JP2566560B2 - 回転衝撃を補償する装置及び回転衝撃を減衰する分割式のはずみ車 - Google Patents

回転衝撃を補償する装置及び回転衝撃を減衰する分割式のはずみ車

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    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/131Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/70Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
    • F16D2013/703Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members the pressure plate on the flywheel side is combined with a damper

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内燃機関における回転衝撃を補償する装置で
あって、特に少なくとも作用的に所定の範囲で相対回転
する2つの回転質量体間に配置された装置であって、一
方の回転質量体が内燃機関に、かつ他方の回転質量体が
伝達装置の入力部にそれぞれ結合可能である形式のも
の、並びに内燃機関における回転衝撃を減衰する分割式
のはずみ車であって、回転質量を分配されて互いに同軸
的に配置された2つのはずみ車部材、及びはずみ車部材
間に配置されたばね装置、並びにはずみ車部材間で有効
な力伝達可能なクラッチを有しており、ばね装置が並列
接続された少なくとも2つのばねユニットを有してお
り、一方のばねユニットが遊びを有している形式のもの
に関する。
従来の技術 この種の装置は例えばドイツ連邦共和国特許出願公開
第2826274号明細書に基づき公知であるが、この装置に
よれば、互いにある程度相対回転可能な2つの回転質量
体の間で作用する摩擦部材が、両方の回転質量体の間の
可能な全回転角範囲にわたってコンスタントな摩擦緩衝
作用が生じるように配置されている。しかし、このよう
なコンスタントな摩擦緩衝作用は多くの使用例の場合、
両方の回転質量体間の可能な全回転角範囲にわたる回転
振動の十分な緩衝を補償するには不十分である。
本発明が解決しようとする問題点 そこで本発明の課題は、多くの使用例において内燃機
関の励振が最もよく緩衝されるような緩衝装置を提供す
るとともに、とくに、アイドリング範囲においてヒステ
リシス、要するに緩衝値が僅かとなり、その上振動角が
僅かでも同様にヒステリシスが僅かにしか生じないよう
にすることにある。さらに本発明の課題は構造が簡単で
構成が安価になるようにすることにある。
問題点を解決するための手段 上記課題を解決するために1番目の本発明の構成で
は、冒頭に述べた形式の装置において、その都度生じて
いるトルクを伝達する第1の緩衝装置が設けられてお
り、この緩衝装置が周方向に作用する蓄力器を有してい
て、中立位置から出発して、回転抵抗の上昇する少なく
とも1つの段を備えており、かつ、所定のトルク到達時
に有効となってその都度生じているトルクを伝達する第
2の緩衝装置が設けられており、この緩衝装置が第1の
緩衝装置と直列的に有効であり、かつ周方向に作用する
蓄力器を有し、かつ回転抵抗の上昇する少なくとも1つ
の段を備えており、かつ、その都度回転方向転換時にか
つ所定の振動角の経過後に前記両方の緩衝装置に対して
並列的に有効となる1つの摩擦装置が設けられており、
さらに、2番目の本発明の構成では、冒頭に述べた形式
のはずみ車において、摩擦装置が遊びを有しており、こ
のためにクラッチの摩擦部材若しくは摩擦薄板が少なく
とも一方のはずみ車部材に周方向の遊びを以て結合され
ており、ばねユニットのばね定数が次のように規定され
ており、即ち、内燃機関の始動回転数若しくはアイドリ
ング回転数で生じ得る振動の振動数がはずみ車の、遊び
のないばねユニットによって規定された低い第1の臨界
の振動数よりも高くなっており、運転回転数で生じ得る
振動の振動数がはずみ車の、両方のばねユニットによっ
て一緒に規定された高い第2の臨界の振動数よりも高く
なっており、また3番目の本発明の構成では同じく冒頭
に述べた形式のはずみ車において、摩擦装置が遊びを有
しており、このためにクラッチの摩擦部材若しくは摩擦
薄板が少なくとも一方のはずみ車部材に周方向の遊びを
以て結合されて、ばねユニットのばね定数が次のように
規定されており、即ち、遊びのないばねユニットが1な
いし5Nm/Gradのばね定数を有しており、かつ両方のばね
ユニットが一緒に10ないし35Nm/Gradのばね定数を有し
ている。
1番目の本発明に基づく前記構成の緩衝装置が次に揚
げる特徴を有していると有利である。
− 第1の緩衝装置の最終トルクがエンジン定格トルク
の80ないし130%である。
− 第1の緩衝装置が一方の回転方向で10ないし35Nm/G
radの勾配を、かつ他方の回転方向で10ないし35Nm/Grad
の勾配を有している。
− 第1の緩衝装置が30Nmより少ないヒステリシスを有
している。
− 第1の緩衝装置が一方の回転方向で2ないし30Nm、
有利には3ないし25Nmのヒステリシス、かつ他方の回転
方向で2ないし30Nm、有利には3ないし25Nmのヒステリ
シスを有している。
− 第1の緩衝装置が中立位置の両側で一方の回転方向
で14ないし20度の角度範囲まで、有利には16ないし18度
まで、かつ他方の回転方向で10ないし20度まで、有利に
は12ないし16度まで作用する。
− 第1の緩衝装置の感度範囲内で中立位置から出発し
て、わずかな勾配を有する別の段が作用する。
− 第1の緩衝装置のこの別の段が一方の回転方向で1
ないし5Nm/Gradのばね特性を、かつ他方の回転方向で1
ないし5Nm/Gradのばね特性を有している。
− 第1の緩衝装置の第2の段が一方の回転方向で2な
いし30Nmのヒステリシスを、かつ他方の回転方向で2な
いし30Nmのヒステリシスを有している。
− 第2の緩衝装置の衝撃トルクがエンジン定格トルク
の100ないし250%である。
− 少なくとも部分的には第1の緩衝装置に対して並列
に又はこれと相前後して作用することのできる第2の緩
衝装置が一方の回転方向で30ないし150Nm/Grad、有利に
は60ないし120Nm/Gradのばね特性を、かつ他方の回転方
向で30ないし150Nm/Grad、有利には60ないし120Nm/Grad
のばね特性を有している。
− 第2の緩衝装置が一方の回転方向で100ないし500N
m、有利には130ないし350Nmのヒステリシスを、かつ他
方の回転方向で100ないし500Nm、有利には130ないし350
Nmのヒステリシスを有している。
− 第2の緩衝装置が一方の回転方向で2ないし10度、
有利には3ないし8度、かつ他方の回転方向では2ない
し10度、有利には3ないし8度の回転角範囲にわたって
作用する。
− 摩擦装置が一方の回転方向で10ないし200Nm、有利
には10ないし120Nm、他方の回転方向で10ないし200Nm、
有利には10ないし120Nmの摩擦ヒステリシスジャンプを
有している。
− 摩擦装置が2ないし10度、有利には2ないし8度の
範囲内の振動角の間で作用しない。
− 摩擦装置が所定の回転角の経過後に作用する複数の
摩擦段を有している。
− 摩擦装置が一方の回転方向で摩擦装置の全摩擦トル
クの1/3ないし2/3、かつ他方の回転方向で摩擦装置の全
摩擦トルクの1/3ないし2/3の第1の摩擦段を有してお
り、かつ第2の摩擦段が一方の回転方向で全摩擦トルク
の2/3ないし1/3の摩擦トルクを、かつ他方の回転方向で
全摩擦トルクの2/3ないし1/3の摩擦ジャンプを有してい
る。
特に有利かつ安価な構成は、第1の緩衝装置並びに第
2の緩衝装置がそれぞれ2つの軸方向間隔をおいて配置
された板を備えており、各板群が互いに他方の回転質量
体に回転不能に配置されており、かつ両方の板対の間で
作用する共通の中間フランジが第1の緩衝装置と第2の
緩衝装置との間のトルク伝達のために設けられている。
その場合、中間フランジが半径方向で両方の板対にかぶ
さっていると有利であり、その場合、軸方向で特に僅か
な全長を保証するために、一方の板群が少なくともほぼ
半径方向で他方の板群の領域内に設けられると効果的で
ある。
第2の緩衝装置の入力部が第1の回転質量体に結合さ
れた板群によって形成され、第2の緩衝装置の出力部
が、第1の緩衝装置の入力部をも形成している中間フラ
ンジによって形成され、第1の緩衝装置の出力部が第2
の回転質量体に結合された両方の板によって形成される
と有利である。第1の回転質量体が、クランク軸、内燃
機関などの出力部に結合可能であり、かつ第2の回転質
量体が例えば切り替え可能な摩擦クラッチによって伝達
装置の入力部に結合可能であると、装置の構造及び機能
の点で特に有利である。さらに、第1の緩衝装置の板対
が第2の回転質量体に回転不能に、かつ板対が第1の回
転質量体に結合されていると、多くの使用例のために効
果的である。
中間フランジが、滑りトルクを発生させるために、軸
方向で第2の緩衝装置の板対の間に締結されていると、
緩衝装置の特に簡単な構造が保証される。フランジと別
の緩衝装置の両方の板とが互いに直に摩擦すると、所要
の滑りトルクの大きさに応じて有利である。ほとんどの
使用例のために、少なくとも第2の緩衝装置の板とフラ
ンジとの間に摩擦ライニング又は滑りライニングを設
け、適当な摩擦ライニング又は滑りライニングによって
滑りトルクをその都度の場合に適合させるのが有利であ
る。
第2の緩衝装置の反対の間の中間フランジの軸方向の
締結は、第2の緩衝装置の一方の板を軸方向で一方の回
転質量体に固定し、他方の板をこの回転質量体に対して
軸方向で移動可能にすることによって特に簡単に保証さ
れる。回転質量体への第2の緩衝装置の一方の板の軸方
向の固定は、有利にはリベット結合によっておこなわれ
る。
第2の緩衝装置の板対と中間フランジとの間の滑りト
ルクの発生のためには、第2の緩衝装置の軸方向で移動
可能な板が蓄力器によって他方の板へ向かって軸方向に
負荷されると特に有利である。蓄力器を適当に設計する
ことによって、第2の緩衝装置の滑りのトルクが変化し
て、その都度の使用例に適合される。軸方向に移動可能
な板を負荷する蓄力器が、軸方向で固定された板も固定
されている方の回転質量体に支持されていると有利であ
る。蓄力器が皿ばね状の部材によって形成されていると
有利である。
第2の緩衝装置の両方の板の相対回転不能は、軸方向
に移動可能な板の適当に適合した切欠を軸方向で貫通し
ていることによって行われると有利である。
リベットが中間フランジに設けた切欠を軸方向で貫通
し、かつ、リベットとこの切欠との間に第2の緩衝装置
の可能な回転角に相対する少なくとも1つの遊びが周方
向に存在すると効果的である。この構成の利点は、リベ
ットが両方の回転質量体の間の最大の相対回転角の制限
のためにも役立てられることにある。なぜならば、その
場合、回転質量体が中間フランジに設けた長細い切欠の
端部輪郭に当てつけられるからである。少なくとも1つ
の回転質量体が他方の回転質量体へ向かって軸方向で延
びるリング状の突出部を備え、この突出部の半径方向内
側に第2の緩衝装置、第1の緩衝装置及び摩擦装置並び
に場合によっては基本摩擦装置が配置されていると特に
有利な構成が得られる。その場合、第2の緩衝装置に突
出部が軸方向でかぶさっていると効果的である。
第2の緩衝装置の皿ばね状の部材が第1の回転質量体
と第2の緩衝装置の軸方向で移動可能な板との間に締結
されていると特に有利である。
その都度の回転方向転換後かつ所定の振動角の経過後
に有効となる既に述べた摩擦装置が第1の回転質量体に
よって支持され、かつ少なくとも1つの摩擦部材を備
え、この摩擦部材がストッパ部材を介して他方の第2の
回転質量体の対向ストッパ部材と協働し、その際、スト
ッパ部材と対向ストッパ部材との間に周方向の遊びが存
在すると特に有利である。この種の摩擦装置を軸方向で
第1の回転質量体と第2の回転質量体との間に配置すれ
ば、装置の構成のために特に有利である。内燃機関の出
力部に回転不能に結合されている第1の回転質量体によ
って摩擦装置が支持されていると特に有利である。摩擦
装置が同軸的に、一方の回転質量体の軸方向で延びる中
央のハブの周りに配置されていると効果的である。少な
くともほぼ摩擦装置が軸方向で、両方の回転質量体相互
の支承のための軸受け部材と、軸方向のフランジを備え
た方の回転質量体の半径方向のフランジとの間に配置さ
れていると有利である。その場合、摩擦装置が少なくと
も1つの摩擦板を備え、この摩擦板が少なくとも1つの
蓄力器によって軸方向で回転質量体の半径方向のフラン
ジへ向かって負荷されると有利である。蓄力器が皿ばね
から成り、この皿ばねが軸方向で摩擦板と転がり軸受け
の内輪との間に締結されていると装置の構成のために特
に有利であり、、その場合、転がり軸受けと皿ばねとの
間に支持リングが設けられ、この支持リングに皿ばねの
半径方向内側領域が支持されると効果的である。
摩擦装置の使用を規定するストッパ部材が、一方の回
転質量体に収容された摩擦板の外周部に一体成形され軸
方向で曲げられた舌片によって形成され、この舌片が周
方向の遊びをもって他方の回転質量体の一方の構成部分
の切欠内に係合していると特に有利である。
摩擦板と緩衝装置の皿ばねとの間に別の摩擦板が存在
し、両側の摩擦板が互いに摩擦係合していると有利であ
る。その場合、別の摩擦板がストッパ部材を介して第1
の摩擦板の対向ストッパ部材と協働し、さらに、ストッ
パ部材と対向ストッパ部材との間に周方向の遊びが存在
すると効果的である。別の摩擦板のストッパ部材が外周
部に一体成形された半径方向のアームによって形成さ
れ、このアームが周方向の遊びをもって第1の摩擦板の
対抗ストッパ部材を形成するアームの間に係合すると摩
擦装置の特に有利かつ安価な構成が得られる。その場
合、第1の摩擦板の軸方向のアームがこの摩擦板の外周
部に一体形成され、かつ軸方向の制御舌片の間に設けら
れていると有利である。摩擦装置の機能のために、別の
摩擦板と第1の摩擦板との間に摩擦リングを設けるのが
有利である。第1の摩擦板と回転質量体のフランジとの
間に摩擦リングを間挿すると効果的である。
多くの使用例のためには、摩擦板のストッパ部材と対
応する対向ストッパ部材との間の可能な周方向の遊びが
種種異なる大きさであると有利である。その場合、別の
摩擦板の可能な周方向の遊びが第1の摩擦板の周方向の
遊びに比して小さいと効果的である。
摩擦装置が、軸方向で締結された皿ばね状の構成部材
によって形成された摩擦板を備えていると特に有利であ
る。皿ばね状の構成部材が半径方向外側領域で別の摩擦
板を直に軸方向で負荷し、かつ半径方向内側領域で、第
1の回転質量体の軸方向のハブに収容された支持リング
に支持されると特に効果的である。皿ばね状の構成部材
が支持リグに対して回転不能であると有利である。皿ば
ね状の構成部材が張り出し部を備え、この張り出し部が
支持リングの切欠内に係合することによって、皿ばね状
の構成部材が支持リングに対して回転不能であると特に
有利である。その場合、この張り出し部が皿ばね状の構
成部材の半径方向内側領域に一体成形されると効果的で
ある。
装置の機能及び構成のために、既に述べた基本摩擦装
置が半径方向で摩擦装置の半径方向外側に配置されると
特に有利である。その場合、基本摩擦装置が摩擦装置の
周りに配置され、要するに摩擦装置を取り囲むと効果的
である。基本摩擦装置が少なくともほぼ第1の摩擦装置
の半径方向の高さのところに設けられると効果的であ
る。その場合さらに、基本摩擦装置が軸方向で第1の緩
衝装置と第1の回転質量体の半径方向のフランジとの間
に配置されていると効果的である。基本摩擦装置が、軸
方向で第1の回転質量体の軸方向のフランジと、中間フ
ランジの、第2の回転質量体とは逆の側に設けられた第
1の緩衝装置の板との間に存在すると効果的である。
基本摩擦装置の特に有利な構成は、第1の回転質量体
の半径方向のフランジと摩擦板との間に締結された少な
くとも1つの摩擦リングを基本摩擦装置に設けると得ら
れる。摩擦板が、この摩擦板と第1の緩衝装置の板との
間に軸方向で締結されている皿ばねによって軸方向で負
荷されると効果的である。その場合、皿ばねが、半径方
向内向きで軸方向に曲げられたアームを備え、このアー
ムが第1の緩衝装置の板に軸方向で支持されると効果的
である。基本摩擦装置の特に簡単かつ有利な構成は、摩
擦板がその内周部に内向きのアームを備え、このアーム
が回転阻止のために軸方向で第1の緩衝装置の板の切欠
内に係合していると得られる。その場合、皿ばねが摩擦
板のアームの両側でそれぞれ1つのアームを一体に備え
ていると効果的である。
実施例 第1図に示す回転衝撃を補償する装置1は弾み車2を
備えており、これは2つの回転質量体3,4に分割されて
いる。回転質量体3は図示しない内燃機関のクランク軸
5に固定ねじ6によって固定されている。回転質量体4
には図示しない手段を介して摩擦クラッチ7が固定され
ている。摩擦クラッチ7の圧力板8と回転質量体4との
間にクラッテジスク9が設けられており、これは図示し
ない伝達装置の入力装置10に取り付けられている。摩擦
クラッチ7の圧力板8は回転質量体4の方向に、クラッ
チカバー11に旋回可能に支承された皿ばね12によって負
荷されている。摩擦クラッチ7の操作によって弾み車2
は入力軸10に接続・解離される。回転質量体3,4の間に
第1の緩衝装置13と、これに直列に接続された第2の緩
衝装置14とが設けられており、これは両方の回転質量体
3,4の間のあるていどの相対回転を可能ならしめる。
両方の回転質量体3,4は支承部15を介して互いに相対
回転可能に支承されている。支承部15は2列の玉軸受け
16の形態の転がり軸受けを備えている。転がり軸受け16
の外輪17は回転質量体4の切欠18内に配置されており、
転がり軸受け16の分割された内輪19,19aは回転質量体3
の中央の円筒状のハブ20上に配置されており、ハブ20は
クランク軸5から軸方向で離れる方向に延びていて、切
欠18内に突入している。内輪19aはプレスばめによって
ハブ20に取り付けられており、かつハブ20若しくは回転
質量体の肩21に支持されたリング21aと、ハブ20の端面2
0aにねじによって固定された安全板22との間に軸方向で
締結されている。安全板22とハブ20に軸方向運動可能に
支承された別の内輪19との間に配置された皿ばね22aが
転がり軸受け16を締結している。
外輪17と回転質量体4との間に断熱材24が配置されて
おり、これはクラッチジスク9と協働する回転質量体4
の摩擦面4aから転がり軸受け16への熱の流れを中断若し
くは少なくとも軽減する。これによって転がり軸受けの
グリースの熱的な過負荷が避けられるとともに、転がり
軸受けの過大な熱的歪み若しくは許容されない転がり軸
受けの伸長が避けられる。転がり軸受けに許容されない
伸長が生じると、外輪と内輪との間に玉が締め付けられ
てしまう。
両方の回転質量体3,4の間の力の伝達経路内にはさら
に、基本摩擦装置26と付加的な摩擦装置27とが設けられ
ている。
回転質量体3は半径方向外側に軸方向に延びる環状の
突出部32を備えており、これは室33を形成しており、こ
の室内には第1の緩衝装置13、第2の緩衝装置14、別の
緩衝装置25、及び付加的な摩擦装置27が収容されてい
る。
第2の外側の緩衝装置14の入力部は板群、要するに軸
方向で相互間隔をおいて配置された2つの板34,35によ
って形成されており、この板は回転不能に回転質量体3
に結合されている。環状の板35はリベット36によって回
転質量体3に固定されている。板34は回転質量体3に回
転不能かつ軸方向移動可能にリベット36によって保持さ
れており、このリベット36はば34の適合した切欠37を軸
方向に貫通している。軸方向で両方の板34,35の間にフ
ランジ38が締結されており、軸方向で板34と半径方向の
フランジ39との間で回転質量体3に設けた皿ばね40から
成る蓄力器が板34を板35へ向かって負荷している。
フランジ38と両方の板34,35との間にはそれぞれ、フ
ランジ38又は板34,35に接着されたライニングセグメン
ト41の形態の摩擦ライニングが設けられている。フラン
ジ38及び板34,35は窓42,43,44を備えており、これは蓄
力器45を収容している。この蓄力器45はフランジ38と板
34,35との相対回転に逆らって作用する。
第2の緩衝装置14の出力部を形成するフランジ38は第
1の緩衝装置13のための入力部をも形成している。第1
の緩衝装置13は別の板群、要するにフランジ38の両側に
配置された2つの板30,46を備えており、両方の板は隔
てボルト47を介して軸方向間隔をおいて互いに回転不能
に結合されており、かつ回転質量体4に支承されてい
る。
板30,46内並びにフランジ38の、板30,46の間に位置す
る領域内に窓48,48a,49が設けられており、この窓内に
コイルばね50の形態の蓄力器が収容されている。コイル
ばね50はフランジ38と両方の板30,46との相対回転を逆
らって作用する。
回転質量体3,4の間に設けられた摩擦装置27は両方の
回転質量体3,4の可能な全回転角の部分範囲にわたって
のみ有効である。摩擦装置27はハブ20の周りにかつ軸方
向で内輪19aと回転質量体3のフランジ39との間に配置
されており、この作用については第3図及び第4図で説
明する。
別の緩衝装置25は蓄力器52を備えており、これは板3
0,46の窓53,54及びフランジ38の窓55内に収容されてい
る。
特に第2図から解るように、別の緩衝装置25のばね52
は板30,46及びフランジ38の同じ長さの窓53,54及び窓55
内に収容されており、板30,46の窓48,48aは第1の緩衝
装置13のフランジ38内のコイルばね50のための窓49に比
して周方向で短く形成されている。ばね52はコイルばね
50に比してフラットなばね特性を有している。
第2の緩衝装置のばね45はばね50に比して急勾配のば
ね特性を有しており、かつフランジ38及び板34,35の同
じ長さの窓42及び43,44内で予負荷されて配置されてい
る。さらに第2図から解るように、フランジ38は内向き
に開いた切欠63を備えており、これを隔てボルト47が軸
方向で貫通している。切欠63は半径方向内向きの歯64を
形成しており、これは周方向で見て隔てボルト47と隔て
ボルト47との間に係合しており、かつ第1の緩衝装置13
の回転量の制限のためのストッパとして隔てボルト47と
協働している。
両方の回転質量体3,4の間で可能な全相対回転量は隔
てボルト47の軸部とこれに隣合った歯64との間の周方向
の遊び61,62と、外側の蓄力器45の圧縮量との和であ
る。このことはばね45の線輪が互いに接触するやいなや
生しるか、又はリベット36のための開口38aを適当に形
成することによって得られる。
第3図及び第4図に詳細に示す摩擦装置27は皿ばね65
を備えており、これはその舌片66(第1図)で、ハブ20
上に締め付けられた支持リング21aに支持されており、
かつその半径方向外側の領域で第1の摩擦板67を負荷し
ている。図示の実施例では皿ばね65は摩擦板67の円環状
のエンボス加工部68に直に支持されている。皿ばね65は
半径方向内側に張り出し部69を備えており、これは皿ば
ねの回転を阻止するために支持リング21aの切欠21b内に
係合している。摩擦板67と回転質量体3のフランジ39と
の間に別の摩擦板70並びにこれの両側に設けられた摩擦
リング71,72が配置されている。皿ばね65から第1の摩
擦板67へ作用する軸方向力によって、摩擦リング71、摩
擦板70、及び摩擦リング72は軸方向で回転質量体3のフ
ランジ39と摩擦板67との間に締め付けられている。摩擦
板70は半径方向で摩擦リング71,72の外側で軸方向で延
びるアーム73,74を備えており、これは摩擦板67を越え
て軸方向に突出しており、かつそれぞれ張り出し部75を
収容している。アーム73,74の間の開口は周方向で張り
出し部75の長さに比して大きい。摩擦板70は別のアーム
76を備えており、これは板30の切欠77を貫通しており、
この板30は第2の回転質量体4に対して回転不能であ
る。切欠77は周方向で見てアーム76の幅に比して大きな
長さを有しており、従ってアーム76と切欠77との間に周
方向の遊び77aが存在する。この周方向の遊び77aによっ
て、回転質量体3,4の間の回転方向の逆転の後に摩擦装
置27が作用を失い、切欠77とアーム76との間の周方向の
遊び77aが消失した後にはじめて摩擦板70が連行され
る。摩擦装置27は、摩擦リグ71と摩擦板70との間に生じ
る摩擦トルクが皿ばね65と摩擦板67との間に生じる摩擦
トルクに比して小さくなるように設計される。これによ
ってアーム73又は74が張り出し部75に衝突したさいには
じめて、しかも摩擦板67に対する摩擦板70の回転方向の
逆転の後にアーム73,74の間の周方向の遊び77aが消失し
た後に、摩擦板70と皿ばね65との間に高い摩擦が生じ
る。この高い摩擦は、回転質量体3,4の相対回転が存す
るかぎりにおいて、若しくは皿ばね65に対して第1及び
第2の摩擦板67,70と一緒に板30が相対回転しているか
ぎりにおいて維持される。第1の摩擦板67に対する第2
の摩擦板70の相対回転時に、要するに例えば摩擦板70に
対する摩擦板67の回転方向の逆転の後に、アーム73,74
に対する周方向の遊びによって摩擦リング71と一方の摩
擦板70,67との間にわずかな摩擦が生じる。
回転質量体3,4の相対回転時には、回転質量体4に回
転不能に結合された板30の切欠77の輪郭にアーム76が接
触したした際にはじめて摩擦緩衝が生じる。摩擦板70が
アーム76を介して板30によって駆動されるやいなや、ア
ーム73,74が摩擦板67の張り出し部75に接触していない
限りにおいて、摩擦リング71,72は相相的な摩擦緩衝を
生ぜしめる。一方のアーム73,74が張り出し部75の輪郭
に接触するやいなや、摩擦板67は回転質量体3に対して
相対的に回転し、摩擦板71によって生じていた摩擦が消
失し、その代わり摩擦板67のエンボス加工部68と皿ばね
65との間に比較的高い摩擦が生じる。
摩擦装置27のこのような構成によって回転角の増大時
に摩擦緩衝の段階的な上昇を得ることができる。
特に第3図及び第4図から解るように、軸方向で第1
の緩衝装置13の板30と回転質量体3の半径方向のフラン
ジ39との間に配置された基本摩擦装置26は摩擦リング78
を備えている。この摩擦リング78はフランジ39に一体成
形された摩擦面39aと摩擦板79との間に軸方向で締め付
けられている。摩擦板79は皿ばね80の半径方向で外側の
縁によって負荷される。皿ばね80は軸方向で摩擦板79と
板30との間に締め付けられている。皿ばね80は板30への
支持のために、半径方向内向きの舌状片80aを備えてお
り、これは軸方向で板30に向かって曲げ出されている。
摩擦板79は板30に対する回転を阻止するために、その内
側の周面に一体成形されたアーム79aを備えており、こ
れは板30の適合した切欠81内に軸方向で係合している。
このことのために、アーム79aの終端領域82が軸方向へ
曲げ出されている。
特に第5図から判るように、皿ばね80の舌片80aは周
方向でみて摩擦板79のアーム79aの両側にこの舌片80aが
接触するように分配されている。このことは装置の組み
立てのために特に有利である。それというのは、これに
よって摩擦板79に対する皿ばね80の申し分のない位置決
めが得られ、摩擦板はアーム79aを介して板30に対して
位置決めされるからである。
第1図及び第3図から判るように、基本摩擦装置26は
付加的な摩擦装置27の半径方向で外側に配置されてい
る。さらに、付加的な摩擦装置27及びこれを取り囲む基
本摩擦装置26は少なくともほぼ同じ軸方向の高さに位置
している。両方の摩擦装置26,27のこのような配置によ
って、スペースの節約できる構造が可能となる。
第6図に示すトーションダイヤグラムに関連して、第
1図から第5図までの装置1の機能を以下に説明する。
第6図に示すトーションダイヤグラムでは横軸に両方
の回転質量体3,4の間の相対回転角が示されており、縦
軸に両方の回転質量体3,4の間で伝達されるトルクが示
されている。矢印83は引っ張り方向、要するに内燃機関
のクランク軸によって駆動される回転質量体3が伝達装
置の入力軸10ひいてはクラッチデスク9を介して車両を
駆動する方向を示す。矢印84は押し方向、要するに車両
が内燃機関を駆動する方向を示す。
さらに、第6図に破線で示したように、第1の緩衝装
置13及びこれに対して平列に作用する緩衝装置25のトー
ション特性曲線が基本摩擦装置26によって生じるヒステ
リシスと共に示されている。さらに、外側の緩衝装置14
のトーション特性曲線86が板34,35とライニング41との
摩擦によって生じるヒステリシスと共に一点鎖線によっ
て示されている。摩擦装置27によって生じるヒステリシ
ス87が一点鎖線によって示されており、このヒステリシ
スは回転質量体3,4の間で可能な回転角が完全に尽きた
時に生じる。外側の緩衝装置14は内側の緩衝装置13に比
して大きな回転抵抗を有している。
第2図に示す緩衝装置13,14の休止位置並びに第4図
に示す切欠77に対するアーム76の中間位置及びアーム7
6,74に対する張り出し部75の位置から出発して、回転質
量体3,4の引っ張り方向での相対回転時に、回転範囲A
内ではまず別の緩衝装置25のばね52並びに付加的な摩擦
装置26によって生じる基本摩擦が作用する。回転範囲A
の終わりでアーム76は切欠77の輪郭に接触し、摩擦板70
は回転質量体3に対して回転し、これによって両方の回
転質量体の間に、摩擦板70によって生じる摩擦88に相応
する回転抵抗の増大が生じる。引っ張り方向83での両方
の回転質量体3,4の相対回転の継続時に、ばね52だけが
さらに圧縮される。この圧縮はコイルばね50が中間フラ
ンジ38の窓49の輪郭に接触するまでおこなわれる。この
ことは回転角Bの到達時に生じる。回転角Bを過ぎる
と、互いに平列に接続されたばね52及びコイルばね50が
一緒に圧縮される。回転角Cの到着時に、摩擦板70のア
ーム73(または74)は摩擦板67の張り出し部75に接触
し、その結果、両方の回転質量体3,4の相対回転の継続
時に摩擦板67が回転質量体3に対して回転する。これに
よって回転質量体3,4の間に、板67によって生じる付加
的な摩擦89に相応する回転抵抗の増大が生じる。この付
加的な摩擦89は摩擦板67への皿ばね65の摩擦によって生
じる摩擦トルクと両方の摩擦板67,70の間に締め付けら
れた摩擦リング71によって生じる摩擦トルクとの差に相
応する。摩擦リング71によって生じる摩擦トルクは回転
角Cを超過した際には失われる。なぜならば、その場合
には両方の摩擦板67,70が同期して回転するからであ
る。引っ張り方向83での両方の回転質量体3,4の相対回
転の継続時に、並列に作用するコイルばね50及びばね52
がさらに圧縮され、この圧縮は、この両方のばねによっ
てフランジ38へ作用するトルクが、回転角Dの到達後摩
擦ライニング41によって生じる摩擦トルク及びばね45を
克服することができるまで継続する。
回転角範囲Dにわたる両方の回転質量体3,4の相対回
転の継続時に緩衝装置14の蓄力器45も圧縮され、さら
に、摩擦ライニング41によって摩擦トルクが生じる。ば
ね45と並列に接続されたばね50,52の圧縮は回転角Eの
到達後に隔てボルト47がフランジ38の歯64に接触し、こ
れによって緩衝装置13がバイパスされるまでおこなわれ
る。これは要するに、ばね50,52がそれ以上圧縮されな
いことを意味する。回転角Eを上回った際に外側の緩衝
装置14のばね45だけが圧縮される。この圧縮は両方の回
転質量体3,4の引っ張り方向83での可能な全回転角が得
られまで継続する。回転角Eに続く回転角F内ではばね
45の作用に、付加的な摩擦装置26、摩擦装置27並びにラ
イニング1によって生じる摩擦トルクがオーバラップす
る。
休止位置への装置の戻り時に、まず、ばね45だけが範
囲Gにわたって消勢される。なぜならば、このばね45の
プレロードの高いトルクのためにばね50,52が圧縮され
たままであるからである。このことは歯64が隔てボルト
47に接触したままであることを意味する。押し方向84で
の両方の回転質量体3,4間の相対回転の継続時に、すべ
て3つの緩衝装置13,14,25のばね45,50,52がまず一緒に
消勢する。
押し方向84での回転角Hの後に、両方の回転質量体3,
4間の回転方向逆転時に切欠77の端縁から離れている摩
擦板70のアーム76が切欠77の他方の端縁に接触し、これ
によって、回転角Hにわたって初め静止していた摩擦板
70が再び回転質量体3に対して回転し、このことは摩擦
板70によって生じる摩擦トルク88に相応する回転抵抗の
変化によって顕著となる。範囲Hはアーム76と切欠77と
の間の遊びに相応している。
押し方向84での回転角範囲Hを越えた回転範囲Jの後
に、摩擦板70のアーム74(または73)が摩擦板67の張り
出し部75に接触し、押し方向84での両方の回転質量体3,
4の相対回転の継続時に、摩擦板67が回転質量体3に対
して回転し、このことは摩擦板67によって付加的に生じ
る摩擦トルク89に相応する回転抵抗の変化によって顕著
となる。範囲Jは張り出し部75とこれを両側から挟むア
ーム73,74との間の遊び全体に相応している。
範囲Kに対応する戻り角の後に、緩衝装置13のばね50
が再び作用を失い、その結果、範囲Kを過ぎた際に別の
緩衝装置25のばね52だけが出発位置への戻し力を生ぜし
める。
装置1の押し方向のトーション特性曲線範囲の通過時
に、緩衝装置13,14,25並びにそれぞれの摩擦若しくは間
際ヒステリシスを生じる基本摩擦装置26,摩擦装置27及
び摩擦リング41は装置1の引っ張り方向のトーション特
性曲線範囲の通過時と同様に作用する。その場合、緩衝
装置13,14,25が作用する回転角範囲は押し方向と引っ張
り方向とで互いに異なっているか若しくは異なっていて
もよい。
本発明の装置は、理解のために第6図にも示す次に示
す特徴若しくは数値の1つまたはそれ以上を有すると有
利である。
− 第1の緩衝装置13の最終トルク90がエンジン定格ト
ルクの80ないし130%である。
− 第1の緩衝装置13が引っ張り方向83で10ないし35Nm
/Grad、押し方向84で10ないし35Nm/Gradの勾配を有す
る。
− 第1の緩衝装置13が30Nmより少ないヒステリシス91
を有する − 第1の緩衝装置13が引っ張り方向83で2ないし30N
m,有利には3ないし25Nmのヒステリシス、押し方向84で
2ないし30Nm、有利には3ないし25Nmのヒステリシスを
有する。
− 第1の緩衝装置13は中立位置の両側で引っ張り方向
で14ないし20Grad、有利には16ないし18Gradの角度範囲
まで、かつ押し方向で10ないし20Grad、有利には12ない
し16Gradの角度範囲まで有効である。
− 第1の緩衝装置13の角度範囲内で、中立位置から出
発して、引っ張り方向83で回転角範囲Bを越えて,押し
方向で範囲Lを越えて更にわずかな勾配の1つの段(第
1図で25)が作用する。
− 上記別の段25が引っ張り方向83で1ないし5Nm/Gra
d、押し方向84で1ないし5/Gradを有している。
− 第1の緩衝装置13の第2の段(第1図のばね50)が
引っ張り方向で2ないし30Nm、押し方向84で2ないし30
Nmのヒステリシスを有している。
− 第2の緩衝装置14の衝撃トルクがエンジン定格トル
クの100ないし250%である。
− 少なくとも部分的には第1の緩衝装置13に直列に作
用する第2の緩衝装置14が引っ張り方向83で30ないし15
0Nm/Grad、有には60ないし120Nm/Gradのばね特性若しく
は回転抵抗、押し方向84で30ないし150Nm/Grad、有利に
は60ないし120Nm/Gradのばね特性を有している。
− 第2の緩衝装置14に引っ張り方向で100ないし500N
m、有利には130ないし350Nmのヒステリシス93、押し方
向84で100ないし500Nm、有利にあ130ないし350Nmのヒス
テリシスがオーバラップしている。
− 第2の緩衝装置14が引っ張り方向で2ないし10Gra
d、有利には3ないし8Grad、押し方向84で2ないし10Gr
ad,有利には3ないし8Gradの角度範囲にわたって作用す
る。
− 摩擦装置27が引っ張り方向83で10ないし200Nm、有
利には10ないし120Nm、押し方向84で10ないし200Nm、有
利には10ないし120の摩擦ヒステリシス94を有してい
る。
− 摩擦装置27が2ないし10Grad、有利には2ないし8G
radの範囲内の回転振動角(たとえばH)の間作用しな
い。
− 摩擦装置27が所定の回転角(たとえばHおよびJ)
の経過後に有効となる複数の摩擦ジヤンプ88,89を有し
ている。
− 摩擦装置27が引っ張り方向83で摩擦装置27の全摩擦
トルク95の1/3ないし2/3の第1の摩擦段88、押し方向84
で摩擦装置27の全摩擦トルク95の1/3ないし2/3の摩擦段
を、かつ,第2の摩擦段89が引っ張り方向83で全摩擦ト
ルク95の2/3ないし1/3の摩擦トルクを、押し方向84で全
摩擦トルク95の2/3ないし1/3の摩擦ジヤンプ89を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の縦断面図、第2図は第1
図の矢印11−11線の方向から見た部分端面図、第3図は
第1図の部分詳細断面図、第4図は第1図の矢印IVの方
向から見た部分図、第5図は第3図のV−V線に沿った
断面図、第6図は本発明によるトーションダイヤグラム
を示す図である。 3,4……回転質量体、13,14……緩衝装置、23……摩擦装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−デイーター・エリソン ドイツ連邦共和国オツフエンブルク・ジ ルヒヤーヴエーク 6 (72)発明者 ヨハン・イエツケル ドイツ連邦共和国バーデン・ビユール・ ハウプトシユトラーセ 73 (56)参考文献 特開 昭55−20964(JP,A) 特開 昭59−140923(JP,A) 特開 昭60−136622(JP,A)

Claims (77)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関における回転衝撃を補償する装
    置、特に少なくとも作用的に所定の範囲で相対回転する
    2つの回転質量体間に配置された装置であって、一方の
    回転質量体が内燃機関に、かつ他方の回転質量体が伝達
    装置の入力部にそれぞれ結合可能である形式のものにお
    いて、その都度生じているトルクを伝達する第1の緩衝
    装置(13)が設けられており、この緩衝装置(13)が周
    方向に作用する蓄力器(50)を有していて、中立位置か
    ら出発して、回転抵抗の上昇する少なくとも1つの段を
    備えており、かつ、所定のトルク到達時に有効となって
    その都度生じているトルクを伝達する第2の緩衝装置
    (14)が設けられており、この緩衝装置(14)が第1の
    緩衝装置(13)と直列的に有効であり、かつ周方向に作
    用する蓄力器(45)を有し、かつ回転抵抗の上昇する少
    なくとも1つの段を備えており、かつ、その都度回転方
    向転換時にかつ所定の振動角の経過後に前期両方の緩衝
    装置(13,14)に対して並列的に有効となる1つの摩擦
    装置(27)が設けられていることを特徴とする回転衝撃
    を補償する装置。
  2. 【請求項2】第1の緩衝装置の最終トルクがエンジン定
    格トルクの80ないし130%である特許請求の範囲第1項
    記載の回転衝撃を補償する装置。
  3. 【請求項3】第1の緩衝装置が一方の回転方向で10ない
    し35Nm/Gradの勾配を、かつ他方の回転方向で10ないし3
    5Nm/Gradの勾配を有している特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の回転衝撃を補償する装置。
  4. 【請求項4】第1の緩衝装置が少なくとも30Nmより少な
    いヒステリシスを有している特許請求の範囲第1項から
    第3項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する装
    置。
  5. 【請求項5】第1の緩衝装置が一方の回転方向で2ない
    し30Nmのヒステリシスを、かつ他方の回転方向で2ない
    し30Nmのヒステリシスを有している特許請求の範囲第4
    項記載の回転衝撃を補償する装置。
  6. 【請求項6】第1の緩衝装置が中立位置の両側で、一方
    の回転方向では14ないし20度の角度範囲まで、かつ他方
    の回転方向では10ないし20度の角度範囲まで有効である
    特許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項記
    載の回転衝撃を補償する装置。
  7. 【請求項7】第1の緩衝装置の角度範囲内で、中立位置
    から出発して、わずかな勾配を有する別の段が有効であ
    る特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項
    記載の回転衝撃を補償する装置。
  8. 【請求項8】第1の緩衝装置の前記別の段が第1の回転
    方向で1ないし5Nm/Gradのばね特性を、かつ他方の回転
    方向で1ないし5Nm/Gradのばね特性を有している特許請
    求の範囲第7項記載の回転衝撃を補償する装置。
  9. 【請求項9】第1の緩衝装置の前記別の段が一方の回転
    方向で2ないし30Nmのヒステリシスを、かつ他方の回転
    方向で2ないし30Nmのヒステリシスを有している特許請
    求の範囲第7項又は第8項記載の回転衝撃を補償する装
    置。
  10. 【請求項10】第2の緩衝装置の衝撃トルクがエンジン
    定格トルクの100ないし250%である特許請求の範囲第1
    項から第9項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償
    する装置。
  11. 【請求項11】第2の緩衝装置が第1の緩衝装置に続い
    て一方の回転方向で30ないし150Nm/Gradのばね特性を、
    かつ他方の回転方向で30ないし150Nm/Gradのばね特性を
    有している特許請求の範囲第1項から第10項までのいず
    れか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  12. 【請求項12】第2の緩衝装置が一方の回転方向で100
    ないし500Nmのヒステリシスを、かつ他方の回転方向で1
    00ないし500Nmのヒステリシスを有している特許請求の
    範囲第1項から第11項までのいずれか1項記載の回転衝
    撃を補償する装置。
  13. 【請求項13】第2の緩衝装置が一方の回転方向で2な
    いし10度の角度範囲にわたって、かつ他方の回転方向で
    2ないし10度の角度範囲にわたって有効である特許請求
    の範囲第1項から第12項までのいずれか1項記載の回転
    衝撃を補償する装置。
  14. 【請求項14】摩擦装置が一方の回転方向で10ないし20
    0/Nmの摩擦ヒステリシス・ジャンプを、かつ他方の回転
    方向で10ないし200/Nmの摩擦ヒステリシス・ジャンプを
    有している特許請求の範囲第1項から第13項までのいず
    れか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  15. 【請求項15】摩擦装置が2ないし10度の範囲内の振動
    角の間で作用しない特許請求の範囲第14項記載の回転衝
    撃を補償する装置。
  16. 【請求項16】摩擦装置が、所定の回転角の経過後に有
    効となる複数の摩擦段を備えている特許請求の範囲第1
    項から第15項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償
    する装置。
  17. 【請求項17】摩擦装置が一方の回転方向で摩擦装置の
    全摩擦トルクの1/3ないし2/3、他方の回転方向で摩擦装
    置の全摩擦トルクの1/3ないし2/3の第1の摩擦段備えて
    おり、かつ第2の摩擦段が一方の回転方向で全摩擦トル
    クの2/3ないし1/3の摩擦トルクを、かつ他方の回転方向
    で摩擦装置の全摩擦トルクの2/3ないし1/3の摩擦トルク
    を有している特許請求の範囲第1項から第16項までのい
    ずれか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  18. 【請求項18】一方の回転方向から他方の回転方向への
    回転方向の転換後かつ摩擦装置が作用を失う振動角の経
    過後に、これに続く第1の角度範囲にわたって第1の摩
    擦段が有効となり、かつ、第1の角度範囲の経過後に第
    2の摩擦段が付加的に有効となる特許請求の範囲第1項
    から第17項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償す
    る装置。
  19. 【請求項19】回転方向逆転後かつ1ないし5度の第1
    の角度範囲内の振動角の経過後に第1の摩擦段だけが有
    効となる特許請求の範囲第1項から第18項までのいずれ
    か1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  20. 【請求項20】回転方向逆転後かつ振動角及び第1の角
    度範囲の経過後に第2の摩擦段が付加的に有効となる特
    許請求の範囲第1項から第19項までのいずれか1項記載
    の回転衝撃を補償する装置。
  21. 【請求項21】両方の回転質量体の可能な全回転範囲に
    わたって有効な基本摩擦装置が設けられている特許請求
    の範囲第1項から第20項までのいずれか1項記載の回転
    衝撃を補償する装置。
  22. 【請求項22】基本摩擦装置の摩擦トルクが8ないし30
    Nmのヒステリシスを有している特許請求の範囲第1項か
    ら第21項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する
    装置。
  23. 【請求項23】第1の緩衝装置並びに第2の緩衝装置が
    それぞれ少なくとも2つの軸方向間隔をおいて配置され
    た板を備えており、かつ、各板群が回転質量体の他方の
    1つに回転不能に結合されており、かつ、両方の板対間
    で有効な共通の中間フランジが第1の緩衝装置13と第2
    の緩衝装置14との間のトルク伝達のために設けられてい
    る特許請求の範囲第1項から第22項までのいずれか1項
    記載の回転衝撃を補償する装置。
  24. 【請求項24】中間フランジが半径方向で両方の板対に
    かぶさっている特許請求の範囲第1項から第23項までの
    いずれか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  25. 【請求項25】一方の板群が少なくともほぼ半径方向で
    他方の板群の範囲内に設けられている特許請求の範囲第
    1項から第24項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補
    償する装置。
  26. 【請求項26】第2の緩衝装置14の入力部が、第1の回
    転質量体に結合された板群によって形成されており、出
    力部が中間フランジによって形成されており、この中間
    フランジは第1の緩衝装置の入力部をも形成しており、
    第1の緩衝装置の出力部が第2の回転質量体に結合され
    た板によって形成されている特許請求の範囲第1項から
    第25項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する装
    置。
  27. 【請求項27】第1の緩衝装置の板対が第2の回転質量
    体に回転不能に結合されており、かつ、第2の緩衝装置
    の板対が第1の回転質量体に結合されている特許請求の
    範囲第1項から第26項までのいずれか1項記載の回転衝
    撃を補償する装置。
  28. 【請求項28】フランジが軸方向で第2の緩衝装置の板
    対の間に締結されている特許請求の範囲第1項から第27
    項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  29. 【請求項29】少なくとも、第2の緩衝装置の板とフラ
    ンジとの間に摩擦ライニング又は滑りライニングが設け
    られている特許請求の範囲第28項記載の回転衝撃を補償
    する装置。
  30. 【請求項30】第2の緩衝装置の板が軸方向で一方の回
    転質量体に固定されており、かつ、他方の板がこれに対
    して軸方向で移動可能である特許請求の範囲第1項から
    第29項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する装
    置。
  31. 【請求項31】回転質量体の1つへの第2の緩衝装置の
    板の1つの軸方向の固定がリベットによっておこなわれ
    ている特許請求の範囲第30項記載の回転衝撃を補償する
    装置。
  32. 【請求項32】第2の緩衝装置の軸方向に移動可能な板
    が蓄力器によって軸方向に他方の板に向かって負荷され
    ている特許請求の範囲第30項又は第31項記載の回転衝撃
    を補償する装置。
  33. 【請求項33】軸方向で移動可能な板を負荷する蓄力器
    が回転質量体に支持されており、この回転質量体に軸方
    向で不動の板も固定されている特許請求の範囲第30項か
    ら第32項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する
    装置。
  34. 【請求項34】蓄力器が皿ばね状のエレメントによって
    形成されている特許請求の範囲第33項記載の回転衝撃を
    補償する装置。
  35. 【請求項35】軸方向に移動可能な板の回転を阻止する
    ためのリベットが軸方向で板の切欠を貫通している特許
    請求の範囲第31項から第34項までのいずれか1項記載の
    回転衝撃を補償する装置。
  36. 【請求項36】リベットが、フランジに設けた部分を軸
    方向で貫通しており、かつ、リベットと部分との間には
    周方向で、第2の緩衝装置の可能な回転角に相応する少
    なくとも1つの遊びが存在する特許請求の範囲第31項か
    ら第35項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する
    装置。
  37. 【請求項37】少なくとも一方の回転質量体が他方の回
    転質量体へ向かって軸方向で延びるリング状の突出部を
    備えており、これの半径方向内側に第2の緩衝装置、第
    1の緩衝装置及び摩擦装置並びに場合によっては基本摩
    擦装置が配置されている特許請求の範囲第1項から第36
    項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  38. 【請求項38】突出部が第2の緩衝装置に軸方向にかぶ
    さっている特許請求の範囲第37項記載の回転衝撃を補償
    する装置。
  39. 【請求項39】第2の緩衝装置の皿ばね状のエレメント
    が第1の回転質量体と第2の緩衝装置の軸方向に移動可
    能な板との間に締結されている特許請求の範囲第1項か
    ら第38項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する
    装置。
  40. 【請求項40】摩擦装置が第1の回転質量体によって支
    持されておりかつ少なくとも1つの摩擦部材を備えてお
    り、この摩擦部材がストッパを介して他方の第2の回転
    質量体の対向ストッパと協動しており、ストッパと対向
    ストッパとの間に周方向に遊びが存在する特許請求の範
    囲第1項から第39項までのいずれか1項記載の回転衝撃
    を補償する装置。
  41. 【請求項41】摩擦装置が軸方向で第1の回転質量体と
    第2の回転質量体との間に配置されている特許請求の範
    囲第1項から第40項までのいずれか1項記載の回転衝撃
    を補償する装置。
  42. 【請求項42】摩擦装置が、内燃機関の出力部に回転不
    能に結合されている第1の回転質量体によって支持され
    ている特許請求の範囲第1項から第41項までのいずれか
    1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  43. 【請求項43】摩擦装置が、一方の回転質量体の軸方向
    で延びる中央の栓状のハブの周りに配置されている特許
    請求の範囲第1項から第42項までのいずれか1項記載の
    回転衝撃を補償する装置。
  44. 【請求項44】摩擦装置が少なくともほぼ両方の回転質
    量体相互の支承のための軸受けと、軸方向のハブを備え
    た回転質量体の半径方向のフランジとの間に配置されて
    いる特許請求の範囲第1項から第43項までのいずれか1
    項記載の回転衝撃を補償する装置。
  45. 【請求項45】摩擦装置が少なくとも1つの摩擦板を備
    えており、この摩擦板が少なくとも1つの蓄力器によっ
    て回転質量体の半径方向のフランジへ向かって軸方向に
    負荷される特許請求の範囲第1項から第44項までのいず
    れか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  46. 【請求項46】蓄力器が皿ばねから成り、この皿ばねが
    軸方向で摩擦板と転がり軸受けの内輪との間に締結され
    ている特許請求の範囲第45項記載の回転衝撃を補償する
    装置。
  47. 【請求項47】転がり軸受けと皿ばねとの間に支持リン
    グが設けられており、この支持リングに皿ばねの半径方
    向内側の領域が支持されている特許請求の範囲第45項又
    は第46項記載の回転衝撃を補償する装置。
  48. 【請求項48】一方の回転質量体に収容された摩擦板の
    ストッパが、外周部で軸方向に曲げられた舌片によって
    形成されており、この舌片が外周の遊びをもって他方の
    回転質量体の構成部分の1つに設けた切欠内に係合して
    いる特許請求の範囲第40項から第47項までのいずれか1
    項記載の回転衝撃を補償する装置。
  49. 【請求項49】摩擦板と皿ばねとの間に別の摩擦板が配
    置されており、かつ、両方の摩擦板が摩擦係合している
    特許請求の範囲第40項から第48項までのいずれか1項記
    載の回転衝撃を補償する装置。
  50. 【請求項50】他方の摩擦板がストッパを介して第1の
    摩擦板の対向ストッパと協働しており、かつ、さらにス
    トッパと対向ストッパとの間に周方向で遊びが存在する
    特許請求の範囲第49項記載の回転衝撃を補償する装置。
  51. 【請求項51】別の摩擦板のストッパが、外周部に一体
    成形されたアームから成り、このアームが周方向の遊び
    をもって、第1の摩擦板の対向ストッパを形成する軸方
    向のアームの間に係合している特許請求の範囲第49項又
    は第50項記載の回転衝撃を補償する装置。
  52. 【請求項52】軸方向のアームが第1の摩擦板の外周部
    に一体成形されており、かつ軸方向の舌片の間に設けら
    れている特許請求の範囲第40項から第51項までのいずれ
    か1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  53. 【請求項53】別の摩擦板と第1の摩擦板との間に摩擦
    リングが設けられている特許請求の範囲第49項から第52
    項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  54. 【請求項54】第1の摩擦板と回転質量体のフランジと
    の間に摩擦リングが設けられている特許請求の範囲第40
    項から第53項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償
    する装置。
  55. 【請求項55】摩擦板のストッパと、対応するストッパ
    との間の可能な周方向の遊びが種種異なる大きさである
    特許請求の範囲第40項から第54項までのいずれか1項記
    載の回転衝撃を補償する装置。
  56. 【請求項56】別の摩擦板の可能な周方向の遊びが第1
    の摩擦板の可能な周方向の遊びに比して小さい特許請求
    の範囲第55項記載の回転衝撃を補償する装置。
  57. 【請求項57】摩擦装置が、軸方向で締結された皿ばね
    状の部材によって形成された摩擦板を備えている特許請
    求の範囲第1項から第56項のいずれか1項記載の回転衝
    撃を補償する装置。
  58. 【請求項58】皿ばね状の部材が、半径方向外側領域で
    別の摩擦板を直に軸方向で負荷しかつ半径方向内側の領
    域で第1の回転質量体の軸方向のハブに収容された支持
    リングに支持されている特許請求の範囲第57項記載の回
    転衝撃を補償する装置。
  59. 【請求項59】皿ばね状の部材が支持リングに対して相
    対回転不能である特許請求の範囲第57項又は第58項記載
    の回転衝撃を補償する装置。
  60. 【請求項60】皿ばね状の部材が張り出し部を備えてお
    り、この張り出し部は回転阻止のために支持リングの切
    欠内に係合している特許請求の範囲第57項から第59項ま
    でのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  61. 【請求項61】基本摩擦装置が摩擦装置の半径方向外側
    に配置されている特許請求の範囲第1項から第60項まで
    のいずれか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  62. 【請求項62】基本摩擦装置が摩擦装置の周りに配置さ
    れている特許請求の範囲第61項記載の回転衝撃を補償す
    る装置。
  63. 【請求項63】基本摩擦装置が少なくともほぼ第1の緩
    衝装置の半径方向の高さに設けられている特許請求の範
    囲第1項から第62項までのいずれか1項記載の回転衝撃
    を補償する装置。
  64. 【請求項64】基本摩擦装置が軸方向で第1の緩衝装置
    と、第1の回転質量体の半径方向のフランジとの間に配
    置されている特許請求の範囲第1項から第63項までのい
    ずれか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  65. 【請求項65】基本摩擦装置が軸方向で第1の回転質量
    体の半径方向のフランジと、中間フランジの、第2の回
    転質量体とは逆の側に設けられた第1の緩衝装置の板と
    の間に配置されている特許請求の範囲第1項から第64項
    までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償する装置。
  66. 【請求項66】基本摩擦装置が摩擦リングを備えてお
    り、この摩擦リングが第1の回転質量体の半径方向のフ
    ランジと摩擦板との間に締結されている特許請求の範囲
    第65項記載の回転衝撃を補償する装置。
  67. 【請求項67】摩擦板が皿ばねによって軸方向で負荷さ
    れ、この皿ばねがこの摩擦板と第1の緩衝装置の板との
    間に軸方向で締結されている特許請求の範囲第66項記載
    の回転衝撃を補償する装置。
  68. 【請求項68】皿ばねが、半径方向で内向きで軸方向に
    曲げられたアームを備えており、このアームが第1の緩
    衝装置の板に軸方向で支持されている特許請求の範囲第
    67項記載の回転衝撃を補償する装置。
  69. 【請求項69】摩擦板がその内周部に半径方向内向きの
    アームを備えており、このアームが回転阻止のために第
    1の緩衝装置の板の切欠内に軸方向で係合している特許
    請求の範囲第66項から第68項までのいずれか1項記載の
    緩衝衝撃を補償する装置。
  70. 【請求項70】皿ばねが摩擦板のアームの両側でそれぞ
    れ1つのアームを一体に備えている特許請求の範囲第66
    項から第69項までのいずれか1項記載の回転衝撃を補償
    する装置。
  71. 【請求項71】内燃機関における回転衝撃を減衰する分
    割式のはずみ車であって、回転質量を分配されて互いに
    同軸的に配置された2つのはずみ車部材、及びはずみ車
    部材間に配置されたばね装置、並びにはずみ車部材間で
    有効な摩擦装置を有しており、ばね装置が並列接続され
    た少なくとも2つのばねユニットを有しており、一方の
    ばねユニットが遊びを有している形式のものにおいて、
    摩擦装置が遊びを有しており、このためにクラッチの摩
    擦部材若しくは摩擦薄板が少なくとも一方のはずみ車部
    材に周方向の遊びを以て結合されており、ばねユニット
    のばね定数が次のように規定されており、即ち、内燃機
    関の始動回転若しくはアイドリング回転数で生じ得る振
    動の振動数がはずみ車の、遊びのないばねユニットによ
    って規定された低い第1の臨界の振動数よりも高くなっ
    ており、運転回転数で生じ得る振動の振動数がはずみ車
    の、両方のばねユニットによって一緒に規定された高い
    第2の臨界の振動数よりも高くなっていることを特徴と
    する、回転衝撃を減衰する分割式のはずみ車。
  72. 【請求項72】内燃機関における回転衝撃を減衰する分
    割式のはずみ車であって、回転質量を分配されて互いに
    同軸的に配置された2つのはずみ車部材、及びはずみ車
    部材間に配置されたばね装置、並びにはずみ車部材間で
    有効な摩擦装置を有しており、ばね装置が並列接続され
    た少なくとも2つのばねユニットを有しており、一方の
    ばねユニットが遊びを有している形式のものにおいて、
    摩擦装置が遊びを有しており、このためにクラッチの摩
    擦部材若しくは摩擦薄板が少なくとも一方のはずみ車部
    材に周方向の遊びを以て結合されており、ばねユニット
    のばね定数が次のように規定されており、即ち、遊びの
    ないばねユニットが1ないし5Nm/Gradのばね定数を有し
    ており、かつ両方のばねユニットが一緒に10ないし35Nm
    /Gradのばね定数を有していることを特徴とする、回転
    衝撃を減衰する分割式のはずみ車。
  73. 【請求項73】クラッチの遊びが、遊びのあるばねユニ
    ットの遊びよりも小さくなっている特許請求の範囲第71
    項又は第72項記載の、回転衝撃を減衰する分割式のはず
    み車。
  74. 【請求項74】並列接続されたばねユニットに対して直
    列に、短行程若しくは堅い別のばねユニットが配置され
    ている特許請求の範囲第71項から第73項までのいずれか
    1項記載の回転衝撃を減衰する分割式のかずみ車。
  75. 【請求項75】並列接続されたばねユニット及び別のば
    ねユニットにとって共通の対向支承部が、別のばねユニ
    ットに対して並列的な摩擦クラッチを介して力伝達可能
    に1つのはずみ車部材に連結されている特許請求の範囲
    第74項記載の回転衝撃を減衰する分割式のはずみ車。
  76. 【請求項76】摩擦装置が並列接続されたばねユニット
    に対して直列に、並列接続されたばねユニットにとって
    共通の対向支承部と1つのはずみ車部材との間に配置さ
    れている特許請求の範囲第71項から第73項までのいずれ
    か1項記載の回転衝撃を減衰する分割式のはずみ車。
  77. 【請求項77】並列接続されたばねユニットに対して直
    列に配置された摩擦装置が回動制限なしに構成されてい
    る特許請求の範囲第76項記載の回転衝撃を減衰する分割
    式のはずみ車。
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