JPH05284732A - 耐サージ用電源回路 - Google Patents

耐サージ用電源回路

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Publication number
JPH05284732A
JPH05284732A JP10407392A JP10407392A JPH05284732A JP H05284732 A JPH05284732 A JP H05284732A JP 10407392 A JP10407392 A JP 10407392A JP 10407392 A JP10407392 A JP 10407392A JP H05284732 A JPH05284732 A JP H05284732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
ground
capacitor
surge
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP10407392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Watanabe
秀夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP10407392A priority Critical patent/JPH05284732A/ja
Publication of JPH05284732A publication Critical patent/JPH05284732A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐サージ用電源回路に関し、電源入力ライン
に重畳された雷サージ等から、半導体を使用した電子回
路を保護することを目的とする。 【構成】 絶縁形トランス13の一次側をバリスタ(5
〜7)等のサージ保護回路を介して商用電源に接続し、
絶縁形トランス13の二次側を負荷回路14に接続し、
一次側の商用電源等のアースに接続されたフレームグラ
ンド4と、二次側の負荷回路14の回路動作の基準点と
なるシグナルグランド15間とを、コンデンサ16とコ
イル17との直列回路で接続し、フレームグランド4に
雷サージの電流が流れ込み、フレームグランド4の電位
が上昇しても、雷サージパルスの周波数成分に対するイ
ンピーダンスを、コンデンサ16とコイル17との直列
回路で上げることができ、雷サージによるシグナルグラ
ンド15の電位変化を軽減して、負荷回路14に使用し
ている電子回路が破損しないように保護している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源入力ラインに重畳
された雷サージ等から回路を保護するサージ保護回路を
組み込んだ耐サージ用電源回路に関する。近年の電気機
器には、半導体が多く使用されるようになってきてお
り、この半導体は、構造上サージに弱く、特に雷サージ
が印加されると、誤動作、あるいは、半導体が破壊され
るといった問題があり、雷サージ等から半導体を保護す
る必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来、雷サージ等から回路を保護するた
め、図2に示すような回路が用いられていた。商用電源
の入力ラインの各ライン間と、各ラインと商用電源等の
アースに接続されたアースライン4(以下、フレームグ
ランドと略す)間にサージに対する保護素子としてバリ
スタ(5〜7)を使用し、スイッチングレギュレータ回
路12を介して絶縁形トランス13(図1の実施例にお
いては、スイッチングトランスを示す)の一次側に電源
を供給し、同絶縁形トランス13の二次側を負荷回路1
4に接続し、フレームグランド4と、二次側の負荷回路
14の回路動作の基準点となるアースライン15(以
下、シグナルグランドと略す)間とを、雑音防止用コン
デンサ16で接続して、コンデンサ16でシグナルグラ
ンド15のインピーダンスを引き下げて、雑音防止を図
るようにしていた。ところが、雷サージが商用電源の入
力ラインに重畳されると、バリスタ5及び6を介してフ
レームグランド4に雷サージの電流が流れ込むようにな
り、フレームグランド4のインピーダンスが高いと、コ
ンデンサ16を介してシグナルグランド15の電位が上
昇し、負荷回路14に使用している半導体等で構成され
た電子回路を破損するといった問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンデンサ
16にコイルを直列に挿入することにより、雷サージに
よるシグナルグランド15の電位変化を軽減することに
より、負荷回路14に使用されている半導体等で構成さ
れた電子回路が破損しないように防止することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の一実施
例を示す、耐サージ用電源回路の電気回路ブロック図で
あり、同図に示すように、絶縁形トランス13の一次側
をバリスタ(5〜7)等のサージ保護回路を介して商用
電源に接続し、絶縁形トランス13の二次側を負荷回路
14に接続した電源回路において、一次側の商用電源等
のアースに接続されたアースライン4と、二次側の負荷
回路14の回路動作の基準点となるアースライン間15
とを、コンデンサ16とコイル17との直列回路で接続
したものである。
【0005】
【作用】本発明は上記で説明したように、フレームグラ
ンド4と、シグナルグランド15間をコンデンサ16と
コイル17との直列回路で接続しており、フレームグラ
ンド4に雷サージの電流が流れ込み、雷サージによりパ
ルス状にフレームグランド4の電位が上昇しても、パル
スの周波数成分に対するインピーダンスを、コンデンサ
16とコイル17との直列回路で上げることができるた
め、雷サージによるシグナルグランド15の電位変化を
軽減して、負荷回路14に使用している半導体で構成さ
れた電子回路が破損しないように保護することができ
る。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す、耐サージ
用電源回路の電気回路ブロック図であり、図中、図2で
示したものと同一のものは同一の記号で示している。1
は、入力電源プラグであり、単相3線式の商用電源に接
続されており、両入力ラインは各々ヒューズ2及び3を
介して、バリスタ5及び6の一端に接続されている。商
用電源等のアース線は、フレームグランド4に接続され
ており、前記バリスタ5及び6の他端は、各々フレーム
グランド4と接続され、両入力ラインとアース間に発生
するサージ電圧をバリスタ5及び6で吸収するように
し、さらに、前記入力ライン間は、バリスタ7でブリッ
ジされ、入力ライン間に発生するサージ電圧をバリスタ
7で吸収するようにしている。
【0007】前記両入力ラインは、バリスタ5〜7で構
成されたサージに対する保護回路を経て、雑音防止回路
に接続されており、雑音防止回路は、両入力ライン間を
ブリッジしたコンデンサ8と、同コンデンサ8の接続点
を通過した後、前記両入力ラインに各々挿入されたライ
ンフィルタコイル9と、同ラインフィルタコイル9を通
過した後、両入力ラインとフレームグランド4間に各々
接続されたコンデンサ10及び11で構成されている。
前記雑音防止回路を経て、前記両入力ラインは、ブリッ
ジ整流回路とスイッチング回路で構成されたスイッチン
グレギュレータ回路12に接続されており、スイッチン
グレギュレータ回路12は、回路を動作させるため一端
をフレームグランド4に接続し、出力を絶縁形トランス
13の一次側に供給している。絶縁形トランス13の二
次側には負荷回路14を接続し、フレームグランド4
と、二次側の負荷回路14の回路動作の基準点となるシ
グナルグランド15間とを、コンデンサ16とコイル1
7との直列回路で接続し、シグナルグランド15のイン
ピーダンスを引き下げて、雑音防止を図るようにしてい
る。なお、抵抗器18は、コイル17を使用することに
より生ずる等価抵抗成分を示している。
【0008】以上、説明したように、フレームグランド
4と、シグナルグランド15間をコンデンサ16とコイ
ル17との直列回路で接続しており、フレームグランド
4に雷サージの電流が流れ込み、雷サージによりパルス
状にフレームグランド4の電位が上昇しても、パルスの
周波数成分に対するインピーダンスを、コンデンサ16
とコイル17との直列回路で上げることができるため、
従って、雷サージによるシグナルグランド15の電位変
化を軽減して、負荷回路14に使用している半導体で構
成された電子回路が破損しないように保護することがで
きる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレームグランド4と、シグナルグランド15間をコン
デンサ16とコイル17との直列回路で接続しており、
負荷回路14に使用している半導体で構成された電子回
路から発生する雑音を防止すると共に、雷サージにより
パルス状にフレームグランド4の電位が上昇しても、パ
ルスの周波数成分に対するインピーダンスを、コンデン
サ16とコイル17との直列回路で上げることができる
ため、従って、雷サージによるシグナルグランド15の
電位変化を軽減して、負荷回路14に使用している半導
体で構成された電子回路が破損しないように保護するこ
とが可能な、耐サージ用電源回路を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、耐サージ用電源回路
の電気回路ブロック図である。
【図2】従来例を示す、耐サージ用電源回路の電気回路
ブロック図である。
【符号の説明】
1 入力電源プラグ 2 ヒューズ 3 ヒューズ 4 フレームグランド 5 バリスタ 6 バリスタ 7 バリスタ 8 コンデンサ 9 ラインフィルタコイル 10 コンデンサ 11 コンデンサ 12 スイッチングレギュレータ回路 13 トランス 14 負荷回路 15 シグナルグランド 16 コンデンサ 17 コイル 18 抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁形トランスの一次側をバリスタ等の
    サージ保護回路を介して商用電源に接続し、二次側を負
    荷回路に接続した電源回路において、一次側の商用電源
    等のアースに接続されたアースラインと、二次側の負荷
    回路の回路動作の基準点となるアースライン間とを、コ
    ンデンサとコイルとの直列回路で接続したことを特徴と
    する耐サージ用電源回路。
JP10407392A 1992-03-31 1992-03-31 耐サージ用電源回路 Pending JPH05284732A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10407392A JPH05284732A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 耐サージ用電源回路

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JP10407392A JPH05284732A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 耐サージ用電源回路

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JPH05284732A true JPH05284732A (ja) 1993-10-29

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ID=14370982

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JP10407392A Pending JPH05284732A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 耐サージ用電源回路

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JP (1) JPH05284732A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223523A (ja) * 2000-11-27 2002-08-09 Otowa Denki Kogyo Kk 耐雷素子及び耐雷保護装置
KR100534058B1 (ko) * 2003-07-15 2005-12-07 주식회사 두원 정보통신기기의 전원 커넥터
JP2009254217A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Wellness:Kk 電気機器及び電源接続具と電気機器の接地方法

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