JPS60134079A - 鮮明かつ堅牢な印刷を施した不織布 - Google Patents

鮮明かつ堅牢な印刷を施した不織布

Info

Publication number
JPS60134079A
JPS60134079A JP58237467A JP23746783A JPS60134079A JP S60134079 A JPS60134079 A JP S60134079A JP 58237467 A JP58237467 A JP 58237467A JP 23746783 A JP23746783 A JP 23746783A JP S60134079 A JPS60134079 A JP S60134079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
printed
printing
ink
sharp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58237467A
Other languages
English (en)
Inventor
秦 武紀
松本 正志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOSAKA INSATSU INK SEIZOU KK
OSAKA INSATSU INK SEIZOU KK
Original Assignee
OOSAKA INSATSU INK SEIZOU KK
OSAKA INSATSU INK SEIZOU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOSAKA INSATSU INK SEIZOU KK, OSAKA INSATSU INK SEIZOU KK filed Critical OOSAKA INSATSU INK SEIZOU KK
Priority to JP58237467A priority Critical patent/JPS60134079A/ja
Publication of JPS60134079A publication Critical patent/JPS60134079A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粗面部やエンボス加工による凹凸面に完全、
かつ堅牢鮮明に印刷された不織布に関するものである。
本来、不織布はプラスチック補強材、レザー生地、濾布
、熱及び電機絶縁材料、フェルト等工業的用途が多かっ
たが、加工技術の進歩と共に、ナフキン、テーブルクロ
ス、カーテン、エプロン、フトン袋、洋服裏地、ペティ
コート、スカート等の家庭用品、衣料用品等にも多量に
用いられるに至り、其の装飾価値を向上させることが重
要となり、これに対する印刷技術の進歩が待望されると
ころであった。
従来、不織布の印刷は、一般的印刷方法たるオフセット
印刷、グラビヤ印刷、スクリーン印刷(ロータリースク
リーン印刷)等が行われたが、これ等の方法によれば、
表面が粗面を有する不織布や、エンボス加工を施した不
織布については、凸表面のみの印刷となり、凹底部につ
いては、版の構造、印刷時の圧力不足等の原因により、
完全な印刷は困難であり、かつこれ等の印刷方法では使
用インキの特性等の関係上長尺巻取印刷に不適当な場合
が多かった。
又、之等の欠点を無くする為に、予めコーティング剤等
を塗布して不織布表面を平滑化することも考えられるが
、本来不織布の最も重要な特色たる通気性、吸湿性、風
合い等を、損なうことになる。先に本発明者等は上記の
様な従来方法の欠点を解消して、粗面又は凹凸面を保持
したま覧、完全に印刷を行い、面も長尺巻取が可能であ
って、かつインキ使用量も少なく、更に多色印刷をも施
すことの出来る不織布を開発し、特許出願(昭和57年
特許願第124.953号)したものであるが、この不
織布は、グラビヤオフセット方法を利用し、不織布の材
質、物性に応じた特有のグラビヤインキを採用し、更に
要すればオフセットゴムロールの硬度、弾性を調整する
ことによって粗面又はエンボス加工等による凹凸を有す
る表面に完全に印刷することに成功した不織布である。
然しなから上記の不織布には、色彩の鮮明さと堅牢度に
未だ難点が有り、これが解決が要望されるところであっ
た。
本発明者等は上記の様な粗面又は凹凸を保持したま一完
全に印刷され、而も色彩が鮮明で堅牢に印刷された不織
布を提供することを目的として研究を行い、これを完成
したものである。
即ち本発明は着色剤として分散染料を用いたインキによ
りグラビヤオフセット印刷で直接印刷したる後、印刷物
を加熱し昇華発色させたことを特徴とする不織布であっ
て粗面部又は凹凸面部も完全に印刷され、且つ鮮明、堅
牢な色彩を保有するものである。
尚此の場合インキは着色剤として分散染料単独の場合の
みならず分散染料と顔料を併用して使用することも可で
ある。
又インキ組成を調整することにより、グラビヤオフセッ
トにより印刷された印刷物を加熱する際に分散染料が不
織布及びインキのベヒクル自体に昇華発色して染着させ
ることも可能である。
此の際にベヒクルとして使用可能な樹脂は、例えばポリ
エステル系樹脂(飽和ポリエステル、アクリル、アルキ
ッド等)ウレタン系樹脂、エポキシ、メラミン、ポリア
ミド等分散染料が熱により昇華して染着する樹脂であっ
て印刷適性が保持出来るものであれば全て可能である。
尚分散染料の用途として従来一般に乾式転写捺染等が行
われているが、これらは染料のみの転写であって、本発
明の様に、インキのベヒクル等と同時に印刷し、其の後
加熱することによってベヒクル自体及び不織布にも鮮明
な発色を行わせるものは他に類を見ない。
以下、本発明に係る不織布について、実施例を挙げて詳
しく説明する。
実施例1゜ 重量比 塩ビー醋ビ共重合樹脂(電気化学工業)12.0ウレタ
ン樹脂 (三洋化成)10.0 PTR−63’(三菱化成)8.0 メチルイソブチルケトン 30.0 シクロヘキサノン 14.0 メチルセロゾルブ 11.0 イソプロピルアルコール 5.0 沈降性硫酸バリウム (堺化学> io、。
ioo、。
上記組成物をアトライターにて約6時間分散して得た赤
色のインキをグラビヤオフセット方式により、旭化成工
業@製スパンボンドE−5070(ポリエステル)に模
様印刷し乾燥巻き取った後、此の印刷済みの不織布を第
2図に示す昇華転写機により210°C〜20秒の条件
で加熱したところ鮮明な赤を発色した。
実施例2゜ 重量比 塩ビー醋ビ共重合樹脂(電気化学工業) 11.0ウレ
タン樹脂 (住友バイエル)3.0ウレタン樹脂 (三
洋化成)3.0 沈降性硫酸バリウム (堺化学) 12.0カヤセツト
ブルー (日本化薬)8.5メチルセロソルブ 8.0 メチルエヂルケトン 15.0 セロソルブアセテート 10.0 メチルイソブチルケトン −」」誹 1 00、5 上記組成物をアトライター分散機を使用し、約6時間分
散して得た青色のグラビヤオフセ・2卜用インキにより
旭化成工業01!12不織布スパンポンドN−5105
(ナイロン)にグラビヤオフセット方式により模様印刷
し、更に此の印刷済み不織布を実施例1と同様に昇華転
写機により210°〜20秒の条件で加熱したところ鮮
明な青色を発色した。
実施例3゜ 重量比 ポリエステル樹脂バイロン200 (東洋紡績)13.
0 塩ビー醋ビ共重合樹脂(電気化学工業)5.0ニトロセ
ルローズ (ダイセル化学) 2.0カーボンブランク
 (コロンビアカーボン)5.0フアインシール (徳
山曹達)3.0 トルエン 15.0 メチルエチルケトン 10.O メチルイソブチルケトン 30.0 醋酸ブチル 5.0 メチルセロソルブ 7.0 100.0 上記組成物を実施例1.2と同様アトライク−分散機に
より8時間分散して得たグラビヤオフセット用黒インキ
で、旭化成工業am製エンボス加工を施した不織布アイ
エル100gにグラビヤオフセット方式によりベタ印刷
し、前例と同様昇華転写機により215°C〜20秒加
熱したところエンボス面の凸部及び四部にも濃度のある
黒色が発色した。
以上実施例1.2.3で得られた加熱発色済み不織布の
性能特性は前記の昭和57年特許願第124953号に
係る不織布の性能を更に改善したものである。
即ち本発明に係る不織布は特に印刷色相の鮮明性及び耐
摩擦性が著しく向上している点を特徴とするものである
上記実施例1.2.3により得られた模様印刷不織布と
従来のグラビヤ印刷不織布及び前記特許願に係る不織布
との性能比較表は次ぎの様であった。
模範印刷不織布の性能比較表 性能試験条件 1、印刷鮮明度 肉眼判定 2、エンボス部分の印刷性 〃 3、印刷物の風合 手による感触で判定4、耐もみ性 
手もみ20回による インキ皮膜の脱落の 有無を見る 5、耐摩擦性 学振型耐摩擦試験機 により荷重500g ×100往復綿布に て摩擦 以上述べた様に、本発明に係る不織布は粗面又は凹凸面
にも完全に印刷され、且つ印刷鮮明性、耐摩擦性等の印
刷性能も著しく改善され、更に長尺巻取印刷をも施され
た不織布である。
【図面の簡単な説明】
第1図はグラビヤオフセット印刷機の構造を示す断面図
である。 第2図は昇華転写・機の構成を示す断面図である図中 1−−−−−−−−−−−−グラビヤ版ロール2−・−
・−・・ブランケットロール 3−・−・−・圧胴 4−−−−−−・−インキ受け5
・−・・・・−・ドクター 6・・−・−・−・−不織
布7・−−一−−−・−・−加熱ドラム 8−−−−−
−−−−−−ガイドロール9・−・・−・−合紙 特許出願人 大阪印刷インキ製造株式会社第1 図 第2図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和58年特許願第237467号 事件との関係 特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11着色剤として分散染料単独又は分散染料と顔料を
    併用したインキによるグラビヤオフセット印刷により直
    接印刷した後、印刷物を昇華発色させたことを特徴とす
    る鮮明でかつ堅牢な印刷を施した不織布。 (2)インキ組成によって、印刷された不織布を加熱す
    ることにより、不織布及び又はインキのベヒクル自体に
    昇華発色させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の不織布。
JP58237467A 1983-12-15 1983-12-15 鮮明かつ堅牢な印刷を施した不織布 Pending JPS60134079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58237467A JPS60134079A (ja) 1983-12-15 1983-12-15 鮮明かつ堅牢な印刷を施した不織布

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58237467A JPS60134079A (ja) 1983-12-15 1983-12-15 鮮明かつ堅牢な印刷を施した不織布

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60134079A true JPS60134079A (ja) 1985-07-17

Family

ID=17015761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58237467A Pending JPS60134079A (ja) 1983-12-15 1983-12-15 鮮明かつ堅牢な印刷を施した不織布

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60134079A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998001615A1 (en) * 1996-07-08 1998-01-15 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Process for dyeing and printing fibre materials

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998001615A1 (en) * 1996-07-08 1998-01-15 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Process for dyeing and printing fibre materials

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4273817A (en) Heat-transferrable applique
US5353706A (en) Method of printing on natural fiber fabrics using a resin-free varnish
JPH0259074B2 (ja)
JPS60134079A (ja) 鮮明かつ堅牢な印刷を施した不織布
CA1100256A (en) Process for printing on solid molded articles made from urea formaldehyde resin or melamine formaldehyde resin
US4452604A (en) Decorative sheets and coverings comprising polyvinyl chloride and cationic dyestuffs
JPS6320720B2 (ja)
US1651470A (en) Method of transferring dyestuffs to fabrics
JP2020139258A (ja) 加工布の製造方法
JPS6183092A (ja) ポリ塩化ビニルとカチオン染料からなる装飾カバー
JPS5914957A (ja) 粗面又は凹凸面に印刷された不織布
JPH0523590B2 (ja)
JPS5830434B2 (ja) エンボステンシヤナツセンホウ
CN220390782U (zh) 一种新型的热升华转印膜
CA1085706A (en) Flocked metallic laminated wallcoverings
JPS6345313Y2 (ja)
JP2571769B2 (ja) 感熱転写材および感熱転写法
JP3037837U (ja) 履物、鞄及び袋物
JPS6018479Y2 (ja) 昇華転写印刷物
KR20240051851A (ko) 안료 열전사 인쇄용 전사지 및 이를 이용한 열전사 인쇄 방법
JP2515539B2 (ja) 可変色性合成皮革およびその変色加工方法
JPS6117680B2 (ja)
JP3318851B2 (ja) 昇華転写捺染布
JPS6020512B2 (ja) ホ−ムゾ−イング用捺染布の製造方法
JPS58220867A (ja) 布帛の加工方法