JPS6013413Y2 - マツトレス - Google Patents
マツトレスInfo
- Publication number
- JPS6013413Y2 JPS6013413Y2 JP9904381U JP9904381U JPS6013413Y2 JP S6013413 Y2 JPS6013413 Y2 JP S6013413Y2 JP 9904381 U JP9904381 U JP 9904381U JP 9904381 U JP9904381 U JP 9904381U JP S6013413 Y2 JPS6013413 Y2 JP S6013413Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pine
- base material
- tress
- layered body
- layered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマツトレス、特に椰子の実等の繊維から成るパ
ーム材を用いたマツトレスに関するものである。
ーム材を用いたマツトレスに関するものである。
一般に、マツトレスの素材として上記パーム材を用いた
ものが公知である。
ものが公知である。
これはパーム材を層状化し、これをニードリングするこ
とにより各パーム材を互いにからませるようにして、互
いに一体化しこれを表皮材によって被って戊るものであ
る。
とにより各パーム材を互いにからませるようにして、互
いに一体化しこれを表皮材によって被って戊るものであ
る。
このマツトレスによれば発泡ウレタン等を用いたマツト
レスに比較して通気性に富みたとえば病院用ベット等の
如く長期間病人が使用しても湿気を余り含まず衛生上好
ましいものとなる。
レスに比較して通気性に富みたとえば病院用ベット等の
如く長期間病人が使用しても湿気を余り含まず衛生上好
ましいものとなる。
しかしながら、通常の病院のベッドにおいては、たとえ
ば病人の上半身側あるいは脚部側を起すことができるよ
うにベッド表面の一部を回動自在としたものがあるが、
このようなベッドに上記パーム材を用いたマツトレスを
敷いた場合は、このマツトレスの屈曲部分が損傷を受け
やすくなってしまう。
ば病人の上半身側あるいは脚部側を起すことができるよ
うにベッド表面の一部を回動自在としたものがあるが、
このようなベッドに上記パーム材を用いたマツトレスを
敷いた場合は、このマツトレスの屈曲部分が損傷を受け
やすくなってしまう。
すなわちパーム材は通気性に富むのであるが曲げ強度が
弱く長年にわたって曲げ応力が加わるとその一部が損傷
してしまうという欠点を有していた。
弱く長年にわたって曲げ応力が加わるとその一部が損傷
してしまうという欠点を有していた。
又マツトレスの全体をこのパーム材から形成した場合に
は、多量のパーム材を必要とするためコストが高くなる
という欠点を有していた。
は、多量のパーム材を必要とするためコストが高くなる
という欠点を有していた。
本考案の目的はシート用発泡材の表面の一部に凹部を形
成し、この四部に繊維材を層状化したものを収納するよ
うにして、マツトレスとして形成し、上記欠点を除去す
るものであり、以下実施例を用いて詳細に説明する。
成し、この四部に繊維材を層状化したものを収納するよ
うにして、マツトレスとして形成し、上記欠点を除去す
るものであり、以下実施例を用いて詳細に説明する。
第１図、第２図は本考案によるマツトレスの一実施例を
示す簡略構成図であり、同図において１はシート状とな
った基材であり、これはＰＥ発泡材から形成されており
、この基材１の屈曲部分２．３には上下に溝４が形成さ
れており、更に上記溝４を隔てた基材１の表面及び裏面
側には底の浅い凹部５が形成されており、この凹部５が
形成された部分には複数の孔６が形成されている。
示す簡略構成図であり、同図において１はシート状とな
った基材であり、これはＰＥ発泡材から形成されており
、この基材１の屈曲部分２．３には上下に溝４が形成さ
れており、更に上記溝４を隔てた基材１の表面及び裏面
側には底の浅い凹部５が形成されており、この凹部５が
形成された部分には複数の孔６が形成されている。
上記凹部５内にはこの凹部５の深さとほぼ厚みが一致し
凹部５内にフィツトするパーム材から成る層状体７がそ
れぞれ収納されている。
凹部５内にフィツトするパーム材から成る層状体７がそ
れぞれ収納されている。
上記層状体７はたとえば椰子の実繊維から成るパーム材
を層状化したのちにニードリング加工を施し、各繊維材
同志をからませるようにして互いにほつれないようにし
たもので、凹部５側に例えば接着材を局部的に被着して
一体化される。
を層状化したのちにニードリング加工を施し、各繊維材
同志をからませるようにして互いにほつれないようにし
たもので、凹部５側に例えば接着材を局部的に被着して
一体化される。
このように層状体７と基材１とは一体化されたものの全
体をたとえば布材によって被うことによりマツトレスと
して完戒する。
体をたとえば布材によって被うことによりマツトレスと
して完戒する。
以上の構成によるマツトレスによれば基材１がＰＥ発泡
材から戒り、きわめて弾性に富むもので屈曲部分２，３
を中心としてこのマツトレスを長期間にわたって折り曲
げてもこの屈曲部分２，３が損傷を受けることがなく、
長寿命化を計ることができ、しかもパーム材から成る層
状体７を基材１に局部的に設けたので多量のパーム材を
必要とせず、コスト的に有利となり、又凹部５の底部に
孔６を設けたのでマツトレスの表面側と裏面側との間の
通気を良好に保つことができ、パーム材の通気性に富む
という利点を損うことがない。
材から戒り、きわめて弾性に富むもので屈曲部分２，３
を中心としてこのマツトレスを長期間にわたって折り曲
げてもこの屈曲部分２，３が損傷を受けることがなく、
長寿命化を計ることができ、しかもパーム材から成る層
状体７を基材１に局部的に設けたので多量のパーム材を
必要とせず、コスト的に有利となり、又凹部５の底部に
孔６を設けたのでマツトレスの表面側と裏面側との間の
通気を良好に保つことができ、パーム材の通気性に富む
という利点を損うことがない。
又、本実施例のように基材１の表面側と裏面側の両方に
層状体７を設けた場合には、表面側、裏面側のいずれも
マツトレスとして使用することができる。
層状体７を設けた場合には、表面側、裏面側のいずれも
マツトレスとして使用することができる。
なお、本考案においては屈曲部分２，３を隔てて基材１
の表面側に短形状の層状体７を収納するものとして説明
したが、本考案はこれに限定されず第３図ａ、 ｂ、
ｃに示すように異形な層状体を取付けるようにしてもよ
く、又屈曲部分２，３を隔てた基材１の表面に複数個の
層状体７を設けるようにしてもよく、又第３図ａに示す
ように層状体７を積度身体８が反応するような部分にわ
たって設けるようにしてもよい。
の表面側に短形状の層状体７を収納するものとして説明
したが、本考案はこれに限定されず第３図ａ、 ｂ、
ｃに示すように異形な層状体を取付けるようにしてもよ
く、又屈曲部分２，３を隔てた基材１の表面に複数個の
層状体７を設けるようにしてもよく、又第３図ａに示す
ように層状体７を積度身体８が反応するような部分にわ
たって設けるようにしてもよい。
又、層状体７は基材１の表裏両面側に設けることに限定
されず、片面側だけに設けるようにしてもよい。
されず、片面側だけに設けるようにしてもよい。
また、溝４を屈曲部分だけでなく他の個所にも設けるよ
うにしてもよい。
うにしてもよい。
また、横方向に延長するものと、縦方向に延長するもの
を設けるようにしてもよい。
を設けるようにしてもよい。
以上説明したように本考案によるマツトレスによれば、
発泡材から成る基材の表面側の一部に凹部を設け、この
凹部に繊維材、たとえば椰子の実繊維材から成る層状体
を収納するごとくして一体化したので、長期間にわたっ
て屈曲を行なうようにしてもその一部が損傷を受けると
いうことがなく、しかも多量のパーム材を必要としない
ので底コスト化を計ることができ、又通気性が良好とな
るとともに、繊維材から成る層状体の外周側が基材によ
って囲まれるために層状体の外周側が長期間の使用によ
りほつれることがなくなる。
発泡材から成る基材の表面側の一部に凹部を設け、この
凹部に繊維材、たとえば椰子の実繊維材から成る層状体
を収納するごとくして一体化したので、長期間にわたっ
て屈曲を行なうようにしてもその一部が損傷を受けると
いうことがなく、しかも多量のパーム材を必要としない
ので底コスト化を計ることができ、又通気性が良好とな
るとともに、繊維材から成る層状体の外周側が基材によ
って囲まれるために層状体の外周側が長期間の使用によ
りほつれることがなくなる。
また、各層状体間における基材に溝を設けたので、折畳
が自在となる。
が自在となる。
第１図、第２図は本考案によるマツトレスの一実施例を
示す斜視図及び断面図、第３図ａ、 ｂ。 Ｃは本考案によるマツトレスの他の実施例を示す平面図
である。 １・・・・・・基材、２，３・・・・・・屈曲部分、４
・・・・・・溝、５・・・・・・凹部、６・・・・・・
孔、７・・・・・・層状体。
示す斜視図及び断面図、第３図ａ、 ｂ。 Ｃは本考案によるマツトレスの他の実施例を示す平面図
である。 １・・・・・・基材、２，３・・・・・・屈曲部分、４
・・・・・・溝、５・・・・・・凹部、６・・・・・・
孔、７・・・・・・層状体。
Claims (1)
- 発泡材から成る平坦状基材の表面の一部に凹部を複数個
設け、各凹部に繊維材を互いにからませて成る層状体を
収納して一体化するとともに、層状体間における基材に
溝を設け、この溝を中心に基材を折畳み可能としたこと
を特徴としたマツトレス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9904381U JPS6013413Y2 (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | マツトレス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9904381U JPS6013413Y2 (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | マツトレス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS583861U JPS583861U (ja) | 1983-01-11 |
| JPS6013413Y2 true JPS6013413Y2 (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=29893789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9904381U Expired JPS6013413Y2 (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | マツトレス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013413Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4658553B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2011-03-23 | 倉敷紡績株式会社 | マットレス用芯材および当該芯材を用いたマットレス |
-
1981
- 1981-07-01 JP JP9904381U patent/JPS6013413Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS583861U (ja) | 1983-01-11 |