JPS6013608Y2 - 電動ろくろ - Google Patents

電動ろくろ

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JPS6013608Y2
JPS6013608Y2 JP12218781U JP12218781U JPS6013608Y2 JP S6013608 Y2 JPS6013608 Y2 JP S6013608Y2 JP 12218781 U JP12218781 U JP 12218781U JP 12218781 U JP12218781 U JP 12218781U JP S6013608 Y2 JPS6013608 Y2 JP S6013608Y2
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JP
Japan
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disk
drive
shaft
support shaft
fixed
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JP12218781U
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JPS5826505U (ja
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健雄 伊藤
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  • Friction Gearing (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、陶芸に使用する電動ろくろに関腰特に、任意
の速度において駆動モーターとの連繋を直ちに切断しう
る無段変速機構を採用した電動ろくろに関する。
従来において、陶芸に使用する電動ろくろは、実公昭4
8−32929号、同48−32930号、同48−3
2931号、同48−3293涛、同48−32933
号により種々提案されているが、これらの電動ろくろに
採用されている無段変速機構は、いずれも円錐車もしく
は球面車とこれに摩擦係合する従動車たるリム車もしく
は摩擦伝導車とから構成されている。
このため、回転テーブルが所望速度の時に、円錐車もし
くは球面車とこれに摩擦係合する従動車たるリム車もし
くは摩擦伝動車とを直ちに離反することができず、足踏
式ろくろのように回転テーブルを所望の速度から慣性に
よって回転させるという操作をすることは不可能であっ
た。
本考案は、この従来不能であった操作を可能とし、足踏
式ろくろと同様な回転テーブルの回転動作を得ることの
できる電動ろくろを提供することを目的とし、その特徴
は、回転テーブル3の回転軸4に、周面に弾性接触部を
形成した摩擦円板8を取り付け、 この摩擦円板8の前記弾性接触部に対して直角方向から
ほぼ点接触すべく駆動円板10を配置し、この駆動円板
10を駆動モーター17の出力軸18に連繋された回転
軸15に固定腰 一端に操作レバー25が取り付けられて、該操作レバー
25の操作によって軸線を中心として回転自在かつ軸線
方向に移動自在に支持さられた支持軸22を前記駆動円
板10の回転軸15と平行に設け、この支持軸22に、
前記駆動円板10の回転軸15を一端付近において回転
自在に支持されるとともに他端において前記支持軸22
に固定される連結板11を設け、また前記駆動モーター
17が一端付近で固定されるとともに他端において前記
支持軸22に固定される取り付は台21を設けて戒り、 前記操作レバー25の操作により、前記支持軸22を回
転することによって前記駆動円板10の回転軸15と駆
動モーター17の出力軸18との連繋関係を維持しつつ
前記摩擦円板8の前記弾性接触部に対する前記駆動円板
10の接触位置を円弧状に変化自在になす一方、前記支
持軸22を軸方向に移動することによって前記摩擦円板
8の前記弾性接触部と前記駆動円板10とを接離自在に
構成したところにある。
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
1はケーシングであり、これの上面には軸受筒2が固定
され、この軸受筒2に回転テーブル3の回転軸4がスラ
ストベアリング5及び深溝玉軸受6.7を介して回転自
在に支持されている。
8は前記回転軸4の下端に固定された摩擦円板であり、
これの拡径部周面には弾性接触部たる環状のゴムベルト
9が嵌着されている。
10は駆動円板であり、前記ゴムベルト9に対して直角
方向から対向位置すべく、連結部材11の一端にスラス
トベアリング12及び深溝玉軸受13.14を介して回
転自在に支持された回転軸15の一端に固定されている
前記回転軸15の他端には駆動プーリー16が固定され
、この駆動プーリー16と駆動モーター17の出力軸1
8に固定されたモータープーリー19とには、プーリー
ベルト20が張設されている。
前記駆動モーター17は取り付は台21を介してケーシ
ング1に回転自在かつ軸線方向に移動自在に支持された
支持軸22に取り付けられている。
また、前記取り付は台21には、前記連結部材11の他
端が固定されている。
一方、前記支持軸22はコイルスプリング23によって
取り付は台21方向に付勢され、この付勢力によって前
記駆動円板10は、前記摩擦円板10は、前記摩擦円板
8の前記ゴムベルト9とほぼ点接触すべく、前記連結部
材11及び前記回転軸15を介して押動されている。
24は前記支持軸22の一端に設けられたクラッチカム
であり、このクラッチカム24には操作レバー25が取
り付けられている。
また、26は変速連動アームであり、これの一端は前記
連結部材11のほぼ中央に固着され、他端は回動板27
の一端に固着されている。
そして前記回動板27の他端は、ケーシング1に回転自
在に支持された回動軸28の一端に固定されている。
前記回動軸28の前記ケーシング1外に位置した他端に
は足踏みペタル29が固定されている。
なお本実施例においては、前記操作レバー25が垂直に
位置すると、前記駆動円板10はその中心において前記
ゴムベルト9にほぼ点接触すべく構成されている。
続いて、本実施例の作用について説明する。
駆動モーター17を始動すると、モータープーリー19
及び駆動プーリー16を介して駆動円板10が所定方向
に回転されるが、第1図及び第2図図示状態のように、
駆動円板10の中心がゴムベルト9とほぼ点接触してい
る状態では、前記駆動円板10の回転力は前記ゴムベル
ト9に伝達されず、回転テーブル3は回転しない。
ここで、操作レバー25を第2図上反時針回転方向に所
望角度回転すると、支持軸22も同一方向へ同一角度回
転し、これによって連結部材11及び取り付は台21を
介して駆動円板10、駆動プーリー16及びモータープ
ーリー19、駆動モーター17も移動する。
そして、前記駆動円板10の移動は、その中心、換言す
れば回転軸15の軸線が、支持軸22の軸線を中心とす
る円弧上を移動することによってなされ、これによって
、駆動円板10′位置に移動してゴムベルト9に対する
接触位置は上部周方向に変化する(第4図参照)。
したがって、駆動円板10′が第4図上時針回転方向に
回転しているとすれば、この回転力によってゴムベルト
9の接触部分は同図上右方向へ移動され、摩擦円板8も
同方向へ移動するように回転する。
このため、回転テーブル13も摩擦円板8と同一方向へ
回転される。
そしてこの回転速度は、駆動円板10のゴムベルト9に
対する接触位置によって決定され、接触位置が駆動円板
10の周方向に移動するのに比例して増速されるもので
ある。
また、操作レバー25を第2図上時針回転方向に所望角
度回転すると、支持軸22も同一方向へ同一角度回転し
、これにより前述とは逆方向に、連結部材11及び取り
付は台21を介して駆動円板10、駆動プーリー16及
びモータープーリー19、駆動モーター17も移動する
したがって、駆動円板10は前述の如く移動して、駆動
円板10″位置に至り、ゴムベルト9に対する接触位置
は下部周方向に変化する(第4図参照)。
このため、駆動円板10″が前述と同様第4図上時針回
転方向に回転しているとすれば、この回転力によってゴ
ムベルト9の接触部分は同図上左方向へ移動され、摩擦
円板8も同方向へ移動するように回転し、回転テーブル
3は摩擦円板8により前述とは逆方向に回転される。
この回転速度が、駆動円板10のゴムベルト9に対する
接触位置が駆動円板10の周方向に移動するのに比例し
て増速することは、前述と同様である。
そして、操作レバー25を第1図上右方向へ引くことに
より、支持軸22をコイルスプリング23の付勢力に抗
して同図上同方向へと移動させると、連結部材11及び
取り付は台21を介して駆動円板10、駆動プーリー1
6及びモータープーリー19、駆動モーター17も同方
向へ移動する。
したがって、駆動円板10はゴムベルト9と離反して非
接触状態となり、回転テーブル3は慣性によって回転す
る状態となる。
操作レバー25を引くことをやめれば、コインスプリン
グ23の付勢力によって、支持軸22は第1図上左方向
へと復帰し、再び駆動円板10がゴムベルト9と接触し
、駆動モーター17の回転力により回転テーブル3が回
転されることになる。
この復帰時において、操作レバー25を回転しなければ
、回転テーブル3は従来と同一速度で同一方向に回転し
、操作レバー25を所望角度回転したのち復帰させれば
、駆動円板10のゴムベルト9に対する接触位置に応じ
て、回転テーブル3は回転速度と回転方向とを従前と変
えるものである。
また、足踏みペタル29を第2図上時針回転方向に踏み
込むと、回動軸28を軸として回動板27が第2図上同
方向に回動し、変速連動アーム26が引き下げられるこ
とにより、連結部材11は支持軸22を軸として第2図
上反時針回転方向へと回動する。
したがって、駆動円板10、駆動プーリー16も同方向
に移動し、一方、支持軸2−2も第1図上反時針回転方
向に回動することにより、取り付は台21、モータープ
ーリー19、駆動モーター17も同方向へ移動する。
これによって、駆動円板10のゴムベルト9に対する接
触位置は上部周方向に変化し、回転テーブル3の速度を
変えることが可能となる。
そして、足踏みベタル29を第2図上反時針回転方向に
踏み込むと、前述とは反対方向に各部材が移動し、駆動
円板10のゴムベルト9に対する接触位置は下部周方向
に移動して、回転テーブル3は前述と逆方向に回転する
とともに速度も変化することになる。
このように本実施例によれば、操作レバー25の回転操
作によって、回転テーブル3の回転速度をOから所定の
速度まで無段変速できるほか、回転方向を逆転すること
も可能であり、また、直ちに駆動円板10とゴムベルト
9とを離反させることができ、しかも、操作レバー25
のほかに足踏みペタル29でも変速操作を行うことがで
きる。
なお、上述した実施例においては、操作レバー25及び
足踏みペタル29を2方向に回動可能に構成することに
より、回転テーブル3を2方向に回転しうるようなした
が、これを所定の一方向のみに回動可能に構威し、回転
テーブル3も所定の一方向のみに回転しうるようなすこ
ともできる。
また、足踏みペタル29は必ずしも設ける必要はない。
さらに、摩擦円板8の弾性接触部としてゴムベルト9を
採用したが、摩擦円板8の少なくとも拡径部分をゴム製
となし、ゴムベルト9と一体的に構成することも可能で
ある。
以上説明してきたところで明らかなように、本発明によ
れば、回転テーブルの回転速度を簡単な操作で確実に無
段変速させることができるとともに、任意の速度におい
て摩擦円板と駆動円板との連繋を切断することができ、
足踏み式ろくろと同様な回転テーブルの動作をうろこと
ができるという効果を挙げることができる。
以上、本発明の好適な実施例について種々説明してきた
が、本発明が上述した実施例に限定されるものでないこ
とはいうまでもなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で
多くの改変をなしうることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図はケーシング
内を示す正面断面図、第2図は側面図、第3図は支持軸
を示す平面図、第4図は駆動円板のゴムベルトに対する
接触位置変化を示す説明図である。 1・・・・・・ケーシング、2・・・・・・軸受筒、3
・・・・・・回転テーブル、4・・・・・・回転軸、5
・・・・・・スラストベアリング、6,7・・・・・・
深溝玉軸受、8・・・・・・摩擦円板、9・・・・・・
ゴムベルト、10.10’、10“・・・・・・駆動円
板、11・・・・・・連結部材、12・曲・スラストベ
アリング、13,14・・・・・・深溝玉軸受、15・
・・・・・回転軸、16・・・・・・駆動プーリー 1
7・・・・・・駆動モーター、1B・・・・・・出力軸
、19・・・・・・モータープーリー、20・・・・・
・プーリーベルト、21・・・・・・取り付は台、22
・・・・・・支持軸、23・・・・・・コインスプリン
グ、24・・・・・・クラッチカム、25・・・・・・
操作レバー、26・・・・・・変速連動アーム、27・
・・・・・回動板、28・・・・・・回動軸、29・・
・・・・足踏みペタル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転テーブル3の回転軸4に、周面に弾性接触部を形成
    した摩擦円板8を取り付け、 この摩擦円板8の前記弾性接触部に対して直角方向から
    ほぼ点接触すべく駆動円板10を配置し、この駆動円板
    10を駆動モーター17の出力軸18に連繋された回転
    軸15に固定し、一端に操作レバー25が取り付けられ
    て、該操作レバー25の操作によって軸線を中心として
    回転自在かつ軸線方向に移動自在に支持さられた支持軸
    22を前記駆動円板10の回転軸15と平行に設け、こ
    の支持軸22に、前記駆動円板10の回転軸15を一端
    付近において回転自在に支持されるとともに他端におい
    て前記支持軸22に固定される連結板11を設け、また
    前記駆動モーター17が一端付近で固定されるとともに
    他端において前記支持軸22に固定される取り付は台2
    1を設けて威り、 前記操作レバー25の操作により、前記支持軸22を回
    転することによって前記駆動円板10の回転軸15と駆
    動モーター17の出力軸18との連繋関係を維持しつつ
    前記摩擦円板8の前記弾性接触部に対する前記駆動円板
    10の接触位置を円弧状に変化自在になす一方、前記支
    持軸22を軸方向に移動することによって前記摩擦円板
    8の前記弾性接触部と前記駆動円板10とを接離自在に
    構成したことを特徴とする電動ろくろ。
JP12218781U 1981-08-18 1981-08-18 電動ろくろ Expired JPS6013608Y2 (ja)

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JP12218781U JPS6013608Y2 (ja) 1981-08-18 1981-08-18 電動ろくろ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12218781U JPS6013608Y2 (ja) 1981-08-18 1981-08-18 電動ろくろ

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Publication Number Publication Date
JPS5826505U JPS5826505U (ja) 1983-02-19
JPS6013608Y2 true JPS6013608Y2 (ja) 1985-05-01

Family

ID=29916115

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JP12218781U Expired JPS6013608Y2 (ja) 1981-08-18 1981-08-18 電動ろくろ

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JPS5826505U (ja) 1983-02-19

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