JPS60131734A - カラー受像管用シヤドーマスク及び該シヤドーマスクを組込んだ受像管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラーテレビ受像管用のシャドーマスク又は色
選択電極、及びシャドーマスクを補強し又は剛性を付与
することのできる支持フレームに関する。

カラーテレビの画像を再生するための陰極線管は一般的
に、形状が矩形でありかつスカート状の側壁に延びた前
パネル又は前プレー１で形成されたガラスエンベロブを
有しており、前記ス・カート状の側壁は１．細くなって
おり少つ円筒形の又は筒状のネックで終る円錐形部分に
密封連結されており、前記ネックはその端に３つの電子
銃を備え・牟つその外側に取付けられ、蛍光スクリーン
を掃引することができる水平及び垂直電磁偏向装置を有
している。

３原色、すなわち赤（Ｒ）、青（Ｂ）、緑（Ｇ）の蛍光
体で構成された上記スクリーンは前パネルの内面に付着
している。電子銃が３つの平行な電子ビームを同一水平
面に出すカラーテレビ受像管の或□る型式では、上記ス
クリーンは別々の色、すなわちＲ，ＢＳＧの垂直方向の
蛍光体の３つの連続バンドのくり返し連続物によって構
成される。

多数の細長い矩形の又は長円形の開口部又はスーロット
１１が設けられたシャドーマスク１２と呼ばれる球面形
又は円筒面形の金属面１０　（第１図）によって構成さ
れた色選択電極が、スクリーンの近くでかつこれとほぼ
平行に、３つの電子ビームの軌道上に配置されており、
前記スクリーンの形状（門金属面１０の形状メ同一であ
る。シャドーマスク１２の効果は、スロット１１のとこ
ろでのビームの入射角が異なる結果、第１のビームが緑
のバンドＧに向き、第２のビームが青のバンドＢに向き
、第３のビームが赤のバンドＲに向（ように蛍光体のバ
ンドＲ，Ｇ、Ｈのうちの１つに向けられる。各電子ビー
ムの一部を通過させることだけである。単一のビームは
、数個のスロット１１と、それらスロットを囲む金属面
ｌｏ上の円形領域とを覆う断面をもつということは注目
されるべきである。

かくして、各ビームの電子の大部分、すなわち約８０％
が、シャドーマスクメツシュ部とも呼ばれる金μ面１０
によって受、取られ１．５この金属面１０は電子の通過
を妨げかつそれらの高い運動エネルギーを吸収する。、
これにより、ビームで掃引された熱慣性の低い金属面１
０の一部が急激に熱くなる。

かくして、受像管の、製造中シャド−マスク１２を幾度
も取外したり再ぴ取付２けた：すしなければならず、し
かもシャドーマスク１２は永久的な歪又は変位を受けな
いで所定の機械的な振動や衝撃に耐えることができなけ
ればならず、またジャドーマ、スフ１２は一般的に剛性
金属フレーム１６（第１図及び第２図）によって支持さ
れ、この金属フレーム１６は好ましくはＬ形断面をもち
１．かつシャドーマスクよりもかなり大きな厚さく例え
ば、１０倍乃至１５倍）をもつように成形される。例え
ば仏閣特許第１４７０２６０号及び仏閣特許第１４８６
６７５号に記載された′従来の受像管の構成ではスフ９
−７の寸法形状の関数としてシャドーマスク１２の金属
面１０をつくる金属シートの厚さは一般的に１００μｍ
乃至２００μｍであり、一方フレーム１６の厚さは一般
的に２１１１ｍ乃至３．ｍｍである。したがって、フレ
ーム１６の熱慣性は大変高いのでフレームが熱くなるの
はあまり遅かくして、電子ビームがあたり、また厚くか
つ重いフレー□ムよりも薄くかつ軽いシャドーマスク１
２は、受像管を呻作させるとすぐに前記フ七−ムよりも
すみやかに熱≦なる。フレームは各走査線及びフィール
ドの最初と□最後に電子に当てられるだけなのでその平
衡温度（供給される熱゛と放散される熱と途等しく　ｉ
する時の温度）に蓮するのは大変遅い。したがって、シ
ャドーマスク１２はその手甲（半径方面）がかなり膨張
してからフレーム１６途熱くなって膨−し始める。それ
故、ジャドーマうり１２はスエリングしすなわち凸状に
湾白し、その中心すなやち頂点がスクリーンに接近し、
またフレーム１ｄに溶接された謙は、在来の板ばねを配
−することにより前パネレレのスカートに固定されそい
るフレーム１６によって所定位置にとどまる。

シャドーマスク１２のこのスエリングにより金属面１０
のスロット１１がそれぞれ変位する。これらのスロワ）
１１の変位は、中心にあっては純粋に軸線方向だけであ
るが、中心から周囲（但しこの周囲ではゼロである）に
向かって減少する軸線方向成分と、中心（但しこの中心
ではゼロである）から、中心と縁との間のほぼ中間（こ
の中間で最大値に達する）まで増加し、この中間から縁
（この縁で最初はゼロである）まで減少する半径方向成
分とをもっている。これは第１図に断面図で概略的に示
しており、図中破線の曲線Ａは常温のフレーム及びシャ
ドーマスク１２の輪郭を示し、一方、一点鎖線の曲線Ｂ
は、シャドーマスク１２の曲率半径の減少によって示さ
れた、前述のスエリングをもたらす高温のシャドーマス
ク１２及び常温のフレーム１６輪郭を示している。

前述したスロット１１の変位の影響により、光励起ビー
ムとも称するスロットを通過するビーム部　分の軸が、
並置されたトリブレットの状態をなすように組合された
蛍光体ＲＳＧＳＢのバンドの垂直軸線に対してずれ、整
合損失又はアライメント欠陥を生せしめる。この整合損
失は、シャドーマスク１２の中心と−との間のほぼ中間
にある環状領域において最高のレベルにある。

上述のことから、光度は電子衝撃を受けた蛍光体の表面
に比例して相対的に減少しくバンドが蛍光体のない領域
によって分離されている場合）、或いは色の純度が損な
われる。というのは、、単一の蛍光体に向けられたビー
ムは一部が隣接した別の色のバンドにあたるからである
。

、　受像管を所定時間動作させた後、フレーム１６も又
、伝導、放射及び電子衝撃によって次第に熱くなり、そ
の結果フレーム１６も熱膨張を受ける。フレーム１６及
びシャドーマスク１２は一般的に同一材料（圧延鋼）で
作られてふり、したがってフレーム１６及びシャドーマ
スク１２は同一の熱膨張係数をもっている。

シャドーマスク１２の膨張に続いてフレーム１６が膨張
するために、一方において前述のスエリング（これは第
３図の曲線Ｂに関する平坦化を伴なう）が生じ、他方に
おいてスロワ８１間の距離が長くなり、すなわちスロッ
ト１１が半径方向に変位する。

これは第２図に断面図で概略的に示さ８れており、図中
、破線の曲線Ａ（この曲婢Ａは第１図のものと同一であ
る）は常温のフＣ−ム１６及びシャドーマスク１２で構
成された組立体の輪郭を示し、一方連続曲線Ｃは同一の
平衡温度に達した高温のフレーム１６とシャ、ドーマス
フ１２の輯立体を示している。

平行な螢光体、バンド対間の距離が長くなるだけでなく
シャ、、ドーマスフ１２の面積又は範、囲が増加してお
り、又シャドーマスクの曲率半径は最初のスエリングに
よる短時間の減少の後、常温の状態の曲率半径よりもわ
ずかに太き（、なる。もし、フレーム１６を、同一半径
方向（横方向）、平面にある長さ方向軸線をもち、かつ
フ５レーム！に前しほぼ接線方向に向けられた柩ばねに
よって単７に吊下げただけであれば、フレーム１６は軸
線力、向に変位しないでその平、面に、おいて膨張する
。、ｑのだ１め、：こ１球面形　。

の金属面１０；、、伸びかつわずかに平らになる＋うに
金属面１０が広がる。かくして、シャドーマスクが大き
くなりかつわずかながらもスロワＨ１の幅がｋｎ（ＭＡ
るだけでなく、シャドーマスク１２は中心がわずかに軸
線方向−変位し、かかる変位は半径方向距離と共に大き
くなる。このため、広がっ　。

た金属面１０の平面に墓ける曵ロット１１の伸びによ６
′整谷損失が′生じ、かかる整容損失は受像管め軸線゛
に前しくす籠わち、シャ：Ｐ−＝スク１２の中心に対し
）延金馬面１０（７）半径方面□距離と共に増加する。

受像管の軸線方向に従ってスクリーンの方向に高温のフ
レーム１６とシャドー□マスク１２０組立体（輪□郭Ｃ
）を更に変位させることにより前記整合損失を補償しう
ることが分った。というのは□、この追加あ変位により
、シャド」マ曵゛り１２の表面の曲率中心を、受雫管の
軸線に対し垂直な偏向平面と受像管の軸線メの交点に保
つことができるかもである。かかる前方への軸線方向変
位は輪郭Ｄ（ラレ　−−ムは゛図ボしでいない）によっ
て第２図に示きれている。゛この前方への軸線方向変位
を達成するにｉｔ、最大偏向゛ビ□亡ムに対して垂直に
向けられた板ばねを設けて、フレームが膨張したときフ
レーム１６がスクリーンに゛近づくよう移動する□よう
に板ばねが２つの横方向折り目又は屈曲部のまわりで回
転するようにするか（例えば仏間特許第１５４０８６９
号参照）、又は、板ばねの一端とフレーム１６との間に
差込まれ２枚板で形成された中間補償部材を設けるよう
にする。この中間補償部材は各々、異なる熱膨張係数を
もち、かつ重ねられて互いに直接、接合された２つの金
属プレートによって構成されている。

これら２つの解決策は上述の仏間特許第１４８６６７５
号にみえる。板ばねとフレームとの間の中間に設けるこ
とができ（仏閣特許出願公開第２ｏａ６ｏ７４又は２１
０７５１５号も参照）、或いは２゛枚板ばねによって構
成することができる上述のバイメタル補償部材は、溶゛
接する□ことによってこれらの部材が接合されたフレー
ム１６の温度の関数としてスクリーンのトリブレットＲ
ＳＧ、Ｂに対するスロット１１のアラインメント欠陥を
補償することができる。しかしながら、バイメタル補償
部材はシャ゛ド」マスク１２の最初のスエリングにより
かつシャドーマスクとフレーム１６のそれぞれの熱慣性
（及び重さ）の著しい相違により効果がない。

シャドーマスク１２のスカートとフレーム１６の環状部
とを接合する平行な溶接個所の数を制限することにより
、或いはフレームとスカートとの間の接触面を溶接個所
を取囲む領域に制限する別の構成の半径方向空所及び突
出部をシャドーマスクのスカート又はフレームの環状部
に設けることによって、前記スエリングを、シャドーマ
スク１２の縁に及ぼされるねじれの影響と一緒に著しく
減じることができた。このスエリングを補足的に減する
ことは、スクリーンからの常温時の距離がその領域全体
にわたりほぼ一定な在来のシャドーマスクの曲率半径と
比べ金属面の曲率半径を小さくすることにより達成した
。

また、この方法では隣接したスロット１１の軸線の間隔
が、これらの軸線をシャドーマスク１２の中心から隔て
た半径方向の距離の関数として変化する。線状螢光体の
スクリーン及びスロット付きシャドーマスクと「インラ
イン」型の平行な電子銃を備えた受像管は、垂直方向の
整合損失に対してはあまり敏感工はないダ水、平方向の
整合損失に対しては非常に！感であ、る。　、 フレームの加熱が遅いことによる孔付きシャド、−マス
クの全体苧なスエリングに加えて、局部的なスエリング
現象も注甲されてあり、かかる局部的なスエリング現象
はテレビ放映亦れる画像の内容いかんで決まる。例えば
、画一が、２つの非、常にコントラストのある領域≧ら
成り、これらの領曖のうちの７方が明るく、他方が暗い
場合、明るい領域に面するシャドーマスクの領域の受取
る。電±の数は、暗い領域に面するシャドーマスクの領
域の受取る電子の数よりも、ｓ声に多い。電子のあたる
領域はたいてい、受取る電子の少ない領域よ、、りもか
なり高い犀度軒急激に達し、シャドーマスクの所定の厚
さ及び熱伝導度のためにこれう２つの領域の各温度は、
もしコン、トラストのある画像を持続させた場合、成る
一定の一間異ったままであるのは明らかである。特に情
報科学（例えばビデオ）□又′は高精細度テレビにおい
てディスプレイの目的で使用さ□れるカラー受像管は細
く、又は薄シ゛）□ 蛍光体のバンドをもらスクリーン及び現在入手しうる受
像管よりも狭く間隔をへだてたスロット（ｆＲＬ　ハＪ
０．８ｍｍ乃至０．５ｍｍ狭くした間隔）をもつシャド
ーマス゛り養備夫なければならない。その峙果、反ロア
／１卜の半径方町の変位、すなわちス工リーグによる整
合欠陥について公差を著しく小さくする。かく゛して、
硲動の際の一時的なスエリングの□著しい減／Ｊ）（１
５μｍ乃至′２５μｍ）は必須である。

また、平らなスクリーン（すなわち曲率半径がおきくな
ったスクリーン）によって□スエリングによる整合損失
が増加することは注目されよう。平らなスクリーンと改
善された解像度とを両立させようとするとスエリングを
減少させるための要件。

がさらに増え□る。

不発−考は、断面がＬ形の在来の厚手のフレームの機械
的剛性に匹蔽する機械的剛性をもつように少な（とも１
つのリプ゛又は屈曲部で補強された、厚さを減じたフレ
ームを使用することにより、シャドーマスクの一時的な
スエリングの大きさと期間を減じることができるという
ことが分った。

本発明の目的はマスクとフレームの組立体の熱的安定性
を高めかつ先行技術の解決策と比べ、スエリングの大き
さと期間の両方を減じ、一方前記組立体の適当な剛性を
確保するにある。

本発明によれば、この目的は短いスカートのシャドーマ
スクと、該シャドーマスクと反対卿の端がリブを備えた
軽量フレームとを組合わせることによって達成される。

かくして、本発明は、色選択電極を構成するスロットを
備えたシャドーマスクの有孔面を通った３つの電子ビー
ムがそれぞれあたる３つの異なる蛍光体バンドのくり返
し連続物で形成された３色内張りスクリーンを有するカ
ラーテレビ受像管用のシャドーマスクに関し、該シャド
ーマスクはシャドーマスクの縁を一体的に囲んだスカー
トと、係合した側壁又は環状部と、該環状部と一体であ
りかつ受像管の軸線に向って延びた半径方向壁又は基部
とで形成された横断面がほぼＬ形の支持フレームを有す
ることを特徴とする。

本発明によれば、シャドーマスクとフレームの組立体は
以下に述べる特徴の組合せの結果、とりわけ注目に値す
る。

ａ）　シャドーマスクのスカートの高さは該スカートを
取囲み、或いは該スカートが取囲む側壁の高さのせいぜ
い１７３乃至１／４である。

７．　ｂ）　フレームの厚さはシャドーマスクのメツシ
ュ部の厚さの１０倍より小さい。

Ｃ）フレームの半径壁の自由端は、一方において補強リ
ブを構成し、他方において、シャドーマスクの縁をスカ
ートとメツシュ部との接合部の付近まで電子をあてるこ
とのできる窓開口を構成する折曲げリップを有する。

本発明を、非限定的な実施例及び添付の図面に関して以
下に詳細に説明する。

第３図はシャドーマスクについての動作時間に関する温
度変化Ｅ１軽量フレームについての動作時間に関する温
度変化Ｆ１及び在来の重いフレームについての動作時間
に関する温度変化Ｇを示すグラフである。横座標には、
（高速加熱陰極を備えた）受像管の動作時間がプロット
され、縦座標には各要素の温度がプロワ）−４れている
。連続曲線Ｅから分かるように軽量のシャドーマスクは
急速に熱くなり、その平衡温度（５５℃）には５秒の電
子衝撃で達してい−る。

軽量フレーム（崖さ約１．２ｍｍ　）は破線ｃｒａｍ度
上昇曲線Ｆをもち、かかる曲箸は加熱が遅いことを示し
ており、すなわち軽量フレームはおよそ９秒でその平衡
温度に達していや。電いフレ下ム（厚８２．８ｍｎ＋）
はさらに加熱の遅いことを示す破線の温度上昇曲線９を
もち、かかる重いフレームは約１２秒乃至１５秒でその
平衡温度に達している。

曲線Ｅ、Ｆ、Ｇを比撃して容易に分かることは例示の方
法ではジャドーマ灸りと、軽量フレ・−ムと一方シャド
ーマスクと重い？レームとの間の最大温度差には５秒乃
至６秒の動ず１時間で達しているということである。

さらに、この最内４　庫、４！大きさは後者の褥合　１
、に壓いて７大きく、これは軽量フレームの利点を示し
ていることが分かる。。これらの例は例示的に与えられ
てりるだけであり、より詳細には受像管の７オーマツト
（、ス省り、−ンサイズ）で決まる。。

薄く・そり故軽量！はやる。けれども・衝撃や振動に対
し適当な機械的剛さを保つような方法で構成され、たフ
、レームを使用すれば、ニ方において急激なフレームの
膨張、１モよ、５るスエリング現象の大きさと時間を減
じる（熱慣−の減少）のに有゛利であり、他方において
、フレ下ムとパ手ルとの間に設けら５れ、この場合、急
激に熱くなる中間２枚板の助けにより全、体的な膨張の
補償を開始するのに必要な時間を短くす、るのに有利で
あるように思われる。

短いスカ二トのシャドーマスク及び軽量フレームで形成
された組立体の２つの実施例が断面図の形で第４！及ｃ
７ｉｑ図に概、略的：テか９部分的に示されている。、
、％４図はフレームの内側に設けたシ、ヤドーマスクめ
実施例を示し１．隼５図はシャドーマスクをフレームの
外側に設けた実施例を示している。

第４図及び第５図において、スロット１１を備えた凸状
シャドーマスク１２は折曲げスカート２４によって側方
に縁取りされており、この折曲げスカート２４の母線は
受像管の軸線と平行である。スカート２４の高さを、シ
ャドーマスク１２０寸法形状、特にシャドーマスクの軸
線方向寸法（シャドーマスクの頂点とその底との間の距
離）とＬ形断面のフレーム１６Ｇの側壁又は側壁１８Ｇ
の高さとの関数として選定することができる。好適な実
施例では、スカート２４の高さはせいぜい側壁１８０の
高さの１／４乃至１／３である（例えば、約２２ａ＋ｍ
の高さの側壁１８０をもつフレーム１６０の場合、スカ
ート２４の高さは約７ｍｍであるのが良い）。フレーム
１６０の厚さＥを例えば、シャドーマスク１２の厚さｅ
のほぼ１０倍以下（Ｅ／ｅ≦１０）になるように選定す
ることができる。シャドーマスクＩ２のメッシ：Ｌｓｉ
ｏの厚さ及びスカート２４の厚さが０．１５ｏｕｎの場
合の実施例で　′は、フレーム１６０の厚さは約１．２
１１１Ｉ１１であり、２つの部材は圧延鋼（シート）か
ら作られている。

シャドーマスク１２のメッシ：ＬａＢ１０の孔のあけら
れていない縁取り部はリブ２３を備えるのが良い。

フレーム１６００半径方向部分又は基部１９０はその下
端が、折り目１９２から始まる下向きの折曲げ部又はリ
ップ１９１を有し、このリップ１９１はシャドーマスク
の中心と縁との間の温度変化を小さくするために最大偏
向ビームＦ　ｎｍＡｘがスカート２４の付近までシャド
ーマスク１２の縁取り部に当たるように選定されている
。

リップ１９１と受像管の水平及び垂直の正中面との間の
傾斜角■は、電子がリップ１９１によって反射されてシ
ャドーマスクの有孔領域に差向けられないように受像管
内のビームの最大偏向角にほぼ等しくなるように選定さ
れるのが好ましい。換言すれば、シャドーマスク１２の
メッシニ部１ｏの領域全体にわたって温度分布を最大限
均一にするためにはフレーム１６００基！ｌ　１９０−
１９１に形成された開口窓２５は極端な場合、水平方向
及び垂直方向においてメッシニ部１０の縁まで偏向した
ビームを通過させるのに十分な寸法形状をもたなければ
ならない。また、折り目１９２は軽量フレーム１６０の
構造を補強したり剛性を付与したりするのに役立つ。

シャドーマスクと軽量フレームの組立体の２つの実施例
では、スカート２−を、例えば仏画特許第１４７０２６
０号で説明したようにｉ隔保持用溶接部の助けでフレー
ム１６０の側壁１８０の上部に接合することができる。

受像管の前パネルへ凪フレーム１６Ｇの取付けは一般的
にバイメタル補償部材をそれぞれ備え虻板ばねの助けを
かりて在莱の方法で行なう。

フレーム１６０の側壁１８０がシャドーマスクの反カー
ト２４を囲んでいる第４図の実施□例はフレーム１６０
とシャドーマスク１２と６藺の熱接触を良好することが
指摘される。しかしながら、溶接されていないスカート
２４０部分が側□壁１８０の外面から一時的に遠去けら
れることがある第５゛図の実施例ではフレーム１６０の
ｉ度上婢加上ｉ較的遅くなる場合がある。しかし痘がら
、初期の一時的なスエリングは第５図の実施例よりも第
４命の実施例のはちがわずかに大きい。

第６図はアラインメント欠陥又は整合欠陥Ｍ。

の変化を、在来の厚手のフレームに取付けられたｉいス
カ゛−卜のシャドーマスクをもった受像管、例にばスカ
ート、をそめ高さ蚕体にわたって囲んだフ、レームをも
ったｉ式の受像管の動作期間の一敗として示している。

１横座標には１＝０から始まる動ずイ時間ｔがプロット
され、一方ミ縦庫標には線状螢光体の３゛色スクリーン
の中心と−との藺の距離３／４（又は中間）□のところ
にあり、かう哀クリーンの水平正中軸線上にある１点又
は２点について、１つの色の細い　−ビームの軸線と所
定の色の蛍光体バンドの垂直圧□中軸線との間あ距離で
測定したアラインメント欠陥Ｍｕがプロットされている
。スクリーンの中心指方向における半径方向の差は正の
記号をもち、スクリーンの縁に＾う半径方向の差は負の
記号を□ ２枚板によって温度の補ｆｔをしない場合のアラインメ
ント欠陥のｉ生を一時的に示す第６図の連続曲線Ｈによ
って知り得ることｉｔアラインメント欠陥の値が６秒間
の動作の後、４５μｍの正の最大値に達し、１７秒でゼ
ロを通り、次に一２５μｍの負の安定変化に漸近的に近
づいていることである。゛破線の曲線Ｊは補償２枚板を
使用した場合のアラインメント欠陥の発生を経時的に示
してふり、アラインメント欠陥の値は６．５秒乃至７秒
の後５５μｍの正の最大値に達し、次にわずかな正の値
（又は負の値）にゆっくりと近づき、この近づきは約２
５秒の動作の後、漸近的になる。かかるアラインメント
欠陥の値は電解像度又は中解像度ｄ受像管（スロット１
１の軸線間の間隔が０．５１ＴｌＩＴＩのもの）につい
ては不適格である。

第７図は第４図及び第５図の短いスカートのシャドーマ
スク及び薄手のフレームをもつ受像管についての、第６
図のものと同様なグラフである。

連続曲線には２枚板によって補償しなかった場合のアラ
インメント欠陥Ｍ、の経時的な発生を示し、破線の曲線
りはかかる補償をした場合のアラインメント欠陥ＭＲの
経時的な発生を示している。

軽量マスクについては、曲線にの正の最大値は２５μｍ
のところにあり、すなわち第６図の曲線Ｈの正の最大値
よりも約４０％低く、２．５秒の動作の後に生じ、これ
は在来のシャドーマスクと比較して時間的に半分である
ことが分かる。

次に、曲線には１０秒のところでゼロを通過し、しかる
後−４５μｍの負の値に漸近的に近づく。曲線りは、ス
エリングにより正の最大値が約３０μｍであり、次にわ
ずかな正の値又は負の値に向って漸近的に、減少してい
る。　、・ 第６図゛及ｑ第７図により、第３図の曲線Ｅ、Ｆ。

′Ｇ′に基づいて行った推論を確認した。

′４、図面の簡単な説明 第１図及び第２図はシャドーマスクとフレームの組立体
の略断面図である。

第３図はシャドーマスク、軽量（薄手）フレーム、重い
（厚手）フレームの各々の温度変化のグラフである。

第４図は外側軽量フレームを備えた短いスカー　。

トのシャドーマスクの概略部分断面図である。

第５図は内側軽量フレームを備えた短いスカートのシャ
ドーマスクの概略部分断面図である。

第６図は重いフレームを備えたシャドーマスクのアライ
ンメント欠陥の変化を受像管の動作時間の関数走して示
すグラフである。

第７図は軽量フレームを備えた短いスカートのシャドー
マスクに？いての第６図と同様なグラフである。

（主な参照番号） １０・・メツシュ部、１１・・スロット、１２・・シャ
ドーマスク、２３・・リブ、２４・・スカート、　２５
・・窓 １６．１６０・・フレーム、 １８０　・・側壁又は環状部、 １９０　・・半径方向壁又は基部、 １９１　・・リップ 特許出願人　ビデオカラーニス、アー。

代理人　弁理士新居正彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 、（１）スカートによって囲まれた有孔面と１．スカー
   トと一体や側壁及び該側壁と−、体でありかう蔓像管の
   軸線に向って延びた半径方向壁から形成基れた横断面が
   ほぼＬ形の支持７レームとを有す葛カラー受像管用シャ
   ドーマスクにおいて、ａ）　シャド−マスクのスカート
   や高さは駿ス□、、力、−卜を囲み或いは該スカートが
   囲む前記側壁の高さのせいぜい１／３乃至入／ａ”ｃｉ
   す、　□ｂ）　フレームの厚さはシャドーマスクのメッ
   ク５　：、部の厚さの１０倍より小さく、　１　。 Ｃ）フレームの半径ヤ内壁の自申端は、一方に、５．、
   おいて−強り、ブ牽構成し、他方ｉおいてシアドーマ、
   スフの蝉をスカート主メッシニ部との接合部の付近まマ
   電手をあ→ことのできや窓開口□を構成す２折曲げリッ
   プを肴する、 ことを特徴とするカラ７受像管用シヤドーマスク。 （２）　色選□択電極を構成するスロッ、トを備えたシ
   ャドーマスクの有孔面を通過した３つの電子ビームがそ
   れぞれあたる３つの真なる蛍光体バンドのくり返し連：
   続物で形成された゛３色内張りスクリーンを有し、前記
   シャドーマスクは、”シャドーマスク　゛パア栂′讐一
   体的□に囲ん・すご戎カ二ト□と係合した側壁と該側−
   と一体で′ありバら受像管□の軸線に向って延びた半径
   方尚壁とで構成された横断面がほぼＬ形の支持ブレニム
   “を有する、゛カラーテレｅ受像管において、　□　゛ ａ）シャドーマスｉの支カー”卜の高さは、該ス□　カ
   ートを囲み或いは□゛鰻ススカート囲む前記側壁の高さ
   のせいぜい１７３乃至１／４であり、：　ｂ）′フ“シ
   ー基の厚きは多ヤ゛ドーマスクめメナシー□ドパ・ニ・
   ｉの−・ざａ’１ｏ倍より示さべ、−（：”　＞”’プ
   レＩ−゛ム□の牢径芳尚曽の□゛゛由端は、一方にコｉ
   ゛いで補強リプを橋筬しζ他方にふいてシャドー４曵り
   ・め縁をスカートとメッシニ部とめ接合部の付近まで電
   子をあてることのできｊる窓開口を構成、する折曲げリ
   ップを有する、 ことを特徴とするカラーテレビ受像管。