ム部材、１０・・・内ケーシング、１１・・・支承体ケ
ーシング下側部分、１２・・・主要負荷方向、１３川上
側部分、１４・・・下側部分、１６・・・環状通路、１
７・・・流入開口、１８・・・流出開口、１９・・・ス
トッパ、２０・・・支承コア、２１・・・ピン、２２・
・・デファレンシャル、２３・・・外周面、２４・・・
外側の制限面、２４ａ・・・内側の制限面、２５．２６
・・・ストッパ、２７・・・制限面、２８・・底部、２
９・・・頚部、３０・・・開口縁、３１・・・７ランシ
、３２・・・弾性部材、３３・・・リングみぞ、３４・
・・車体側の結合部分、３５・・フランジ、３６・・切
欠き、ａ山間隔。

Claims

【特許請求の範囲】１、　液圧緩衝式の２基型支承体であって、両方の室が
絞り部の開口を備え休つ支承体ケーシング内で定置に保
持された中間板を介して液圧式に互いに連通されており
、一方の室が、支承コアに結合されて支持作用を行々う
ゴム部材によって制限されている形式のものにおいて、
ゴム部材（９）が主要負荷方向（１２）に抗してプレロ
ードをかけられて緩衝用の液体を第１の室（２）から第
２の室（３）へ押しのける静止位置を有しており、前記
第１の室（２）が、ゴム部材のプレローｒの圧力のもと
て第２の室（３）から流出する緩衝用の液体を弾性的に
受容するための伸縮容器（６）として構成されているこ
とを特徴とする、液圧緩衝式の２基型支承体。２、　中間板（４）が上側部分（１３）と該上側部分（
１３）に結合された下側部分（１４）とを有しており、
上側部分（１３）と下側部分（１４）との間で液体を貫
通させるために環状通路（１６）が形成されており、該
環状通路（１６）が少な（とも１つの流入開口（１７）
と少な（とも１つの流出開口（１８）とを各室（２，３
）に有している、特許請求の範囲第１項記載の２基型支
承体。６、　中間板（４）がゴム部材（９）のための同心的な
ストッパ（１９）を有している、特許請求の範囲第１項
又は第２項記載の２基型支承体。４、ゴム部材（９）が、コンブ型の支承体ケーシングと
結合するために円錐形の外側の制限面（２４）を備えて
構成されている、特許請求の範囲第１項記載の２基型支
承体。５、支承コア（２０）が円錐形に構成され℃いてゴム支
承体（９）内に同心的に配流されており、ゴム支承体（
９）の、支承コア（２０）に結合された内側の制限面（
２４ａ）が、支承体の内ケーシング（１０）に結合され
た外側の制限面（２４）に対し℃等しい間隔（ａ）をお
いて延びている、特許請求の範囲第４項記載の２家型支
承体。６、　支承コア（２０）の体積がゴム部材（９）の体積
のほぼ届から′Ｊ／１までに相応している、特許請求の
範囲第４項又は第５項記載の２家型支承体。Ｚ　ゴム部材（９）の下側の制限面（２７）がケーシン
グの底部（２８）に向き合わされた引張り制限用のスト
ッパ（２５）を形成している、特許請求の範囲第１項か
ら第６項までのいずれか１つの項に記載の２家型支承体
。８、　ゴム部材（９）の頚部（２９）が支承体ケーシン
グ下側部分（１１）の開口（３０）を通って突出して、
支承体ケーシングに向かい合っている半径方向の制限用
のストッパ（２６）を形成している、特許請求の範囲第
１項カラ第７　項までのいずれか１つの項にＭｉ［の２
家型支承体。２　ゴム部材（９）が支承体ケーシング下側部分（１１
）によって収容された内ケーシング（１０）内に保持さ
れていて、該内ケーシング（１０）が、中間板（４）と
伸縮容器（６）との間で支承体ケーシング上側部分（７
）の２つのフランジの一方の外周側に形成されたリング
みぞ（３３）によって保持されている、特許請求の範囲
第１項から第８項までのいずれか１つの項に記載の２家
型支承体。１０、同ケーシング（１０）内に保持されたゴム部材（
９）が、応力をかけずに支承体ケーシング下側部分（１
１）によって受容されている、特許請求の範囲第１項か
ら第９項までのいずれか１つの項に記載の２家型支承体
。