JPS60135492A - 鋼用冷間圧延油組成物 - Google Patents
鋼用冷間圧延油組成物Info
- Publication number
- JPS60135492A JPS60135492A JP24309083A JP24309083A JPS60135492A JP S60135492 A JPS60135492 A JP S60135492A JP 24309083 A JP24309083 A JP 24309083A JP 24309083 A JP24309083 A JP 24309083A JP S60135492 A JPS60135492 A JP S60135492A
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- JP
- Japan
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- oil
- salt
- steel
- fatty acid
- vinyl
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の関連する技術分野)
本発明は潤滑性が優れかつ焼鈍後の鋼板表面の汚れも少
ない改良された組成の鋼用冷間圧延油組成物に関するも
のである。
ない改良された組成の鋼用冷間圧延油組成物に関するも
のである。
(従来技術)
圧延油は圧延工程で圧延ロールと圧延鋼材との間の摩擦
力を減少させる圧延潤滑性が必要であると共にその後の
焼鈍工程で付着圧延油と鋼表面との反応生成物、付着圧
延油の熱重合生成物に起因゛し鋼表面に発生する汚れが
少ないことが必要であ・る。ところが油脂、脂肪酸アル
コールエステル、金属石けんのような潤滑性の良いもの
は焼鈍汚れが多く、精製鉱油のような焼鈍汚れの少ない
ものは潤滑性が劣る傾向があり、潤滑性が優れかつ焼鈍
汚れも少ない、すなわち潤滑性とミルクリーン性の共に
優れた圧延油は各種の改良提案があるものの目的を完全
に達成するものは得られていないのが現状である。
力を減少させる圧延潤滑性が必要であると共にその後の
焼鈍工程で付着圧延油と鋼表面との反応生成物、付着圧
延油の熱重合生成物に起因゛し鋼表面に発生する汚れが
少ないことが必要であ・る。ところが油脂、脂肪酸アル
コールエステル、金属石けんのような潤滑性の良いもの
は焼鈍汚れが多く、精製鉱油のような焼鈍汚れの少ない
ものは潤滑性が劣る傾向があり、潤滑性が優れかつ焼鈍
汚れも少ない、すなわち潤滑性とミルクリーン性の共に
優れた圧延油は各種の改良提案があるものの目的を完全
に達成するものは得られていないのが現状である。
(発明の開示)
本発明者等はかような目的を達成するために圧延油の各
成分の種類および含有屋とその潤滑効果および焼鈍汚れ
に対する作用について研究を進めたところ本発明の特許
請求の範囲に示す特定の組成物によってはじめてこの目
的が完全に達成し得ることを見出したのである。鋼の圧
延において板厚の減少するに伴って表面積が増大し、活
性度の高い新生面が次々と発生する。この新生面の活性
点は極めて反応性が強く油脂、脂肪酸エステルと反応し
て鉄石けんを生成し、ついでこの活性点が・不飽和化合
物の重縮合の触媒にもなり重縮合物を「生成し、圧延後
焼鈍に入る前の圧延材コイルの放置中に重縮合が更に進
行するのであって、特に140°Cのような高温で長時
間フィルが放置される条件の時に著しい。ついで焼鈍工
程でこの重縮゛・金物が炭素化し焼鈍汚れとなるのであ
るから、焼鈍汚れを防止するにはこのコイル放置中の重
縮合の進行も含めて重縮合反応を防ぐことが何よりも重
要な事である。
成分の種類および含有屋とその潤滑効果および焼鈍汚れ
に対する作用について研究を進めたところ本発明の特許
請求の範囲に示す特定の組成物によってはじめてこの目
的が完全に達成し得ることを見出したのである。鋼の圧
延において板厚の減少するに伴って表面積が増大し、活
性度の高い新生面が次々と発生する。この新生面の活性
点は極めて反応性が強く油脂、脂肪酸エステルと反応し
て鉄石けんを生成し、ついでこの活性点が・不飽和化合
物の重縮合の触媒にもなり重縮合物を「生成し、圧延後
焼鈍に入る前の圧延材コイルの放置中に重縮合が更に進
行するのであって、特に140°Cのような高温で長時
間フィルが放置される条件の時に著しい。ついで焼鈍工
程でこの重縮゛・金物が炭素化し焼鈍汚れとなるのであ
るから、焼鈍汚れを防止するにはこのコイル放置中の重
縮合の進行も含めて重縮合反応を防ぐことが何よりも重
要な事である。
本発明は基油と特定の脂肪酸アミン塩と特定の′□゛エ
チレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)アミン塩とビニ
ルアルキレートモノマーの4種を主成分としてそれぞれ
特定量含有させることにより目的を達成させるようにし
たものであって、その他に界面活性剤、防錆剤、酸化防
止剤も副成分として含゛有し得る。
チレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)アミン塩とビニ
ルアルキレートモノマーの4種を主成分としてそれぞれ
特定量含有させることにより目的を達成させるようにし
たものであって、その他に界面活性剤、防錆剤、酸化防
止剤も副成分として含゛有し得る。
本発明において用いる基油は精製鉱油、油脂、脂肪酸エ
ステル等の合成油およびこれらの混合油である。精製鉱
油は潤滑性は油脂より劣るが鋼との反応性、熱重合性が
少なく焼鈍汚れに対しては′□・有利である。油脂、脂
肪酸エステルは潤滑性は優・れているが鋼との反応性、
熱重合性が強くこの点は焼鈍汚れに対して不利である。
ステル等の合成油およびこれらの混合油である。精製鉱
油は潤滑性は油脂より劣るが鋼との反応性、熱重合性が
少なく焼鈍汚れに対しては′□・有利である。油脂、脂
肪酸エステルは潤滑性は優・れているが鋼との反応性、
熱重合性が強くこの点は焼鈍汚れに対して不利である。
油脂、脂肪酸エステルの中では脂肪酸エステルは沸点が
低く挿発し易いので鋼と反応し難く、また飽和脂肪酸の
エステルで適度の炭素数のものが重合し難くかつ粘度が
適度で潤滑性も良くより好ましいものである。
低く挿発し易いので鋼と反応し難く、また飽和脂肪酸の
エステルで適度の炭素数のものが重合し難くかつ粘度が
適度で潤滑性も良くより好ましいものである。
かような脂肪酸エステルと精製鉱油の混合油が両性質の
バランスがとれ、本発明の目的にさらに好ましいもので
ある。具体的には炭素数16〜261□の脂肪酸エステ
ル、例えばステアリン酸n−ブチルエステルと精製鉱油
との混合油を基油として用い、これに潤滑性な向上させ
る添加剤を用いることが本発明の目的に最も適するもの
である。
バランスがとれ、本発明の目的にさらに好ましいもので
ある。具体的には炭素数16〜261□の脂肪酸エステ
ル、例えばステアリン酸n−ブチルエステルと精製鉱油
との混合油を基油として用い、これに潤滑性な向上させ
る添加剤を用いることが本発明の目的に最も適するもの
である。
次に本発明の主成分の一つとして脂肪酸アミン塩を用い
るのは潤滑性の向上の目的と脂肪酸類の鋼との反応を抑
制する目的とを兼ねたものである。
るのは潤滑性の向上の目的と脂肪酸類の鋼との反応を抑
制する目的とを兼ねたものである。
潤Tケ性向上の面では脂肪酸基が炭素数12〜22の直
鎖脂肪酸が摩擦係数が小さく適当な範囲であり、具体的
にはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、アルキン酸、ベヘン酸ζオレイン酸、エルカ酸
等がこの範囲のものである。
鎖脂肪酸が摩擦係数が小さく適当な範囲であり、具体的
にはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、アルキン酸、ベヘン酸ζオレイン酸、エルカ酸
等がこの範囲のものである。
アミンは炭素数12〜18の第三アルキルアミンを使用
する。具体的にはトリブチルアミン、トリアミルアミン
、トリヘキシルアミン等であって、パこの範囲のアミン
と前記の範囲の脂肪酸との脂肪酸アミン塩が潤滑性向上
と同時に脂肪酸類の鋼との反応の抑制と両方の目的を果
し本発明の目的に適切なものであることは本発明者等が
始めて見出したものである。この作用はこの範囲のアミ
ンの゛。
する。具体的にはトリブチルアミン、トリアミルアミン
、トリヘキシルアミン等であって、パこの範囲のアミン
と前記の範囲の脂肪酸との脂肪酸アミン塩が潤滑性向上
と同時に脂肪酸類の鋼との反応の抑制と両方の目的を果
し本発明の目的に適切なものであることは本発明者等が
始めて見出したものである。この作用はこの範囲のアミ
ンの゛。
アミン塩のみが示す効果であって、アミンの窒素原子に
結合する三個のアルキル基が同じ窒素原子に水素結合に
より結合している脂肪酸のカルボキシル基をおおう様に
なりカルボキシル基の反応性を抑制し、適度の反応性を
もたせることと油溶性゛□の強いアミンであるので脂肪
酸アミン塩が分解し脂肪酸が潤滑剤として消耗した後は
基油中に存在し、過剰な脂肪酸が発生した場合はこれと
結合し脂肪酸の反応性を抑制すること等がかような効果
を示す理由であろうと考えている。この脂肪酸ア□′、
ミン塩の添加量は全組成物中1〜7重量%が適当な範囲
であって、1重量%未満では効果がなく、7重量%を超
えると脂肪酸の量が過剰となり焼鈍汚れが増大し不適当
である。
結合する三個のアルキル基が同じ窒素原子に水素結合に
より結合している脂肪酸のカルボキシル基をおおう様に
なりカルボキシル基の反応性を抑制し、適度の反応性を
もたせることと油溶性゛□の強いアミンであるので脂肪
酸アミン塩が分解し脂肪酸が潤滑剤として消耗した後は
基油中に存在し、過剰な脂肪酸が発生した場合はこれと
結合し脂肪酸の反応性を抑制すること等がかような効果
を示す理由であろうと考えている。この脂肪酸ア□′、
ミン塩の添加量は全組成物中1〜7重量%が適当な範囲
であって、1重量%未満では効果がなく、7重量%を超
えると脂肪酸の量が過剰となり焼鈍汚れが増大し不適当
である。
本発明の第3の成分としてエチレンジアミンテトラ酢酸
(EDTA)アミン塩を使用するのはこれが鋼の圧延直
後の新生面の活性点と反応して不活性化する効果を有す
るからである。EDTAのナトリウム塩、水溶性アミン
塩等の水溶性塩が水溶液中に存在ずれば鉄イオン等の金
属イオンをキレート化し金属イオンによる水溶液の酸化
変質等の悪影響を防止し得ることは周知であるが、本発
明においてはgDTAの油溶性アミン塩を基油中に存在
させて鋼新生面を不活性化するものである。かような目
的のために適切なEDTAアミン塩にはEDTAと炭素
数12〜18の第三アルキルアミンとの塩が最も良いこ
とを知り得た。このアミンは具体的にはトリブチルアミ
ン、トリアミルアミン、トリヘキシルアミン等であって
、いずれも油溶性が強(KDTAのこの範囲のアミン塩
も油溶性で画表面・を不活性化する。またこのアミン塩
が表面に存在シすれば焼鈍工程中も作用し活性化を防ぐ
効果があることも考えられ、焼鈍汚れの防止に著しい効
果があることが見出された。EDTAアミン塩の添加量
は0.1〜3重散チが適当な範囲で0.1重量%未満で
は効果がなく、3重はチを超えると潤滑性が低下するの
で適当でない。
(EDTA)アミン塩を使用するのはこれが鋼の圧延直
後の新生面の活性点と反応して不活性化する効果を有す
るからである。EDTAのナトリウム塩、水溶性アミン
塩等の水溶性塩が水溶液中に存在ずれば鉄イオン等の金
属イオンをキレート化し金属イオンによる水溶液の酸化
変質等の悪影響を防止し得ることは周知であるが、本発
明においてはgDTAの油溶性アミン塩を基油中に存在
させて鋼新生面を不活性化するものである。かような目
的のために適切なEDTAアミン塩にはEDTAと炭素
数12〜18の第三アルキルアミンとの塩が最も良いこ
とを知り得た。このアミンは具体的にはトリブチルアミ
ン、トリアミルアミン、トリヘキシルアミン等であって
、いずれも油溶性が強(KDTAのこの範囲のアミン塩
も油溶性で画表面・を不活性化する。またこのアミン塩
が表面に存在シすれば焼鈍工程中も作用し活性化を防ぐ
効果があることも考えられ、焼鈍汚れの防止に著しい効
果があることが見出された。EDTAアミン塩の添加量
は0.1〜3重散チが適当な範囲で0.1重量%未満で
は効果がなく、3重はチを超えると潤滑性が低下するの
で適当でない。
本発明の第4の成分のビニルアルキレートモノマーを使
用するのは焼鈍工程において鋼面の潤滑剤の熱重合を抑
制し、炭化を抑制するからである呂・本発明に使用する
ビニルアルキレートモノマーはアルキル基の炭素数8〜
24が適当な範囲で7以下も25以上も分散性が悪く適
当でない。具体的ニハビニルデカノエートモノマー、ビ
ニルラウレートモノマー、ビニルミリステートモノマー
、ビニルアルキレートモノマー、ビニルステアレートモ
ノマー等が適当なものである。ビニルアルキレートモノ
マーの添加量は0.1〜5重鼠チが適当な範囲で、0,
1重j11%未満では効果がなく、5重量%を超えると
それ以上のミルクリーン性の顕著な゛□回向上期待でき
ずいずれも適当でない。
用するのは焼鈍工程において鋼面の潤滑剤の熱重合を抑
制し、炭化を抑制するからである呂・本発明に使用する
ビニルアルキレートモノマーはアルキル基の炭素数8〜
24が適当な範囲で7以下も25以上も分散性が悪く適
当でない。具体的ニハビニルデカノエートモノマー、ビ
ニルラウレートモノマー、ビニルミリステートモノマー
、ビニルアルキレートモノマー、ビニルステアレートモ
ノマー等が適当なものである。ビニルアルキレートモノ
マーの添加量は0.1〜5重鼠チが適当な範囲で、0,
1重j11%未満では効果がなく、5重量%を超えると
それ以上のミルクリーン性の顕著な゛□回向上期待でき
ずいずれも適当でない。
その他の成分としては圧延油に一般的に使用される界面
活性剤、防錆剤、酸化防止1i1iを使用することも適
当である。
活性剤、防錆剤、酸化防止1i1iを使用することも適
当である。
すなわち本発明は基油、炭素数12〜22の直鎖脂肪酸
と炭素数12〜18の第三アルキルアミンとの塙1〜7
JA kc % 、エチレンジアミンテトラ酢酸と炭
素数12〜18の第三アルキルアミンとの塩0.1〜8
重量%及びビニルアルキレートモノマー0.1〜5重渋
チを含有することを特徴とする。
と炭素数12〜18の第三アルキルアミンとの塙1〜7
JA kc % 、エチレンジアミンテトラ酢酸と炭
素数12〜18の第三アルキルアミンとの塩0.1〜8
重量%及びビニルアルキレートモノマー0.1〜5重渋
チを含有することを特徴とする。
鋼用冷間圧延油組成物であって、この範囲内のもののみ
が潤滑性が慶れかつ焼鈍汚れが少く本発明の目的を達し
得るものである。
が潤滑性が慶れかつ焼鈍汚れが少く本発明の目的を達し
得るものである。
本発明の製造方法は各成分を混和し均一な組成物とすれ
ば良いのであって特定を要しないが、精製鉱油のAMk
と脂肪酸エステルの全量を混合し70〜80°Cに加熱
してから脂肪酸とEDTAの全量を加え攪拌し次にアミ
ンの全量を加え攪拌し反応させついで精製鉱油の残量を
加え攪拌し50’C以下でビニルアルキレートモノマー
、ついで必要・に応じ、他の添加剤を加え攪拌し均一に
する方法Iが、安定な性状の製品が得られ、より好まし
い。
ば良いのであって特定を要しないが、精製鉱油のAMk
と脂肪酸エステルの全量を混合し70〜80°Cに加熱
してから脂肪酸とEDTAの全量を加え攪拌し次にアミ
ンの全量を加え攪拌し反応させついで精製鉱油の残量を
加え攪拌し50’C以下でビニルアルキレートモノマー
、ついで必要・に応じ、他の添加剤を加え攪拌し均一に
する方法Iが、安定な性状の製品が得られ、より好まし
い。
かようにして得られた本発明の圧延油組成物は通常は2
〜30重量%の水分散液としてスプレー給油して使用す
る。
〜30重量%の水分散液としてスプレー給油して使用す
る。
(発明の実施例)
次に本発明を実施例および比較例により説明する。
実施例1〜8、比較例1〜6
第1表に示す組成の成分を均一に混和し、実施1・・例
1〜Bおよび比較例1〜5の圧延油組成物試料をつくっ
た。これ等の組成物試料および更に比較のため市販ミル
クリーン用冷問圧延油(比較例6)の試料につき次に示
す試験法により、性能試験を行い、得た結果を第1表に
併記する。
1〜Bおよび比較例1〜5の圧延油組成物試料をつくっ
た。これ等の組成物試料および更に比較のため市販ミル
クリーン用冷問圧延油(比較例6)の試料につき次に示
す試験法により、性能試験を行い、得た結果を第1表に
併記する。
A実験室性能試験による確認
L プレートアウト試験
(方法)
100x 100 X 1關の鋼板を垂直に200m、
p、mの速度で移行しつつ、鋼板表面に試料の8重量%
の水溶液を流量6 l/minにてギヤー ・ポンプに
より噴射し、鋼板付着油量を重斌(■)でめた。
p、mの速度で移行しつつ、鋼板表面に試料の8重量%
の水溶液を流量6 l/minにてギヤー ・ポンプに
より噴射し、鋼板付着油量を重斌(■)でめた。
(tF 価)
◎””” 5−0 m9 / 100 cm2以上0−
−−−−・2.5〜5.0 my/ 1o o cm2
0・・−・−・1.o 〜2.5 ay / t o
o cm”△−” 1.0 m9 / 100 cm2
未満& ころがり−すべり潤滑試験 (方 法) E−24型潤滑試験機(直径240非の2段ロール;変
速回転可能;最高速度1000m、p、m)にて、回転
入側からギヤーポンプで試料の3重量%の水溶液を6
l/min給油する。
−−−−・2.5〜5.0 my/ 1o o cm2
0・・−・−・1.o 〜2.5 ay / t o
o cm”△−” 1.0 m9 / 100 cm2
未満& ころがり−すべり潤滑試験 (方 法) E−24型潤滑試験機(直径240非の2段ロール;変
速回転可能;最高速度1000m、p、m)にて、回転
入側からギヤーポンプで試料の3重量%の水溶液を6
l/min給油する。
上ロール(軟鋼材ロール)と下ロール[圧延ロール(H
s−80〜85))に10%のスリップ率をもたせた状
態で一定の荷重を加え、10チのスリップ率が維持可能
か否かをみる。下ロールを基準に100 m、pomず
つ速度を増し、スリップ率が維持できなくなる速度をめ
た。
s−80〜85))に10%のスリップ率をもたせた状
態で一定の荷重を加え、10チのスリップ率が維持可能
か否かをみる。下ロールを基準に100 m、pomず
つ速度を増し、スリップ率が維持できなくなる速度をめ
た。
(評 価)
スリップ率10%を維持できなかった速度◎・・・・・
・500 m、p、r0以上0・・・・・・400〜5
00 m、p、mロー・300−400 m、p、m △・・・・・・200〜a o o m、p0m×・・
・・・・200 m、p、m以下& 焼鈍試験 (方 法) 1、 OOX 100 X ]朋の鋼板に規定の油分量
が1″何着するような濃度のエマルションを噴霧したも
のを6枚重ね合わせ、下記の条件にて予備加熱後焼鈍し
、その後の鋼板表面のスティン(汚れ)の状態を観察し
た。
・500 m、p、r0以上0・・・・・・400〜5
00 m、p、mロー・300−400 m、p、m △・・・・・・200〜a o o m、p0m×・・
・・・・200 m、p、m以下& 焼鈍試験 (方 法) 1、 OOX 100 X ]朋の鋼板に規定の油分量
が1″何着するような濃度のエマルションを噴霧したも
のを6枚重ね合わせ、下記の条件にて予備加熱後焼鈍し
、その後の鋼板表面のスティン(汚れ)の状態を観察し
た。
条件;1予備加熱 温度及び時間 】60°C×241
′ir雰囲気 空 気 2焼 鈍 昇温速度 700°Cまで4時間温度及び時
間 700°CX1hr ガスの種類 H2(5チ)+ N、(95%)ガス量
0.1m8/111− (i″′P 価) ◎・・・・・・スティンなし O・・・・・・2〜3点スティンあり 口・・・・・・少量スティンあり(5〜10裂)△・・
・・・・スティンあり(10〜20チ)×・・・・・・
スティン大 (20チ以上)I3 実用圧延機による確
認試験 実施例5と比較例6(市販ミルクリーン用冷間圧延油)
について第1図に示ず5スタンドタンデム冷間圧延機の
位置に適用し各々のミルクリーン性を比較し確認した。
′ir雰囲気 空 気 2焼 鈍 昇温速度 700°Cまで4時間温度及び時
間 700°CX1hr ガスの種類 H2(5チ)+ N、(95%)ガス量
0.1m8/111− (i″′P 価) ◎・・・・・・スティンなし O・・・・・・2〜3点スティンあり 口・・・・・・少量スティンあり(5〜10裂)△・・
・・・・スティンあり(10〜20チ)×・・・・・・
スティン大 (20チ以上)I3 実用圧延機による確
認試験 実施例5と比較例6(市販ミルクリーン用冷間圧延油)
について第1図に示ず5スタンドタンデム冷間圧延機の
位置に適用し各々のミルクリーン性を比較し確認した。
圧延材料鋼板はペイオフリール6より圧延機に供給し、
圧延機者スタンド(1〜5)で圧延しテンシ曹ンリール
7に春き取られる。
圧延機者スタンド(1〜5)で圧延しテンシ曹ンリール
7に春き取られる。
圧延油試料の供給は第2表に示す条件で圧延材の第1〜
第4スタンドに供給し第5スタンドは泥水のみを供給し
た。ミルクリーン性の比較、確認は鋼板の圧延後の油分
および鉄分の付着量と焼鈍後の鉄分およびカーボンの付
着量によって行った。
第4スタンドに供給し第5スタンドは泥水のみを供給し
た。ミルクリーン性の比較、確認は鋼板の圧延後の油分
および鉄分の付着量と焼鈍後の鉄分およびカーボンの付
着量によって行った。
(評 価)
各付着量の少い方がミルクリーン性良好であると判定す
る。
る。
本発明の構成および効果を各実施例によって各比較例と
対比して第1表に示す。
対比して第1表に示す。
第 2 表
(発明の効果)
以上説明してきたように本発明の圧延油組成物は、基油
と特定の脂肪酸アミン塩と特定のエチレンジアミンテト
ラ酢酸(EDTA)アミン塩とビニルアルキレートモノ
マーの4種を主成分としてそれぞれ特定量含有させたこ
とにより、第1表からも明らかなように潤滑性が優れ、
かつ焼鈍汚れが少ないという効果が得られた。
と特定の脂肪酸アミン塩と特定のエチレンジアミンテト
ラ酢酸(EDTA)アミン塩とビニルアルキレートモノ
マーの4種を主成分としてそれぞれ特定量含有させたこ
とにより、第1表からも明らかなように潤滑性が優れ、
かつ焼鈍汚れが少ないという効果が得られた。
第1図は実用試験機による確認試験に用いた5スタンド
タンデム冷間圧延機に試料を適用する位置を示す説明図
である。 1.2,8,4.5・・・圧延機各スタンド・6・・・
ペイオフリール 7・・・テンションリール。 特許出願人 協同油脂株式会社 同 出願人 川崎製鉄株式会社
タンデム冷間圧延機に試料を適用する位置を示す説明図
である。 1.2,8,4.5・・・圧延機各スタンド・6・・・
ペイオフリール 7・・・テンションリール。 特許出願人 協同油脂株式会社 同 出願人 川崎製鉄株式会社
Claims (1)
- L 基油、炭素数12〜22の直鎖脂肪酸と炭素数12
〜18の第三アルキルアミンとの塩1〜7mff1lエ
チレンジアミンテトラ酢酸と炭素数12〜18の第三ア
ルキルアミンとの塩0.1〜8重量%、及びビニルアル
キレートモノマー0.1〜5重量%を含有することを特
徴とする鋼用冷間圧延油組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24309083A JPS60135492A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 鋼用冷間圧延油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24309083A JPS60135492A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 鋼用冷間圧延油組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60135492A true JPS60135492A (ja) | 1985-07-18 |
JPH0380195B2 JPH0380195B2 (ja) | 1991-12-24 |
Family
ID=17098635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24309083A Granted JPS60135492A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 鋼用冷間圧延油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60135492A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5723418A (en) * | 1996-05-31 | 1998-03-03 | Ecolab Inc. | Alkyl ether amine conveyor lubricants containing corrosion inhibitors |
US5863874A (en) * | 1996-05-31 | 1999-01-26 | Ecolab Inc. | Alkyl ether amine conveyor lubricant |
US5932526A (en) * | 1997-06-20 | 1999-08-03 | Ecolab, Inc. | Alkaline ether amine conveyor lubricant |
-
1983
- 1983-12-24 JP JP24309083A patent/JPS60135492A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5723418A (en) * | 1996-05-31 | 1998-03-03 | Ecolab Inc. | Alkyl ether amine conveyor lubricants containing corrosion inhibitors |
US5863874A (en) * | 1996-05-31 | 1999-01-26 | Ecolab Inc. | Alkyl ether amine conveyor lubricant |
US5932526A (en) * | 1997-06-20 | 1999-08-03 | Ecolab, Inc. | Alkaline ether amine conveyor lubricant |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0380195B2 (ja) | 1991-12-24 |
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