JPS60132130A - トルク伝達装置 - Google Patents

トルク伝達装置

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JPS60132130A
JPS60132130A JP25428184A JP25428184A JPS60132130A JP S60132130 A JPS60132130 A JP S60132130A JP 25428184 A JP25428184 A JP 25428184A JP 25428184 A JP25428184 A JP 25428184A JP S60132130 A JPS60132130 A JP S60132130A
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spring
transmission device
torque transmission
friction clutch
mass
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、少なくとも2つの、同・曲的に配置された、
減衰装置の作用に抗して制限されて互いに回動可能なは
ずみ質量体を有し、これらのはずみ質量体の一方、すな
わち第1のはずみ質琶体が内燃機関と結合可能でかつ他
方のはずみ質量体、すなわち第2のはずみ質量体が摩擦
クラッチを介して伝動装置の入力部と結合可能である内
燃機関の回転衝撃、特にトルク変動を吸収若しくは補償
する手段を有するトルク伝達装置であって、摩擦クラッ
チが解離装置を介して作動可能である形式のものに関す
る。
従来技術 前記形式のトルク伝達装置・は、例えば西ドイツ国特許
出願公開第2826274号明細書によって公知である
。この場合には伝動装置の入力部と結合可能なはずみ質
量体はフラッジスリーブを介して、内燃機関のクランク
軸と結合されたはずみ質量体の軸方向の突起の上に回動
可能に支承されている。フランシスリーブの配置はこの
スリーブの半径方向のフランジが伝動装置の入力部と結
合可能なはずみ質量体の上に設けられた摩擦クラッチを
解離させるために必要である力を受け、内燃機関と結合
されたはずみ゛重量体に伝達するよ5に行なわれている
。このような構成に基(・て摩擦クラッチの作動に際し
てフラッジスリーブの半径方向のフランジが両方のはず
みC量体の間に大きな力で締込まれ、こ」1、によって
両方のはずみ・C量体の間に高い摩jJ%モーメントが
生せしめられる。しかしながら多くの使用分野にとって
はこのような高い摩擦モーメントは不都合である。何故
ならばこの摩擦モーメントは両方のはずみ質量体の間に
設けられた減衰装置の機能を妨げるからである。減衰装
置の機能の妨げは、摩擦クラッチの解離及び接続に際し
て不都合に作用する。つまり、解離装置若しくは半径方
向内側の皿ばね舌状部先端が移動した作動距離の大部分
に亘ってクラッチ円板は摩擦クラッチから解放されない
。これは内燃機関と伝動装置入力部とがまた結合されて
いることを意味する。移動距離の前記範囲に亘って減衰
装置の機能が妨げられることによって内燃機関と伝動装
置との間には大きな振幅の振動が生じ、この振動は駆動
系に高い負荷をかけ、快適性を損う騒音と振動をもたら
ず。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は従来の公知である冒頭に述べた形式のト
ルク伝達装置に較べて改善された機能を有し、拡大され
た分野での使用を可能にし、その都度の使用目的により
効果的にかつより良好に適合させることができ、しかも
特に簡単にかつ安価に製作できるトルク伝達装置を提供
することである。
問題を解決するための手段 前記課題は本発明によれば冒頭に述べた形式のトルク伝
達装置において、はずみ質量体が摩擦クラッチの作動に
関連して相互に制限されて軸方向に移動可能であること
によって解決された。両方のはずみ質量体の間の軸方向
の移動可能性は、両方のはずみ質量体の間で作用する摩
擦装置の減衰特性を変えることに特に有利な形f(で関
与させることができる。この場合に特に有利でル)るこ
と+1−8両方のはずみ質量体の相互のql+方向の移
動が蓄力器の作用に抗して行なわれ、この蓄力器が伝動
装置の入力部に結合されたはずみ質量体に、伝動装置の
入力部に結合可能なはずみ質1体の一ヒに設けられた摩
擦クラッチの解離力とは反対の力を生せしめるようにな
っていく)ことである。
又、多くの使用目的にとっては、はずみ質量体が板状に
構成され、摩擦クラッチの解離に関連してnl+方向に
制限されてJ妥近運動可能であり、かつ摩擦クラッチの
接続に際して再び軸方向に制限されて14ft反運動可
能であることが有利である。しかしながら他の使用目的
にとっては、トルク伝達装置ははずみ・質量体が摩擦ク
ラッチの解離に関連して軸方向に制限されて互(・にA
W反運動可能でかつ摩擦クラッチの接続に際して再び軸
方向に制限されて接近運動可能であると有利である。
特にはずみ質量体が摩擦クラッチの解離に関連して軸方
向に接近運動するトルク伝達装置の場合には、伝動装置
の入力部に結合可能な第2のはずみ質量体に固定された
摩擦クラッチが所Mf9押圧式の摩擦クラッチであると
有利である。
しかしはずみ質g体が摩擦クラッチの解離に関連して軸
方向に制限されて離反運動するトルク伝達装置の場合に
は、第2のはずみ質量体に固定された摩擦クラッチは所
謂引張式の摩擦クラッチであると有利である。この場合
には両方のはずみ質量体が少なくとも1つの蓄力器で互
(・に接近する方向で負荷されていると有利セある。第
2のはずみ質量体の上に抑圧式の摩擦クラッチが固定さ
れているトルク伝達装置の場合には両方のはずみ質量体
が少なくとも1つの蓄力器で互いに離反する方向に負荷
されていると有利である。蓄力器は皿ばねによって構成
されていると特に有利である。
さらに本発明の1実施例によれば、両方のはずみ質量体
の相互の軸方向の移動はストッパによって制限されてい
ると有利である。又、はずみ質量体は少なくとも2つの
摩擦又は滑り面で互いに摩擦又は滑り結合されて(・る
か若しくはさせることができ、摩擦クラッチの作動に関
連して前記結合の減衰作用が変化させられるようになっ
ていると有利である。この場合には摩擦又は滑り結合の
減衰作用の変化は両方のはずみ質量体の軸方向の移動に
関連して、つまり前記移動の結果として行なうことがで
きる。特に有利であるのは摩擦クラッチの解離に際して
摩呼又は滑り結合の減衰作用が減少させられることであ
る。この場合には使用目的に応じてこの減衰作用は完全
に除かれるか又は部分的にしか除かれた(・ことが有利
である。
本発明の別の実施例によれば、摩擦又は滑り結合は両方
のはずみ質量体の間に設けられた摩擦又は滑りライニン
グから構成されておす、コの摩擦又は滑りライニングが
両方の円板状に構成されたはずみ質量体の互いに向き合
′った端面に設けられている。この場合に有利であるの
は、摩擦又は滑りライニングが円弧状に配置され、ばあ
いによっては摩擦クラッチが作動されていない状態で両
方のはずみ質量体を互いに接近する方向又は離反する方
向に負荷する蓄力器によってはずみ質量体の間に締込ま
れていることである。この場合にはトルク伝達装置は、
摩擦クラッチを解離するときに摩擦リングの負荷、ひ(
・ではその減衰作用が除かれるように構成されていると
有利である。しかし、多くの使用目的にとっては摩擦リ
ングの負荷が摩擦クラッチの解離に際して、その際に生
じる両方のはずみ質量体の間の軸方向の移動に基づき、
減少させられ、摩擦クラッチが解離された場合にも減少
されはしても、摩擦リングの減衰作用が維持されるよう
になって(・ると有利である。
さらに特に有利であるのは、両方のはずみ質量体がころ
がり軸受を介して互いに回動可能に支承され、一方のレ
ースリングが第2のはずみ質量体に軸方向で固定され、
他方のレースリングが第1のはずみ質量体に設けられた
軸方向の突起に軸方向に移動可能に支承されていること
である。この場合にははずみ質量体を接近する方向又は
離反する方向に負荷する蓄力器はころがり軸受の軸方向
に移動可能なレースリングに作用しており、このレース
リングを受容するはずみ質量体に対してこのレースリン
グが回動することを阻止していると有利である。
又、減衰装置は周方向に作用する蓄力器及び(又は)摩
擦又は滑り部材から成っており、この蓄力器及び(又は
)摩擦又は滑り部材が両方のはずみ′質量体の間に設け
られた、摩擦クラッチの作動に関連して変化する摩擦又
は滑り結合に加えて作用するようになっていると有利で
ある。これによって所定の減衰特性線を得るために大き
なヴアリエーンヨンの可能性が得られ、その都度の使用
目的に対する申し分のない適合が行なわれる。
実施例 第1図に示された回転衝撃を吸収若しくは補償するため
のトルク伝達装置1は、2つのはずみ質量体3.−4に
分割されたはずみ車2を有している。はずみ質量体3は
図示されていない内燃機関のクランク軸5の上にねじ6
を介して固定されている。はずみ質量体4の上には所謂
押圧式の摩擦クラッチ7が図示されていないねじを介し
て固定されている。摩擦クラッチ7の抑圧板8とはずみ
質量体4との間にはクラッチ板9が設けられている。こ
のクラッチ板9は図示されていない伝動装置の入力軸1
0の上に受容されている。摩擦クラッチ7の押圧板8は
はずみ質量体4に向かって、クラッチカバー11に旋回
可能に支承された皿ばね12によって負荷されている。
摩擦クラッチ7を作動することによってはずみ質量体4
、ひいてははずみ車2はクラッチ板9を介して伝動装置
の入力軸10に接続・遮断される。
両方のはずみ質量体3と4の間には減衰装置13が設け
られている。この減衰装置13は両方のはずみ質量体の
間の相対的な回動に抗して作用する。
両方のはずみ質量体3と4は互いに相対的に軸受装置1
4を介して回動可能に支承されている。軸受装置14は
ころがり軸受15から成っている。ころかり軸受15の
外レース15aははずみ質量体4の受容孔16にかつ内
レース15bははずみ質量体3の、クランク軸5から離
れる方向に向いた伺加部18の上に回動不能に受容され
ている。ころがり軸受15ははずみ質量体30伺加部1
8の上に薄板成形体19によって保持されている。薄板
成形体19はリベット20を介してはずみ質量体3と結
合され、半径方向に延びる外側の縁範囲19’aで軸方
向に内レース15bを背後から掴んでいる。
減衰装置13はコイルばね21の形をした蓄力器を有し
かつコイルはね21を減衰するための摩擦リング22の
形をした摩擦部制を有している。
減衰装置130入力部は2つの円板23,24によって
形成されている。この2つの円板23.24はスペーサ
ピン25を介して軸方向の間隔をおいて互いに回動不能
に結合さり、ている。円板24は外周に半径方向に延び
るアーム24bを有し、このアーム24bははずみ質量
一体30円形リング大の軸方向の突起27の端面26に
支えられ、そこにリベット28で固定されている。両方
の円板23.24の間にはフランジ状の構成部材29が
配置されている。この構成部材29は減衰装置13の出
力部を形成して(・る。構成部材29は外周に半径方向
に延びる張出部30を有し、この張出部30は構成部材
29の、両方の円板23.24の間を延びる半径方向の
範囲31に対して軸方向にずらされている。半径方向の
張出部30ははずみ質量体4の端面32に支えられ、そ
こでリベット33を介してはずみ質量体4に固定されて
いる。半径方向の張山部30と半径方向のアーム24b
ははずみ車2の周方向で見て角度的に互・いにすらさ」
1.ている。
円板23.24と構成部材29には切欠き23a、24
aと29aが設けられている。これらの切欠き23a、
24a、29aには減衰装置13のコイルばね21が受
容されている。この場合にはり欠き23a、24a、2
9aとその中に設けられたコイルばね21は減衰装置1
3の周方向で見て、多段の減衰特性線が得られるように
配置されかつ設計されている。さらに構成部材29は円
弧状の切欠ぎ29bを有して(・る。この切欠き29b
をスペーサビン25が貫通している。両方のはずみ質量
体3,4の間の相対回動の制限はスペーサビン25が円
弧状の切欠き291)の端部範囲に当接ずろことで行な
われる。
摩擦減衰を行なうために用いられる摩擦リング22は円
板24と構成部材29の半・径方向の範囲31との間に
摩擦クラッチTが解離されて(・ない状態で締込まれる
。この締込みは皿ばね34の形をしたへ祇へ覧へ蓄力器
によって保証される。この皿ばね34は肩17の半径方
向に延びる範囲に支えられ、内レース15bをクランク
軸5がら離れる方向に負荷する。これによってはずみ質
量体4とその上に固定された構成部材ははずみ質量体3
から離れる方向に負荷される。
はずみ質量体3に対するはずみ質量体4の、1IlIl
方向の移動可能性を保証するためには内レース15bは
付加部18若しくは薄板成形体19の上で軸方向に#動
=T能であるが回動不能に受容されている。レースリン
グ15bの回動を防止するためには薄板成形体19は半
径方向に突出する突起19bを有して(・る。この突起
19bは内レース15bの縦溝1’5 Cに係合してし
・る。部分的に摩滅した摩J IJソング2を構成部制
29と円板24との間に締込むことを保証するためには
、内レース151)と半径方向に延びる外側の縁範囲1
9aとの間に軸方向の後調節遊びが設けられている。
皿ばね34は、皿ばね34のバイアスを克服した場合に
皿ばね34が所定の値Xだけ旋回させられるように組込
まれている。この値Xは第1図に示された実施例では、
はずみ質量体4、ひ(・てはその上に固定さ」tた構成
部材が摩擦クラッチ7の解離に際してはずみ質量体3に
向かって・軸方向に移動させられる軸方向の距離である
。使用目的に応じてこの値Xは0.1 mm〜2 tn
mの大きさであることができる。
摩擦リング22によって生せしめら」する摩擦モーメン
トは皿ばね34若しくは36の特性を変化させることに
よって適当に変化させることかできる。
第1図に示された位置からトルク伝達装置t 1は次の
ように作用する。
摩擦クラッチTが接続された状態で両方のはずみ質量3
と4の間の相対回動に際して摩擦リング22によって生
せしめられた摩擦モーメントは最大になる。解離装置3
5が摩擦クラッチ7を解離するために半径方向内側の皿
ばね舌状部先端12aに作用すると、解141L力が増
大するにつれて皿ばね34の一バイアスが次第に相殺さ
れる。従って摩擦リング22によって生せしめられた摩
擦モーメントが解離力の増大につれて減少する。加えら
れた解離力が[■ばね34のバイアスを克服すると、皿
ばね34が旋回さぜられ、はずみ質量体4は値Xだけは
ずみ質量体3に向かって移動させられる。この移動によ
って構成部材29に固定された摩擦リング22が円板2
4から離され、ひいては摩擦リング22が摩擦減衰作用
を発生することがなくなる。はずみ質量体4によっては
軸受15も軸方向に移動させられる。軸受15は摩擦ク
ラッチ7を解離するために必要な力を受けなければなら
ない。
摩擦クラッチ7を接続するためには解離装置35に作用
する軸方向の力が次第に除かれ、これによってまずクラ
ッチカバー11に枢着された皿ばね12がそのばね力に
基づいて旋回させられ、これによって押圧板8がはずみ
質量体4に向かって移動させられ、クラッチ板9が次第
にはずみ質量体4と押圧板8との間に締込まれる。皿ば
ね舌状部先端12aに作用する力が、/ バイアスのかけら」tた即ばね34によって生ぜしめら
れた力よりも小さくなると、軸受15、ひいてははずみ
質量体4とこれに固定された構成部分はばずみ質量体3
から値Xたけ離される。この移動によって摩擦リング2
2は再び円板24に接触し、皿ばね34に残っているバ
イアスに基づ(・て再び摩擦モーメントがはずみ質量体
3と4との間に生せしめられる。
本発明の変化実施例でははずみ質量体3と4の間では付
加的な摩擦又は滑り部材が作用する。この摩擦又は滑り
部材は摩擦クラッチ7が解::ff;された状態でも両
方のはずみ゛■量体3,40間の摩擦減衰を保証する。
このような手段は第1図に破線で示されているように皿
ばね36で形成することができる。この皿ばね36は摩
擦IJ 7グ22と向き合ってフランジ状の構成部材2
9の反対側に配置されている。この皿ばね36はフラン
ジ状の構成部材29と円板23との間に緊定され、この
円板23若しくははずみ・広量体3に対して回動防止さ
れており、両方のはずみ質量体3と4の間の相対回動に
際して皿ばね36が半径方向内側の範囲でフランジ状の
構成部材29を擦過する。皿ばね36によって生せしめ
られた摩擦モーメントは摩擦リング22によって生ぜし
められた摩擦モーメントとは異って摩擦クラッチTが解
離させられた場合にも維持される。皿ばね36によって
生ぜしめられた摩擦モーメントは皿ばね36の設計に応
じて摩擦クラッチの接続と解離とに際して両方のはずみ
質量体3と4との間の移動に基づいて変化する。
皿ばね36も両方のはずみ質量体を緊張づ−ろので場合
によっては皿ばね34は省略することができる。
第2図に示されたトルク伝達装置と第1図に示されたト
ルク伝達装置との相違は、はずみ質量体4に所謂引張式
の摩擦クラッチ107が固定されていることである8摩
擦リング122は構成部材29の反対側に配置され、皿
ばね134は内レース151)と、薄板成形体190半
径方向に延びる外画の縁範囲との間に緊定されている。
冊ばね134のバイアスによって1111II受15、
ひいてばばずみ質量体4とその上に固定された構成部材
ははずみ質量体3に向かって押される。その結果、構成
部材29の上に固定された摩擦リング122は構成部材
29と円板23との間に締込まれる。肩17の半径方向
に延びる範囲と内レース151)との間には1紬方向の
遊びがあり、摩擦リング122が摩滅したときに調整、
すなわちはずみ質量体3に対するはずみJM量体4の1
i#l+方向の移動が可能になっている。
lJnばね134はこの場合にも皿ばね134のバイア
スを克服したときに■■ばね134が所定の値Xたけ旋
回若しくは圧縮させられ、摩擦リング122が摩擦クラ
ッチの解離に際して円板23から離れるように組込まれ
ている。
この第2図に示された実施例においても摩擦クラッチが
解離したときでも摩擦モーメントを生せしめる付加的な
皿ばね136を設けることができる。このようなばね1
36がある場合には事情によっては皿ばね134を省略
″1−ることかできる。
次に第2図に示した位置からこのトルク伝達装置の機能
を説明する。
摩擦クラッチ107が接続された状態では、両方のはず
み質量体3と4との間の相対回動に際して、摩擦リング
122によって生せしめられた最大摩擦モーメントが作
用する。内側の冊ばね舌状部先端112aがはずみ質量
体3から離れる方向に負荷されると、解離力が増大する
につれて皿ばね134のバイアスが次第に相殺され、摩
擦リング122によって生ぜしめられた摩擦モーメント
が減少、させられる。舌状部先端112aに生ぜしめら
れた解離力が皿ばね134のバイアスを上回ると、皿ば
ね134は旋回若しくは圧縮され、はずみ質量体4が値
Xだけはずみ質量体3から離れる方向に移動させられる
。この移動は構成部材29に固定された摩+?X ’J
ソング22が摩擦円板23かも1碓れることを惹起させ
、摩擦減衰作用が生じないようにする。
摩擦クラッチ107を接続する場合には舌状部先端11
2aに生ぜしめられた力がバイアスのかけら」1.た皿
ばね134の力よりも僅かに−なると、はずみ質量体4
、ひいては構成部材29とその上に固定された摩擦リン
グ122ははずみ質量体3に向かって移動させられる。
これによって摩擦リング122は円板23に再び接触さ
せられ、摩擦モーメントが生ゼしぬられる。
もちろん両方のはずみ質量体3,4の相対的なl!lI
+方向の移動を許す皿ばね34,36若しくは134.
136と摩擦クラッチ1の解離力経I尚との間の適当な
調整によって、解(碓過程と接続過程との間の摩擦変化
経過に影響を及ぼすことができる。多くの使用目的にと
っては皿ばね34若しくは134が摩擦クラッチを作動
するために必要な最大操作力よりもいくらか大きなパイ
アスカを有していることが有利である。この場合には摩
擦クラッチ7.107を作動する間に摩擦リング22若
しくは122によって生ぜしめられた摩擦モーメントは
減少させられても完全には除かれない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の複数の実施例を示ずものであって、第1
図は本発明のトルク伝達装置の断面図、第2図は本発明
のトルク伝達装置の1実施例の断面図である。 1・・トルク伝達装置、2・・はずみ車、3,4・・・
はずみ質量体、5・・・クランク軸、6・・・ねじ、7
・・・摩擦クラッチ、8・・・押圧板、9・・クラッチ
板、10・・・入力軸、11・・クラッチカバー、12
・・・皿ばね、13・・減衰装置、14・・軸受装置、
15・・・ころがり軸受、1i・・・受容孔、17・・
肩、18・・・付加部、19・・薄板成形体部、20・
・・リベット、21・・・コイルばね、22・・・摩擦
リング、23,24・・円板、25・・・スペーサピン
、27・・・突起、26・・・端面、28・・・リベッ
ト、29・フランジ状の構成部材、3o・・張出部、3
1・・・範囲、32・・端面、33・・・リベット、3
4・・・皿ばね、35・・解離装置、36・・皿ばね、
107・・I擦りラッチ、122・摩擦リング、134
・・皿ばね、136・・・皿ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 少なくとも2つの、同軸的に配置された、減衰装
    置の作用に抗して制限されて互いに回動可能なはずみ質
    量体を有し、これらのはずみ′質量体の一方、すなわち
    第1のはずみ質量体が内燃機関と結合可能でかつ他方の
    はずみa量体、すなわち第2のはずみ質量体が摩擦クラ
    ッチを介して伝動装置の入力部と結合可能である内燃機
    関の回転衝撃を吸収若しくは補償する手段を有するトル
    ク伝達装置であって、摩擦クラッチが解離装置を介して
    作動可能である形式のものに於て、はずみ質量体(3,
    4)が摩擦クラッチ(7,107)の作動に関連して互
    ℃・に制限されて軸方向に移動可能であることを特徴と
    するトルク伝達装置2 はすみ・E量体(3,4)が板
    状に構成されかつ摩擦クラッチ(7)の解離に関連して
    軸方向に制限されて相互に接近運動可能であり、摩擦ク
    ラッチ(7)を接続する場合に再び軸方向に制限されて
    相互に離反運動可能である、特許請求の範囲第1項記載
    のトルク伝達装置。 6、 はずみ質量体(3,4−)が摩擦クラッチ(10
    7)の解離に関連して軸方向に制限されて相互に離反運
    動可能であり、摩擦クラッチ(107)を接続する場合
    に再び軸方向に制限されて相互に接近運動可能である、
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載のトルク伝達装置
    。 4、第2のはずみ質量体(4)の上にいわゆる押圧式の
    摩擦クラッチ(7)が固定されている、特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載のトルク伝達装置。 5、 第2のはずみ質量体(4)の上にいわゆる引張式
    の摩擦クラッチ(107)が固定されている、特許請求
    の範囲第1項又は第6項記載のトルク伝達装置。 6. 両方のはずみ質量体(3’、4)が少なくとも1
    つの蓄力器(134,136)を介して互いに接近する
    方向に負荷されている、特許請求の範囲第1項又は第6
    項又は第5項記載のトルク伝達装置。 7 両方のはずみ質量体(訓、4)が少なくとも1つの
    蓄力器(34,36)で互いに離反する方向に負荷され
    ている、特許請求の範囲第1項又は第2項又は第4項記
    載のトルク伝達装置。 8、蓄力器(34,36;134,136)が冊ばねに
    よって構成されている、特許請求の範囲第1項から第7
    項までのいずれか1つの項に記載のトルク伝達装置。 9 両方のはずみ質量体(3,4)の相互の軸方向の移
    動=: (X )がストッパ(17,19a)によって
    制限されている、特許請求の範囲第1項から第8項まで
    のり・ずれか1つの項に記載のトルク伝達装置。 10、はずみ質量体(3,4)が少なくとも2つの摩擦
    又は滑り面を介して互(・に摩擦又は滑り結合されてい
    るか又はさせられるようになっており、摩擦クラッチ(
    1,107)の作動VC関連してこの結合の減衰作用が
    変化可能である、特許請求の範囲第1項から第9項まで
    のいずれか1つの項に記載のトルク伝達装置、。 11、摩擦又は滑り結合の減衰作用が両方のはずみ′に
    量体(3,4)の相互間の軸方向の移動量(X)に関連
    し変化させられる、特許請求の範囲第10項記載のトル
    ク伝達装置。 12、摩擦クラッチ(7,107)を解離させる場合に
    摩擦又は滑り結合の減衰作用が減少させられる、特許請
    求の範囲第10項又は第11項記載のトルク伝達装置。 16、摩擦又は滑り結合の減衰作用が摩擦クラッチを解
    離する場合に除かれる、特許請求の範囲第10項から第
    12項までのいずれか1つの項に記載のトルク伝達装置
    。 14、摩擦又は滑り結合が両方のはずみ質量体の間に設
    けられた少なくとも1つの摩擦又は滑すライニング(2
    2,−122)によって形成されている、特許請求の範
    囲第10項から第16項までのいずれか1つの項に記載
    のトルク伝達装置。 15、摩擦又は滑りライニングが円板状に構成されたは
    ずみ質量体の互いに向き合った端面の間に設けられて(
    ・る、特許請求の範囲第14項記載のトルク伝達装置。 16 摩擦又は滑りライニング(22,122)が円弧
    状に配置されてし・る、特許請求の範囲第14項又は第
    15項記載のトルク伝達装置1Z摩擦又は滑りライニン
    グ(22,122)が摩擦クラッチ(7,107)の作
    動されていな(・状態ではずみ質量体(3,4)を互い
    に接近する方向又は互(・に離反する方向に負荷する蓄
    力器(34,36;134,136)によってはずみ質
    量体(3,’4)の間に締込まれている、特許請求の範
    囲第1項から第16項までのいずれか1つの項に記載の
    トルク伝達装置。 18、摩擦クラッチ(7,107)を解離する場合に摩
    擦リング(34,36;134,136)の締伺は力が
    除かれる、特許請求の範囲第1項から第17項までのい
    ずれか1つの項に記載のトルク伝達装置。 19摩擦リング(22,122)の締込力が摩擦クラッ
    チ(7,107)を解離させる場合に生じる両方のはず
    み質量体(3,4)の間の1軸方向の移動(X)に基づ
    いて減少させられる、特許請求の範囲第1項から第18
    項までのいずれか1つの項に記載のトルク伝達装置。 20、両方のはずみ質量体(3,4)がころがり軸受(
    15)を介して互いに相対回動可能である、特許請求の
    範囲第1項から第19項までのいずれか1つの項に記載
    のトルク伝達装置。 21 一方のレースリング(15a)が第2のはずみ質
    量体(4)に軸方向に固定されており、他方のレースリ
    ング(15b)が第1のはずみC量体(3)に設けられ
    た軸方向の突起(18)の上で軸方向に移動可能である
    、特許請求の範囲第1項から第20項までのいずれか1
    つの項に記載のトルク伝達装置。 22、はずみ質量体(3,t)を互いに接近する方向又
    は互いに離反する方向に負荷する蓄力器(34,134
    )がころがり軸受(15)のI面方向に移動可能なレー
    スリング(15b)に作用しており、このレースリング
    (15b)かこれを受容するはずみ質量体(3)に対し
    て回動することを阻止して見・る、特許請求の範囲第1
    項から第21項までの(・ずれか1つの項に記載のトル
    ク伝達装置。 26 減衰装置(13)が、両方のはずみ質量体(3,
    4)の間に設けられた、摩擦クラッチ(7,107)の
    作動に関連して変化可能な摩擦又は滑り結合(22,・
    122)に加えて作用する、周方向に作−用する蓄力器
    (21)及び(又は)辛擦又は滑り部材(36,136
    )から成って−・る、特許請求の範囲第1項から第22
    項までのし・ずれか1つの項に記載のトルク伝達装置。
JP25428184A 1983-12-02 1984-12-03 トルク伝達装置 Granted JPS60132130A (ja)

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DE3343668 1983-12-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62159825A (ja) * 1985-12-23 1987-07-15 ダイムラ−ベンツ・アクチエンゲゼルシャフト エンジン部分で励起されるドライブラインの振動を減らすための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62159825A (ja) * 1985-12-23 1987-07-15 ダイムラ−ベンツ・アクチエンゲゼルシャフト エンジン部分で励起されるドライブラインの振動を減らすための装置

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ZA863359B (en) 1986-10-29

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