JPS60133849A - 米の改質方法 - Google Patents

米の改質方法

Info

Publication number
JPS60133849A
JPS60133849A JP58241783A JP24178383A JPS60133849A JP S60133849 A JPS60133849 A JP S60133849A JP 58241783 A JP58241783 A JP 58241783A JP 24178383 A JP24178383 A JP 24178383A JP S60133849 A JPS60133849 A JP S60133849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
mixed solvent
ethanol
carbon dioxide
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58241783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0378096B2 (ja
Inventor
Nobuyoshi Ito
伊東 延義
Masayuki Taniguchi
正幸 谷口
Takashi Ogiya
扇谷 高志
Hitoshi Imamura
等 今村
Yoshiji Iemura
家村 芳次
Yoshinobu Fujita
藤田 栄信
Kazuo Watanabe
和夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIKUMASAMUNE SYUZO KK
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
KIKUMASAMUNE SYUZO KK
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KIKUMASAMUNE SYUZO KK, Japan Oxygen Co Ltd, Nippon Sanso Corp filed Critical KIKUMASAMUNE SYUZO KK
Priority to JP58241783A priority Critical patent/JPS60133849A/ja
Publication of JPS60133849A publication Critical patent/JPS60133849A/ja
Publication of JPH0378096B2 publication Critical patent/JPH0378096B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原料米の改質方法に関する。
同類のように、原料米は、殿粉以外の成分として租屈肋
分、徂蛋白分、無機質ケ含んでいる。これらの取分は、
いずれも米の表14部に主に存在し、特に表1一部の粗
脂肪分には不飽和のh「肪酸が多く通辞珀白tこより除
去されるが、百造原をト米として適用した場合時にこれ
が酒質に悪影響を与えろ。
こσ)Tこめ、9ε米酒造原料米の場合に(工より高度
に精白して表層部を取り去り%前記不快成分を糠として
除去し℃いfこ。この1こめ酒造)g、科米の精白率は
、平均73俤であって、残り27%が竹刀D I+jl
j埴のの低い糠として、菓子原料や工業用糊及び一部醸
造原料に使I+Jされているのが現状であり、原料利用
率が非富に悪く、これが製造原価の高騰を招く袋内とな
つ℃いた。
本発明は上記多情に鑑みてなされ定もので、原料利用効
率の向上を図ることができる原料米の改質方法を提供す
ることを目u9と1−る。即し、不発明に係る原料米の
改質方法は、米を液体状態または超臨界状態の二酸化炭
素にエタノールを添加してなる混合溶媒に接触せしめる
ことt特徴とする方法、及び前記混合溶媒により処理し
て得られた改質米ン、液体状態または超臨界状態の二酸
化炭素で洗浄した後、乾燥させること乞特徴とする方法
である、 以下本発明を酒造原料米に適用した例について説明する
まず、この発明に用いろれる二酸化炭素の性状は、液体
状態または超臨界状態(ここでいう超臨界状朗とは、臨
界点以上の温度及び圧力の状態を指丁)である。かかる
状態の二酸化炭素に対してエタノールを添加してなる混
合溶媒に、米ン接触させて脱脂処理乞行なう。混合溶媒
中のエタノールの量は、0.1〜3QwL%、望ましく
は2〜10wt%であって、このエタノールの鼠カ0.
1wt%未満では充分な抽出効果が得られない。上記の
混合溶媒を得るにあたっては、先に米乞エタノール中に
浸漬したり、米にエタノール乞噴霧しておぎ、その後に
二酸化炭素を加えて、処理時において実質的に混合溶媒
となるようにしてもよ(、ま之、予め二酸化炭素中に所
定量のエタノールを添加して混合溶媒をfJ4IIli
!シ℃おいてもよい。
混合溶媒による処理をより具体的に説明すると、まず耐
圧容器内に米を所定を収容する。次に、容器内に上記の
混合溶媒を注入して洗浄処理する。
この際外部から攪拌等の外力を加える必要はないが、必
要に応じ?:静かに攪拌してもよく、更には。
一定量の混合溶媒を容器内に連続的に循環させて洗浄す
るようにしてもよい。処理時間は、特に制限されるもの
ではなく、数分〜数時間の範囲で好ましい1[が選択さ
れる。また、処理温度は約−20〜約150°Cの範囲
から目的に応じて好ましい1直が選ばれ、処理圧力は、
約20〜約300k g / c m の範囲から目的
に応じて好ましい値が選ばれる。この洗浄処理において
、本発明の方法では、二酸化炭素のみを用いた方法に比
べて高い抽出効果が得られるため、処理時間の短縮を図
ることと、低温度、低圧力で洗浄処理を行なうことがで
きる。
このように洗浄処理を施した処理米を、通常は乾燥l−
て酒造原料米として使用することができるが、さらに処
理米に対して液体状LRま定は超臨界状態の二酸化炭素
による洗浄処理を施してもよい。
この二酸化炭素中 溶媒を用いる処理と略同程度の温度及び圧力条件で行な
えばよい。この洗浄処理によって、混合溶媒による洗浄
の後に処理米に僅かに残ってい定エタノールをほとんど
除去することができる。従って、混合溶媒による洗浄に
加えて二酸化炭素による洗浄処理を施して得られ定酒造
原料米は、従来の高度精白米と略同様な条件での取扱い
が可能である。
しかして、上記の処理によつ℃、原料米中の粗脂肪、臭
気成分が混合溶媒によって抽出され、混合溶媒に移行し
て除去されると共に、原料米表面に付着している糠も同
時に除去される。従って、本発明の方法によって酒造原
料米を製造する場合には、精白度(精米歩合〕は最小限
の91〜92多でも充分に徂脂肪分、無機質が除去され
たものを得ることができ、原料米の歩留乞向−ヒさせる
ことができる。ま1こ、洗浄処理中に、混合溶媒または
二酸化炭素が米粒内部丈で浸i曳するため、処理後の水
の吸水速度が飛躍的に(未処理米に比し12〜10倍)
如増加する。よって、得られる。西造L1賃、V+米の
蒸しが良好となり、溶解糖化が促され、歩留もよくなる
′l:之、二酸化炭素及びエタノールは、周知のように
食品衛生上安全なものであつ℃、全(無害であり、しか
も処理中1(原料米中の害虫)にれらの卯等を死滅させ
ることもできる。
以下、実施例?示して本発明?:具体的に説明丁う。
〔実施例1〕 梢白率が90係、82.5係、75チの蒋米(佐賀県産
レイホウ)について、不発明の処理な施したものと未処
理のものとY 、f4gして成分の比較乞行1よつ二。
処」里方法は次のとおりであ番、 精米約150gをオートクレーブ中に入れ、こしK 3
0 m lノエタノールを添加し、ポンプを稼動してオ
ートクレーブ内に液化二酸化炭素を圧送、昇圧せしめ、
圧力100bar、温度20°Cとして1時間保持しに
。このとぎ、オートクレーブ内の混合溶媒のエタノール
濃度は、約24wtチとした。次いで、再びポンプを稼
動させ、オートクレーブ内の圧力を100barに保持
しながら出口バルブを開放し、二酸fヒ炭素を25 O
NA!排出し、更に系を大気中に開放して除々に減圧し
定のち試料(処理米]を取り出した。
上記の処理を施した各精白率の処理米と、未処理米とに
ついて、「国税庁ノヲf定分析注解」に基づき、水分鎗
、粗蛋白量、粗脂肪遠の分析を行なっ1こ。その結果を
第1表に示す。
なお、上記処理米は、いずれもエタノール臭が殆んど残
っておらず、かつ未処理米と比較して白変が向上してい
た。
fil 表 第1表に示す結果から分かるように、本発明の方法によ
れば、90チ及び82.5チ梢米で、従来の酒造jJR
科に相当する75%精米(未処理)と同程度以下の粗脂
肪含有率のものを得ることができた。また、本発明の処
理を施丁こと釦より、水分が若干減少し、粗蛋白はほと
んど減少しないことが認められに。
〔実施例2、小仕込試験〕 実施例1と同様な処理で得られに処理米と未処理米とを
原料として、第2表に示す仕込配dにて小仕込試験を行
なった。なお、処理米については洗米を行なわず、また
、未処理米につい′1:&′@通常の洗米を行なった。
第2表 留仕込後、それぞれの醗酵経過を炭酸ガス減量法により
測定したところ、処理、未処理による差異は認められず
、丁べて正常に醗酵1−たことが確認された。
醗酵終了後、得られに各洒について、酒質分析。
及び官能試験をイテなつにところ、第3表に示す結果を
得に0ここで官能試験は、6名のノくネルにより実施し
に。
(以下余白) 官能試験の結果、本発明の処理を施した90多精米及び
82.5チ精米を原料としたとぎ、従来の酒造原料に相
当する未処理の75係精米を原料としにものと同程度の
評点が得られ、本発明によれば低い精白率の原料米でも
良質の酒が醸造でき、庇って原料米の歩留を向上させ得
ることが確認できた。まに、本発明の処理を施しに精米
を原料として酒造に供することにより、酒質な向上させ
得ることが明らかになっLo 出願人 日本酸素株式会社 菊正宗酒造株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 米を液体状態または超臨界状態の二酸化炭素に
    エタノールを添加してなる混合溶媒に接触せしめること
    を特徴とする米の改質方法。
  2. (2) 前記混合浴媒中のエタノールの添加量が、0.
    1〜30wtチ、望ましくは2〜1QWt係の範囲であ
    る特許請求の範囲第1項記載の米の改質方法。
  3. (3) 米を液体状態または超臨界状態の二酸化炭素に
    エタノールを添加してなる混合溶媒に接触せしめfc後
    、液体状態f:ニは超臨界状態の二酸化炭素で洗浄、乾
    燥させることを特徴とする米の改質方法。
  4. (4) 前記混合溶媒中のエタノールの添/In童が、
    0.1〜30wtqb、望ましくは2〜10wt俤の範
    囲である特許請求の範囲第3項記載の米の&質万云。
JP58241783A 1983-12-21 1983-12-21 米の改質方法 Granted JPS60133849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58241783A JPS60133849A (ja) 1983-12-21 1983-12-21 米の改質方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58241783A JPS60133849A (ja) 1983-12-21 1983-12-21 米の改質方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60133849A true JPS60133849A (ja) 1985-07-17
JPH0378096B2 JPH0378096B2 (ja) 1991-12-12

Family

ID=17079449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58241783A Granted JPS60133849A (ja) 1983-12-21 1983-12-21 米の改質方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60133849A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5460836A (en) * 1991-04-15 1995-10-24 Suntory Limited Method of preparing beer using lipid-removed malt
JP2004535495A (ja) * 2001-07-04 2004-11-25 デグサ アクチエンゲゼルシャフト 澱粉(−誘導体)の物理的処理法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5460836A (en) * 1991-04-15 1995-10-24 Suntory Limited Method of preparing beer using lipid-removed malt
JP2004535495A (ja) * 2001-07-04 2004-11-25 デグサ アクチエンゲゼルシャフト 澱粉(−誘導体)の物理的処理法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0378096B2 (ja) 1991-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02117377A (ja) 耐久性の良いビールの製造法
CN114540143A (zh) 一种黑米酒发酵酿造工艺
JP3255962B2 (ja) 脂質を除去処理したビール製造用麦芽、該麦芽を用いたビール及び該ビールの製造方法
JPS60133849A (ja) 米の改質方法
US678283A (en) Process of making odorless fish-powder.
US2554872A (en) Salad oils and method of producing the same
JPS5853993A (ja) 落花生油の連続製造方法
US2132250A (en) Manufacture of ethyl alcohol from indian corn
US754461A (en) Process of fermenting honey.
JPH0321140B2 (ja)
JPS5835674B2 (ja) 米の浸漬時にリパ−ゼを添加する清酒等の醸造法
JPH07255454A (ja) 酒類及び甘味調味料の製法
US2243513A (en) Method of making a sparkling sakelike beverage
US2107529A (en) Manufacture and use of malt adjunct from corn
JPS6131079A (ja) 菜種子を原料とする焼酎の製造方法
JP5344529B2 (ja) みりん類の製造方法およびその利用
JPS5982068A (ja) 調味素材の製造方法
US1235881A (en) Process of preparing beverages.
US2070794A (en) Method of treating oakwood for the aging of spirituous liquors
JPS60133870A (ja) 清酒製造法
JPS59187774A (ja) 低品位酒造原料米の品質改良法
JPH06102006B2 (ja) 醸造用原料米の調整方法と醸造方法
JPS60212242A (ja) 米穀の精白方法
JP2000197470A (ja) 健康飲料
SU60190A1 (ru) Способ приготовлени подбелковой массы из подсолнечника в халвейном производстве путем