JPS601296A - 低起泡性洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低起泡性洗浄剤に関するものであり、さらに詳
しくは、低起泡性であり、力）つ、高０６し原性を有す
る洗浄剤組成物に関するものである。

従来、毛、絹、木綿等の天然繊維並びに合成繊維の製造
加工工程において、精練洗浄か行われており、これに用
いる洗浄剤か多数販売されているが、最近の傾向として
、工程の合理化、高能率化のために、起泡性か低く、洗
浄ツノか高い精練洗浄剤の要望が強く出されており、こ
れらの目的のための改良や開発の検討か行われているか
、また十分目的に合致したものは見出されていない。ま
た、繊維の製造加工工程以外にも機械金属、紙パルプそ
の他種々の洗浄を行う工程において、起泡性か低く、且
つ洗浄性の高い洗浄剤の必要性か出ており、これらの用
途に合致した洗浄剤として十分なものは見当らない。

本発明と同し目的を有する洗浄剤として、特公昭３３　
−　２７９８、特公昭３６　−　４７３、特公昭４０　
−　２２２５０、特開昭５４−１１４５０８らに記載か
あるか、これらはアルキルフェノール又は高級アルコー
ルにエチレンオキシドとプロピレンオキシドを混合して
ランダムに付加反応したり、または別々に付加反応して
、ランダム共重合体又はブロック共重合体を生成し、洗
浄剤として用いている。いずれも低起泡性の目的は達し
ているが、洗浄力が十分てないと云う欠点かある。また
ランダム共重合体の製造においてエチレンオキ／ト、プ
ロピレンオキシドの反応速度の違いから、思うようにラ
ンタム付加反応か行えず、従って簡単に目的の付加反応
物を得ることか出来ないと云う問題点かある。

以上のような問題点に管口して、検討を行った結果本発
明を考案するに到ったものである。本発明は、 一般式（Ｉ）、（ＩＩ）で示される化合物Ｒ−Ｃ）−０
−（ｃ２Ｈ４０九Ｈ（ＩＩＲ’−−０−（Ｃ３ＨＧ　０
）−ｎＨ（ＩＩＩ（但しＲは炭素数８〜１２のアルキル
基又は分岐鎖を有するアルキル基、Ｒ′は炭素数６〜１
０のアルキル基又は分岐鎖を有するアルキル基、Ｉηは
７〜１２、ｎは１〜８を各々示す） を（Ｉｌ　：　（Ｉｌｌの比率が重量比で１　：　０．
３３〜１６より成る混合物を含む低起泡性洗浄剤組成物
である。

これを水にて希釈して使用するものである。

本発明で使用する一般式（Ｉ）、ｆｌｌ）て示されるア
ルキルフェノール及び高級アルコールのアルキレ／オキ
シド付加物の製法は常法により得られる。すなわちアル
キルフェノールに苛性ソーダ等のアルカリ性触媒又は酸
性触媒の存在下に１６０〜１８００Ｃで常圧又は加圧下
にアルキレ／オキシドの（＝１加反応を行うことにより
得られる。反応生成物は、し 必要により触媒を酸又はアルカリで中和ｍ、ＰＨを調整
して用いる。ここに用いるアルキルフェノールとしては
、炭素数８〜１２の直鎖アルキル基又は側鎖アルキル基
を有するアルキルフェノールか挙げられる、又高級アル
コールとしては炭素数６〜１０のアルキル基又は分岐鎖
のあるアルキル基を有する高級アルコールか挙けられる
。

一般式（Ｉｔと＋ＩＩｌの化合物を混合して、浸透性、
起泡性、再／！ｉｉ！潤性等の性能につき、比較試験を
行った。

アルキルフェノールにノニルフェノールを用い、ｍを６
〜１２に変化して、一般式（Ｉｌの化合物を計４種を合
成した。高級アルコールにインオクタツールを用いｎを
１〜１０に変化して、一般式（■）の化合物を３１６種
合成した。

これらの一般式ｆＩｌ、ｔ■ｔの化合物ｌＩＹより、（
■）と（ＩＩ）の混合比をｉｌｌ　：　（Ｉｌｌ−１：
　０．２５〜１．７の範囲にて組み合わせた混合物を調
合し、それらをｈ式料として水溶液を調整して試験を行
った。

試験方法は次の方法によった。

１）浸透性（フェルト沈降ｌ）、） ４０℃で、試料の０．１ｗｔ％の水溶液水面に、２５　
Ｘ　２５ｍｍのフＪルトを置き、湿潤して水面下に沈降
するまでの時間（秒）を測定する。時間が短い方か良い
。

２）起泡性（メスノリツタ−法） ２５０　ｍｌのメスソリ／ターに試料ノ０．１　ｗｔ％
の水溶液５０　ｍｌを入れ、４０℃にて３０秒間に６０
回振盪後の起泡量（ｍＪ）を３０秒間、１．３分間の経
過時間にて測定する。起泡量の少い方か良い。

３）再湿潤性 １）供試布の調製 未精練綿メリヤスを洗浄液（試料Ｑ、１ｗｋ％、苛性ソ
ーダ２．０　ｗｔ　９６より成る水溶液）にて、浴比１
：２０（ｗｔ比）にて、沸騰下にて２０分間洗′浄・後
、流水にてすすぎ乾燥する。

１１）再湿潤試験 巾２０ｍｍｘ長さ１５０ｍｍの供試布の長さの下端を２
５℃の水に浸し、５分間後の湿潤した長さくｍｍ）を測
る。数値の大きい方か再湿潤性がよくこれをもって洗浄
性を判定した。

４）１試　料 試料Ｎｎ　１〜４４は本願発明の一般式（１１と＋Ｉｌ
ｌを用いた場合の比較例と実施例てあり試料Ｎｕ　４５
〜４９は参考例である。試料Ｎα４５〜４９の内容は、
ブロック共重合体で、付加モル数は次の通り。

Ｎα４５：ノニルフェノール−（ＥＯ）＋ｏ　・（Ｐ　
Ｏ）４イ＝Ｊ加体Ｎ［ｌ　４６　：　’／　（ＥＯ）＋
２　”　（Ｐ　Ｏ）？　”Ｎα４７：　〃（ＰＯ）３・
（ＥＯ）７　〃Ｎα４８　：　〃（ＰＯ）６・（ＥＯ）
＋。〃Ｎ（Ｌ　４９　：　”　（ＥＯ）？　・ＣＰＯ）
４・ｃＥｏ）３付加体ＥＯはエチレンオキシドを、ＰＯ
はプロピレンオキシドを、（）ｎの指数ｎはイτ］加モ
ル数を示し、ＥＯ，ＰＯの付加反応の順序は、Ｎｏ、　
４５．４６はＥＯをイリ加反応後ＰＯを、Ｎα４７．４
８はＰＯを付加した後ＥＯを、Ｎａ　４９はＥＯを付加
し、次いてＰＯを、再びＥＯを各々付加したもので、上
記指数で示したモル数を一度に付加反応しており、ノニ
ルフェノールのＥＯｌＰＯのブロック共重合体となって
いる。Ｎｏ、　４５〜４９の各々のＱ、１ｗｔ形の水溶
液を調製し、前記の、？ｉ（験に供した。

以上の方法に基すき、比較例を含め本願発明の実施例及
び参考例につき、測定した結果を表−１に示す。

表−１ ５）測定結果より ｌ）Ｎα３．２４．３６　は一般式ｆ１）の化合物のみ
であるか、測定結果は浸透性と再湿潤性は良いか、起泡
性か高く、悪い。

！１）Ｎｏ、４．３７は一般式ｆＩｌの化合物に高級ア
ルコールを加えたものであるか、侵透性は良いか起泡性
、再湿潤性か悪い。

＊＊ｒ、＋　ＮＯ，］、２はｒｎ　＝　５．１〕−１で
あり、一般式［１１）の化合物を加えることにより、起
泡性は低くなり良好であるか、ｍ　＝　６で一般式（Ｉ
］の化合物の（＝Ｊ加モル数か低いため、再湿潤性か良
くない。

１ｖ）Ｎｏ５−９はｍ＝８、ｎ−１であり、一般式ｆＩ
ｌの化合物の付加モル数を」二けることにより、Ｎａ　
１〜２より再湿潤性か改善されるか、Ｎα５は再／！ｉ
ｉ！潤性か悪＜、Ｎα８．９は起泡性か高くなっている
。

Ｖ）　ＮＣＬ　１０−１２　（ｍ＝８、ｎ−４）、Ｎｏ
、　１３−１６　（ｍ＝８、ｎ−６）は、湿透性、起泡
性、再湿潤性共に良い傾向にあるか、Ｎｏ、１Ｏ１Ｎα
１３は再湿潤性が悪＜Ｎｏ１２．１６は起泡性か高くな
る。

Ｖｉ）　Ｎｏ、　１７−１９（ｍ＝８、ｎ　＝８）　（
７）つち、Ｎｎ１７．１８は再湿潤性か若干悪く、その
他は良いか、Ｎｏ、　１９は再湿潤性は良くなるか、起
泡性か高くなり悪くなっている。

Ｖ！：）　Ｎｏ、　２０−２３　（ｍ＝８、ｎ＝９）ｌ
ｋｉ透性は良いか起泡性か高（、再湿潤性も良くない。

ｖｉｉｉ）　Ｎ（Ｌ　２５−２７　（ｍ　＝　１０、ｎ
−１）、Ｎｏ、　２５．２６は浸透性、起泡性は良いか
、再湿潤性か若干低い。。

Ｎα２７は再湿潤性は良くなるか、　起泡性か良くない
。

ｉｘ）　＆　２８−３０　（ｍ　＝　１０、ｎ−４）、
Ｎ（１３１，３２（ｍ−１０，ｎ　＝６）　ｔｖうち、
Ｎａ　２８．２９．３１は、を測定結果はいずれも良い
か、Ｎα３０．３２　は起泡性か高くなっている。

Ｘ）　Ｎａ３３−３５　（ｍ＝ＩＯ，ｎ　＝８＞のうち
、Ｎａ３３．３４の結果はいずれも良いか、Ｎα３５は
浸透性、起泡性が悪くなっている。

Ｘｉ）　Ｎａ　３８−４０　Ｃｍ　＝　１２、ｎ−１）
、Ｎａ４１Ｎａ４１−４２（、ｎ−４）、Ｎａ４３−４
４　（ｍ＝　１２、ｎ−８）のうち、Ｎα３８は再湿潤
性か悪いか、Ｎα３９〜４１．４３はいずれの結果も良
＜　、　Ｎｏ、　４２．４４　は浸透性、再湿潤性は良
いか起泡性か高くなっている。

刈）Ｎα４５〜４９は、　いずれも侵透性は良いか、起
泡性か高く、再湿潤性も良くない。

６）測定結果のまとめ ａ）一般式＋Ｉ＋の化合物単体より、それと一般式ｔｕ
ｔの混合物か、本発明の目的より見ると、す（れている
。（Ｉ）と（Ｉｌｌとを混合することにより、起泡性、
再湿潤性か大きく改善される。

ｂ）　一般式ｔｒｉの化合物として、エチレンオキシド
のイ」加モル数か７〜１２て、一般式ｆＩＩｌの化合物
として、プロピレンオキシドの付加モル数か１〜８のも
ののうち、配合比かｆｉｌ　：　＋ｌｌ１−１：０３３
〜１６　の混合物か、実用的に見て、良い結果を得てい
る。

特許出願人　ミヨシ油脂株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １一般式（Ｉ）、（ｆｆ）で示される化合物Ｒ（）Ｏ−
   ＋Ｃ２Ｈ４０輻Ｈ（Ｉ） Ｒ′−〇−（Ｃ３Ｈ６０八Ｈ（ＩＩ） （但しＲは炭素数８〜１２のアルキル を有するアルキル基、Ｒ′は炭素数６〜１０のアルキル
   基又は分岐鎖を有するアルキル ｎは１〜８を各々示す） を（Ｉｌ　：　（ＩＩ）の比率か重量比でｌ：０．３３
   〜１．６より成る混合物を含むことを特徴とする低起泡
   性６し浄斉１ｊ組成物。