JPS5857858B2 - カラ−受像管 - Google Patents

カラ−受像管

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JPS5857858B2
JPS5857858B2 JP10875076A JP10875076A JPS5857858B2 JP S5857858 B2 JPS5857858 B2 JP S5857858B2 JP 10875076 A JP10875076 A JP 10875076A JP 10875076 A JP10875076 A JP 10875076A JP S5857858 B2 JPS5857858 B2 JP S5857858B2
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JP
Japan
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mask
shadow mask
picture tube
color picture
panel
Prior art date
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Expired
Application number
JP10875076A
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English (en)
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JPS5335366A (en
Inventor
一哉 対馬
広重 内藤
樹久明 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5335366A publication Critical patent/JPS5335366A/ja
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シャドウマスク方式のカラー受像管に係り、
とくにシャドウマスクの熱膨張による色ずれを防止する
もので、電子ビームが射突してマスクの温度が上昇して
もカラー受像管の特性に悪影響をおよぼす事のない改良
されたシャドウマスクを有するカラー受像管に関するも
のである。
一般にシャドウマスク方式カラー受像管においては、パ
ネル内面のスクリーンとある間隔離して管内に配置され
るシャドウマスクが電子ビームの衝突によってマスクの
温度が上昇し、熱膨張を起こすことは知られている。
シャドウマスクは多数の透孔を有し、との透孔ばけい光
面上の所定のけい光体線条あるいはけい光体ドツトと所
定の整合関係にあり、電子ビームがシャドウマスクの所
定の透孔を通過し所定けい光体に正確にランディングす
るよう設計されている。
また、シャドウマスクは薄い板体で形成され周辺部をこ
れより厚みのあるマスク支持枠に固定されてむり、通常
電子ビームのマスク透過率は15%程度で大半の電子ビ
ームはシャドウマスクに衝突し、電子エネルギーが熱に
変換された熱変形を起こす。
とくに前動作直後は、透孔を有する板体がその周辺をこ
れより厚みのある支持枠で固定されているため、シャド
ウマスクはけい光面側に突出するようないわゆるドーミ
ング現象を引起こす。
第1図aに示すように、所定のマスク透孔を通過し、け
い光体2に衝突するように所定の整合関係に配置された
マスク3が受像管の動作直後、シャドウマスクに衝突し
た電子のエネルギーの熱変換あるいはマスク内部を電流
が流れることによって発生するジュール熱などでマスク
の温度が上昇し、3bで示すようにけい光面4側に膨出
する。
従ってマスク透孔も移動し、前記整合関係がくずれ異な
る角度でけい光面に向う電子ビームが入射するため正確
にランディングせず色ずれを起こす。
また、例えば第1図すのように受像管内方に凹むような
凹球面をなすシャドウマスク3を有するカラー受像管の
場合は、マスク3の温度が上昇するとけい光面から遠ざ
かるようにさらに内方に膨出することが推察できる。
このように、薄い板体で球面状に形成され、周辺に比較
的厚みのあるマスク支持枠を固定したシャドウマスクは
、マスク支持枠等がある一定の動作温度に達する1での
間、突出した側にさらに突出するように熱変形を起こす
という欠点がある。
本発明は上記点にかんがみなされたもので、マスク支持
枠がある一定の動作温度に達する1でのマスクの熱変形
を防止するために、逆に従来の避けられない欠点であっ
た前記ドーミング現象を巧みに利用し、実質的にけい光
体群とシャドウマスクの透孔が最初の整合関係位置にあ
るようにすることができるカラー受像管を提供するもの
である。
すなわち、シャドウマスクのドーミングを相反する2つ
の方向に生じさせることにより互いに相殺し、もってン
ヤドウマスクの温度上昇以前の所定整合関係位置と同じ
位置にシャドウマスクを保持し得るものである。
以下、実施例を示す図面を参照して本発明の詳細な説明
する。
第2図は、本発明にかかるカラー受像管の一部切欠断面
図である。
カラー受像管のフェースパネル10内面に形成されるけ
い光面11は、パネルのほぼ凸球面状の有効面にけい光
体線条群あるいはけい光体ドツト群が形成され、これら
けい光体群の間隙に光吸収性物質が被着され、さらにそ
の上に形成される金属膜などからなる。
フェースパネル10の有効面の外表面はほぼ単一曲率の
球面で、内面は中央部が凹み周辺部が突出する複数の曲
率からなる曲面となるように中央部より周辺部が厚く形
成される。
さらにその周辺部は有効面に対してほぼ垂直に折曲され
た側壁部に形成され、この内面には前記光吸収性物質が
被着されている。
また、このフェースパネル10は漏斗状に形成されたフ
ァンネル15と例えばフリットガラスなどの接着ガラス
によって接合され受像管外囲器を構成する。
この外囲器20の径小部分はネック部16であり、内部
に電子銃17が封入されている。
この電子銃17ば、前記けい光面11のけい光体群に衝
突し発光させる3本の電子ビーム18を放出するようけ
い光面に対向して配置される。
また、このような電子ビーム18を所定のけい光体群に
ランディングさせる色選別用電極として、電子ビームを
通過させる多数の透孔な有する矩形状のシャドウマスク
21が前記けい光面11とある間隔をもって外囲器内に
配置される。
このシャドウマスク21は、前記フェースパネル10の
内面に似たような曲面に形成された有効面を有して訃り
、中央部がフェースパネル10側に突出する凸球面で、
例えばこれを正の曲率を有する球面とするなら周辺に近
い部分は負の曲率球面に形成される。
すなわち、マスク有効面の周辺部に環状あるいはマスク
全体の形に沿うような矩形枠状のやや外囲器内方に凹む
凹部24を有し、中央部はフェースパネル10の内面に
沿うような凸球面に形成されている。
また、周辺部はマスク有効面に対してほぼ垂直に折曲さ
れ、この部分にマスクより厚みがあり、はぼ矩形棒状に
形成されたマスク支持枠26が固定される。
このマスク支持枠26の周側壁には、この支持枠を前記
パネル10内面に配設するための保持用のスプリングや
バイメタル等(図示せず)が取付けられている。
ところで、上記フェースパネル10の内面を従来と同様
のほぼ単一曲面とすると次のような問題が生ずる。
前記3本の電子ビームは、シャドウマスクの透孔付近で
互いに交叉し、さらに発光領域(けい光面)に向かうよ
うに設計されているため、本願のようなマスクの場合は
、マスク中央部と周辺部のq値(マスクとパネル内面と
の距離)が大巾に異なり、けい光面上で電子ビームが集
束しなくなる。
従ってフェースパネルの内面はシャドウマスクと同じよ
うな曲面に形成するのが良い。
次に第3図を参照し、従来使用されている当社の20′
管に本発明にかかるシャドウマスクを適用した場合の一
例を説明する。
第3図において曲線3は、従来のシャドウマスクの形状
を表わし、曲線21は本発明にかかるシャドウマスクの
形状を表わすものである。
なお、26はマスク支持枠である。
図において、Rは従来形のマスク半径、R1は本発明に
かかるマスクの半径、rflはマスク対角線上において
、中心から中心部の曲率を正とした場合に対して逆(負
)の曲率に変化する点捷での距離、rf2は刻角線上に
おける中心からマスク端1での距離、Flは本願マスク
の任意の点fKトける従来マスクと比較して変化した距
離でとなる。
上記式を20″管についてあてはめてみると、例えばR
=1000 、rf2=240の場合、1ずR1=50
0とむくと、 C2=14613.556 F=9.172−aと
なる。
さらにここでa −= 5.0とむくと、R,=500
のとき Ff:4.2 R2二600のとき F中3.6 a = 0.4とおくと、 R1=500のとき F中5.2 R2−600のとき F中4.6 となり、R1,
aの設定により;従来のマスク形状に対する本提案にか
かるマスクを自由に選択することができる。
な釦、パネル内面についても同様の考え方ができ、この
場合上述したようにマスクとパネルの内面は同じような
曲面とすることが車重しい。
このように構成されたシャドウマスクは、受像管を動作
させた場合、マスク支持枠がある一定の動作温度に到達
する1での間、マスクの中央部はパネル内面に近づくよ
うにドーミング現象を起こし、マスク周辺部ではこれと
反対方向のパネル内面から遠ざかるようなドーミング現
象を起こすため、相殺されてし1い実質的にドーミング
現象が生じないのと同じである。
従って、電子ビームのミスランディングを大巾に減少す
ることができ、長時間動作させても最良の画象を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bば、従来のシャドウマスク′を備えたカラ
ー受像管を示す略断面図、第2図は、本発明にかかるカ
ラー受像管の一部切欠断面図、第3図は、本発明を説明
するための図面である。 10・・・パネル、11・・・けい光面、21・・・シ
ャドウマスク、26・・・マスク支持枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 受像管外囲器のフェースパネル内面に形成されるけ
    い光面と、曲面上に多数の透孔を有し、前記けい光面に
    近接して配置されるシャドウマスクと、前記けい光面に
    対向して外囲器内に配置される電子銃とを具備するカラ
    ー受像管にむいて、上記シャドウマスクを中央部と周辺
    部の曲率が正と負の逆の関係をなすような複数曲率から
    なる曲面に形成1−7かつ、上記パネル内面をマスクと
    ほぼ同じ曲面に形成したことを特徴とするカラー受像管
JP10875076A 1976-09-13 1976-09-13 カラ−受像管 Expired JPS5857858B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10875076A JPS5857858B2 (ja) 1976-09-13 1976-09-13 カラ−受像管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10875076A JPS5857858B2 (ja) 1976-09-13 1976-09-13 カラ−受像管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5335366A JPS5335366A (en) 1978-04-01
JPS5857858B2 true JPS5857858B2 (ja) 1983-12-22

Family

ID=14492547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10875076A Expired JPS5857858B2 (ja) 1976-09-13 1976-09-13 カラ−受像管

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Families Citing this family (7)

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Also Published As

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JPS5335366A (en) 1978-04-01

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