JPS60136190A - 配電用避雷器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は避雷器に係り、特に、直列ギャップと酸化亜鉛
素子とで構成する配電用避雷器に関する。

〔発明の背景〕

従来の配電用ｕ’を器は第１図のようであり、−個の直
列ギャップ１と二枚の酸化亜鉛素子２，３が碍管４の中
に収納されている、−直列ギャップ１側に高圧端子５が
、酸化亜鉛素子３側に補助導体６を介して接地端子７が
、さらに、間管４の接地側に取イマ１金具８がそれぞれ
設けられる。

従来の配電用′ｉｌτｉ器は、酸化ｌｉ鉛素子が二枚使
用さ才鬼ており、重く、τｔサージ等の過電圧で動作時
に接地電位の取付金具８と酸（ＩＳ　Ｍｕ鉛素子３に電
位が生じ、酸化亜鉛素子３と碍管４の微小ギャップ９で
部分放電が生じる欠点があった。後者の部分により、酸
化亜鉛素子３の表面が劣化し、絶縁性能が低下する可能
性がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、酸化亜６ＡＩ素子を高耐圧化すること
により、素子の使用枚＠を減らし、配電用避雷器を軽く
し、かつ、動作時に素子の表面から部分放電が発生しな
いようにする配電用避雷器を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明は、Ｓｌｏ、＋Ｓｂ２０ｗ　、ＬｘＣｏ、　ｅを
配合した酸化亜鉛素子の制限電圧が従来の素子の約２倍
以上になることを実験により確！Ｆ！　Ｌ／、軽量化と
動作時の絶縁信頼性を確保するために酸化亜鉛素子を直
列ギャップ付きの配電用避雷器に適用したものである。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例を第２図を用い゛Ｃ説明する。第２図が
第１図と異なるところは、高耐圧の酸化亜鉛素子１１を
１枚のみ使っており、補助電極１２の長さが長くなった
ところである。

高耐圧化酸化亜鉛素子の配合はＳｉｎ、１０〜１５モル
％、　５ｂ２ｏ、約２．０モル、ΔＱ（［１１０：ｌ）
３・９Ｈ２０約０．０１モ／ｌ／％、　ＬｉＣ０３約１
モル？６とすることにより、１００μＡｐ／ｒ、Ｊ　に
おける素子の電位傾度を３．６ｋＶＰ／ｌ：ｍ以上に出
来ることが実験により確認された。

そのため、第２図のように、従来二枚使っていた酸化亜
鉛素子の枚数を一枚、即ぢ、半分にすることが出来た。

枚数が減ったことなより、配電用避雷器の重さは当然軽
くなる。又、第２図から明らかなように、雷サージ等の
過電圧で動作した場合にでも、接地された取付金具８と
本発明の酸化亜鉛素子１１が十分離れ、取付金具８と補
助電極１２が対向しているため、酸化亜鉛素子１１の表
面から部分放電が生じることは無い。

本発明の一実施例によれば、従来の配電用避雷器と比較
し、使用する酸化亜鉛素子の枚数を半減できるので避雷
器を軽くでき、動作時に酸化亜鉛素子表面から部分放電
が発生しないようにできる効果がある。第２図では、更
に、補助電極をパイプ状にしているので避雷器全体の残
留インダクタンスを従来のものより小さくできる、酸化
亜鉛素子枚数が半減し、素子分の等価キャパシタンスが
大きくなり、急峻波応答が良くなる。また１部品点数が
減ったことにより信頼性向上の効果もある。

第２図において、補助電極１２の酸化亜鉛素子１１側の
一部、あるいは、全部を中実導体とすることができる。

この場合、この配電用避雷器の熱容量が増加したことに
なり、その分だけ大きなエネルギを吸収できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、素子の使用枚数を減らすことができ、
配電用避雷器を軽くでき、かつ、動作時に素子の表面か
ら部分放電が発生しないようにできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の配電用避雷器のｔシミ面図、第２図は本
発明の配電用Ｗ、雷器の断面図でｚ５る。 ２．３・・・酸化亜鉛素子、１１・・・高電位傾度酸化
亜鉛素子。 代理人　Ｊ７理士　高橋明夫

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■、直列ギャップと非直線性の優Ｊした酸化亜鉛素子を
   直列に設けた碍子形′ｉ１：雷器において、前−記酸化
   亜鉛素子として１００μＡｐ　／　ｃｍ　”　における
   電位傾度が３．６ｋＶｐ／ｃｍ以上のものを用いること
   を特徴とする配電用避雷器。 ２、特許請求の範囲第１項において、 前記酸化亜鉛素子の組成に５１０２　］、　Ｏ〜１５モ
   ル％、　ｓｂ、　ｏ３　約２．０モル％、　１．　Ｑ　
   （ＮＯ，Ｌ・９１ｉ□０約０．０１モル、ＬｉＣ０，、
   約１モル％を含めたことを特徴とする配電用避雷器。