JPS5830434B2 - エンボステンシヤナツセンホウ - Google Patents

エンボステンシヤナツセンホウ

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Publication number
JPS5830434B2
JPS5830434B2 JP50083702A JP8370275A JPS5830434B2 JP S5830434 B2 JPS5830434 B2 JP S5830434B2 JP 50083702 A JP50083702 A JP 50083702A JP 8370275 A JP8370275 A JP 8370275A JP S5830434 B2 JPS5830434 B2 JP S5830434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
roll
embossed
embossing
transfer printing
Prior art date
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Expired
Application number
JP50083702A
Other languages
English (en)
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JPS528190A (en
Inventor
政彦 小野
一允 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP50083702A priority Critical patent/JPS5830434B2/ja
Publication of JPS528190A publication Critical patent/JPS528190A/ja
Publication of JPS5830434B2 publication Critical patent/JPS5830434B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、布のエンボス加工法と転写捺染法とを組み
合せた布のエンボス捺染法に関する。
従来、布のエンボス加工法と転写捺染法とを組み合せた
布のエンボス捺染法としては、以下に示すように、布と
転写紙とを密着させたのち、高温高圧エンボス加工を通
過させてなる幾つかの方法がある。
まず、密着した布と転写紙を、転写紙がエンボス0−ル
に接する向きで加熱エンボスロールド平滑クッションロ
ール間を通過させて、布のエンボス加工と転写捺染とを
同時に行なう方法がある。
しかし、この方法では、エンボスの谷の部分のみに転写
捺染が行なわれるため、得られた布の図柄に立体感が乏
しいという欠点がある。
この欠点を除去するため、上記方法において、布と転写
紙を逆転させて布がエンボスロールに接するようにし、
エンボスの山の部分のみに転写捺染する方法もあるが、
この方法では、転写捺染に必要な熱エネルギーは布を通
過してくるため減少するので転写性が悪くなってしまう
上述した2つの方法におけるエンボス加工は、表面に凹
凸を有する加熱エンボスロールと表面が平滑で弾力性を
有するペーパロールやコツトンロール等の平滑クッショ
ンロールとから構成されるものであって、このようなエ
ンボッサーによりエンボス転写捺染を行なった場合、エ
ンボスの形成を効果的に行なうことができない。
このため、エンホスロールド組むクッションロールとし
て、エンボスロールの凹凸面と係合し得る雄雌タイプの
クッションロールを用いる方法がある。
この方法では確かにエンボス効果は良いが、転写性が悪
く、また転写紙の紙切れやシワが多発する等の欠点があ
る。
また、上述の方法のような転写捺染方式を用いずに、エ
ンボス加工された布を印捺ロールによりグラビア方式で
捺染する方法がある。
この方法は。例えば、雄雌タイプの加熱エンボスロール
とクッションロールとの組み合せからなるエンボッサー
に、更に印捺ロールを組み合せて三段エンボス捺染機と
し、最初に布を雄雌タイプの加熱エンボスロールとクッ
ションロールとの間を通過させてエンボス加工し、次い
でクッションロールドインキの付いた印捺ロールとの間
を通過させて布のエンボスの山の部分に捺染するもので
ある。
この方法は上述の方法の欠点を解決したものではあるが
、捺染方法として転写方式ではなくグラビア方式を用い
ているため、多色捺染が困難であり、通常は一色捺染で
あって、柄表現に乏しいという難点を有している。
またこの方法では捺染したのち、蒸し工程やソーピング
工程等の後仕上げ工程が必要であり、そのためエンボス
の戻りが生じてしまうという欠点をも有している。
この発明は、雄雌タイプの加熱エンボスロールとクッシ
ョンロール、およびメタルヒートロールからなる三段エ
ンボス転写捺染機を用いることにより上記問題点を解決
したものであって、その目的は、エンボス戻りの心配が
全くなく、あらゆる柄色表現が可能な、立体感がある図
柄の得られる、エンボス加工法と転写捺染法との組み合
せからなるエンボス転写捺染法を提供することである。
即ち、この発明の方法は、布を雄雌タイプの加熱エンボ
スロールとクッションロールとの間を通過させてエンボ
ス加工し、次いでこのエンボス加工された布の捺染され
るべき面と昇華性または熔融移行性染料を含有するイン
キにより図柄が形成された転写捺染紙の図柄形成面とを
重ね合せた状態で上記クッションロールとメタルヒート
ロールとの間を通過させて上記エンボス加工された布の
トップ面に上記染料を昇華転写または熔融移行転写し、
そして上記布と転写捺染紙とを剥離してなることを特徴
とする。
以下、図面を参照してこの発明を更に詳細に説明するこ
ととする。
まず布1を、表面に所望の図柄の彫刻がされである加熱
エンボスロール2とこれと雄雌の関係の彫刻が表面にさ
れであるクッションロール3との間を通過させて、布1
にエンボス加工する。
次いで、このエンボス加工された布を昇華性または熔融
移行性染料を含有するインキにより図柄が形成された転
写捺染紙5とともに、クッションロール。
3とメタルヒートロール4との間を通過させて転写捺染
し、そして、エンボス捺染紙6と転写紙5とを剥離する
クッションロールとしては、ペーパロール、コツトンロ
ール、コムロール、マたはナイロンロール等を使用する
ことができる。
クッションロール3とメタルヒートロール4との間隔は
布の厚さにより決定され、それらの回転速度は同一であ
る。
エンボスロール2とメタルロール4の温度はいずれも1
50ないし300℃の範囲内であることが好ましい。
また、転写スピードは3ないし10m/分が好ましい。
転写捺染紙は、昇華性または熔融移行性染料を含有する
インキを用いて、紙や合成樹脂等の転写紙ベースに適当
な印刷方法で所望の図を形成することにより作製される
上記インキは、たとえば、昇華性または熔融移行性染料
(たとえば、トリフェニルメタン系の染料塩基、分散染
料、スモーク染料、有機溶剤可溶性染料、酸化染料等)
を着色剤とし、好ましくは上記染料に染色されにくく、
しかも上記染料の融点または昇華点より高温度の軟化点
を有する結合剤(たとえば捺染用の糊剤等)を使用し、
溶剤として水または有機溶剤を使用し、これら染料、結
合剤、溶剤の適量をボールミル等により混合することに
より作ることができる。
この発明の方法に使用される布としては、エンボス加工
および転写捺染に適するものならどのようなものでもよ
い。
以下にこの発明の好ましい態様を示す実施例を示す。
実施例 でん粉を主成分としたコート材をコートしてなる乾式転
写捺染用用紙(58? 7m2)に下記の組成のインキ
人、B、Cにより抽象柄をグラビア方式で印刷して転写
紙を得た。
この転写紙を用いてポリエステル繊維を図の三段エンボ
ス転写捺染機によりエンボス転写捺染した。
このときのエンボスロール温度は190°C1メタルロ
ール温度は250℃であった。
また転写スピードは5m/分であった。
その結果、エンボストップ面に染色された抽象柄のエン
ボス捺染布を得た。
この捺染布は、過去に例をみない立体感とソフトな絵柄
を示しており、堅ろう度も良好なものであった。
インキの組成 A 水性アクリル樹脂 40重量多注1 ジアニツクスイエロー5Rの原末10 炭酸カルシウム 5 水 2フ イソプロビルアルコール 18 B 水性アクリル樹脂 注、 40重量係スミ
カロンブ元−E−FBL の原末10炭酸カルシウ
ム 5 水 27重量φイソプロピル
アルコール 18 C水性アクリル樹 40重量係注3 スミカロンレッドFB の原末10炭酸カルシウ
ム 5 水 2フ イソプロビルアルコール 18 注I Dianix Yellow 5R商品名、三
菱化成製 2 Sumikaron Bleu E−FBL商品
名、住友化学製 3 Sumikaron Red FB商品名、住友
化学製 以上述べたように、この発明の方法により、従来種々の
欠点を有していたエンボス転写捺染法の大幅な改善がな
され、その結果、立体感ある優れたエンボス捺染布を得
ることができた。
また、この発明の方法は、従来実用されているグラビア
方式のエンボス捺染によるトップ染めに対し、様々の点
で優れている。
即ち、この発明の方法は乾式で行なわれるため、一般の
染色法の場合に必要な蒸し工程やソーピング等の後仕上
げ工程が不必要であり、そのためエンボスの戻りの心配
は全くなく、また転写捺染であるため、多色、ボカシ柄
等あらゆる補色表現が可能である。
また、一枚の転写紙で多くの保有エンボスロールを利用
することにより、多くの補色表現が可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に使用される装置の一例を概略的に示す
断面図である。 1・・・・・・布、2・・・・・・エンボスロール、3
・・・・・・クッションロール、4・・・・・・メタル
ロール、5・・・・・・転写捺染紙、6・・・・・・エ
ンボス捺染布。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 布を雄雌タイプの加熱エンボスロールとクッション
    ロールとの間を通過させてエンボス加工し、次いでこの
    エンボス加工された布の捺染されるべき面と昇華性また
    は熔融移行性染料を含有するインキにより図柄が形成さ
    れた転写捺染紙の図柄形成面とを重ね合せた状態で上記
    クッションロールとメタルヒートロールとの間を通過さ
    せて上記エンボス加工された布のトップ面に上記染料を
    昇華転写または熔融移行転写し、そして上記布と転写捺
    染紙とを剥離してなるエンボス転写捺染法。
JP50083702A 1975-07-08 1975-07-08 エンボステンシヤナツセンホウ Expired JPS5830434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50083702A JPS5830434B2 (ja) 1975-07-08 1975-07-08 エンボステンシヤナツセンホウ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50083702A JPS5830434B2 (ja) 1975-07-08 1975-07-08 エンボステンシヤナツセンホウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS528190A JPS528190A (en) 1977-01-21
JPS5830434B2 true JPS5830434B2 (ja) 1983-06-29

Family

ID=13809815

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JP50083702A Expired JPS5830434B2 (ja) 1975-07-08 1975-07-08 エンボステンシヤナツセンホウ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011241516A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Tb Kawashima Co Ltd 車両内装用エンボス捺染布帛の製法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817415B2 (ja) * 1979-03-27 1983-04-07 フクダ電子株式会社 レコ−ダのマガジン着脱装置
JPS5877422U (ja) * 1981-11-21 1983-05-25 グラフテック株式会社 記録計
JPS58163661A (ja) * 1982-03-24 1983-09-28 Komori Printing Mach Co Ltd 管理番号印刷方法および印刷機

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JP2011241516A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Tb Kawashima Co Ltd 車両内装用エンボス捺染布帛の製法

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JPS528190A (en) 1977-01-21

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