JPS60136104A - 機器用導体 - Google Patents
機器用導体Info
- Publication number
- JPS60136104A JPS60136104A JP24756983A JP24756983A JPS60136104A JP S60136104 A JPS60136104 A JP S60136104A JP 24756983 A JP24756983 A JP 24756983A JP 24756983 A JP24756983 A JP 24756983A JP S60136104 A JPS60136104 A JP S60136104A
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- JP
- Japan
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- conductor
- core
- wire
- alloy
- plating
- Prior art date
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- Granted
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- Conductive Materials (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、電気又は電子機器等の機器間又は機器内に用
いられる導体に関するものである。
いられる導体に関するものである。
(背景技術)
電r−機器、医療法器、1″?響機器等の機器間又は機
器内の接続、配線にお・いて、)幾器の小型化、軽量化
の要求と共に、使用される主謀は益々細線化され、又(
1i頼性向上の要求から機械的にも、電気的にも益々要
求特性が厳しくなってきた。
器内の接続、配線にお・いて、)幾器の小型化、軽量化
の要求と共に、使用される主謀は益々細線化され、又(
1i頼性向上の要求から機械的にも、電気的にも益々要
求特性が厳しくなってきた。
機械的には配線時あ・よび使用時に11J1線しないこ
と、高周波信号の伝達が確実に成されること、又作業性
の向」ニ要求からは、しなやかさが要求されている。
と、高周波信号の伝達が確実に成されること、又作業性
の向」ニ要求からは、しなやかさが要求されている。
従来・、これらの導体として次のような導体が使用され
ているが、それぞれ次のような欠点がある。
ているが、それぞれ次のような欠点がある。
例えば(錫めっき)軟銅線は機械的強度が不足である。
例えばCu−3n、 Cu−Zn系等の加工硬化型合金
より成る線は、強度があるが、一般的に導電率が低く、
高周波信号のエフイシエンシーが低く、又しなやかでな
い。
より成る線は、強度があるが、一般的に導電率が低く、
高周波信号のエフイシエンシーが低く、又しなやかでな
い。
例えばCu−Be、 Cu−Cr、 Cu−Zr系等の
時効硬化型合金より成る線は、適切に調質されれば機械
的9.5・性良好であるが、細線への加工が中間焼鈍の
困シ(1[性もあって困姉、を伴ない、又最終サイズで
の調質のための熱処理が必要で、特性がばらつき易い0 銅P&覆鉄(鋼)線は、鉄の存在が磁気的特性上1n頼
性に欠け、又強度はあるが、細線への伸線加工が困難で
、又細線への加工途中での鉄の軟化に必要な温度の軟f
ヒでは、線間が密シ、グする問題が生ずる。
時効硬化型合金より成る線は、適切に調質されれば機械
的9.5・性良好であるが、細線への加工が中間焼鈍の
困シ(1[性もあって困姉、を伴ない、又最終サイズで
の調質のための熱処理が必要で、特性がばらつき易い0 銅P&覆鉄(鋼)線は、鉄の存在が磁気的特性上1n頼
性に欠け、又強度はあるが、細線への伸線加工が困難で
、又細線への加工途中での鉄の軟化に必要な温度の軟f
ヒでは、線間が密シ、グする問題が生ずる。
上述のように、これまでの導体では、「電子ワイヤ」と
呼ばれる細物電線用導体として不適当であった。
呼ばれる細物電線用導体として不適当であった。
(発明の開示)
本発明は、上述の事情に鑑み成されたもので、複合材の
外被材と芯材の月質を適当に組合せることにより、高い
強度としなやかさを有し、高周波信号の伝達4を性が高
く、かつ製造容易な機器用導体を提供せんとするもので
ある。
外被材と芯材の月質を適当に組合せることにより、高い
強度としなやかさを有し、高周波信号の伝達4を性が高
く、かつ製造容易な機器用導体を提供せんとするもので
ある。
本発明は、Nb又はNbを主体とする合金より成る芯拐
と、その周りのCu又はCuを主体とする合金より成る
外被イ9とから成ることを9,1゛徴とする機器用導体
である。
と、その周りのCu又はCuを主体とする合金より成る
外被イ9とから成ることを9,1゛徴とする機器用導体
である。
本発明の導体は、情報機器、通信機器、医療機器、音響
機器等の電気又は電子機器の機器間又は機器内の接続、
配線等に用いられる導体で、単線又はこれらの複数本を
撚合ぜた撚線より成るもので、単線の断面形状は、丸、
楕円、四角形、その他の多角形、その他の異形等のいず
れでも良い。
機器等の電気又は電子機器の機器間又は機器内の接続、
配線等に用いられる導体で、単線又はこれらの複数本を
撚合ぜた撚線より成るもので、単線の断面形状は、丸、
楕円、四角形、その他の多角形、その他の異形等のいず
れでも良い。
本発明におい℃、芯材を構成するNb又はNbを主体と
する合金(以下、Nbと略称す)は、純Nb又はNb9
0%以上含有する合金(例、Nb−1%Zr、Nb−5
%V合金等)である。Nbは非磁性で、強度が高く、加
工性も良好である。
する合金(以下、Nbと略称す)は、純Nb又はNb9
0%以上含有する合金(例、Nb−1%Zr、Nb−5
%V合金等)である。Nbは非磁性で、強度が高く、加
工性も良好である。
又外被材を構成するCu又はCuを主体とする合金(以
下、Cuと略称す)は、純銅(例、タフピッチ銅、無酸
素銅、脱酸銅等)又は導電用銅合金(例、Cu −Oj
)$Cr 、 Cu = 0.15 f;Ag合金等)
である。Cuは導電率が高く、加工性が極めて良い。
下、Cuと略称す)は、純銅(例、タフピッチ銅、無酸
素銅、脱酸銅等)又は導電用銅合金(例、Cu −Oj
)$Cr 、 Cu = 0.15 f;Ag合金等)
である。Cuは導電率が高く、加工性が極めて良い。
図は本発明の実施例を示す断面図である。
図において、1はNb又はNb合金(Nb)より成る芯
材、2はCu又はCu合金(Cu )より成る外被材で
ある。
材、2はCu又はCu合金(Cu )より成る外被材で
ある。
上述のような芯44と外被]1を組合せると、CuとN
bは複合材として密ノ、・1性良好であり、複合材の減
面加工性良好で、細線への加工が容易である。又芯材の
Nbにより高強度を有し、外被材のCuにより導電性が
良く、特に高周波信号の伝達特性が良く、又表層が柔ら
かいためしなやかで、断線しにくい。
bは複合材として密ノ、・1性良好であり、複合材の減
面加工性良好で、細線への加工が容易である。又芯材の
Nbにより高強度を有し、外被材のCuにより導電性が
良く、特に高周波信号の伝達特性が良く、又表層が柔ら
かいためしなやかで、断線しにくい。
又Cuの軟化温度は約200℃(細線)、Nbのそれは
約1000℃であるため、両者の複合材を300℃程度
に加熱すると、芯材のNbは軟化せずj外層材のCuの
み軟化して表層が柔らかくなるので、一層しなやかで高
強度の導体が得られる。
約1000℃であるため、両者の複合材を300℃程度
に加熱すると、芯材のNbは軟化せずj外層材のCuの
み軟化して表層が柔らかくなるので、一層しなやかで高
強度の導体が得られる。
次に、本発明導体は図に示すような複合材でも使用され
るが、さらに外周に錫、半III等のめつき層が施され
て使用に供されることが多い。
るが、さらに外周に錫、半III等のめつき層が施され
て使用に供されることが多い。
これらの溶融めっきでは、導体は通常的200°〜40
0℃のめつき浴に浸漬され、加熱されるため、上述の外
被材のみの軟化処理を省略することができ、めっきによ
り芯材は軟化せず、硬材のままで、外被材のみ軟化され
て軟材となった複合導体が容易に得られる。
0℃のめつき浴に浸漬され、加熱されるため、上述の外
被材のみの軟化処理を省略することができ、めっきによ
り芯材は軟化せず、硬材のままで、外被材のみ軟化され
て軟材となった複合導体が容易に得られる。
なふ・、本発明の芯拐と外被材を複合化する方法は、通
常の複合材を製造する方法、例えばパイプ嵌合法、銅め
っき法、押出被覆法、テープ成形−シーム溶接法等のい
ずれでも良い。
常の複合材を製造する方法、例えばパイプ嵌合法、銅め
っき法、押出被覆法、テープ成形−シーム溶接法等のい
ずれでも良い。
この組合せでは、芯材、外被材の密着性良く、共に伸線
等の減面加工性良好であるため、溶体化、時効等の複雑
な熱処理が不要であり、製造が容易で、コストが安い。
等の減面加工性良好であるため、溶体化、時効等の複雑
な熱処理が不要であり、製造が容易で、コストが安い。
(実施例)
純度99.7%以上の純Nb棒の表面と無酸素鋼管の内
面を金属ブラシにより機械的に研暦し、これを嵌合伸線
しそ外孫8龍、Nb芯材径7 mmの1合線材を作成し
た。
面を金属ブラシにより機械的に研暦し、これを嵌合伸線
しそ外孫8龍、Nb芯材径7 mmの1合線材を作成し
た。
これを3 mNπfまで伸線した後、密着性改善のため
、600℃で1時間加熱処理した後、さらに0.06m
m lまで伸線した。この際、NbとCuの組合せが好
適なため、容易に伸線加工できた。
、600℃で1時間加熱処理した後、さらに0.06m
m lまで伸線した。この際、NbとCuの組合せが好
適なため、容易に伸線加工できた。
0.06mm7の線に浴温280’Cの溶融錫浴を用い
て溶融錫めっきを施し、本発明による与体を作成した。
て溶融錫めっきを施し、本発明による与体を作成した。
めっき時、複合線の外被材のCu部が軟化し、芯拐のN
b部は高引張強さく 130Kg/mi)を維持してい
た。
b部は高引張強さく 130Kg/mi)を維持してい
た。
得られた錫、めっき導体はしなやかで、 l05Kg/
mAの高い引張強さを有していた。
mAの高い引張強さを有していた。
この導体の7本を撚合せ℃撚線とし、ポリ塩化ビニル絶
縁を施し、Vl”RカメラとVTRの間の接続電線とし
て使用した所、細くて軽くてしなやかで、引張強さ゛が
強く、繰返し屈曲しても破断しにくい導体であった。
縁を施し、Vl”RカメラとVTRの間の接続電線とし
て使用した所、細くて軽くてしなやかで、引張強さ゛が
強く、繰返し屈曲しても破断しにくい導体であった。
(発明の効果〕
上述のように構成された本発明の機器用導体は次のよう
な効果がある。
な効果がある。
(イ)芯材がNb又はNbを主体とする合金、外被材が
Cu又はCuを主体とする合金より成るから、芯材が高
強度で外被材より軟化しにくいため、導体の強度が高く
、断線しに<<、外被材が柔らかいため、導体がしなや
かであり、又外被材の導電率が高いため、高周波信号の
伝達特j生が良く、又鉄等が存在しないため、磁性的な
悪影;欅がない。
Cu又はCuを主体とする合金より成るから、芯材が高
強度で外被材より軟化しにくいため、導体の強度が高く
、断線しに<<、外被材が柔らかいため、導体がしなや
かであり、又外被材の導電率が高いため、高周波信号の
伝達特j生が良く、又鉄等が存在しないため、磁性的な
悪影;欅がない。
(ロ)芯拐のNbと外被材のCuは、複合]Aとしての
密着性が良好で、減面加工も容易であり、又軟化処理に
上り外被4AのCuのみ軟化しiUるため、最終サイズ
での調質が容易であり、1.1−に溶融めっきを施すも
のでは別の軟化処理を省略することができ、又溶体化、
時効等の複■1″な熱処理も不要であるので、製造′が
容易で、コストが安い。
密着性が良好で、減面加工も容易であり、又軟化処理に
上り外被4AのCuのみ軟化しiUるため、最終サイズ
での調質が容易であり、1.1−に溶融めっきを施すも
のでは別の軟化処理を省略することができ、又溶体化、
時効等の複■1″な熱処理も不要であるので、製造′が
容易で、コストが安い。
図は本発明の実施例を示す断面図である。
1・・・芯材、2−・外被41゜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (+)Nb又はNbを1:、(+とする合金より成る芯
4」と、その周りのCu又はCuを主体とする合金より
成る外被拐とから成ることを特徴とする機器用導体。 (2)芯祠が硬ノ、jより成り、外被旧が軟月より成る
4′q許請求の範囲第1項記載の機器用導体。 (3)外被拐の上に錫又は半田より成るめっき層を有す
る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の機器用導体。 (4)芯材および外被拐が、溶融めっき時のめつき浴浸
漬による加熱により、それぞれ砂利のままのものおよび
軟1ヒされたものより成る特許請求の範囲第3項記載の
機器用導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24756983A JPS60136104A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 機器用導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24756983A JPS60136104A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 機器用導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136104A true JPS60136104A (ja) | 1985-07-19 |
JPH041443B2 JPH041443B2 (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=17165442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24756983A Granted JPS60136104A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 機器用導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136104A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013085003A1 (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-13 | 大電株式会社 | 複合導体及びそれを使用した電線 |
-
1983
- 1983-12-24 JP JP24756983A patent/JPS60136104A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013085003A1 (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-13 | 大電株式会社 | 複合導体及びそれを使用した電線 |
JPWO2013085003A1 (ja) * | 2011-12-07 | 2015-04-27 | 大電株式会社 | 複合導体及びそれを使用した電線 |
US9293232B2 (en) | 2011-12-07 | 2016-03-22 | Dyden Corporation | Composite conductor and electric wire using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH041443B2 (ja) | 1992-01-13 |
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