JPS6013523Y2 - 流体圧膨脹スリ−ブ付き圧延ロ−ル - Google Patents

流体圧膨脹スリ−ブ付き圧延ロ−ル

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Publication number
JPS6013523Y2
JPS6013523Y2 JP18288579U JP18288579U JPS6013523Y2 JP S6013523 Y2 JPS6013523 Y2 JP S6013523Y2 JP 18288579 U JP18288579 U JP 18288579U JP 18288579 U JP18288579 U JP 18288579U JP S6013523 Y2 JPS6013523 Y2 JP S6013523Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
packing
roll
rubber
ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP18288579U
Other languages
English (en)
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JPS56100203U (ja
Inventor
隆雄 唐松
行雄 松田
浩一 坂本
清孝 野木
善昭 竹田
Original Assignee
住友金属工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住友金属工業株式会社 filed Critical 住友金属工業株式会社
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Publication of JPS6013523Y2 publication Critical patent/JPS6013523Y2/ja
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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスリーブ付きのワークロール用あるいはバック
アップロール用の圧延ロールにおいて、流体圧をロール
本体胴部外周面とスリーブ内周の嵌合面に作用させるこ
とにより、スリーブを膨張させてロールクラウンを付与
し、あるいはスリーブを拡げた状態で軸方向所望の位置
に移動可能とした圧延ロールの改良に関するものである
縦来、ストリップ圧延において、板幅方向の厚さを均一
にするため種々の手段が開発され、たとえば本出願人が
開発され、たとえば本出願人が開発した可変クラウンソ
フト−ロールはロール本体胴部外周面にスリーブを焼ば
め等により嵌合し、スリーブの両端部をシールして前記
嵌合面に流体圧を作用させることにより、スリーブの胴
部直径を所望のロールクラウンを形成するように膨張さ
せ、ストリップのクラウンをおよびエツジドロップの減
少を図るようにした圧延ロールで既に公知であり、また
本出願人が昭和5坪10月25日に出願した1移動可能
スリーブ付き圧延ロールJ(特願昭53−131126
号)のように、バックアップロールあるいはワークロー
ルの、ロール本体胴部外周に嵌合したスリーブの内周面
に流体圧を作用させて、前記スリーブを拡げた状態で軸
方向所望の位置に移動して、ストリップのクラウンおよ
びエッシトロツブを減少するようにした圧延ロールなど
がある。
ところで、上記圧延ロールはいずれもロール本体とスリ
ーブとの嵌合面に高圧の流体圧を作用させるためスリー
ブ両端内周部にはシール装置を設けているが、公知のO
リングあるいはUパツキンでは隙間へのはみ出しにより
破損することが多く、シール性および耐久性が劣り、さ
らに前記軸方向移動可能スリーブ付きの場合では移動さ
せる際、摺動抵抗が大きいなどの欠点があった。
本考案は従来の上記欠点を解消して、シール性および耐
久性が良好で、スリーブを軸方向に移動させる場合でも
摺動抵抗の少ないシール装置を備えたことを特徴とする
流体圧膨張スリーブ付き圧延ロールを提供するもので、
以下図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、第2図は
第1図■部における拡大図で、ロール本体1の胴部外周
にはスリーブ2をたとえば老占〜M品の所望のしめしろ
で焼ばめまたは冷しぼめ等により嵌合してあり、スリー
ブ2の両端内周部に設けた環状パッキン溝3内に、たと
えば軸方向長さを15mm程度に短くした低摩擦係数(
0,0遍度)のフッ素系樹脂パツキン4を前記ロール本
体1の外周面に当接して配置し、前記フッ素系樹脂パツ
キン4の外周と、前記パツキン溝3の内周との間にたと
えばニトリルゴム等からなるゴムパツキン5を配置し、
該ゴムパツキン5の外側外周角部に沿って断面り形のた
とえばナイロン等機械的強度大なる材料からなるL形バ
ックアップリング6を前記ゴムパツキン5とは別々に、
あるいはゴムパツキン5に接着するなどして一体として
配置し、前記フッ素系樹脂パツキン4、ゴムパツキン5
およびL形バックアップリング6の外側端面をたとえば
ナイロン等機械的強度大なる材料からなる平板状バック
アップリング7および金属製中間リング8を介して、前
記スリーブ2に螺合したねじりング9により支承してい
る。
なお前記中間リング8はねじリング9をねじ込む際、平
板状バックアップリング7を回動させないために介装し
であるが、ねじリング9先端で直接平板状バックアップ
リング7を押圧するように設けてもよい。
また前記中間リング8およびねじリング9の内周面と、
前記ロール本体1外周面との間にはたとえば1.5mm
程度の間隙を設け、さらに前記スリーブ2のパツキン溝
3の内側軸方向ににたとえば150〜20(jrrvs
間の内周面は外側の直続を内側の直径よりもたとえば0
.05〜1.Or!B大きいテーパ面としてレリーピン
グを与えである。
そして前記ロール本体1に設けた流体通路10にロータ
リージヨイント11等を介してたとえば600に9/d
以上の圧力流体を供給して前記スリーブ2の内周面に作
用させ、スリーブ2の胴部にロールクラウンを付与し、
あるいはスリーブ2内径を拡げた状態で図示しないスリ
ーブ押圧移動装置により軸方向所望の位置に移動するよ
うになっている。
本考案は以上のように構成され、ロール本体1とスリー
ブ2との嵌合面に高圧の流体圧が作用してその一部がパ
ツキン溝3に達してもゴムパツキン5は流体圧によって
自緊作用を生じ、また内側から高圧で押圧されるゴムパ
ツキン5の外側周角部にはゴムよりも機械的強度の高い
材料からなるL形バックアップリング6が配置しである
ので、パツキン溝3の内周と、平板状バックアップリン
グ7の外周との間隙からゴムパツキン5のゴム材料がは
み出すこともなく、従ってシール性が良好で耐久性に富
み、さらにロール本体1胴部外周に接して摩擦係数の低
いフッ素系樹脂パツキン4を配置してあり、その上スリ
ーブ2内周両端部に適当な間隙およびテーパを設けるこ
とにより、スリーブ2を軸方向に移動する場合でも小さ
な押圧力で容易に移動できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分的断面図、第2図
は第1図■部における拡大図である。 1・・・・・田−ル本体、2・・・・・・スリーブ、3
・・・・・・パツキン溝、4・・・・・・フッ素系樹脂
パツキン、5・・・・・・ゴムパツキン、6・・・・・
・L形バックアッフリング、7・・・・・・平板状バッ
クアップリング、8・・・・・・中間リング、9・・・
・・・ねじリング、10・・・・・・流体通路、11・
・・・・田−タリージヨイント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロール本体1の胴部外周にスリーブ2を嵌合し、該スリ
    ーブ2の両端内周部に設けた環状のパッキン溝3内に、
    フッ素系樹脂パツキン4を前記ロール本体1の外周面に
    当接して配置し、前記フッ素系樹脂パツキン4の外周と
    パツキン溝3の内周との間にゴムパツキン5を配置し、
    該ゴムパツキン5の外側外周角部に断面り形のバックア
    ップリング6を配置し、前記フッ素系樹脂パツキン4、
    ・ゴムパツキン5およびL形バックアップリング6の外
    側端面を平板状バックアップリング7を介して前記スリ
    ーブ2に螺合したねじリング9により支承し、前記スリ
    ーブ2の内周面に流体圧を作用させるようにしたことを
    特徴とする流体圧膨張スリーブ付き圧延ロール。
JP18288579U 1979-12-27 1979-12-27 流体圧膨脹スリ−ブ付き圧延ロ−ル Expired JPS6013523Y2 (ja)

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JP18288579U JPS6013523Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 流体圧膨脹スリ−ブ付き圧延ロ−ル

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JP18288579U JPS6013523Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 流体圧膨脹スリ−ブ付き圧延ロ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS56100203U JPS56100203U (ja) 1981-08-07
JPS6013523Y2 true JPS6013523Y2 (ja) 1985-04-30

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JP18288579U Expired JPS6013523Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 流体圧膨脹スリ−ブ付き圧延ロ−ル

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