JPS6015404Y2 - アレスタ - Google Patents
アレスタInfo
- Publication number
- JPS6015404Y2 JPS6015404Y2 JP16839978U JP16839978U JPS6015404Y2 JP S6015404 Y2 JPS6015404 Y2 JP S6015404Y2 JP 16839978 U JP16839978 U JP 16839978U JP 16839978 U JP16839978 U JP 16839978U JP S6015404 Y2 JPS6015404 Y2 JP S6015404Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- arrester
- gap
- discharge
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野〕
本考案は半導体素子等の電気装置を雷サージ、開閉サー
ジなどの過電圧より保護するアレスタに関する。
ジなどの過電圧より保護するアレスタに関する。
この種のアレスタとしては炭化珪素などを主体とした電
圧非直線特性を有する特性要素と、直列放電ギャップか
ら戒る直列ギャップアレスタ、あるいは酸化亜鉛などを
主体とした電圧非直線抵抗体から成るギャップレスアレ
スタなどが知られている。
圧非直線特性を有する特性要素と、直列放電ギャップか
ら戒る直列ギャップアレスタ、あるいは酸化亜鉛などを
主体とした電圧非直線抵抗体から成るギャップレスアレ
スタなどが知られている。
直列ギャップアレスタは放電遅れの現象があるため、こ
の遅れの間に保護すべぎ電気装置が破壊することがある
。
の遅れの間に保護すべぎ電気装置が破壊することがある
。
一方ギャップレスアレスタは放電遅れの現象がないが、
大きなサージを吸収するためには断面積を大きくする必
要があり大形となり高価である。
大きなサージを吸収するためには断面積を大きくする必
要があり大形となり高価である。
また、第1図に放電ギャップ2と電圧非直線抵抗体1と
を並列に接続したアレスタを示す。
を並列に接続したアレスタを示す。
第2図にはこのアレスタの電圧非直線抵抗体1の電圧電
流特性11とギャップ2の放電特性12を示す。
流特性11とギャップ2の放電特性12を示す。
第2図においては、常時の印加電圧V1に対しては電圧
非直線抵抗体1を通じてalなる電流が流れる。
非直線抵抗体1を通じてalなる電流が流れる。
電源からのパルス状のサージ電圧が入ると曲線11上の
サージ電流が電圧非直線抵抗体1に流れるが、サージ電
圧がギャップ放電電圧v2を越えるとギャップ2が放電
し、サージ電流はギャップ2の側に主として流れる。
サージ電流が電圧非直線抵抗体1に流れるが、サージ電
圧がギャップ放電電圧v2を越えるとギャップ2が放電
し、サージ電流はギャップ2の側に主として流れる。
即ち、このアレスタはサージ初期の立ち上がり時あるい
はサージ電圧の小さい時は応答の速い電圧非直線抵抗体
1がサージ吸収し、設定電圧以上のサージは放電ギャッ
プ2が受は持つことにより、電圧非直線抵抗体1の負担
を少なくし、放電遅れも少なくしたもので、既に知られ
ている。
はサージ電圧の小さい時は応答の速い電圧非直線抵抗体
1がサージ吸収し、設定電圧以上のサージは放電ギャッ
プ2が受は持つことにより、電圧非直線抵抗体1の負担
を少なくし、放電遅れも少なくしたもので、既に知られ
ている。
しかしながら、前述のように、このアレスタはサージ初
期で電圧非直線抵抗体1にサージがかかり、その電圧が
V2以上になると放電ギャップ2が放電を始めるのであ
り、例えばこの値は制限電圧2000V (V2)に対
してl0KA (a2)とイウ値テするが、実際には電
圧■2が非直線抵抗体の制限電圧よりかなり大きいため
ギャップが放電開始するまでに時間を要するので、電圧
非直線抵抗体1の負担をそれほど減少できないのである
。
期で電圧非直線抵抗体1にサージがかかり、その電圧が
V2以上になると放電ギャップ2が放電を始めるのであ
り、例えばこの値は制限電圧2000V (V2)に対
してl0KA (a2)とイウ値テするが、実際には電
圧■2が非直線抵抗体の制限電圧よりかなり大きいため
ギャップが放電開始するまでに時間を要するので、電圧
非直線抵抗体1の負担をそれほど減少できないのである
。
従って電圧非直線抵抗体1の大きさの余裕度を大きくす
る必要があり、経済的にも充分なる益を得られ難かった
。
る必要があり、経済的にも充分なる益を得られ難かった
。
本考案は経済的に製造できしかも電気装置を確実に保護
するアレスタを提供することを目的とする。
するアレスタを提供することを目的とする。
本考案は並列に接続された放電ギャップと電圧非直線抵
抗体より戊るアレスタにおいて電圧非直線抵抗体に直列
にチョークコイルが接続されることを特徴とするもので
ある。
抗体より戊るアレスタにおいて電圧非直線抵抗体に直列
にチョークコイルが接続されることを特徴とするもので
ある。
本考案に基づくアレスタは第3図に示すようにチョーク
コイル3と電圧非直線抵抗体1との直列回路を放電ギャ
ップ2に並列に接続してものである。
コイル3と電圧非直線抵抗体1との直列回路を放電ギャ
ップ2に並列に接続してものである。
電圧非直線抵抗体1としては、例えば酸化亜鉛を主成分
とした焼結体を用いる。
とした焼結体を用いる。
このようなアレスタを電源に対して被保護と並列に接続
すればよい。
すればよい。
このようにすれば、チョークコイル3がサージ電流の急
激な増加に対して逆起電圧Ldi/dtを負担するので
、コイルがないものに比べて本考案のアレスタのギャッ
プ放電開始電圧を低く即ち、放電開始時間を早くするこ
とができる。
激な増加に対して逆起電圧Ldi/dtを負担するので
、コイルがないものに比べて本考案のアレスタのギャッ
プ放電開始電圧を低く即ち、放電開始時間を早くするこ
とができる。
また、電圧非直線抵抗体1の負担をさらに少なく、即ち
小型化できるので、特に信号回路のサージ吸収に最適で
ある。
小型化できるので、特に信号回路のサージ吸収に最適で
ある。
本考案によるアレスタは一般信号ばかりでなく、例えば
テレビジョン受像機のアンテナ入力回路のような高周波
信号の入る回路の保護に用いる場合には、チョークコイ
ルにより高周波信号が抵抗体1を通じてバイパスされな
いようにブ陥ツクすることができる。
テレビジョン受像機のアンテナ入力回路のような高周波
信号の入る回路の保護に用いる場合には、チョークコイ
ルにより高周波信号が抵抗体1を通じてバイパスされな
いようにブ陥ツクすることができる。
またこのようなアレスタは海底ケーフル通信回路の増幅
器保護としても応用できる。
器保護としても応用できる。
本考案によれば従来用いられている放電ギャップに並列
に、チョークコイルと小型の電圧非直線抵抗体との直列
回路を接続するだけで、ギャップの放電開始電圧を早め
、電圧非直線抵抗体の制限電圧が低く時間遅れも少なく
大きなサージエネルギーを吸収できる小型で経済的なア
レスタを得ることができる。
に、チョークコイルと小型の電圧非直線抵抗体との直列
回路を接続するだけで、ギャップの放電開始電圧を早め
、電圧非直線抵抗体の制限電圧が低く時間遅れも少なく
大きなサージエネルギーを吸収できる小型で経済的なア
レスタを得ることができる。
第1図は従来のアレスタの接続図、第2図は第1図のア
レスタの動作を説明する電圧−電流線図、第3図は本考
案の一実施例のアレスタの接続図である。 1.11・・・・・・電圧非直線抵抗体、2・・・・・
・放電ギャップ、3・・・・・・チョークコイル。
レスタの動作を説明する電圧−電流線図、第3図は本考
案の一実施例のアレスタの接続図である。 1.11・・・・・・電圧非直線抵抗体、2・・・・・
・放電ギャップ、3・・・・・・チョークコイル。
Claims (1)
- 並列に接続された放電ギャップと電圧非直線抵抗体より
成るものにおいて電圧非直線抵抗体に直列にチョークコ
イルが接続されたことを特徴とするアレスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16839978U JPS6015404Y2 (ja) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | アレスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16839978U JPS6015404Y2 (ja) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | アレスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5584889U JPS5584889U (ja) | 1980-06-11 |
JPS6015404Y2 true JPS6015404Y2 (ja) | 1985-05-15 |
Family
ID=29169506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16839978U Expired JPS6015404Y2 (ja) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | アレスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015404Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-06 JP JP16839978U patent/JPS6015404Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5584889U (ja) | 1980-06-11 |
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